東京放送
株式会社東京放送(とうきょうほうそう、Tokyo Broadcasting System, Inc.)は日本の一般放送事業者で、グループ統括会社。略称は商号の英訳の頭文字を採った「TBS(ティービーエス)」。
三井グループの一員で、二木会(三井グループの社長会)・月曜会(三井グループ各社の役員間の相互親睦と情報交換を目的とする会合)・三井業際研究所(業種の枠を超えた異業際分野における知識集団としての機能を果す事を目的に設立された二木会の直属機関)に加盟している。また、プロ野球・横浜ベイスターズの親会社でもある。
目次
- 1 東京オリンピック決定を喜ばないTBS『サンデーモーニング』・・・「従軍慰安婦への補償が先」「他の国に譲れば良かった」
- 2 概説
- 3 TBSの大幅番組改編
- 4 放送地域
- 5 ネットワーク
- 6 CS放送
- 7 分社化
- 8 資産
- 9 TBS株をめぐる動き
- 10 TBSの不祥事・事件
- 11 沿革
- 12 テレビネットワーク構築の歴史
- 13 所在地
- 14 スタジオ
- 15 情報カメラ設置ポイント
- 16 TBSテレビ番組一覧
- 17 東京放送(TBS)で流れるCM
- 18 アナウンサー
- 19 歴代アナウンサー
- 20 アナウンサー以外で在籍
- 21 オープニング・クロージング(テレビ)
- 22 キャッチフレーズ
- 23 局マスコット
- 24 テレビの時刻出し
- 25 制作映画
- 26 イベント
- 27 関連制作会社
- 28 主なグループ会社
- 29 その他出資会社
- 30 関連法人
- 31 脚注
- 32 関連項目
- 33 外部リンク
東京オリンピック決定を喜ばないTBS『サンデーモーニング』・・・「従軍慰安婦への補償が先」「他の国に譲れば良かった」[編集]
東京オリンピック、みんなが喜んでいると思っていたら?
そうでないテレビもあるのですね。
高橋とみよ下田市議会議員のブログを見てびっくりしました。
以下、関連部分を掲載します。
本日9月8日早朝、2020年のオリンピックが東京で開催される事が発表され、とびきりの朗報に日本全体が大きな喜びで溢れ返った。
マスコミ各社も競って報道を繰り返したが、しかしそんな中、TBS「サンデーモーニング」だけはなぜかお通夜状態。浮かれたお祝いムードは一切見られなかった。
「もっと経済状態が良い国があるのに」
「他の国に譲れば良かった」
「小さなナショナリズムにうずくまる日本」
「ひとモメあるかも」
「一部の人がいい思いするだけでしょ?」
挙げ句の果てには司会の関口宏が「はぁーーー今日はいつもと違う状態…」と大きなため息をつく始末。
果たしてTBSは、日本のテレビ局ではないのであろうか?
本当に見ていてびっくりしました。
関口宏はオリンピックとは何の関係もない従軍慰安婦まで持ち出して、こともあろうか「従軍慰安婦への補償が先だ」とまで言う始末。
いくら表現の自由があるとはいえ、TBSは放送法に違反なんじゃないですか?
「みのもんたの朝ズバ」のセクハラ問題もそうですが、低俗な番組と反日番組しか作らないようなら、TBSもNHK同様解体したほうがよいですね。
ほんとひどい番組です。「なぜ自民党はTBSに対して取材・出演の一時停止をしたのか!」も納得できます。
概説[編集]
株式会社東京放送 TOKYO BROADCASTING System, INCORPORATED
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 東証1部 9401 ~ |
略称 | TBS、T糞S、T豚S |
本社所在地 | 107-8006 東京都港区赤坂五丁目3番6号 |
電話番号 | 03-3746-1111 |
設立 | 1951年(昭和26年)5月17日 (登記日・株式会社ラジオ東京) |
業種 | 情報・通信業 |
事業内容 | 放送法による一般放送事業(テレビの放送)及びその他放送事業 |
代表者 | 井上弘(代表取締役社長)
財津敬三(代表取締役専務) 城所賢一郎(代表取締役専務) |
資本金 | 54,926百万円 (2007年3月31日現在) |
売上高 | 単独: 277,400百万円 連結:318,700百万円 (2007年3月期) |
総資産 | 単独: 534,322百万円 連結:567,722百万円 (2007年3月31日現在) |
従業員数 | 1,157人 (2007年3月31日現在) |
決算期 | 3月末日 |
主要株主 | 楽天メディア・インベストメント - 15.71% |
主要子会社 | TBSテレビ TBSラジオ&コミュニケーションズ 他 |
関係する人物 | |
外部リンク | www.tbs.co.jp |
特記事項: |
かつてTBSは、在京キー局としては唯一のテレビ・ラジオ兼営局として「民放の雄」と呼ばれ、1970年代時点では日本の民間放送界をリードする存在でもあった。1978年には民放史上初の視聴率三冠王を達成している。1980年代に「8時の空」という10分の気象情報番組で、各地の天気カメラをつなぐ「お天気カメラリレー」を開始させた。
しかし、1980年代後半から1990年代に かけて、社内の人員構成の高齢化などで番組編成の新陳代謝が大幅に遅れ、徐々にその勢いに陰りが見え始める。後述の大型改編を1980年代後半から他局に比べ頻繁に行っているが、それが裏目に出て低迷を促すことも多くなった。その反動からか、2000年代以降は1970年代-80年代に人気を誇った番組(例:『8時だョ!全員集合』、『ザ・ベストテン』、『テレビ探偵団』、『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』等)の再編集版やリメイク版などが放送されることが非常に多くなっている。
看板のドラマの当たりがライバルのフジテレビに比して減った反面、金曜22時のドラマでは積極的にジャニーズのタレントを起用、土曜20時台を若年層に特化して漫画原作の映像化を行うなど、視聴者の掘り起こしを進めた。この中から『木更津キャッツアイ』『花より男子』や『ROOKIES』など、映画制作につなげて数十億円の興行収入を上げ、大ヒットを記録したドラマも出ている。
ただし、通常の情報・バラエティ番組を全て映画出演者で固め、宣伝の代用とするフジテレビ流の宣伝方式が過度であり、一種の洗脳に近いという批判もあるほか、放送局としての姿勢を問われる編成も行っている。
日本の民放テレビ局では最後まで消費者金融会社のコマーシャル(CM)を解禁していなかったが、2001年4月1日に解禁した。当時、ラジオでは既にCMを解禁していたがテレビは「ビデオ問題」の反省と、当時の消費者金融会社の企業体質がネックとなっていた。
テレビとは逆に、TBSラジオの聴取率は首都圏聴取率調査の首位を継続して獲得している。
他局と合同出資した会社(フジテレビジョンとの合同出資によるム・ーハや、フジおよびテレビ朝日との合同出資によるトレソーラ)を設立するなど、他のキー局との交流もある。
赤坂本社内のスタジオ(報道用のNスタ・Sスタを除く)については、労働組合との深夜労働に関する取り決めの関係から、事前に延長使用届を提出していない場合24時に強制的に照明の電源が落とされる。そのため通常の番組収録では24時前に収録が終了するようにスケジュールを組むが、最近では『うたばん』など逆にそれを積極的に活用(というよりも笑いの要素の一つに利用)する番組も現れている。
ホリプロとはパイプが太く、「赤いシリーズ」など古くから番組制作に関わっている。特に、ホリプロの和田アキ子を積極的に番組に起用していることでも知られる。また、ジャニーズ事務所や個人ではTBSの長寿ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』の主演を務めている泉ピン子などとも結びつきが強い。
2000年以降は行政処分が下されるような重大な不祥事や類似した不祥事が多く起きている。(下記参照)ほか、ガチンコ!に代表されるような多くのヤラセ番組を制作してきた。
これら一連の不祥事の影響で、視聴率、人気共に低迷しており、名実ともにキー局の中では最低のテレビ局であり、平均視聴率一桁(最高視聴率でも8%台半ば)の番組が多い(1990年代の「冬の時代」の平均視聴率は4~5%だった)。
視聴率悪化、野球差し替えの時の再放送を認めない、地方局のローカル枠の増大を認めないため、多くの地方系列局から嫌われているのは事実である。
番組制作に関しては、保守的なところがあり、新しいものをやりたがらない傾向があると言われている。体質的に、他であたったような企画、よそで人気番組をやっている人を使うということが多く、パクリのTBSとも呼ばれている[1]。また、上記のとおり過去に当局で高い人気を獲得した古い番組の復刻版が多く制作される傾向があり、同局で当たった番組は、同プロセスを繰り返し編成されブームの終焉を早めているという向きもある。
アニメ[編集]
- TBSでは1963年、平井和正原作によるSFアニメ『エイトマン』でアニメーション制作に参入した。日本のテレビ局による国産テレビアニメの参入はフジテレビに次いで2番目で、テレビアニメ黎明期の1960年代後半は『オバケのQ太郎』、『パーマン』、『怪物くん』などの藤子不二雄原作作品から『スーパージェッター』、『宇宙少年ソラン』、『冒険ガボテン島』など大ヒット作を連発した。
- 腸捻転時代の在阪準キー局であった朝日放送(ABCテレビ)とネットを組んでいた時代、ABCが制作した『ふしぎなメルモ』、『海のトリトン』、『ど根性ガエル』といった作品が大ヒットした。ABC制作作品の『はじめ人間ギャートルズ』は放送途中のネットチェンジでNETテレビ(現・テレビ朝日)系列に移動した。
- TBS(JNN)ネットワークのアニメーション番組を長年支えてきたのは在阪準キー局の毎日放送(MBS、毎日新聞社との資本関係は様々な経緯から現在は解消したが、TBS・RKBと共に友好社となっている)であり、本放送以来約10年ぶりにゴールデン帯で再放送された『まんが日本昔ばなし』をはじめ、最近では『機動戦士ガンダムSEED』や『鋼の錬金術師』などのアニメ作品を制作してきた。
- 近年、TBSが制作するテレビアニメ番組は自局または持分法適用会社のBSデジタルテレビ放送局・BS-TBSの、共に深夜枠(深夜アニメ)がほとんどである。2000年代に入ってからは、TBS制作全日帯アニメは数えるほどしかなく(ゴールデンタイムにいたっては『探偵学園Q』のみ)ほとんどがMBS制作である。
- 先述のように近年までMBS・中部日本放送(CBC)制作深夜アニメの逆ネットには消極的だったが、2006年以降は両局ともに1本ずつ逆ネットしている。
- また一時期にはTBSが制作に携わりながら、当のTBSでは放映せず、TBSネットワークではなくUHFアニメとして放映される作品もあった(ただし、BS-TBSなどTBS関連の衛星放送局で放映することがあるほか、過去にはRKB毎日放送で放映した作品もあった)。
- 2007年10月より2クール放映の『灼眼のシャナII (Second) 』(MBS制作)は、UHFアニメ史上初めて続編が在京キー局系列で放映された(その逆は何度かあった)。
- TBS制作の深夜アニメは在京局の中で字幕放送をいち早く導入しているが、ハイビジョン(16:9SDマスター)での放映は2009年10月放送の作品からである(但しHDマスター作品は実績なし)[2][3]。それまでは16:9SDマスター作品もサイドカットした4:3で放送されていた[4](『探偵学園Q』 および『カード学園』内ぷちアニメ『ヴァイス・サヴァイヴ』のみ地デジではフルサイズ、地アナではレターボックスにして放送)。但し、単に機械的にカットするのではなく不自然な画面構成とならないよう場面に合わせてカットする位置を変えていた。その為オープニングクレジットやエンディングクレジットも、それぞれの画角に合わせて別々に作られていた(字の大きさや位置が異なる)。BS-TBSでの放送時はHDにアップコンバートしサイドカットなしで放送されていた。
- MBS・CBC制作の深夜アニメは2007年4月期から16:9サイズ(サイドカットなし、一部HDマスターあり)が基本フォーマットとなっている。
- 2009年4月現在、TBSではアニメ枠は週5本あるが(再放送は含まない)、そのうちの3本は系列局からの逆ネット枠(MBSから2本、CBCから1本)である。つまり、系列局から逆ネットするアニメが自社制作分より多い[5]。
- TBSと系列局が共同制作した作品が、全日帯・深夜枠ともにいくつか存在する。
- 2009年10月よりTBS系列東名阪ネットで『魔法少女リリカルなのはA's』が再放送されたが、元はUHFアニメとして放映された作品を在京キー局系列で再放送の極めて異例の事例である。
- 2010年4月期は新作は4本となり、1月から放送されているMBS製作と合わせて5本と過去最高となる。なお、全ての作品において毎日放送(MBS)にもネット。
特撮[編集]
TBSが制作していた特撮番組としては「ウルトラシリーズ」が有名であるが、時間帯などの関係で「平成ウルトラマン」シリーズと呼ばれる「ウルトラマンティガ」-「ウルトラマンコスモス」はMBS、「ウルトラマンネクサス」以降はCBC制作となっている。
「仮面ライダーストロンガー」 - 「仮面ライダーBLACK RX」以降の仮面ライダーシリーズの放映権も持っていたが(制作は初代シリーズからのMBS)、2000年に制作されたいわゆる「平成仮面ライダーシリーズ」の第1作となる「仮面ライダークウガ」からは、共同制作している東映が大株主であり、初代シリーズから「仮面ライダーアマゾン」までMBSからネット受けしていたテレビ朝日が制作・放送している。
【報道しない自由】京大教授「朝日と毎日の報道番組は、もはやただの思想誘導だ」[編集]
京都大学公共政策大学院特別教授 佐伯英隆
昔から議論のネタではあったが、近年、自公から民主へ、さらに民主から自公への政権交代過程に伴い、マスメディアの公平・中立性の議論が一段と喧しい。
先の衆院選、参院選では、個々の弁士の演説終了後、かなりの頻度で取材中のマスコミ関係者に対し聴衆から「偏向マスコミ帰れ」の大合唱が沸き起こった。これまでに無い出来事である。
「事実」という断片だけを繋ぎ合わせても記事や報道はできない。そもそも、どの「事実」を報道するのかという取捨選択から始まり、記事や番組の構成、強調点、誰のコメントを付すかなどに報道者の選択が入る事は避けられず、報道する側の主観を一切排除した完璧な公正・中立報道などは本来幻想でしかない。もともと報道各社ごとに政治的色彩の違いはあった。
ただ、従来その色彩の違いが「何となく」であったものが、近年急速に鮮明かつ露骨になったのではないか。これまでマスメディアは一応、公平・中立という建前の旗印だけは降ろさずに来たが、最近その仮面もかなぐり捨てて、それぞれ思い思いの方向に突っ走り、タガが外れた印象がある。
報道者側は報道する自由もあるが、「報道しない自由」もある。これを駆使すれば、自らの主張に沿う報道を作り上げることは極めて容易である。
また、「議論を呼びそうだ」「問題となりそうだ」という表現を加えて世論を誘導することも簡単だ。そういった誘惑を報道人としての使命感と矜持で自制してもらいたいのだが、自制より報道各社の政治方針に沿う事の方が(出世のためには?)重要と見える。
テレビの「報道番組」に至っては、視聴者を番組制作者側の政治的信条・主張に沿って誘導するショーと化している。
新聞・雑誌と異なり、電波帯域という公共財を特別に使用する権能を付与されたテレビ・ラジオには、放送法第4条で政治的公平性と、意見対立案件についての多角的論点提示が義務付けられているのだが、それを意識している番組製作者が何人いるのだろうか。
CNNやBBCでは、意見対立案件については、双方の論者を画面に登場させて議論させるケースが多々見られるが、我が国では、コンセンサス形成という予定調和を望む傾向が強く、それが反映されるのか、双方が対立意見を戦わせるという番組の構成はほとんど見かけない。視聴者に選択させるという事をせず、「番組製作者が考えるコンセンサス」に誘導していこうという意図が見透かされるものが多い。
新聞も一種の危機である。経団連調べによれば、新聞記事への信頼度は57%で、テレビやネットを大きく上回っているとの事だが、逆に言えば4割強の人が新聞記事を信頼していないという事であり、一昔前、新聞に書かれてあることをほとんどの人がそのまま真実だと受け取っていた「幸せな時代」からすれば劇的な変化だ。
ネット情報に対する信頼度は確かに低いが、それはネットとは、さまざまな人が自己の主張や心情に基づき、さまざまな情報を展開する場であるという事を「皆が知っている」からである。
しかし、その多様性ゆえにマスメディアの報道に対して「本当にそうか」自ら調べる検証装置、セカンドオピニオンの提供機能を果たしている。民衆は新聞記事を自ら検証する手段を史上初めて手に入れた訳である。新聞人はこの数字をもっと深刻に捉えるべきであろう。マスメディアが公正・中立という仮面まで捨ててしまうのは緩慢な自殺行為である。
さえき・ひでたか 大阪府出身。東京大学法学部、ハーバード大学J・Fケネディ行政大学院卒。1974年、通産省(現経産省)に入省。在ジュネーブ日本政府代表部参事官、島根県警本部長、通商政策局審議官などを経て2004年に退官。現在、イリス経済研究所代表などを務める。
ニュース番組内でよく用いられる表現[編集]
① 「政府は何もやっていない」 → 自分たち好みの行動を取っていない
② 「議論が尽くされていない」 → 自分たち好みの結論が出ていない
③ 「国民の合意が得られていない」 → 自分たちの意見が採用されていない
④ 「内外に様々な波紋を呼んでいる」 → 自分たちとその仲間が騒いでいる
⑤ 「皆さんにはもっと真剣に考えてほしい」 → アンケートで自分達に不利な結果が出ました
⑥ 「心無い中傷」 → 自分たちが反論できない批判(はやめろ)
⑦ 「異論が噴出している」 → 自分たちが反対している
⑧ 「本当の解決策を求める」 → 現実的な具体策は何もないがとにかく政府等のやり方はダメだ
⑨ 「各方面から批判を招きそうだ」 → 批判を開始してください
⑩ 「~なのは間違いありません」 → 証拠が何も見つかりませんでした
⑪ 「両国の対話を通じて~」 → 中韓に都合の悪い行動はやめて中韓の言うことを聞け
⑫ 「問われているのは~」 → 次に中韓と市民団体に騒いで欲しいのはここだ
ワイドショーの備考[編集]
ブランチと朝ちゃんはやちゃんとビビッドとニューススター除き芸能コーナーがランキングになっている
⑬ 「表現の自由・報道の自由」 → 捏造(記事)の自由・偏向(報道)の自由
⑭ 「人権尊重」 → (中韓に有利になるように)人権を尊重しろ
⑮ 「右翼」 → 自分達にとって都合の悪いことを言う人
⑯ 「反発は必至」 → 早く抗議してください
TBSの大幅番組改編[編集]
日本の民放の先駆者として有名な存在で、1980年代までは、ドラマ・バラエティー・報道の各分野で高く評価され「民放の雄」「民放のNHK」「ドラマのTBS」「報道のTBS」と称されていた。しかし、80年代後半から1990年代にかけて、社内の官僚的体質により、斜陽の時代を迎えた。
1987年改編[編集]
1980年代後半以降最初に行われた大改編として、1987年10月に始まった平日22時台の帯ニュース番組『JNNニュース22プライムタイム』が挙げられる。裏番組で人気番組となったニュース番組『ニュースステーション』(テレビ朝日)に対抗する形で始まった。これに伴い、1984年から18時30分 - 19時20分というゴールデンタイムに食い込む形で放送されていた夕方全国ニュース『JNNニュースコープ』が再び19時までの放送時間へと縮小された。また、最終便ニュース『ネットワーク』も終了した。
放送時間の確保のため、平日22時に放送されていた『月曜ロードショー』(月曜・2時間枠)、『そこが知りたい』(火曜)、『水曜ドラマスペシャル』(水曜・2時間枠)、『中村敦夫の地球発22時』(木曜)、『金曜ドラマ』(金曜)などが枠移動した。
ここまでして鳴り物入りで始まった『プライムタイム』だったが、視聴率で圧倒的な差をつけられて1年で番組が打ち切り。その後『JNNニュースデスク'88・'89』となったが、1989年秋に平日22時台から帯ニュース番組を撤退し、『筑紫哲也 NEWS23』で再び23時台に戻った。
1992年改編[編集]
その打開策として、1992年に行われたバラエティ&クイズ番組大改革(『わくわく動物ランド』『クイズダービー』『クイズ100人に聞きました』等、視聴率の高低、地域差などにもかかわらず、当時放送されていた1970年代〜1980年代前半からの人気長寿番組を次々と打ち切り、1992年10月から月曜〜木曜の19時台を『ムーブ』と呼ばれるバラエティ番組枠とした)が結果的に失敗したこと、さらに1996年に発覚した「TBSビデオ事件」をはじめとした不祥事が多発した影響もあり、視聴率に関しては「冬の時代」を迎えることとなった。
2000年代改編[編集]
2001年ごろから、スポーツの「K-1 WORLD MAX」、「プロボクシング・亀田興毅戦独占中継」などにより視聴率が90年代の「冬の時代」よりは持ち直している。しかし、再び凋落現象が始まり、2000年代後半以降は番組編成に大鉈を振るうことが多くなっているなど、現在もレギュラー番組に弱みがある(後述)。
低迷する視聴率とは別に、質の高い番組が多いことで著名な局でもあり、放送関係の各賞の受賞回数は上位に位置する。天気予報に力を入れており、民放初の「八丈島のIP方式の天カメ(2004年)」や「動く天気図」・「コンピュータでの雨足予想(雨足くん)」などTBSによって生まれたものがよくある。今では当たり前となった「気温の前日比」もTBSが初めて行ったもの。また1980年代に「8時の空」という10分の気象情報番組では、各地の天気カメラをつなぐ「お天気カメラリレー」を開始。
2005年平日生ワイド改編[編集]
TBS平日ワイド大改編#2005年春 を参照 2005年3月末をもって、視聴率不振が続く『ウォッチ!』『(特)情報とってもインサイト』『ジャスト』『JNNニュースの森』などの平日ベルト番組を終了させるかつてない改編、通称「TBSの変」を敢行した。
- 『ウォッチ!』の後枠にはみのもんた司会の『みのもんたの朝ズバッ!』がスタート。
- 『とってもインサイト』の後枠には『きょう発プラス!』を昼のJNNニュースと統合・拡大して2時間番組として開始。
- 夕方ニュース枠は『イブニング・ファイブ(JNN枠は『JNNイブニング・ニュース』として区別)』として他局に追随し2時間のワイド編成となった。
- 2006年4月3日からは『ジャスト』を終了して以降、再放送枠になっていた平日14時台に、1年ぶりの生情報番組『2時ピタッ!』がスタートした。
- 『朝ズバッ!』『イブニング・ファイブ』は成功し番組は軌道に乗ったものの、『きょう発』『2時ピタッ』は視聴率で苦戦し、双方の番組出演者・スタッフが担当する時間帯を一部入れ替えた形で、『ピンポン!』『2時っチャオ!』を2006年10月2日よりスタートさせた。
2008年大改編[編集]
2008年にも大改編を実施。
- 4月の春改編にて、従来日曜夕方に放映されていた『JNN報道特集』を土曜夕方に移動・拡大の上、『報道特集NEXT』としてリニューアルした。これに伴い、1992年から14年に渡って土曜18時に存在したMBS製作枠(アニメ・特撮枠、通称『土6』)が日曜17時に移動した。移動後第一作は『コードギアス 反逆のルルーシュR2』。
- 10月の秋改編には、プライムタイムを中心に大改編を行った。視聴率が低調だった水曜日のプライムタイムの全番組が改編され、バラエティ番組の『悪魔の契約にサイン』を除き、『復活の日』『水曜ノンフィクション』『久米宏のテレビってヤツは!?』(MBS製作)と4番組中3番組がドキュメンタリー・情報番組に改編された。火曜日には20時からの2時間枠で『バラエティーニュース キミハ・ブレイク』が放送開始。かつての人気番組『ギミアぶれいく』(1989年~1992年)のリメイク企画である。
しかし、両改編共に結果は芳しくなく、特に水曜プライムタイムの各番組は視聴率が総じて1桁、『水曜ノンフィクション』に至っては5%以下の回が頻発していた。また、2009年1月14日は『悪魔の~』を除いて視聴率が3番組共6.6%という珍事が起きた。
2009年春の大改編(第二の開局)[編集]
TBS平日ワイド大改編#2009年春 を参照 TBSはこの大改編でトドメを指したようなものである。2009年春改編のキャッチコピーは「TBSが変わる TBSを変える No TV? but TBS」。ちょうどJNN結成から50周年にあたる2009年の春改編を“第二の開局”として大々的に内外にアピールした。
2009年にもニュース番組を中心に大改編をしており“報道のTBS”の復活を狙っている[6]。この年の3月29日23時55分から3月30日(放送上の日付としては29日深夜扱い)0時10分まで、その第2の開局をPRする特番を放送、日付をまたいだ30日0時10分から『S☆1・J-SPO』から早速新年度編成を開始させた。
2009年春の改編で、最終便ニュース『NEWS23』は、視聴率の低迷と番組の顔であった初代メインキャスター筑紫哲也の死去に伴い、30分程度のストレートニュースに縮小される。空いた30分を月 - 木曜日の23時台後半枠に『吉崎金門海峡(よしざきゴールデンゲート)』というバラエティ番組ゾーンに切り替え、先行する『ネオバラエティ』(テレビ朝日)などの他局の同時間帯の番組に対抗する[6]。火曜日は毎日放送制作の番組になる[7]。『NEWS23』短縮の代替として、同年4月より平日の17時50分 - 19時50分 (JST) の時間帯に超大型報道番組『総力報道!THE NEWS』が登場する。これにより『イブニング・ファイブ』[8]が終了する。空いた平日17時台には帯情報番組『サカスさん』[9]となり、『総力報道!THE NEWS』の入る平日19時台で放送されていた番組を中心に終了・移動が多発する。平日19時台のバラエティ番組のうち、『関口宏の東京フレンドパークII』と『ぴったんこカン・カン』のみ枠移動で継続となるが、他の番組は打ち切りとなった。また、1992年秋の『ムーブ』改編時と同様に、『うたばん』、『ザ・イロモネア』、『どうぶつ奇想天外!』、『ドリーム・プレス社』など玉突き移動や打ち切りが続発する。
昼の『ピンポン!』[10]、平日13時台の『愛の劇場』・『ひるドラ』も終了[11][12]し、平日11時 - 14時台に大型情報番組『ひるおび!』が開始される。[13]また、『ひるドラ』終了に伴い、同ドラマ枠制作局だった毎日放送・中部日本放送が代替として、『ひるおび!』の金曜日にCBCが13時台[14]、MBSが14時台[15]で全国ネット枠を与えられる。一方で、大阪・毎日放送(MBS)制作のローカル番組を一切逆ネットを行っていなかったが、2008年10月にMBSでは火曜深夜に放送されている『よゐこ部』が不定期で逆ネット(この改編で土曜17時枠にて30分バージョンのレギュラーネットを開始)したのを機に、昼間の生情報番組『ちちんぷいぷい』が金曜のみ一部時間帯のみではあるが、逆ネットを行う姿勢も見受けられた。
2010年春の改編[編集]
鳴り物入りで始まった『総力報道!THE NEWS』も視聴率が振るわず、開始わずか1年での短期打ち切りとなる。終了後は前座番組である『イブニングワイド』を『Nスタ』と改題して19時までの放送になり、平日19時台はバラエティ枠になる。また『総力報道!THE NEWS』開始に伴い放送枠移動となった『関口宏の東京フレンドパークII』は放送枠を月曜日19時台に戻し、『吉崎金門海峡』内で放送されていた『飛び出せ!科学くん』が土曜日19時台に移動して1時間番組となる。また同じく2009年春の大改編で放送枠縮小になった『NEWS23』が『NEWS23X』と改題して放送時間を22:54 - 23:45(金曜日のみ23:30 - 24:15)に拡大する。
上記の通り平日19時台は2002年から「総力報道~」が始まる前は18時55分のフライングスタートを実施していたが、8年ぶりに19時開始となり、裏番組と横一線にスタートすることになる。
そのほか、『ひるおび!』金曜版も月 - 木曜同様13:50までの放送となり、『そらナビ』が現行より1時間繰り下がって13:55 - 14:55の放送、同じCBC制作の『ごごネタ!』金曜版も月 - 木曜同様に独立番組として放送となる。
MBS制作の『バンバンバン』は、3月26日を以て終了する事が決定。よって『ひるドラ』後継枠のうち大阪MBS発枠は廃枠となり、名古屋CBC発枠のみが『ごごネタ!』及び『そらナビ』として残る事となった。
その他にも平日昼・午後の全国ニュース枠も『THE NEWS』から従来の『JNNニュース』と変わり、金曜午後の全国ニュース枠も現行の12:41頃から月 - 木曜同様13:41頃に変わる[16]。
一方、深夜番組は一部の番組を除いてハイビジョン製作化されている。また、新番組に月~木曜日の24時後半枠に1年ぶりに帯番組『全種類。』が放送されている。
水曜劇場の「アイリス」(製作:韓国の旧テウォン社)に関しては著作権を持っている「アインスエムアンドエム」から購入せず、著作権を会社ごとアインス社に売り渡し、著作権を持っていないはずの新テウォン社からTBSが購入・企画していた事が明らかになり、韓国アインス社がTBSを相手取り、ドラマの放送中止の仮処分を申請した。
放送地域[編集]
放送対象地域は関東広域圏であるが、放送区域は難視聴対策により沖縄県の大東諸島も含まれる。また、アナログ放送は山梨県・福島県・静岡県でも受信可能。(デジタル放送では現状受信不可)
呼出符号、呼出名称、チャンネル[編集]
- 呼出符号(コールサイン)
- 地上アナログテレビジョン放送 - JORX-TV(2001年9月30日まではJOKR-TV)
- 地上デジタルテレビジョン放送 - JORX-DTV
- アナログ波音声多重放送 - JORX-TAM(2001年9月30日まではJOKR-TAM)
- アナログ波文字多重放送 - JORX-TCM(2001年9月30日まではJOKR-TCM)
- アナログ波データ多重放送 - JORX-TDM(2001年9月30日まではJOKR-TDM)
- 呼出名称(コールネーム)
- 地上アナログテレビジョン放送 - TBSテレビジョン(2001年9月30日までは東京放送)
- 地上デジタルテレビジョン放送 - TBSデジタルテレビジョン
- チャンネル
アナログ放送の主な中継局[編集]
(カッコ内の数字はアナアナ変換以前の周波数)
- 東京都
- 茨城県
- 水戸、(ひたちなか) - 40ch(垂直偏波)
- 鹿嶋 - 37ch
- 日立 - 56ch
- 高萩 - 55ch
- 栃木県
- 宇都宮 - 55ch(←23chだった)
- 日光(鬼怒川) - 56ch
- 矢板 - 42ch
- 群馬県
- 前橋 - 56ch
- 富岡 - 55ch(垂直偏波)
- 桐生 - 55ch
- 沼田 - 55ch
- 埼玉県
- 本庄 - 55ch(垂直偏波)
- 秩父、(小鹿野) - 18ch かつては55chだった
- 千葉県
- 成田 - 55ch(←23ch)
- 銚子 - 55ch
- 香取佐原 - 56ch
- 勝浦 - 55ch
- 館山、(千倉) - 56ch(垂直偏波)
- 神奈川県
- 山下町 - 73ch *東京6chの視聴者多し要出典
- 横浜みなと - 56ch *東京6chの視聴者が多い
- 横須賀久里浜 - 39ch(北方向は水平偏波・南方向は垂直偏波)
- 平塚 - 37ch(垂直偏波) *千葉県南房総西部からの視聴者も存在する
- 小田原、(箱根、真鶴、湯河原) - 56ch
- 沖縄県
- 南大東島 - 56ch
- 北大東島 - 44ch
など
デジタル放送の主な中継局[編集]
- 茨城県
- 水戸 - 15ch
- 栃木県
- 宇都宮 - 15ch
- 群馬県
- 前橋 - 36ch
- 神奈川県
- 平塚 - 22ch(垂直偏波)
など
ネットワーク[編集]
- JNN(Japan News Network)という名称で、日本の民間放送で初めてニュース系列を各地方局と結び、全国的なニュース取材体制を確立した先駆者である。そのため、1996年、TBSビデオ問題(オウム真理教ビデオ事件)が発生するまでは、「報道のTBS」と呼ばれていた。
- 一般の番組供給系列のネットワークは「TBSネットワーク」と呼称されている。但し、JNNを運営する「JNNネットワーク協議会」による付帯事業として行われ、完全に別組織とはなっていない。
- このためか一般には『TBSネットワーク』の名称は浸透しておらず、『TBS系』、やニュース系列と同様に『JNN系』と呼称される場合が多い。 実際、TBSもスポーツ中継のオープニングキャッチで「JNN SPORTS」と出していた時期がある等(1993年頃)、「JNN」をTBS系のネットワークそのものの愛称として使用した例もあった。原則的にJNN協定が適用されるニュース番組に関して加盟社共同制作という形をとる(そのため「製作著作」のクレジットが出ない)のに対して、適用外のネットワーク番組は、製作した各社それぞれで著作権を持ち、製作局のロゴがクレジットされるのが両者の違いである。
- なお、TBSネットワーク扱いで放送している番組には、TBS以外の局の製作番組でもネットワーク・シンボルである『ジ~ン』が製作局ロゴの隣に付加される(例: 製作著作 毎日放送 人(ジ~ン)但し一部例外あり)。
- ※TBSは『ジ~ン』をステーション・シンボルとしても使用しているのでローカル番組でも表示される。
CS放送[編集]
東経124・128度CS放送(SKY PerfecTV!)でニュース専門局TBSニュースバード(旧・JNNニュースバード)及び、過去のコンテンツを生かしたTBSチャンネルの2つのチャンネルを放送している。2つのチャンネルは東経110度CS放送(e2 by スカパー!)では委託放送事業者であるC-TBSを通じて放送され、また一部のケーブルテレビでも放送されている。
分社化[編集]
2001年9月までは東京のキー局では唯一のラジオ・テレビ兼営局であったが、2001年10月にラジオ事業を子会社「TBSラジオ&コミュニケーションズ」(通称、TBS R&C)に分割して、東京放送自体はテレビ単営局となった。コールサインの「JOKR」はTBS R&Cが継承し、東京放送は新たにテレビに交付された「JORX-TV」のコールサインを使用する事になった。呼出名称もTBS R&Cが「てぃーびーえすらじお」、東京放送が「TBSテレビジョン」にそれぞれ変更された。(それまではテレビ・ラジオ共に「TBS」「とうきょうほうそう」)2004年10月に本体から分割していた「TBSエンタテインメント」「TBSライブ」「TBSスポーツ」のテレビ番組制作3社を再統合し、また送信部門を除くテレビの現業部門全般を「業務委託」というかたちで移管する目的でテレビジョン放送の事業会社株式会社TBSテレビを設立、実質的にテレビ放送事業も分社化した。株式会社東京放送は、テレビジョン放送の免許を保有する放送事業者ではあるものの、事業持株会社としてTBSグループの統括会社の位置付けとなっている。
2004年10月1日付けで、全従業員の約8割にあたる約820人(報道記者やアナウンサーも含まれている)が子会社のTBSテレビへ出向となった。2005年度以後、本社での採用は行われず入社の従業員は子会社への採用となったが、これには労働組合やTBSのOBからの反発が強い。
分社化に伴うアナウンス放送[編集]
2001年10月1日にラ・テ併設から分社化され、当社がテレビ放送専業となりコールサインも変更されたことに伴い、9月30日の23時59分から10月1日の0時にまたぐ時間帯に、木村郁美が出演してコールサインの変更を知らせる告知放送を行った(ラジオでも同様に行われた。TBSラジオ&コミュニケーションズを参照)。
制作部門[編集]
2000年より制作部門が分社化し、番組制作は「TBSエンタテインメント」「TBSライブ」「TBSスポーツ」が行っていたが、2004年10月より「TBSエンタテインメント」「TBSライブ」「TBSスポーツ」のテレビ番組制作3社を統合・再合併し、テレビ事業全般を行う子会社「株式会社TBSテレビ」を発足させた。東京放送からの業務委託というかたちで制作以外にも編成・営業・事業・報道・技術・美術などテレビ現業業務も行い、実質テレビ送信・経理以外のテレビ放送事業も本体から切り離した。
これにより、「テレビはTBSテレビ」「ラジオはTBS R&C」と放送業務の殆どを子会社行うことによって、TBS本体は実質的に持株会社としてTBSグループ各社を統括する立場となっている。なお、株式会社東京放送は、今後も著作権、テレビジョン放送免許人、およびテレビジョン放送の送信業務、営業指揮権、主編成権などは引き続き保持する。その為、TBSテレビ制作の番組のクレジットテロップも「制作:TBSテレビ、製作著作:TBS」という表記となっている。
なお、アメリカの三大ネットワークではTBSと同様に本体会社と制作部門が別会社になっている場合が多く[17]、TBSが海外テレビ局の標準的な制作・運営手法を一部取り入れたと考えることも出来る。
資産[編集]
- TBSはこれまで培った放送での技術・コンテンツだけではなく、優良な資産を多数抱えている。中でも不動産においては、本社のある東京都港区赤坂の超一等地を始め、横浜市青葉区の緑山スタジオ・シティなど、広大かつ超高値の土地を保有している。赤坂では後述のように再開発を進めており、完成後はオフィスビル・高級賃貸マンション・劇場などによる不動産経営も行なう事になっている。プロ野球横浜ベイスターズのオーナー企業でもあり、また半導体製造機器メーカー東京エレクトロンの創業時に出資、現在も同社の筆頭株主でもある。これらを含めたTBSの保有株式も貴重な存在である。こうした一連の資産の総額は時価にすると膨大な金額に達する。だが宅地建物取引主任者資格保持者の数が足りないことから、不動産の活用にはいまだにいたっていない。
- こうした国内屈指の資産を持つ優良企業である反面、後述のように安定株主がいないという現状もあり、「買収されやすい」「お買い得である」と日々言われていた。
- 本社機能が新社屋(ビッグハット)に移転した後も、旧社屋は「赤坂メディアビル」として機能してきた。また周辺部にはライブハウス「赤坂BLITZ」や劇団四季のミュージカル専用劇場「赤坂ミュージカル劇場」(劇団四季が専用のJR東日本アートセンター四季劇場[春]、[秋]に移転後、多目的ホール赤坂ACTシアターとして改装オープン)もあった。しかし、「TBS赤坂五丁目再開発計画」に伴い、旧社屋やBLITZ、ACTシアターは取り壊され、2007年には超高層オフィスビル『赤坂Bizタワー』や賃貸マンション、劇場『(新)赤坂ACTシアター』・ライブハウス『(新)赤坂BLITZ』がある文化施設棟が完成する予定である。
なお「日本最大のライブハウス」としてオープンし、閉館が惜しまれた(旧)赤坂BLITZは、2004年12月横浜市みなとみらい地区に移転し、最大1700人を収容し日本のライブハウスで初めてサラウンド音響システムを導入したライブハウス「横浜BLITZ」として新たにオープンした。なお、横浜BLITZは『(新)赤坂BLITZ』がオープン後も運営を継続し、2つのBLITZは共存予定である。
TBS株をめぐる動き[編集]
主な株主[編集]
- 楽天メディア・インベストメント株式会社 (15.71%)
- 株式会社イーエム・プランニング (9.91%)
- 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(退職給付信託口・株式会社電通口) (4.89%)
- 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) (4.73%)
- 日本生命保険相互会社 (4.11%)
- 資産管理サービス信託銀行株式会社(金銭信託課税口) (3.34%)
- 株式会社三井住友銀行 (3.01%)
- 株式会社毎日放送 (2.81%)
- 三井物産株式会社 (2.25%)
- 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) (2.08%)
新聞社との関係[編集]
TBSは元々競願4社を統合して設立された会社で、内3社が新聞社をバックに設立された会社-毎日新聞系の「ラジオ日本」、読売新聞系の「読売放送」、朝日新聞系の「朝日放送」であった(注:この「ラジオ日本」は現在のアール・エフ・ラジオ日本とは全くの別会社である。なお「朝日放送」と大阪・朝日放送(ABC)も別会社であるが、元々は同じ企画で生まれた会社である)。
開局当時、ラジオ東京のスタジオは東京・有楽町の毎日新聞と同じビルに置かれ、人事面でも毎日色が強かったがこれは上記各社の内「ラジオ日本」だけが開局準備を進めていたことによるものである。
しかしながら、ラジオ東京=TBSはこれら新聞各社とは一線を画し、徐々に新聞支配からの脱却を図っていった。ラジオニュースは開局当初より読売・朝日・毎日の順番で一日交替制による『三社ニュース』として放送しており、編集権は一切新聞社が掌握していた。このため、出稿社が異なる度、同じ題材を扱うニュースの内容に齟齬が生じる結果となり、ニュース編集方針に一貫性を欠くきらいがあった。1955年9月の砂川闘争の取材よりラジオ東京独自の取材による内容をニュースとして放送することが認められ、以降臨時ニュースを中心に独自取材のニュースも放送されるようになった。
テレビニュースは自社製作ながら、月~土曜日の夜に『三社ニュース』の枠が設けられ、読売・朝日・毎日各社の記者が出演して放送された。後にテレビ版『三社ニュース』は各社製作のニュース映画に替わり放送時間も夕方に変更された。
1959年JNNが結成される際は、地方局の殆どが地元新聞社と深い繋がりがあったため、ラジオ東京は特定の新聞色を出さない条件でニュースネットワークへの参加を地方局に呼びかけた。このため同じ新聞3社が出資していながら読売色の強かった日本テレビに対して、ラジオ東京は全国ネットワークの形成で優位に立った。
1961年、創立以来均衡を保った新聞各社出身の常勤役員は毎日出身者のみとなったが、却ってこれら毎日出身役員を中心に自主性が強まり、寧ろ新聞色の薄い局と呼ばれるようになる。
1963年、TBSは新聞3社とラジオニュースに関する覚書を交わし、同年4月より海外ニュースを共同通信社経由に切り替え、一部TBS自主取材のニュースを新聞社提供ニュースに挿入できる事になり、編成権の自主権を一部確保した。
1973年12月20日、読売・朝日・毎日の各首脳が覚書を交わし、読売と朝日が持つTBS株式は毎日へ譲渡されることとなり、翌1974年2月に実施される。このため4月からテレビ『三社ニュース』枠は『毎日新聞ニュース』だけになるが、ラジオの定時ニュースタイトルは「TBSニュース」に変更。完全に編成権はTBS側に移った。5月30日毎日新聞社とTBSは両社社長連名で相互の協力関係と独自性の尊重をうたった覚書を締結。
1975年10月、テレビ開局以来の『毎日新聞ニュース』が打ち切られ、代わりに毎日新聞協力の『テレポートTBS6』がスタート。1977年、毎日新聞は経営危機の克服のためTBS株式の大部分を放出。また逆に毎日新聞新社設立時にはTBSが出資する事となり、完全に両社の立場は対等となった。
1978年、ラジオのプロ野球中継で、讀賣ジャイアンツ主催試合を中継するため放送権を持つ読売新聞社と交渉に入り、10月読売新聞協力の報道・情報番組を放送する事で1979年以降のジャイアンツ主催試合の放送権を確保。4年振りにラジオでの『読売新聞ニュース』が復活したが、1992年テレビでの佐川急便事件報道で読売新聞社と係争関係になり、ラジオナイターの独占中継権も覆ったため、1993年『読売新聞ニュース』の放送を中止し現在に至っている。
このような歴史から、TBSは在京キー局で唯一新聞社との関係が薄く、安定株主が存在せず買収されやすいと言われていて、2005年2月のライブドアによるニッポン放送株取得を受け日興プリンシパル・インベストメンツに新株予約権を割り当てるポイズンピルや第三者割当増資を行うなどの防衛策を実施したが、同年10月の楽天による株式の大量取得を防ぐことはできなかった。
最近の動き[編集]
- 2002年よりプロ野球横浜ベイスターズのオーナー企業となったが、後述のように東北楽天ゴールデンイーグルスのオーナー企業である楽天がTBS株の取得を進めているため、野球協約の規定により球団を手放す可能性がある。現在はUSENなどが球団買収に食指を動かしている。
- 2005年10月13日、ネット関連事業大手の楽天が系列会社の楽天メディア・インベストメント等を通し、TBSの全発行済み株式の15.46%を取得した旨株式大量保有報告書を関東財務局に提出するともにその事実を発表した。楽天はTBSに対し共同持株会社によるTBSグループと楽天グループの経営統合を提案している(テンプレート:N)。なお、楽天側は「当社はファンドではない、あくまでも戦略的な投資」である事を強調している。
- (2005年10月26日、楽天はさらにTBSの普通株式を買い増し、19.09%の株式を保有している旨を関東財務局に報告・発表した。)
- 2005年10月14日、村上世彰が代表を務めるM&Aコンサルティング(いわゆる「村上ファンド」)が系列会社のMACアセットマネジメントを通しTBSの全発行済み株式の7.45%を取得している事が、関東財務局に提出された株式大量保有報告書にて明らかになった。
- TBSは安定株主対策として毎日放送や電通に第三者割当増資を行った他、系列局に対しても株式の取得を要請した。
- 2005年11月30日、TBSと楽天は、
- 2006年8月24日、TBSは自社およびJNN/TBS系列各局の財政基盤を強固にする事を目的として「放送持株会社」を新設し、TBSと一部系列地方局をその傘下に置く持株会社制への移行を検討していることが分かった、早ければ2007年秋にも実現したい考えである。 「放送持株会社」について総務省は同一企業による株式保有比率を20%未満とするよう制限がかけられる見通しで、移行が実現すればTBSは強力な買収防衛策を備える。
- 2006年12月1日、ABCマートの三木正浩会長が経営するイーエム・プランニングが、TBS株5.05%を取得し、楽天に次ぐ第2位の株主となったことが判明した。
- 2006年12月27日、イーエム・プランニングの持ち株比率が7.76%に増加。(同日、関東財務局に提出された大量保有報告書の報道による)
- 2007年6月18日、ABCマートの三木正浩会長が経営するイーエム・プランニングが、TBS株の6%強を売却し、株式保有率が3.35%に低下していたことが判明した。
TBSの不祥事・事件[編集]
報道被害や偏向報道、虚偽報道などを防ぐために、役員・従業員が守るべき行動基準としてTBSグループ行動憲章が定められている。しかし、TBSの起こした不祥事の件数は他の民放キー局と比較して群を抜いて多く、とくに2000年以降は行政処分が下されるような重大な不祥事や、類似した不祥事をたびたび引き起こしている。
同局は『8時だョ!全員集合』から続く『風雲!たけし城』や『SASUKE』など大規模なセットを駆使した番組を得意としているが、事故がつき物にも関わらず関係機関への通報の遅れや事故の再発が目立っている。
不祥事の発表や謝罪についても重大事件の最中や株主総会の後に行うことがあり視聴者やマスコミからの非難を避けようとする意図があるのではないかと見る向きがある。また、同局の謝罪には当事者意識が欠如していて誠意が無いとする批判もある。場合によってはまったく発表されないこともある。またオウム問題事件の発覚後、特に顕著に続き、ウルトラマンシリーズの主演俳優暴行事件等による降板問題による放映打ち切り、まんが日本昔話の期間限定後の打ち切りなど、視聴者である日本全国津々浦々のちびっ子達にトラウマを植えつけるなど偏向報道批判に対する視聴者への報復行為とも取れる事態が続き、一部2ちゃんねるなどのネット界、雑誌等で嫌がられ批判が相次いでいる。
一方、プロ野球においては横浜ベイスターズの筆頭株主であるが、セリーグを贔屓しているといったことや、横浜ベイスターズや読売ジャイアンツに肩入れしすぎといった内容の批判がある。ボクシングの亀田父子に対しても擁護や応援など、亀田家を増長させるような報道・実況に終始していると批判されている(後述)。
TBS成田事件[編集]
TBSビデオ問題[編集]
TBSビデオ問題とは、TBSワイドショー番組のスタッフが、坂本堤弁護士がオウム真理教(現アーレフ)を批判している映像をその放送直前である1989年10月26日にオウム真理教幹部に見せ、直後に起きた坂本堤弁護士一家殺害事件の発端を作った事件である。
- 1995年10月にTBSビデオ問題が日本テレビにより初めて報道された。TBSは当初から一貫してその報道内容を否定していたが、1996年3月25日に当時のTBS社長・磯崎洋三がビデオを見せたことを公式に認め謝罪した。TBSがこの半年余り疑惑の渦中にいる間、筑紫哲也は自身の番組『筑紫哲也 NEWS23』においてTBSの姿勢に疑問を示していたが、社長自らが過ちを認めた3月25日の放送において筑紫は「視聴者との信頼関係という点においてTBSは死んだに等しい」と発言し、各方面に大きな波紋を広げた。このことは『NEWS23』公式サイト「多事争論」の1995年~1996年辺りに記されているが、地下鉄サリン事件以前のオウムを擁護した筑紫の発言は削除されている。
- TBSはこの問題の責任を取るとしてワイドショーを全廃した。またテレビ、ラジオ放送の両方で、1996年4月30日19時から4時間近く『視聴者(聴取者)のみなさまへ』というタイトルの検証・謝罪番組を放送した。
- 担当スタッフの処分公表後の1週間(1996年5月20日~24日)、『NEWS23』第1部終了(23:50)以後の深夜放送を休止した。この間、NEWS23第2部をネットしている放送局は『ドキュメントD・D』などを代替番組として放送し、『NEWS23』第2部をネットしていない放送局は通常の編成で放送した。ラジオの深夜放送は通常通り行われた。尚、この時もTBSテレビのみだが1996年5月20日23時50分から5分間特別番組『視聴者のみなさまへ』を放送した。また1996年夏に開かれたTBS放送番組審議会での提言の履行とTBSビデオ問題の改善措置として、1997年1月から自己検証番組・自己批評番組『TBSレビュー』の関東地区での報道が開始された。
- しかし1995年5月7日および14日の『報道特集』の放送で、オウム真理教関連事件の報道中に麻原彰晃の顔などを無関係な場面で頻繁に挿入する、いわゆるサブリミナル手法を用いたために非難が集中した。TBSは「サブリミナル手法は番組テーマを際立たせる手法として用いただけ」と釈明したが、旧郵政省が厳重注意を行い、結局TBSは「視聴者が感知できない映像使用はアンフェアであった」と謝罪した。
2000年以降の主な捏造・やらせ・不法行為等[編集]
- 2001年10月16日、『うたばん』の収録中、アイドルグループ「モーニング娘。」の紺野あさ美(現在はアナウンサー)が、スタジオ内の深さ90cmの溝に転落する事故が発生。右ひざ上に合計12針を縫う怪我を負った。TBS側は謝罪したものの、デビューを目前に控えていた紺野は出演予定のコンサートやテレビ番組のキャンセルを余儀無くされた。[18]。
- 2002年5月5日、緑山スタジオでの『筋肉番付』収録中、京都大学1年の男性中国人留学生と東海大学3年の男子学生(いずれも当時)が、競技中に頚椎などを損傷する重傷、更に1人が頚椎捻挫を起こす事故が発生。5月24日、TBSは『筋肉番付』の打ち切りを決定し、後に同番組は終了した[19]。
- 2002年7月中旬~8月上旬、神栖町におけるヒ素汚染問題において、TBSが「旧日本軍の毒ガス兵器の仕業」といった捏造報道を各報道番組で流していたことが発覚した。
- 2003年3月29日、塩川和則メディア推進局副理事(当時)が東京国税局より9千数百万円の申告漏れを指摘され、内7000万円は不正な所得隠しであると認定された。これは取締役として属していた子会社のTBSエンタテインメント(当時)から番組制作費を下請けプロダクションへ水増し発注し、水増し分をキックバックさせて得ていたものとされる。塩川は不正を認めなかったが、TBSは「会社の信用を傷つけた」として諭旨解雇処分とした。
- 2003年11月2日放送の『サンデーモーニング』で、石原慎太郎東京都知事の「私は日韓合併の歴史を100%正当化するつもりはない」という発言を、テロップで「100%正当化するつもりだ」と改変して報道。石原知事はこれを捏造と反論し、後にTBS側が誤りを認めこれを訂正、関係者4名が書類送検された。なお石原知事は名誉毀損の罪でTBSを刑事告発したが、東京地検は「TBSに故意なし」として不起訴処分とした。これを受けて石原知事は民事訴訟に切り替えたが、後に両者は和解した。
- 2004年3月5日放送の報道特別番組『告白~私がサリンを撒きました~オウム10年目の真実』で、インタビューに出演した男性に、伝聞に基づく情報を実際に目撃したかのように証言させたとするやらせ疑惑が発覚した。TBSは誤解をまねく不適切な表現があったと謝罪したが、やらせについては否定した[20][21]。
- 2004年3月7日、JNN報道特集において、自閉症の原因として水銀を取り上げ、キレーション療法を紹介した。この治療方法は、開発されたアメリカでも根拠がないとの説があり、過去4回にわたって試験されたが、いずれも否定的な結果に終わっている[22]。しかし、司会者は「一定の効果をあげているのは事実」として報道した。特定非営利活動法人の東京都自閉症協会は、TBSに対して申し入れを行い、3月14日の放送で「キレート剤の治療については、専門医に慎重にご相談いただきたいと思います」と司会者が読み上げることとなった[23]。
- 2004年7月26日、ニュース番組で、代理母出産を行ったタレントの向井亜紀の講演での発言について、「生みの親」を批判する印象を抱かせるように報道したため、視聴者から向井側へ非難がよせられた。これに対し向井側は発言の一部のみを切り取って放送するTBSの手法を非難して抗議した。のちにTBSは誤りを認め向井側へ謝罪した。
- 2005年5月11日、公式サイトに掲載されていたコラム「ダッグアウト」にて、毎日・朝日・読売の各新聞社からの記事盗用が発覚した。1本のコラムに複数の記事から盗用していた例もあり、盗用された記事は計39件にも及んだ。TBSは当初「外部のフリーライターがやったこと」と発表していたが、のちに当時の編成制作本部スポーツ局担当部長が行い、フリーライターがやったように見せかける偽装工作である事が判明し、同部長は解雇された。また、その後の社内調査でこれとは別に3件の盗用があることが判明した。
- 2006年5月6日放送の健康情報番組『ぴーかんバディ!』で紹介された白インゲン豆を使ったダイエット法を行った視聴者から、激しい嘔吐や下痢の症状を訴える苦情が30数件あったことが判明した。TBSは番組内やニュース番組、ウェブサイトなどで「豆は生で食べるとお腹をこわす恐れがある」などとテロップで注意喚起を行い、取締役2人を減俸、制作局長を2〜3日間の出勤停止とする処分を行った。この問題について総務省はTBSに対し、総務大臣名での行政指導の処分を下した。これは行政指導としては最も重い処分であり、同様の問題を引き起こせば電波停止(これまでに例が無い「免許剥奪」となる可能性も否定できない)もあり得るとした。
- 2006年6月29日放送の『NEWS23』で、小泉首相(当時)の靖国参拝について、米国共和党のヘンリー・ハイド下院国際関係委員長の「行くべきでないと強く感じているわけではない」という発言を、字幕テロップで「行くべきではないと強く思っている」と改変して報道した。のちに字幕に正確ではない表現があったと釈明した。
- 2006年7月14日、ウィキペディアの茂原岳人の記事において、TBSに割り当てられているIPアドレスのIP202.33.68.223が「レイプ癖は今後も健在の見込み。」と投稿していたことが発覚した。また、TBSばかりではなく、小西規勝はNHKからの荒らし編集を行っている可能性がある。
- 2006年7月21日放送の『イブニング・ニュース』での旧日本軍731部隊の特集において、VTRに安倍晋三(当時は官房長官)の写真入り小道具が映り、「ゲリラ活動?」というテロップがそれに重なるなど、安部のイメージダウンを狙った印象操作とも取れる放送があった。TBSは誤解を招いたとして謝罪したが、放送自体は意図的なものではないと釈明した。→「JNNイブニング・ニュース」の項目を参照のこと。
- 2006年8月、緑山スタジオでの『KUNOICHI』の収録中に参加者が感電し病院で手当てを受ける事故が発生したが、TBSは県警や消防への通報及び事故の公表を行わなかったことが判明した。また、事故の際他の参加者への事故の説明を一切行っていなかった。TBSは安全確認の徹底に努めるとして謝罪した。
- 2006年12月15日放送の『はなまるマーケット』で紹介された熱湯を使った便器清掃法を行った視聴者から、「試したら便器にひびが入った」との苦情が寄せられていたことが判明した。同様の問い合わせがあった日本衛生設備機器工業会からの指摘で、番組と公式サイトで同清掃法による便器破損についての注意喚起を行った。
- 2007年2月3日放送の『人間!これでいいのだ』において、千葉工業大学情報科学部教授(当時)らの研究論文を無断使用していたことが判明した。TBSは無断使用や不適切な表現について謝罪したが、捏造ややらせは否定した。→「人間!これでいいのだ」の項目を参照。
- 2007年2月11日放送のサンデージャポンで、柳澤伯夫厚生労働大臣の国会での別個の質問に対する答弁を、一つの質問に対する答弁を行っているように編集して放送した。後にTBSは不適切な編集だったとして謝罪した[25]。
- 2007年2月26日、日曜劇場『華麗なる一族』2/25放送分で小道具として使われた架空の新聞、「西日新聞」(実在する福岡県のブロック紙・西日本新聞とは無関係)に『公明党も「非武装中立」』という実在の政党名を利用した見出しがあった。完全なやらせ行為であるが、TBSは一切、謝罪していない。[26]
- 2007年3月3日、緑山スタジオでの『新SASUKE2007』の収録中、お笑いコンビブラックマヨネーズの小杉竜一が左肩を脱臼する事故が発生した。横浜市・青葉消防署に通報し緊急搬送されたが、事故の公表も警察への通報も行わなかったことが判明した。放送では小杉の競技の模様はオンエアーされたが、脱臼に関する部分は一切カットされていた。その後、小杉を含む計5人が負傷し、内1人は足を複雑骨折して全治6ヶ月の重傷で入院していることが判明した。TBS側は「けがは通常起こりうる範疇のもの」と釈明した。また、一連の事故に対するマスコミのTBS批判に対し、井上社長は定例記者会見で「不当なバッシング」と述べた。
- 2007年3月12日、『HERO'S』の選手紹介VTRで、2ちゃんねるによく似たインターネット掲示板を取り上げ、桜庭和志を非難する投稿があったと放送した。しかし、この掲示板は実際には存在せず、既存の掲示板をまねて担当ディレクターが自ら作成したものであることを認めた。しかし内容(桜庭への批判)についての捏造については否定した。
- 2007年3月28日、1月22日に放送された『みのもんたの朝ズバッ!』において、不二家の期限切れ原材料使用問題に関する一連の報道の中で、根拠の無い情報で不二家を批判していたことが発覚した。のちにTBSは情報の正確性については誤りを認め謝罪したが、やらせや捏造については否定した。尚『みのもんたの朝ズバッ!』はこの他にも物議を醸した発言や事件が頻出しており、問題視されている。詳細は TBS不二家捏造報道問題 を参照
- 2007年4月25日、『第二週刊アサ(秘)ジャーナル』で、バギーによるタイムトライアルの収録中に、出演者の江口ともみが転倒する事故が発生し、腎臓を損傷し手術で摘出するという重症を負った。TBSは謝罪したが、後に収録はバギーを管理する那須バギーパークの安全に対する警告がありながら強行されたことが判明した[27]。
- 2006年後半から2007年初頭にかけ、『サンデージャポン』で放映された時事ニュースに関する秋葉原での街頭インタビューで、少なくとも4件(Microsoft Windows Vista発売、ホワイトカラーエグゼンプション問題、メイド喫茶従業員が暴漢に襲われた事件、ハロプロ未成年メンバーの喫煙による解雇)において、全て同一の人物がインタビューを受けていたことが判明した。後に番組関係者からこの人物への出演依頼とインタビューの回答内容の指示が明らかになった。TBSは演出の範囲内だと考えているが視聴者に誤解を与えかねないものだったと釈明した。詳細は「サンデージャポン」の項目を参照のこと。
- 2007年4月19日、2002年の『スポーツマンNo.1決定戦 芸能人サバイバルバトル』の収録において、俳優の金子昇が手首を骨折する怪我を負っていたことが判明した。『KUNOICHI』『SASUKE』の事故と同様に事故の公表や警察への通報を行っていなかった。
- 2007年6月6日、関東アマチュア選手権ゴルフ大会へ出場するアマチュアゴルフ選手石川遼を巡って、大会前に『ピンポン!』関係者による同伴競技者などへ盗聴依頼を行っていたことが発覚。また、大会が行われた5日には『イブニング・ファイブ』による無許可でのコース上空のヘリコプターによる飛行を行ったことが判明。TBSはいずれについても謝罪したが、その後の不誠実な対応に関東ゴルフ連盟は法的措置も検討していると明らかにした。→盗聴依頼については「ピンポン!」の項目を参照。ヘリコプターの無許可飛行については「イブニング・ファイブ」の項目を参照。
- 2007年9月17日、同日の9月17日に放送された「ピンポン!」での「どうなる年金Q&A」内で、舛添要一厚生労働大臣に対し一方的に批判をし著しい不利益を被ったとして、同大臣が「公平な放送を明記した放送法に違反する行為で見過ごせない」とし、TBS側に対し文書で抗議し謝罪を要求した上で放送と人権等権利に関する委員会に申し立てを行う方針を示した。また、同日コーナー内で「番組出演を舛添大臣に要請したが出演を拒否された」と司会者の福澤朗が発言したが、これが事実無根であることが発覚し、9月18日放送の番組内において訂正した。
- 2007年10月11日、内藤大助対亀田大毅の世界タイトルマッチで「実況、解説が不公平である」という抗議電話が相次いだ。ラジオ放送ではまったく正反対といっていい内容である(亀田の深刻な反則行為についてテレビでは「亀田、若さが出てしまいました」であったのに対しラジオの実況は「亀田、最低の試合!」と非難していた)こともあり物議をかもすことになる。結果的に、大々的に報道された亀田大毅の世界戦は敗北。その際反則を連発した大毅や反則を指示した亀田史郎・興毅父子に非難が浴びせられた。問題の根本であるにも拘らず、TBSはその後も単独独占生中継であるにもかかわらずマスジャーナリズムを例に挙げ視聴者もろともお互い様であると閉め括り、ネット界、視聴者からの批判が相次いだ。同時にTBSに対しても、朝日新聞・毎日新聞・産経新聞から10月16日朝刊において名指しで批判を受けた。また亀田兄弟の世界戦中継の際には、興毅・大毅ともに、番組の開始から実際に試合が開始されるまでの時間が非常に長く、視聴者からの苦情がTBSに殺到した。
- 2007年10月14日、その日の昼に放送された「アッコにおまかせ!」において、初音ミク特集の内容がソフト自体とは無関係な「オタク」を面白おかしく取り上げたとして、インターネット上から批判が相次いだ。なお、このコーナーの取材時には台本が用意されており、本来のソフトに関する情報や説明を行なっていたにも関わらず、その内容は全てカットされた。こうした批判に対しTBSは「謝罪のコメントを出す予定はない。具体的にどの辺が問題なのか指摘してもらいたい」とコメントした。
- 2007年11月19日、「みのもんたの朝ズバッ!」で、香川・坂出3人殺害事件について放送中に、みのもんたが「普通電話しない?(略)警察署に行って届け出てる。普通だったらそのまま電話しないかねぇ?」「不思議だねぇ」などと、被害者の家族である男性を犯人扱いするコメントをした。
- 2007年11月30日、横綱朝青龍記者会見のため両国国技館近くで待機していたTBS腕章着用者の屋外喫煙が他局で生中継された。公道上か国技館敷地内かは不明だが、公道上であれば墨田区禁煙条例違反、国技館敷地内であっても国技館指定の喫煙所ではない。
- 2007年12月19日、ワイドショーがどんな話題を放送したか放送時間のデータの提供を「批判的な記事を書くのなら資料は出せません」 とMSN産経の取材をTBSが断ったことが明らかとなった。TBSの広報は批判的な記事になるならワイドショーだけではなく、ドラマの批判記事でも情報を出さないと通告した。またJ-CASTニュースもTBSに「週刊誌の内容をもとに質問してくるような姿勢は心外」と今後一切取材拒否されている。TBS広報はJ-CASTニュースの取材に対し、「批判は受け止めており、『いいことだけを書いて下さい』とは申し上げておりません。書くのは自由ですが、TBSが著作権を持っており、情報や素材を出しませんという権利はあります」と説明し、「公正かつ透明な企業活動を行うため、社会一般が必要としている情報を適時・適切に開示する。TBSグループにとって好ましくない情報も同様に扱い、説明責任を果たすために開示する」というTBSグループ行動基準第12条を反故にした。TBSに早く反省してもらいたいという人も多い。
- 2007年12月29日、タレントのみのもんたとTBSが、「みのもんたの朝ズバッ!」での発言や取材方法などをめぐり、東京都内のごみ収集業の会社員から1100万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こされていたことが明らかになった。平成19年1月11日早朝、夫を殺害したとされる被告人の事件で現場となった渋谷区のマンション前から生中継で、現場近くで家庭ゴミの収集中だった男性は取材をしようとするアナウンサーに撮影を拒んだ。みのは「映っちゃってるよ、もう十分」「手首を生ゴミと一緒に出したってことは、この収集車が集めに来てるわけ?」などと発言した。 原告側はみのの発言に「撮影を拒む原告をあざ笑った。さらに遺体の一部を運搬したかのような印象を与え、放送後、子供がいじめられるなどの被害を受けた」「名誉を傷つけられた」と主張している。
- 2008年2月24日のサンデージャポンで中川翔子がイージス事故の時に不適切発言した。ラストで謝罪した。そのためか中川翔子はその後一度もスタジオに来ていない。
- 2008年3月7日放送された『みのもんたの朝ズバッ!』での富山市における国道8号高架化事業についての報道に関し、同年3月11日富山市から意見書を提出された。意見書によると、TBSは国道沿線の18の町会のうち17町会が工事を容認しているにもかかわらず、反対している住民の意見しか報じないなど「反対者側の立場にたった一方的な報道」を行ったとしている。
- 2008年3月28日、福島県会津若松市は2月16日に放送された「歴史王グランプリ2008まさか!の日本史雑学クイズ100連発!」で、若松城について「旧幕府軍が城を明け渡したとんでもない理由とは」との出題に対し「糞尿が城にたまり、その不衛生さから」を正解とし、それが理由のすべてのように放送され戊辰戦争時の若松城のイメージを損なうとして、TBSと番組制作会社に24日付で抗議文を郵送したことを公表した。番組制作会社の資料問い合わせ等により放送前に知った市と会津若松市観光公社が内容の見直しを要請していた。
- 2008年3月29日、生放送の「王様のブランチ」に映画カンフーくんの宣伝に来ていた主演のチャン・チュワンが殺陣の最中に棒が頭に当たって約7cmを切り床や服を血で染める大出血を起こした。また放送後に行われた舞台挨拶では一切触れられなかった。
- 同日、生放送の「オールスター感謝祭」でお笑いコンビ次長課長の河本準一が、1コーナー「大相撲赤坂場所」(体にローションを塗って相撲を取るゲーム)で、マットを被せた発泡スチロール製の土俵で胸を強打し、右胸の肋骨を骨折。全治1ヶ月の怪我をした。
- 2008年6月21日にTBSが放送した『報道特集NEXT』では、日朝実務者協議(6月11日から12日まで開催)を終えての担当者の帰国報告と政府関係者会議が6月13日にあり、この席上の当初において外相高村正彦は、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)船籍の貨客船「万景峰92」の日本入港について全面的に解禁するよう主張した、と報じた。これに対して、外相高村は、「100%嘘であります」として否定するとともに、報道の取り消しを求めた。抗議については今後検討する、とした。
- 2008年7月30日に内藤大助選手が勝利したWBCフライ級タイトルマッチの終了直後に亀田興毅選手がリングに上がった事実をめぐりTBSに苦情や問い合わせの電話などが殺到した。
- 2008年9月11日、2時っチャオ!において,眞子内親王がジャニーズのコンサートに参加したと報道されたが、そのような事実はなく、捏造された情報だった。宮内庁は、TBSに抗議を行い、担当記者が外された[28]
- 2008年11月7日、詐欺容疑で逮捕され、大阪拘置所に拘留された小室哲哉容疑者にアッコにおまかせ!スタッフが取材の過程で差し入れをしていたことが判明。番組では不適切とし、同9日の番組内で謝罪。
- また、同日に死去した「NEWS23」初代キャスターの筑紫哲也氏の訃報のニュースにて同番組の3月28日放送分の映像の一部が使用されていたが、映像中に(TBSの)ウォーターマークがそのまま表示されていたため、系列局(毎日放送や山陽放送など)ではTBSと系列局のウォーターマークが重なってしまうというハプニングが発生した。[29]
- 2008年12月12日放送のピンポン!で愛知県田原市がトヨタの業績悪化で約70億円の法人市民税がなくなり「道路は穴が開いても放置」、「河川は氾濫」、「小中学校の耐震化工事が出来なくなる」と誤った内容を伝え、市から抗議を受けた。実際には田原市は、小中学校の校舎のうち98.4%が既に耐震化工事を完了しており、公共施設などの維持管理に関する予算も確保する予定である。抗議を受けてTBSは謝罪、どう対応するかを両者で話し合っている。
- 2008年12月に千葉県東金市で発生した児童殺害事件において、知的障害者である容疑者に対して、TBSの女性記者による不適切な取材活動が、「事件をめぐる一部の報道こそ、捜査をかく乱し、差別も助長した」として警察、弁護側双方から指摘されている。TBSが弁護団のクレームを受けた後も、不適切な映像を流し続けている事を受けて、弁護団は告発の動きを進めていると報道されている。[30]
- 2009年1月7日、制作局に勤務する男性社員がファイル交換ソフトを利用して他局の人気番組を違法にダウンロードし著作権侵害をしていたことが分かった。
- 2007年1月11日の「みのもんたの朝ズバッ!」で生放送中に殺人事件をめぐる取材を受け、無関係にも関わらずプライバシーなどを侵害されたとして、ごみ収集車の運転手が、みのと東京放送ホールディングスに1100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は2009年4月14日、TBS側に120万円の支払いを命じた。
- 2009年2月12日、『2時っチャオ!』の38歳女性リポーターが滋賀県大津市の住宅で取材の際、玄関で女性ともみ合いになり、女性の左手に1週間のけがをさせた上、女性が警察に通報したにも関わらずレポーターは警察が到着する前に現場を立ち去ったとして、滋賀県警は傷害などの疑いで女性レポーターを大津地方検察庁に書類送検した。
- 2009年4月12日、ウェブサイト「WEB多事争論」内の掲示板コンテンツ「週刊争論」において、同サイトの編集委員を務めるTBS編集部副部長の吉岡弘行が「2009年4月のメディアの改編・刷新について」と題する記事の導入部で「麻生太郎首相が”弥栄(いやさか)”を”いやさかえ”と誤読した」と誤解に基づく批判を展開。[31]読者からの指摘に対し、吉岡が誤りをすぐに認めず「しかし茶の間で観た方々は、何かしら違和感を持ったのは事実ではないでしょうか?」などと発言したために批判のコメントが殺到した。同サイトのコメント機能は停止され、「週刊争論」は2009年5月21日時点でも閉鎖されたままである。
- 2009年4月25日、4月11日放送の「情報7days ニュースキャスター」で、国道と大阪府道の清掃作業をめぐり、通常実施しない清掃作業を業者に依頼し、国と地方の「二重行政の現場」として報道していたことが明らかとなった。内容は、府の委託で府道を清掃車で掃除していた業者が、国道との交差点の手前で車の回転ブラシを路面から上げて清掃を中断、交差点を渡るとブラシを下げて清掃を再開させるというもの。「国道に差しかかると掃除をやめなくてはならない」「国道が通る交差点は国が掃除することになっているという」とのナレーションも入ったが、実際には業者は通常、効率を考えて国道との交差点もブラシで清掃していた。業者によれば、番組スタッフから「交差点でブラシを止めてくれないと取材にならない」と依頼され、応じたものだという。国土交通省近畿地方整備局が「事実誤認と考えられる」と指摘し、TBSはこれを認め、「行きすぎた表現でした。誤解を与えかねない表現になったことをおわびします」と同番組で謝罪した。一方で広報部は「やらせとは言えないと思う」と説明している。この問題に関連し、大阪府知事橋下徹は「行き過ぎた表現と言っているが、事実ではないわけだから虚偽だろう。私的流用がなければ裏金じゃないといっている行政の弁明と同じ」と批判した。
- 2009年7月17日、『キミハ・ブレイク』の収録中、8月1日スタートのドラマ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の番宣を兼ね、東京都葛飾区の荒川河川敷にて花火数十発を打ち上げたが、その時間は警察に届けていた「午後8時から9時」をとうに過ぎた午後10時45分であったため、所轄の亀有警察署には苦情の110番通報が数件寄せられた。番組ディレクターは「収録が長引いた。ご迷惑をかけてすみません」と謝罪、警察は注意と再発防止を指導した。皮肉にも、31日に『こち亀』の主人公・両津勘吉を演じるSMAP香取慎吾が、通報を受けた亀有署の一日警察署長を務めた。本来は『ぴったんこカン・カン』での企画であり、『キミハ・ブレイク』内での当企画の放送予定は当初は無かったが、上記の通りスケジュールが大幅に押したため、『キミハ・ブレイク』内での放送となった。
- 2009年10月3日、『オールスター感謝祭』の生放送中、司会の島田紳助が挑戦者の東京03と揉めているシーンが放映された。その後、それを目撃したオール巨人が自身のブログで事の経緯を綴った[32]。
- 2009年10月4日の『サンデー・ジャポン』で、爆笑問題田中の離婚騒動を報道している最中に中川昭一元財務大臣が自宅で死去したというニュース速報のテロップが流れ、司会の爆笑問題等が指摘したが、この際、TBSアナウンサーの青木裕子が、訃報を伝えるべきにも関わらず、「速報には注目しないで下さい」と失言を発した。この不謹慎な発言による謝罪は一切行われなかった。このようなニュース速報による失言は過去に似たようなことがあり、2007年放送のフジテレビの某番組で、司会の川合俊一が新潟県中越沖地震の速報のテロップが表示されたが全く気付かず、出演者が指摘し、ようやく気付いたが、「うちって地震ちゃんと伝えなきゃいけないの?」と発言。
- 2009年10月30日、2008年2月13日に放送された『みのもんたの朝ズバッ!』において、割りばしがのどに刺さり死亡した男児の両親が診断医師を告訴し医師が無罪になった一連の報道の中で、医師を侮辱したとして医師がBPOに申し立て、BPOは名誉棄損には至らぬものの重大な放送倫理違反があったとしてTBSに勧告した。
- 2009年11月29日、男子ゴルフツアー「カシオワールドオープン」にて、石川遼選手らを取材していたTBSクルーの乗ったカートが観客の女性4人をはねる事故を起こした。被害者のうち一人はカートの下敷きになったまま約10メートル引きずられ、左眼窩底骨折の重傷で高知市内の病院に運ばれた。関係者は業務上過失傷害の疑いで警察から事情聴取された[33]。該当のカートは大会2日目にも強引な運転等によって大会運営を妨害したとされ、運営側から注意を受けていた[34]。
- 2009年12月5日放送の『報道特集NEXT』などで取り上げた「ブラックノート」と呼ばれる偽造紙幣についての特集で、この企画を持ち込んだ制作会社のスタッフが、容疑者とみられる外国人男性の本名を確認するため、自宅ポストにあった郵便物を無断で開封し修復して戻していた。容疑者とみられる男性は取材スタッフが接触した直後に逃走、その様子もこの特集で放送されたことから、視聴者から「なぜ警察に通報しなかったのか」と批判が相次いでいた。また、制作会社の取材スタッフが取材対象者の車に無断で発信器を取り付けたりしていた。BPOに対しても番組内の対応について批判が多数寄せられたことから、2010年1月14日問題がなかったかを判断するための審議に入ることを決めた。
- 2010年1月21日、『オレたち!クイズMAN』のロケ中にお笑いコンビ・オードリーの春日俊彰が非常に危険なスタントを行い、左足関節を骨折する事故が発生した。クッションやダンボールを厚さ約1m20cmほどに重ねた着地場所の養生マットに着地。しかし、背中から落ちる予定だったが、誤って足から落ちた。この事故が起きた後、入院し手術を受けたという。この事故を受けTBS側は「ご本人をはじめ、オードリー・若林正恭氏、所属事務所ほか関係各所の皆様に大変ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした」と謝罪。「今後このような事故が起こらないように番組制作上の安全管理をさらに徹底していく」としている。
- 2010年2月15日 バンクーバーオリンピックでカーリングのチーム青森の非公開練習を無断で撮影し出入り禁止処分となる[35]
- 2010年2月27日、チリ地震発生による津波警報で、気象庁の津波予警報区として独立している対馬をTBSだけが日本地図から削除。対馬島民など関係者を憤慨させた。
- 2010年3月11日、関西大学の李英和教授らが朝鮮学校に対する高校授業料無償化についての会見を行ったことを取り上げたニュースで、李教授の「朝鮮学校の子ども達の為になることというのは、お金をあげることじゃなくて学校運営を民主的にすることですから」と述べた部分を、「朝鮮学校の子どもたちのためになることというのは、お金をあげることですから」というテロップを付与して放送した。TBSは翌日に訂正とお詫びを自社サイト内のニュースページ「News i」に掲載、Youtube内のTBS公式チャンネル「TBS News-i」からは当該動画を削除した。また、この件はBPOにも多数の批判が寄せられた[36]。
- 2010年4月2日にMAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島で行われていたプロ野球セントラル・リーグ 広島-巨人戦において、試合開始前にノックをしていた巨人の木村拓也コーチ(4月7日死去)がグラウンド内で突然倒れ、救急車で病院に搬送された際に、夕方の関東圏向けニュース『Nスタ』で意識不明であったにもかかわらず速報で「急死」と報じた(詳細はNスタ#不祥事を参照)。同日の『JNNフラッシュニュース』及び『NEWS23X』、TBSの公式ホームページで謝罪し、翌週の4月5日の番組冒頭でもメインキャスターの堀尾正明と長峰由紀が謝罪及び訂正を行った[37]。
- 2010年の1月から3月にTBSが放映したドラマ「特上カバチ」で、行政書士が、法律で認められていない示談交渉を行う場面が描かれたとして、大阪弁護士会がTBSに正式に抗議し、DVD販売や再放送の自粛を求めた。
TBSに対して様々な方々からの反応[編集]
~ 東京放送 について、「自称ニコ厨」
~ 東京放送 について、杉下右京
~ 東京放送 について、亀山薫
~ 東京放送 について、磯野波平
~ 東京放送 について、夜神月
~ 東京放送 について、ジャイアン
~ 東京放送 について、SMAP
~ 東京放送 について、大原大次郎
~ 東京放送 について、岩崎みなみ
備考[編集]
- また近年ではTBS倒産を告げる旨の、「TBSの経営難を暴露する」謎の怪文書がマスコミ内で出回る事態が発生し、経営破綻も真実(現実)味を帯びてきている。かつて「ドラマのTBS」「報道のTBS」などと呼ばれた同局だが、近年の相次ぐ不祥事の為落ちぶれていく一方である。社運をかけたドラマ「魔王」や「恋空」等が視聴率の獲得で大失敗し、視聴率ではテレビ朝日に抜かれ、果てはテレビ東京との接近戦になるなど凋落の一途をたどる状況である。度重なる不祥事のために年々減少する広告費が原因であり、数100億円レベルの大赤字を抱えているといわれる状態である。低迷する視聴率のせいで広告スポンサーがつかず、仮についても安い広告費しかつかないため(特に、同局で2009年2月中旬まで放送されていた毎週水曜夜7時台、ならびに同毎週水曜夜8時台の各番組が最も顕著に表れていた)番組の制作費は以前の半分にまで落ち、出演タレントに支給される手弁当もランクが落ちてきてしまっている。経営破綻やTBS倒産も真実(現実)味をおび、もはや末期的状況なTBSである[38]。
沿革[編集]
- 1951年(昭和26年)5月、東京都千代田区霞ヶ関に資本金1億5千万円で株式会社ラジオ東京設立(設立登記5月17日)。 初代社長は足立正。
- 1951年(昭和26年)12月25日、東京都千代田区有楽町のスタジオより全国6番目に民間中波放送の本放送開始。(コールサインJOKR、周波数1130kHz、出力50kW)
- 1953年(昭和28年)8月、周波数を950kHzに変更。
- 1953年(昭和28年)12月、"KRT"を略称とする。(KabusikigaishaRadioTokyoから由来するが、テレビ放送開始をにらんだJOKR-TVにも因むといわれる。実際その通りになったのだが、世間一般には余り浸透していなかった。)
- 1955年(昭和30年)4月1日、東京都港区赤坂一ツ木町で地上アナログテレビジョン放送の本放送開始。(呼出符号JOKR-TV、チャンネル6、映像出力10kW、音声出力5kW。世間一般では新聞のテレビ欄表記から「KRテレビ」と呼ばれた。)
- 1958年(昭和33年)10月31日、同局初のVTRを使ったテレビドラマ『私は貝になりたい』(橋本忍脚本、岡本愛彦演出。VTRは前半で使用し、後半は生放送)を放送。大反響を呼び、この年の芸術祭大賞を受賞した(尚、番組は全編ビデオテープにて保存されている)。
- 1959年(昭和34年)8月1日、皇太子ご成婚パレード中継での取材協力を機に、NHKに対抗する日本初のニュースネットワークとして「JNN(Japan News Network)」を結成。
- 1960年(昭和35年)1月17日、テレビ送信所を赤坂から東京タワーに移転。映像出力50kW、音声出力12.5kWに増力。
- 1960年(昭和35年)9月10日、カラーテレビ本放送を開始(カラー放送は開始当初1日平均5分のフィルムによる番組しか行っておらず、カラーVTRを同社はまだ使っていなかった。ちなみにNHK、日本テレビと共に東京地区では初だった)。
- 1960年(昭和35年)10月、東京証券取引所第一部に株式を上場。
- 1960年(昭和35年)11月29日、株式会社東京放送と商号変更し、略称を"TBS"とする。
- この頃、「東京テレビ」という呼称を採用したものの、定着には至らなかった。
- 1961年(昭和36年)8月、電波を象徴した新社名ロゴタイプ(筆写体)制定。(デザイン:今道潤三、製作:市川景)
- 1961年(昭和36年)9月、コーポレートカラー「光の3原色(青・赤・緑=能力・熱意・責任)」制定。車両の塗装等に使用開始。
- 1961年(昭和36年)10月、「光の3原色」による社旗、社章(バッジ)制定。
- 1961年(昭和36年)10月12日、赤坂のテレビスタジオ隣に本社社屋完成。ラジオスタジオおよび本社機構を移転。
- 1961年(昭和36年)12月1日、社名呼称をTBSに統一(公用文等を除き、原則「東京放送」を使用しない)。
- 1962年(昭和37年)日本初のラジオ1波によるAMステレオ放送の実験放送を行う(1964年まで。AM/FM方式)。
- 1962年10月1日史上初の“キャスターニュース”且つネットワーク制作参加ニュース『JNNニュースコープ』スタート(初代キャスターは現・参議院議員の田英夫と元読売新聞記者の戸川猪佐武)。
- 1964年(昭和39年)10月10日、東京オリンピック開始に伴い、テレビ放送で、同社初の放送でのカラーVTRの稼動を始める(この開会式が、TBSが録画したもので残っている最古のカラービデオである)。
- 1965年(昭和40年)5月2日、ラジオネットワーク「JRN(Japan Radio Network)」を結成。
- 1967年(昭和42年)1月15日、『東芝日曜劇場・女と味噌汁』(1965年から始まった連続シリーズ)が局初のカラーテレビドラマ(カラーVTR録画・再生)として制作、放送。
- 1968年(昭和43年)9月30日、この日の夕方のテレビ『JNNニュースコープ』からテレビニュース報道のカラー放送を開始。これに伴い、カラーフィルムによるニュース取材を開始。
- 1969年(昭和44年)12月31日、『輝く!日本レコード大賞』をテレビ生中継(カラー)で放送。以後、毎年同局の大晦日の看板番組となる。
- 1971年(昭和46年)11月、ラジオの出力を100kWに増力。
- 1973年(昭和48年)12月20日、読売新聞社・朝日新聞社・毎日新聞社の3社首脳間で日本テレビとTBSの新聞資本を統一する合意が成立。翌1974年(昭和49年)2月、創立時からの新聞資本が毎日新聞社だけになる。
- 1974年(昭和49年)11月19日、近畿地方の準キー局が、これまでの朝日放送(ABC)から毎日放送(MBS)に変更することで基本合意。ABCはこれまでMBSとネットを組んでいた日本教育テレビ(NET。現・テレビ朝日)とネットを組むことになる。翌1975年(昭和50年)3月31日からTBS-MBSの新ネットワークがスタート。テレビネットワークのいわゆる“腸捻転”が解消される。
- 1977年8月29日、史上初の3時間ドラマ『海は甦る』(江藤淳・作、仲代達矢主演)を放送。なお番組中、スポンサーの日立製作所も史上初の3分CMを4本放送。
- 1978年(昭和53年)11月20日、テレビ音声多重放送を開始(実用化試験放送。初めの放送は「JNNニュースコープ」の2ヶ国語放送。ステレオ放送第1号は同月25日の「クイズダービー」)。
- 1978年(昭和53年)11月23日、ITU(国際電気通信連合)の取り決めでラジオの周波数が9kHzステップへ移行。それに伴い、午前5時をもって、周波数を954kHzに変更。
- 1981年(昭和56年)3月、横浜市緑区(現:青葉区)に緑山スタジオ・シティ完成。
- 1981年(昭和56年)春頃、テレビ音声多重ステレオ放送で、音声媒体としてPCMデジタルプロセス(録音から編集、再生まで全て)を採用した当時としては画期的な番組を放送する(多分、世界初。内容は小沢征爾指揮によるストラビンスキー『春の祭典』。同じ演奏を映像と音声は別々にタイム・コード同期されて記録、編集し、再生され送出された。勿論放送自体はアナログである)。
- 1983年(昭和58年)11月、テレビ音声多重本放送開始。
- 1986年(昭和61年)4月、テレビ文字多重本放送開始。
- 1987年(昭和62年)10月、テレビ24時間放送開始。
- 1989年(平成元年)8月24日、テレビ・クリアビジョンの本放送を開始。
- 1990年(平成2年)頃、日本の放送業界で初めてテレビ放送の送出媒体として、D-2方式によるソニー製デジタルVTRを稼動開始(初めはCM送り出しに使用された)。
- 1990年(平成2年)12月2日、創立40周年事業として秋山豊寛特派員を乗せた宇宙船(ソユーズ)をソ連・カザフのバイコヌール宇宙基地から打ち上げる(「TBS宇宙プロジェクト」)。
- 1991年(平成3年)9月30日、コーポレート・アイデンティティ(ミクロコスモス=製作:下河内護)導入。これに伴い、長年親しまれてきた"筆写体"マーク廃止。
- 1992年(平成4年)3月15日午前9時、ラジオのAMステレオ放送の本放送を開始。
- 1992年(平成4年)12月30日、『元旦まで感動生放送!史上最大39時間テレビ』を放送。
- 1994年(平成6年)3月、「ミクロコスモス」によるシンボルマーク、簡略形マーク、社名ロゴタイプを廃止。新ロゴタイプ(製作:小河原義一)に統一し、同28日から使用開始。(現在も使用されている。)
- 1994年(平成6年)10月3日、現社屋「TBS放送センター」(愛称 : ビッグハット)に移転。旧社屋は「赤坂メディアビル」に改称。正面ゲート守衛詰所・車両検問所の建屋は、円盤形の屋根がついていることからビッグハットにちなみ、“スモールハット”と称されている。この日は21時から約2時間、新社屋移転の特別番組が生放送された(運用開始したA・Bスタジオからの生放送や社屋移転で運用を終了した旧社屋Gスタジオ内部の様子も放送された)。
- 1998年(平成10年)4月1日、CS「JNNニュースバード」放送開始。(06年4月「TBSニュースバード」に名称変更)
- 2000年(平成12年)2月、TBSグループ、JNN、TBSネットワークの共通新シンボルマークとして、漢字の“人”をモチーフにした「ジ~ン」(一般公募)を制定。『ニュースの森』(当時)や『ニュース23』など全てのJNNニュース番組のサブタイトルや、MBSやCBCなど系列局制作も含めた全国ネット番組のクレジットタイトルなどで表示されている(現在はJNNニュース番組での表示は一部を除き無し)。また一部系列局でも、ローカルニュース番組のセットに使用されたことがある(現在は廃止されている)。
- 2000年(平成12年)3月21日、完全連結子会社としてラジオ現業部門を行う 株式会社TBSラジオ&コミュニケーションズ、テレビの娯楽番組制作を行う 株式会社TBSエンタテインメント、テレビのスポーツ番組制作を行う 株式会社TBSスポーツを設立・分社化。
- 2000年(平成12年)12月1日午前11時、系列のBSデジタル放送「BS-i」(デジタルBS6Ch)放送開始。
- 2001年(平成13年)3月1日、完全連結子会社として情報番組・情報生番組の制作を行う 株式会社TBSライブを設立・分社化。
- 2001年(平成13年)10月1日、中波放送局の免許(コールサイン:JOKR)を株式会社TBSラジオ&コミュニケーションズに承継。これに伴いテレビ局のコールサインを変更(JOKR-TV→JORX-TV、呼出名称も「東京放送」から「TBSテレビジョン」に変更)。
- 2002年(平成14年)7月1日、CS放送局「TBSチャンネル」放送開始。
- 2003年(平成15年)7月1日、系列会社の株式会社木下プロダクションを商号変更・連結子会社化、事実上の第二エンタテインメント制作分社となる株式会社ドリマックス・テレビジョンを設立。
- 2003年(平成15年)12月1日午前11時、地上デジタルテレビジョン放送の本放送開始。(簡易マスターで対応)
- 2004年(平成16年)キャッチフレーズに“チャンネル・ロック”を採用。デジタルTVもアナTV同様6chであるのを受け、固定(lock)や音楽(rock)の意味を込めた。
- 2004年(平成16年)10月、TBSエンタテインメント、TBSスポーツ、TBSライブの子会社3社が再合併し株式会社TBSテレビ発足。
- 2005年(平成17年)2月7日 地上デジタルテレビジョン放送の送出を簡易マスターから本格統合型マスターに移行して運用開始。
- 2005年(平成17年)4月 TBS平日ワイド大改編『TBSの変』実施。
- 2005年(平成17年)7月20日 TBSとカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC/TSUTAYA)は、DVDソフトの市場拡大に対応する映像ソフト事業の強化と、モバイルやインターネットを利用したコンテンツ事業の拡大を目的とした企画会社「TCエンタテインメント株式会社」を共同で設立する事を発表した。
- 2005年(平成17年)8月30日 TBSと日興プリンシバル・インベストメンツは、韓国最大のドラマ制作会社「キム・ジョンハク プロダクション」に共同投資することを発表した。
- 2005年(平成17年)8月31日 TBSは、ADSL事業を行うイー・アクセスの子会社で携帯電話などのモバイルブロードバンド通信事業を行うイー・モバイルに100億円の出資を行うと発表。
- 2005年(平成17年)9月2日 TBSと三井物産は、2006年春スタート予定の携帯電話向け地上デジタル放送(1セグ放送)のデータ放送領域を活用した新サービスを検討する企画会社を「TMモバイル企画」(仮称)を9月下旬に都内に設立することで合意した。
- 2005年(平成17年)11月1日 PCおよびSTB利用によるブロードバンドテレビ向けの動画オンデマンド配信サービス『TBS BooBo Box』を開始。
- 2006年(平成18年)3月1日 生番組のほとんど全部がハイビジョン化される。
- 2006年(平成18年)4月1日 地上デジタルテレビジョンワンセグの本放送を開始。また、テレビのサービスエリアである関東区域内の報道取材が原則としてすべてハイビジョン化される(民放初)。
- 2007年(平成19年)3月下旬 生番組系で使用される字幕(テロップ)・CGシステムの更新を開始。4月22日をもって完全に新システムへ移行完了。
テレビネットワーク構築の歴史[編集]
- 1955年(昭和30年)4月1日 ラジオ東京テレビとして開局。この時点でネット局はなし。
- 1956年(昭和31年)12月1日 この日テレビ放送開始の中部日本放送と同日開局の大阪テレビ放送とネットを組む。(※ どちらも日本テレビ放送網とのクロスネットであった。)
- 1957年(昭和32年)4月1日 この日テレビ放送開始の北海道放送とネットを組む。(※ 日本テレビ放送網とのクロスネットであった。)
- 1958年(昭和33年)3月1日 この日テレビ放送開始のラジオ九州(※ ラジオ九州は同年8月1日西部毎日テレビ放送と合併してRKB毎日放送と改称した。)とネットを組む。(※ 日本テレビ放送網とのクロス)
- 1958年(昭和33年)8月1日 この日まで開局した5局でニュースネットワーク協定に調印(※ JNNの土台となる。)
- 1958年(昭和33年)8月28日 大阪テレビ放送・RKB毎日放送がクロスネットからマストバイネット局となる。(※ 読売テレビ放送・テレビ西日本が開局し両局が日本テレビステーション・ネット局を宣言したため)
- 1958年(昭和33年)11月22日 この日開局した関西テレビ放送とも一部に限りネットを組む。
- 1958年(昭和33年)12月25日 この日開局した東海テレビ放送と中部日本放送が番組に限りネットを共有。(※ 日本テレビクロスネットも同じであった。東海テレビ放送は翌年の3月1日以降フジテレビジョン・日本教育テレビ(現:テレビ朝日)ともクロス=カルテットクロスを編成する。)
- 1959年(昭和34年)3月1日 この日テレビ放送開始の毎日放送と一部に限りネットを組む。(※ 関西テレビ・大阪テレビと共に同年2月1日開局の日本教育テレビ(現:テレビ朝日)・同日開局のフジテレビジョンとのトリプルクロスを共有していた。)
- 1959年(昭和34年)4月1日 札幌テレビ放送開局。これにより北海道放送はクロスネットを日本テレビ放送網からフジテレビジョン・日本教育テレビに段階的に変更。(完了したのはこの年の大晦日)。
- 1959年(昭和34年)8月1日 前年にニュースネットワーク協定に調印した5局とこの日までに開局ないしテレビ放送開始の東北放送・新潟放送・信越放送・静岡放送・北陸放送・日本海テレビジョン放送・山陽放送・中国放送・長崎放送・熊本放送・南日本放送の11局と番組販売参加の南海放送・高知放送の2局でニュースネットワークJNNを結成。(以降現在の社名で表記した。)
- 1959年(昭和34年)9月1日 この日テレビ放送開始のIBC岩手放送(当時は岩手放送)がJNNに加盟。
- 1959年(昭和34年)10月1日 この日テレビ放送開始の大分放送がJNNに加盟。
- 1959年(昭和34年)12月15日 この日テレビ放送開始の山陰放送がJNNに加盟し日本海テレビジョン放送が脱退。
- 1960年(昭和35年)2月1日 ラジオ東京テレビ・中部日本放送・朝日放送(※ 朝日放送は1959年3月1日に大阪テレビ放送を子会社化(=ABC大阪テレビ放送)し3ヵ月後の6月1日に吸収合併し同社のテレビ局とした。)・RKB毎日放送が四社連盟に加盟しJNN基幹局となる。これによりマストバイネット固定となる。これにより中部日本放送は東海テレビ放送との番組クロスネット共有を、朝日放送は関西テレビ放送・毎日放送との番組トリプルクロスネット共有を解消した。
- 1960年(昭和35年)3月1日 北海道放送がJNN基幹局となる。(※ これにより四社連盟は五社連盟と改称。)ただし、特例により東芝日曜劇場製作参加にとどまった。
- 1960年(昭和35年)4月1日 この日テレビ放送開始の秋田放送が番組販売でJNNに参加。
- 1960年(昭和35年)10月1日 この日テレビ放送開始の宮崎放送がJNNに加盟。
- 1963年(昭和38年)4月1日 この日開局の福島テレビが番組販売でJNNに参加。
- 1964年(昭和39年)9月1日 RKB毎日放送が番組に限り日本テレビ放送網とのクロスネット復活。(※ 理由はそれまでの系列局テレビ西日本がフジテレビジョン系列となったため。)
- 1969年(昭和44年)4月1日
- 1969年(昭和44年)12月1日 この日開局の青森テレビ番組販売でJNNに参加。
- 1970年(昭和45年)4月1日 この日開局のテレビ山梨・テレビ山口・テレビ高知がJNNに加盟。後者の加盟により高知放送が番組参加でのJNNを取りやめる。
- 1971年(昭和46年)10月1日 福島テレビが福島中央テレビとのネット交換によりJNNに加盟。
- 1972年(昭和47年)5月15日 沖縄県の施政権返還により琉球放送が正式にJNNに加盟。(※ 復帰前の沖縄ではまず1959年(昭和34年)11月1日沖縄テレビ放送がテレビ番組のテープネットを開始し1960年(昭和35年)6月1日テレビ放送開始の琉球放送と共有する事となる。そして琉球放送がJNN特派員配置局の位置付けとなりマイクロネット回線が開通した1964年(昭和39年)9月1日以降は琉球放送に集中していった。1995年10月より3局以下地区では珍しいマストバイ局となり現在へ。)
- 1972年(昭和47年)7月22日 山陰放送が山陰相互乗り入れにより島根県のみから島根県・鳥取県両県での放送に移行。
- 1974年(昭和49年)11月18日 毎日放送に「1975年3月31日から朝日放送に代わりネットを開始する」と、同時に朝日放送に「1975年3月30日をもってネットを打ち切り翌日から毎日放送とネットを開始する。」と通告する。
- 1975年(昭和50年)3月31日
- 1975年(昭和50年)10月1日 東北放送・中国放送がマストバイネットを開始。
- 1979年(昭和54年)7月1日 静岡放送がマストバイネット開始。
- 1983年(昭和58年)4月1日
- 1983年(昭和58年)12月4日 この日開局のテレビユー福島がJNNに加盟。同時にマストバイネットを開始。
- 1989年(平成元年)10月1日
- 1990年(平成2年)10月1日 この日開局のチューリップテレビがJNN加盟。
- 1991年(平成3年)4月1日 信越放送・長崎放送がマストバイネットを開始。
- 1991年(平成3年)10月1日 北陸放送がマストバイネットを開始。
- 1992年(平成4年)10月1日
- 1994年(平成6年)10月1日 南日本放送がマストバイネットを開始。
- 1995年(平成7年)4月1日 あいテレビがマストバイネットを開始。
- 1996年(平成8年)10月1日 IBC岩手放送がマストバイネットを開始。
- 1997年(平成9年)4月1日 テレビユー山形がマストバイネットを開始。
- 2000年(平成12年)1月1日 新潟放送がマストバイネットを開始。
所在地[編集]
- 東京都港区赤坂5丁目3番6号 TBS放送センター
- 郵便番号:107-8006(テレビ・ラジオ各TBS制作番組宛ての番号は「107-8066」、因みに東京都港区赤坂の郵便番号は〒107-0052。)
- 電話番号:03-3746-6666
アクセス[編集]
- 千代田線赤坂駅から徒歩約1分
- 銀座線・丸ノ内線赤坂見附駅から徒歩約5分
- 港区コミュニティーバスちぃばすも利用可能。
- 南北線・銀座線溜池山王駅から徒歩約5分
- 都営大江戸線・日比谷線六本木駅、半蔵門線・銀座線・都営大江戸線青山一丁目駅へは港区コミュニティーバスちぃバスを利用。
スタジオ[編集]
TBS放送センター(ビッグハット)[編集]
(スタジオは全部で9か所)
- Aスタジオ(HD/SD、4F、260坪)…本社最大のスタジオアッコにおまかせ!、関口宏の東京フレンドパークII、さんまのSUPERからくりTV、ブロードキャスター、うたばん、ドッカ~ン!など
- Bスタジオ(HD/SD、4F、260坪)…本社最大のスタジオどうぶつ奇想天外!、学校へ行こう!MAX、CDTV、恋するハニカミ!、金スマ、オールスター感謝祭など
※AスタジオとBスタジオは連結使用が可能
- Cスタジオ(HD対応、4F、180坪)…バーチャル対応スタジオ はなまるマーケット、2時っチャオ!、みのもんたのサタデーずばッと、チャンネル☆ロック!、サンデーモーニング、噂の!東京マガジン、報道特集、時事放談など
- Dスタジオ(HD対応、2F、180坪)…情報系生番組専用スタジオ みのもんたの朝ズバッ!、ピンポン!、オビラジR、王様のブランチ、サンデージャポンなど
- Eスタジオ(HD/SD、3F、約24坪)…BS用スタジオ、中継番組の送出サブ など
- Fスタジオ(HD/SD、3F、約24坪)…BS用、バーチャル用スタジオ、中継番組の送出サブ など
- Nスタジオ(HD/SD、2F、180坪)…ニュース専用スタジオ JNNニュース、イブニング・ファイブ、筑紫哲也 NEWS23、など
- Pスタジオ(HD/SD、約25坪)…当初は外が見えるガラス張りのパノラマスタジオとして利用されていた 中継番組の送出サブ MLB主義`05など
- Sスタジオ(SD、オープンフロアの為面積不明)…CSTBSニュースバード専用
緑山スタジオ・シティ[編集]
(横浜市青葉区緑山)全スタジオがハイビジョン対応。渡る世間は鬼ばかり、3年B組金八先生、サラリーマン金太郎、温泉へ行こう!等、ドラマ全般の製作を行っており、TBS所有のスタジオではあるが、管理・運営は子会社である「株式会社緑山スタジオ・シティ(SMC)」が行っている。 基本的に貸しスタジオの為、CMや他局(NHK、東海テレビほか)の番組などTBS以外の収録も多い
- M1スタジオ(180坪)…
- M2スタジオ(180坪)…
- M3スタジオ(180坪)…
- M4スタジオ(240坪)…渡る世間は鬼ばかり
- M5スタジオ(240坪)…
- オープンロケ地(20,000坪、2,000坪)SASUKE、KUNOICHI、風雲!たけし城等
- 一時はオープンスタジオと呼んでいたが、名称が変更された。
TBS・砧スタジオ[編集]
(世田谷区砧、東京メディアシティ(TMC)内)TBS専用のスタジオではあるが、CMや他局の番組などレンタルによるTBS以外の収録も多い。緑山と同じく株式会社緑山スタジオ・シティが管理している。
報道用サテライトスタジオ[編集]
ほか
情報カメラ設置ポイント[編集]
TBSの情報カメラは八丈島、銚子を除きすべてHD対応
- 東京都
- 神奈川県
- 千葉県
- 新潟県
- 苗場スキー場(苗場プリンスホテル屋上・冬季のみ。尚、苗場スキー場がある地域は、BSN新潟放送の放送エリアである。)
- このほか、SBS静岡放送が自社エリア内である静岡県伊東市および熱海市に設置している情報カメラも専用回線により受信可能(TBSからのカメラ操作はできないが、SBSの了解のもと、映像の独自使用が可能)
TBSテレビ番組一覧[編集]
主な分類は以下の通り。基本的には株式会社TBSテレビが制作を担当している。
- ニュース・情報 … JNNニュース、みのもんたの朝ズバッ!、ピンポン!、イブニング・ファイブ、筑紫哲也 NEWS23など。報道番組ではJNN報道特集、みのもんたのサタデーずばッと、サンデーモーニング。情報番組系でははなまるマーケット、王様のブランチ、世界・ふしぎ発見!、ブロードキャスター、サンデージャポンなど。
- スポーツ番組 … ザ・プロ野球、スーパーサッカー、J SPORTSなど。
- バラエティ … 一般バラエティでは関口宏の東京フレンドパークII、学校へ行こう!MAX、アッコにおまかせ!、ズバリ言うわよ!など。 クイズではさんまのSUPERからくりTV、オールスター感謝祭(年2回特番)など。
- 音楽 … うたばん、CDTV、輝く!日本レコード大賞など。
- ドラマ … ナショナル劇場、月曜ゴールデン、金曜ドラマ、日曜劇場ほか(2007年現在)
- 報道特別番組については、JNN報道特別番組を参照。
- 特別番組 … 史上空前のアドベンチャーパーク「DOORS」(2005年9月19日、2006年1月4日(再放送))、コトバーチャランド(2006年1月1日 23:45~25:09)、ニューイヤー駅伝(2006年1月1日 8:30~14:30)、さんま・玉緒のお年玉あんたの夢をかなえたろかスペシャル(2006年1月4日 18:30~20:54)、TBSテレビ50周年新春ドラマ特別企画・里見八犬伝(2006年1月2日、3日 21:00~23:24)
- この他にもドミノ倒し・世界記録への挑戦!も放送された。
東京放送(TBS)で流れるCM[編集]
アナウンサー[編集]
2005年現在は子会社・TBSテレビへの出向という扱いであるが、番組はテレビ(ビーエス・アイを含む)、ラジオ双方に出演している。
- 男性
- 女性
歴代アナウンサー[編集]
異動したアナウンサー[編集]
- 男性
- 志賀大士(1996年入社、現TBSテレビ第3制作部ディレクター)
- 原山理一郎(1989年入社、現TBSテレビ第4制作部)
- 岡崎潤司(1986年入社、広報部→アナウンス部デスク)
- 武方直己(1986年入社、広報部)
- 中村尚登(1981年入社、報道局記者)
- 杉山真喜人(1988年入社、報道局外信部→コンテンツ事業局コンテンツ事業部)
- 女性
退社したアナウンサー[編集]
- 男性
- 青木靖雄(現在は嘱託としてTBSニュースバード「ビジネス・ナビ」で東証アローズからのリポートを担当)
- 芥川隆行(故人、ナレーター、「水戸黄門」の初代ナレーションや「スクール☆ウォーズ」などTBSドラマのナレーションで茶の間に長年親しまれた)
- 有馬隼人(アメリカンフットボール選手)
- 生島ヒロシ(タレント、生島企画室会長)
- 池谷三郎(故人)
- 池田孝一郎
- 石井智(故人、主にゴルフやマラソンの実況で活躍)
- 石川顯(1964年入社~2001年夏に定年退職 現在でもフリーのスポーツアナとして活躍中)
- 稲川英雄(故人)
- 今村稔
- 榎本勝起
- 大沢悠里(現在、大沢悠里のゆうゆうワイドMCほか)
- 岡部達 (ボクシング中継、3時にあいましょうの司会などを担当)
- 柄沢晃弘(現:WOWOWアナウンサー)
- 川戸貞吉
- 久米宏(キャスター、オフィス・トゥー・ワン所属)
- 小坂秀二(故人。相撲評論家・歯科医)
- 小島一慶(「どうぶつ奇想天外!」ナレーター、アステラス製薬 明日も元気!MC)
- 五味陸仁(定年退職。主に報道番組を担当)
- 近藤美矩(1972年入社~2003年夏に定年退職、現在は嘱託として「ドキュメント258」ナレーションや「TBSラジオニュース」などを担当)
- 下村健一(キャスター、ジャーナリスト。みのもんたのサタデーずばッとレギュラー)
- 杉山真太郎(「水戸黄門」の2代目ナレーター、故人)
- 鈴木史朗(CMA所属のタレント)
- 鈴木治彦(フリーキャスター、評論家)
- 高野昭平(メディア・スタッフ取締役相談役)
- 高橋進
- 多田護(CMA所属、毎年BS-iのマスターズゴルフの放送で登場)
- 田中宏明(ジャーナリスト)
- 土屋統督
- 中村陽介
- 奈良陽(故人、CMA所属、TBSラジオでニュースキャスターを担当)
- 新村尚久
- 林美雄(在籍中に逝去)
- 平野貞一
- 藤田和弘(1994年夏に定年退職)
- 桝井論平(本名は桝井貞之、フリーアナウンサー)
- 松永邦久(現・CMA常務取締役、TBSアナウンススクール事務局長)
- 松宮一彦(故人、「ザ・ベストテン」の追っかけマンやラジオ「サーフ&スノー」のDJで有名だった)
- 宮内鎮雄(2005年春に定年退職、現在はナレーションを中心に務める)
- 宮澤祐介(1993年入社、報道局記者→アメリカ留学→NGOグループ所属)
- 山田修爾(1969年入社、HDソフト部長、アナウンス部長、経営企画局担当局次長等を経て2005年9月に定年退職、現・CMA常務取締役。ドリーム・プレス社監修)
- 山田二郎
- 山本文郎(1994年定年3ヶ月前で退職。フリーアナウンサー)
- 吉村光夫(NPO法人鉄道模型の会代表)
- 料治直矢(故人)
- 渡辺謙太郎(故人、メディア・スタッフ元代表取締役会長)
- 女性
- 雨宮塔子(1993年入社、フリーアナウンサー)
- 有村かおり(1983年入社、現・CMA所属)
- 石井和子(気象予報士)
- 今井登茂子
- 岩崎直子
- 宇野淑子(1964年入社~2002年春定年退職、作家)
- 遠藤泰子
- 大沼真理
- 香川恵美子(セントルイス・カージナルスの田口壮選手の妻)
- 川田亜子(故人)
- 木場弘子(千葉大学特命教授、野球評論家与田剛氏の妻)
- 木元教子(評論家)
- 桐本幸子
- 見城美枝子(現:青森大学教授)
- 神津栄子
- 進藤晶子(1994年入社、フリーアナウンサー)
- 須賀雅子
- 菅原牧子(1968年入社、「講談社ラジオブックス」のプロデューサー)
- 戸田恵美子(1987年入社、現・CMA所属)
- 中島道(ノンフィクション作家・中島みち)
- 野口雅子
- 福島弓子(シアトル・マリナーズのイチロー選手の妻)
- 藤田恒美
- 三雲孝江(現:イブニング・ファイブキャスター)
- 渡辺真理(キャスター)
???。(ビビッド司会奥さん)
アナウンサー以外で在籍[編集]
- 男性
- 青柳脩(CMA代表取締役社長)
- 秋山豊寛(日本初の宇宙飛行士、現在は農家)
- 井沢元彦(作家)
- 居作昌果(テレビ制作会社「タイクス」元代表、故人)
- 大山勝美(ドラマプロデューサー・演出家、テレビ制作会社「カズモ」代表)
- 久世光彦(ドラマ演出家、作家、故人)
- 小杉隆(元文部大臣)
- 近藤邦勝(ドラマプロデューサー・演出家、テレビ美術会社「アックス」社長を経て現在は「ドリマックス・テレビジョン」社長)
- 実相寺昭雄(演出家・脚本家・映画監督、故人)
- 新堀俊明(日本大学教授・尚、かつてはJNNニュースコープキャスターを担当していた。)
- 杉田秀男(元日本スケート連盟理事、フィギュアスケート選手・審判)
- 田畑光永(CMA所属ジャーナリスト、元神奈川大学教授・新堀と同様、かつてJNNニュースコープキャスター担当。)
- 円谷一(演出家・プロデューサー、「円谷プロダクション」二代目社長、故人)
- 弟子丸千一郎(TVプロデューサー、テレビ美術会社「アックス」会長)
- 服部晴治(在籍中に死去。TVプロデューサー、大竹しのぶの元夫)
- 樋口潮(『筋肉番付シリーズ』『人間解析ドキュメント・ZONE』などをプロデュース。現在はテレビ制作会社「Monster9」を設立し、フジテレビの『海筋肉王』などをプロデュースしている。)
- 堀川とんこう(堀川敦厚)(ドラマプロデューサー・演出家・映画監督)
- 松岡憲治(人生評論家、フジテレビ『笑っていいとも!』にもレギュラー出演した)
- 脇田時三(ドラマ演出家・監督、テレビ制作会社「テレパック」代表)
- 渡辺岳夫(作曲家・故人)
???。(ドラミご主人。)
- 女性
オープニング・クロージング(テレビ)[編集]
TBSラジオのオープニング・クロージングはTBSラジオ&コミュニケーションズを参照のこと。
- 「赤坂鉄塔」バージョン - KRT開局~1961年3月
- 「モノクロ夕日」バージョン - 1961年4月~1962年12月
- 「ガラス棒」90秒バージョン(ナレーション:藤田恒美) - 1963年1月(1973年1月よりカラー化)~1987年9月/30秒バージョン(同) - 1973年10月~1991年9月
- このガラス棒映像は筆記体ロゴが変更になるまで長らく使われた。
- ミクロコスモスバーション(ナレーション:林美雄) - 1991年9月末~1994年3月27日
- TBSロゴがミクロコスモスに変更されたことから全面的に改められた。CGで万華鏡のような背景の中に太陽系の惑星が次々と出てくる映像。この代からステレオ化され、音声多重放送のコールサインも告げられる。また、テロップ・ナレーションから「東京放送」の名称が消えた。オープニング・クロージングは共通。周波数情報などのテロップは順に出てきて奥に小さく消えてゆく。60秒。
- 地球バージョン(ナレーション:林美雄) - 1994年3月28日~2000年3月
- ミクロコスモスのロゴが不評により変更になったため、音楽・ナレーションはそのまま映像を差し替えた。CGで地球を映しながら、英語で書かれた周波数情報、コールサインを地球に沿う形で流してゆくものである。
- 獏と子供KRバージョン(ナレーション:ケイ・グラント) - 2000年4月~2001年9月
- 「ジーン」の制定により、全面的に変更となったもの。アニメーションを使い、従来の映像に比べると柔らかい印象になった。なお、「東京放送」の名称は出ないが、「Tokyo Broadcasthing System」の英語名称がナレーション・映像に使われている。
- 獏と子供RXバージョン(ナレーション:林美雄) - 2001年10月~2003年3月
- 現行ショートバージョン(ナレーション:吉川美代子) - 2003年4月~
- 他局同様、放送終了後はフィラー化したため、オープニング・クロージングも簡略化される傾向が強い。このバージョンもその例に漏れない。なお、デジタル放送用もほぼ同じだが、アナログで「Tokyo Broadcasthing System」とコールする部分は、「東京放送です」とアナウンスし、ガラス棒バージョン終了以来久々に「東京放送」の名称が使われるようになった。
キャッチフレーズ[編集]
- もうひとつの家族6チャンネル(1980年4月~1981年3月)
- TBS For The Best!(1981年4月~1987年3月)
- もっと素敵に、TBS(1987年4月~1991年3月)
- やるテレビ。ぼくはリアルだ。TBS(1991年4月~1992年3月)
- テレビが好きです。TBS(1992年4月~1992年9月)
- 人間の味がする。TBS(1992年4月~1993年3月)
- テレビ道。TBS(1993年4月~1994年3月)
- YES,TBS.(1994年4月~1996年3月)
- TBS6(1996年10月~1999年4月)
- 夢をつなぐ橋。TBS(1999年4月~2000年3月)
- 未来箱(みらいっぱこ)。TBS(2000年4月~2001年3月)
- TBooS(2001年10月~2004年3月)
- チャンネル・ロック!!TBS(2004年4月~)
- 全力まじめ TBS(2008年4月 - 2008年9月)
- No TV? but TBS(2008年10月 - )
- 「テレビが無くてもTBSはある」の意。
- 稀に全国向けにフレーズを差し替えた“No TV? but JNN”が登場することもある。また、同じキャンペーンCMでJNNロゴと各地方局のロゴを並べたものに差し替えた地方局用のバージョンも存在する。一部番組の制作クレジット表記では「TBS(ジ〜ン)」の代わりにこのキャッチコピーを使用している。
局のアナログテレビジョン放送のチャンネルは「6」であり、デジタルテレビジョン放送のリモコンIDも「6」である(同系列で岩手県のIBC岩手放送、石川県の北陸放送(MRO)もアナログ・リモコンIDともに「6」が使われる)。近年は、デジタルテレビジョン放送のリモコンIDがTBSと同じ「6」となる系列地方局でも、当該地域向けにTBSが用意する宣伝映像の中で、密かに「チャンネル・ロック」のフレーズが出てくることがある(愛媛県のあいテレビ等)。
コーポレート・スローガン[編集]
- この窓は、キミのもの。TBS(2003年4月 - 2006年3月。2009年3月現在もアナログ放送のオープニング局名告知で使われている)
- 「おもしろくって、ためになる」テレビ局 TBS (2006年4月 - )
本局のアナログテレビジョン放送のチャンネルは「6」であり、デジタルテレビジョン放送のリモコンIDも「6」である。 現在のキャッチフレーズ“チャンネル・ロック!”は「6チャンネル」と「チャンネルはそのまま」をかけており、番組の最後に流れる「クロスプログラム」(次の番組の告知)でも右上に「チャンネル・ロック」と表示される(関東のみ)。
なお近年は、デジタルテレビジョン放送のリモコンIDがTBSと同じ「6」となる系列地方局でも、当該地域向けにTBSが用意する宣伝映像の中で、密かに「チャンネル・ロック」のフレーズが出てくることがある。
局マスコット[編集]
黒豚をモチーフにしたBooBo(ブーブ)がいる。
テレビの時刻出し[編集]
- 放送開始時~9:53:00(土曜日は9:24:00)まで。
- 「みのもんたの朝ズバッ!」と「みのもんたのサタデーずばッと」はカスタムで表示(2つの番組のデザインは別々のもの)。CM中は通常フォントで表示。
2013年11月から 色が赤からピンクになった 一服では。木目調になっている
- 平日 11:55:15~12:55:20
- 「ピンポン!」第2部内。CM中は非表示。2007年2月26日より表示開始。2007年4月20日まで昼の時刻表示は「12:00」と表示していた。
- 平日 16:54:00~18:55:00
- 「イブニング・ファイブ」内。CM中は非表示。
- かつては、平日の午前は10:19:00まで(2005年3月25日まで、含むCM中)の表示があった。また、1997年10月頃、ごく短期間であったが、月~木曜23:55:00~翌0:49:00の間の表示もあった(0:00の表示であった。CM中は非表示)ほか、かつてはフィラーで放送していた「ミッドナイトウェザー」(TBSニュースバード(旧:JNNニュースバード)放送開始前)開始から“ミッドナイトウェザー”専用フォントで表示があった。
- 尚、2007年7月17日の明石家さんちゃんねるでは、冒頭で「SNNニュース」(JNNニュースをもじったもの)を放送したが、この枠では全国ネットで時刻表示がされていた。(21:00~21:02頃、ただし番組内では09:0Xで表示。)
制作映画[編集]
- 1980年 天平の甍
- 1992年 課長島耕作(田原俊彦)
- 1993年 高校教師
- 1994年 Jリーグを100倍楽しく見る方法!!
- 1995年 1・2の三四郎
- 1995年 アンネの日記
- 1997年 義務と演技
- 1998年 大安に仏滅!?
- 1998年 アンドロメディア
- 1998年 スプリガン (アニメ)
- 1999年 催眠
- 1999年 秘密
- 1999年 カラオケ
- 1999年 サラリーマン金太郎
- 2000年 ケイゾク/映画 ~Beautiful Dreamer~
- 2000年 はつ恋
- 2000年 クロスファイア
- 2001年 連弾
- 2001年 陰陽師
- 2002年 突入せよ! あさま山荘事件
- 2002年 ピンポン
- 2002年 命
- 2002年 DRIVE
- 2002年 マッスルヒート
- 2003年 黄泉がえり
- 2003年 あずみ
- 2003年 恋愛寫眞 College of Our Life
- 2003年 ドラゴンヘッド
- 2003年 陰陽師II
- 2003年 木更津キャッツアイ 日本シリーズ
- 2004年 半落ち
- 2004年 ゼブラーマン
- 2004年 APPLESEED (アニメ)
- 2004年 世界の中心で、愛をさけぶ
- 2004年 下妻物語
- 2004年 Jホラーシアター(感染/予言)
- 2004年 スチームボーイ (アニメ)
- 2004年 いま、会いにゆきます
- 2005年 あずみ2 Death or Love
- 2005年 四日間の奇蹟
- 2005年 NANA
- 2005年 この胸いっぱいの愛を
- 2005年 あらしのよるに(アニメ)
- 2006年 嫌われ松子の一生
- 2006年 日本沈没
- 2006年 涙そうそう
- 2006年 木更津キャッツアイ ワールドシリーズ
- 2006年 NANA2
- 2006年 犬神家の一族
- 2007年 どろろ ~DORORO~(実写版)
- 2007年 そのときは彼によろしく
- 2007年 憑神
- 2007年 Life 天国で君に逢えたら
- 2007年 包帯クラブ
- 2007年 恋空
- 2007年 クローズZERO
- 2008年 チーム・バチスタの栄光
- 2008年 映画 クロサギ
- 2008年 僕の彼女はサイボーグ
- 2008年 ICHI
- 2008年 おくりびと
- 2008年 私は貝になりたい
- 2009年 感染列島
- 2009年 ジェネラル・ルージュの凱旋
- 2009年 余命1ヶ月の花嫁
- 2009年 ROOKIES-卒業-
- 2009年 キラー・ヴァージンロード
- 2009年 劇場版 マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜(アニメ)
- 2009年 宇宙戦艦ヤマト 復活編(アニメ)
- 2009年 レイトン教授と永遠の歌姫(アニメ)
- 2010年 オーシャンズ
- 2010年 Fate/stay night -UNLIMITED BLADE WORKS-(アニメ)
- 2010年 食堂かたつむり
- 2010年 ゼブラーマン2 ゼブラシティの逆襲
- 2010年 ボックス!
- 2010年 ダーリンは外国人
- 2010年 昆虫物語 みつばちハッチ〜勇気のメロディ〜(アニメ)
- 2010年 劇場版 機動戦士ガンダム00(仮称・アニメ)
- 2010年 ハナミズキ
- 2010年 大奥
- 2010年 雷桜
- 2010年 SPACE BATTLESHIP ヤマト
備考:最近の日本映画は「製作委員会方式」で作られる作品が主流で、TBSが制作・出資に関わる映画は、準キー局の毎日放送も制作委員会に名を連ねている作品が多い。
イベント[編集]
関連制作会社[編集]
主なグループ会社[編集]
系列放送局各社に関しては「JNN」の項目を参照。
連結子会社[編集]
2005年3月31日現在で28社存在する。尚、同年4月1日に株式会社ティ・ビー・エス・ラジオ・アンド・コミュニケーションズは株式会社TBSラジオ&コミュニケーションズに、株式会社ペックは株式会社TBSトライメディアに各々商号を変更している。
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ほか
持分法適用関連会社[編集]
2024年11月テンプレート:CURRENTDATE日現在で4社存在する。
ほか
その他出資会社[編集]
東京エレクトロン株式会社、株式会社トレソーラ、株式会社キッズステーションその他JNN各社を含む70社程度に出資していると思われる(既に売却したものを除く)。
関連法人[編集]
- 学校法人東放学園
- 東放学園専門学校、東京アナウンス学院などを運営。設立時はTBSの教育事業本部として発足。放送・映像・音響技術者、アナウンサー・ナレーター、テレビタレントなど、メディア関連人材の養成機関である。現在も現場実習やグループ社員の講師派遣等、TBSとの繋がりは深い。
脚注[編集]
- ↑ 視聴率崩壊、大幅改変も失敗......TBSはもう「何をやってもダメ」なのか 日刊サイゾー 2009年6月23日
- ↑ ただし2009年4月より金曜深夜に放送中の『カード学園』内ぷちアニメ『ヴァイス サヴァイブ』に関してはそれに先駆けて16:9ハイビジョン制作・放映となっている。
- ↑ 本編冒頭に警告テロップが挿入される。
- ↑ TBSが販売にも関与している一部の深夜アニメのレンタルDVDも同様である。
- ↑ ただし2009年10月期よりCBC制作作品枠は休止状態にある。
- ↑ 6.0 6.1 2009春の新番組
- ↑ TBS「チュー's DAY コミックス」
- ↑ スポーツ報知:TBS「イブニング・ファイブ」来春打ち切り
- ↑ TBS「サカスさん」
- ↑ スポーツ報知:TBS「ピンポン!」来年3月終了へ
- ↑ 愛の劇場 最多「五つ子」で40年の歴史に幕 スポーツニッポン
- ↑ 島崎和歌子、昼ドラ“休止”に笑顔でコメント「ラストとは思わない」 オリコン|ORICON STYLE 2008年12月8日
- ↑ TBS「ひるおび!」
- ↑ TBS「ひるおび!・えなりかずき!そらナビ
- ↑ TBS「ひるおび!・バンバンバン」
- ↑ 『THE NEWS』の兄弟番組『総力報道!THE NEWS』終了により、タイトル改題。
- ↑ 例:TBSと業務提携しているCBSは自社制作番組をCBS PRODUCTIONS,INC.やCBS STUDIOS,INC.などの系列会社が制作を行っている。
- ↑ 芸能関連労災問題連絡会の芸能関係労災事故例を参照
- ↑ TBS総務局広報部 『「筋肉番付」について』 東京放送、2002年5月13日。
- ↑ TBS総務局広報部 『週刊誌「FLASH」の記事について』 東京放送、2004年4月24日。
- ↑ TBS総務局広報部 「04年4月、井上社長定例記者会見の概要について」 東京放送、2004年4月30日。
- ↑ Chelation trial for heart disease under fire - health - 11 July 2008 - New Scientist
- ↑ 自閉症と水銀中毒について―キレート療法は有効か
- ↑ 開局した後、資金難などの理由により廃局となった放送局は存在する。過去日本に存在した放送局を参照。
- ↑ TBS総務局 広報IRセンター 『「サンデー・ジャポン」 柳沢厚生労働大臣に対する質疑に関して不適切な編集処理』 東京放送、2007年2月14日。
- ↑ 詳細が記された場所
- ↑ 永本悦巳 「プレスリリース『テレビ番組収録中の事故について』」 那須バギーパーク、2007年4月29日。
- ↑ TBSテレビ番組「2時っチャオ!」(平成20年9月11日)の放送について - 宮内庁
- ↑ ただし、TBS以外のJNN系列局でなおかつ地上デジタル放送にのみ起こった現象のため、TBSやアナログ放送では何も起こらなかった
- ↑ 幸満ちゃん殺害事件の裏にTBSのモラルなき蛮行
- ↑ 古事・儀式ではいやさかえで正しい。
- ↑ オール巨人の一笑懸命・フルスイング:感謝祭・パート2・こぼれ話!
- ↑ 遼クン取材のTBSカート暴走、観客4人はねる読売新聞2009年11月29日
- ↑ 遼くんギャラリーなぎ倒したTBSカートは2日目にもイエローカード
- ↑ [1]
- ↑ 視聴者の意見 BPO 2010年3月に視聴者から寄せられた意見
- ↑ 「Nスタ」内での字幕スーパー誤表記に関するお詫び 2010年4月2日
- ↑ 『恐怖の都市伝説 ファィナルズ』実話ナックルズ編集部、発行所ミリオン出版、大洋図書発売、2009年。124頁。ISBN 978-4-8130-2090-5。
関連項目[編集]
- TBSビデオ問題
- TBS不二家捏造報道問題
- 横浜F・マリノス (公式スポンサー)
- 横浜ベイスターズ(かつての親会社)
- 阪急コミュニケーションズ(元・TBSブリタニカ)
- 通信と放送の融合
- ジ~ン
- 東京レコード(かつてTBS番組関連のレコードを発売していたレーベル)
- ディスコメイトレコード(かつて存在していたTBSグループのレコード会社、販売はビクター音産(現:ビクターエンタテインメント))
- 金曜ドラマ
- 日曜劇場
- JNN
- 新・調査情報 passingtime
- 毎日新聞
- 東芝
- レオパレス21