ブロードキャスター
この項目では、テレビ番組について説明しています。その他の用法については「ブロードキャスター (曖昧さ回避)」をご覧ください。 |
ブロードキャスター | |
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放送局 | 日本 東京放送 |
ジャンル | 報道・情報番組 |
放送期間 | 1991年4月13日 - 現在 |
放送時間 | 1時間24分 |
制作局 | |
企画/PD | |
監督/総指揮 | |
演出 | |
原作 | |
脚本 | |
出演者 | 福留功男 久保純子 山瀬まみ 土井敏之 竹内由布子 など |
ナレーション | |
音声 | |
字幕 | |
データ放送 | |
オープニング | |
エンディング | |
公式サイト | [ 公式サイト] |
特記事項: | |
『ブロードキャスター』は、TBSが毎週土曜日の22:00~23:24(JST)に、同局系列で全国ネット放送している報道ワイドショー・情報番組である。制作はTBSテレビ(旧・TBSライブ)。通称「ブロキャス」、「ブロキャ」、「ブローター」。
目次
番組の略歴など[編集]
- 1991年4月13日の番組開始当初は『情熱ワイド!ブロードキャスター』というタイトルで、山瀬まみ・三雲孝江・嶌信彦の3人がメイン司会。柴田秀一(TBSアナウンサー)がニュースキャスター、清原正博(TBSアナウンサー)がスポーツキャスター、他には前年に日本人で初めて宇宙を体験した秋山豊寛(当時、TBS記者)がレギュラーコメンテーターを務めた。現在司会を務める福留功男は、番組開始3ヶ月ほどで産休に入った三雲が復帰するのに合わせて1991年10月より番組に出演。また山瀬は、番組のワンコーナー「お父さんのためのワイドショー講座」の担当となっている。
- この番組以前の土曜午後10時台(またはそれ前後)の時間帯に情報系番組が放送された例としては、1980年10月~1982年3月に「報道特集」が同局で放送された(その後日曜日夕方に移動)例や、1975年4月~1984年5月に「ウィークエンダー」が日本テレビで放送された例などがあるが、いずれもコンセプトを大きく異にする。いずれも同番組の源流とはいい難い。
- 番組開始当初の放送時間は、22:00~23:48までの2時間(分間は108分間)番組だった。1992年4月に、HONDA提供の「すばらしき仲間」(中部日本放送制作)の事実上の後番組「HEARTに聞け」開始に伴い現時間枠に縮小した。なお、1992年4月に時間枠変更後の放送時間は、奇しくも当時の「ニュースステーション」(テレビ朝日)の平日の放送時間枠と全く同じだった。
- 番組開始時は旧テレビ局舎Gスタジオからの生放送で、現在は放送センターのAスタジオから生放送されている。極めて希だが都合によりAスタジオが使用できない場合は同規模で隣接するBスタジオを使用する。ちなみにAスタジオはこの番組の後に30分置いて生放送されているスーパーサッカーでも使われている。
- 番組初期、大相撲の本場所前になると大相撲コーナーが設けられ、元関脇の蔵間龍也が出演して優勝者を予想していたが、予想が当たらないことで知られ、初期の番組の名物となった。なお同コーナーは1995年の蔵間の他界と共に自然消滅した。また競馬のGIが翌日にある時は犬のプリンちゃんを使って勝ち馬予想することも伝統として残っている。
- 2004年10月9日から、元NHKアナウンサーの久保純子が、三雲に代わって司会を務めている。さらに2005年4月9日から、TBSアナウンサーの土井敏之が2年振りに復帰。スポーツコーナー担当のほか、サブ司会的役割も担っている。
- オープニングCGは何度も変更しているが、番組のタイトルロゴは番組開始以来変更されていない。(ロゴは、佐藤繁樹によるものである。)
- オープニングイラスト(番組終了時の提供バックも)は、イラストレーターのたむらしげるのもの。
- 最近の報道・情報番組では定番となっている画面隅の項目クレジット(主に右上はVTR中、右下はスタジオ内、たまに左上にタイトルロゴなど)はほとんど表示されず、出演者の氏名クレジットもいわゆる「座布団」などの装飾は施されず文字だけである。ただ項目クレジットは2005年秋頃から「ブロードキャスター事件簿」(の題材になりそうな話題)や「7days」などのVTR中に表示される機会が増えた。
- 2004年秋の改編で、三雲が「帯番組のジャストに専念したい」ということで降板し、久保に交代(のちに、久保が初登板した2004年10月9日の視聴率が特番等の影響で5%ダウンしたため、「三雲は数字を持っている」ということになり、夕方への登板につながる)。その時期から視聴率も若干ダウンしたが、2005年4月の改編で、スポーツキャスターが小笠原亘から土井に交代した辺りから、視聴率は持ち直しているが、一時期に比べたら、20%を超えることはなくなった。また、内容のレベルが以前と比べてやや落ちていることから、NHKの「@ヒューマン」や日テレの「エンタの神様」に視聴者が流れている傾向もある。これが影響しているのか、2006年4月8日からは、オープニングイラストの変更と同時に、今まで30秒遅れての番組スタートが22時ちょうどからのスタートになっている。最近では「エンタの神様」の人気にやや陰りが見えて、「@ヒューマン」も2007年春改編からスポーツニュースだけを残して別時間帯に移ることから視聴率も回復傾向に向かうと見られていたが、これはフジテレビの土曜プレミアムの健闘による影響との見方もあり、上記の2番組と共にこの番組もさらなる影響を受ける可能性があるためどのように視聴率改善に努めていくかが注目される。
- オープニングで「ブロードキャスター」とタイトルの出た後、気象災害や重大な事件・事故などを除いて、お天気カメラ(天カメ、場所は横浜、苗場、新宿、渋谷など)による夜景から始まっていたが、ダイレクトにスタジオの福留・久保の2ショットから始まったり、その日のニュースやスポーツのヘッドライン的な映像で始まるようになったため、天カメによる夜景は取り止められたようであったが、2006年1月21日の放送では、皇居前からの映像でスタートし、2006年4月8日からはオープニングアニメーションが変更され、ラストのタイトルロゴ表示時に夜景のライブ映像(日によっては、そうでないこともある)が少しではあるが取り入れられている。また、同年6月17日の放送から、天気予報の背景にも、このライブ映像が用いられている。
- 2006年3月4日の放送で、放送回数が700回に達し、4月15日の放送で、丸15周年を迎えた。
- 西暦奇数年(TBSが「世界陸上」の放映権を獲得した1997年以降)や夏季オリンピック開催年は、その特番によって番組が休止となる週にレギュラー陣に夏季休暇を取ってもらい、FIFAワールドカップ開催年は、秋の「オールスター感謝祭」放送前後の週まで基本的に休暇はなし(もしくは土曜日を跨がない6日間以内の休暇を取ってもらう)という方針のようである(言い換えるならば、健康上の理由以外の休暇によってレギュラー陣の誰かが欠けることは認めない。例外として福留は1998年に復活した「アメリカ横断ウルトラクイズ」のロケのため2回休み、山瀬は2006年8月5日の放送で休暇を取っている。福留のウルトラクイズによる欠席の際、三雲は番組内では「福留さんは遅い夏休みです」と説明した)。
- 春・秋の「感謝祭」放送日は番組休止となる(以前は福留・三雲が「感謝祭」にも出場していたが、三雲降板後は出場しなくなったばかりか、2005年秋の「感謝祭」放送日には久保がブロキャスの時間帯の裏で日テレの特番に出演したことも)。
- 「情熱ワイド」時代、「ザ・ニュースペーパー」がコントライブをするコーナーがあった。時間帯は「ブロードキャスター事件簿」と「お父さんのためのワイドショー講座」の間。
- 東京ニュース通信社作成による新聞ラ・テ爛(Gコードあり版)では、末尾が概ね「▽芸能情報(改行)福留功男ほか」となっている(23時台のスペースが1行少ない日刊編集センター作成のGコードあり版では同部分が全て省略。Gコードなし版では「福留功男ほか」のみ省略)。たとえその日の放送内容に芸能情報、すなわち「お父さんのためのワイドショー講座」で取り上げる予定の内容が書かれていても、重複お構いなしの状態である。「▽芸能情報」以外のバリエーションの用意が望まれる。
出演者(2005年4月9日以降のもの)[編集]
司会進行・メインキャスター[編集]
「お父さんのためのワイドショー講座」進行[編集]
ニュースコーナー・外回り担当[編集]
スポーツコーナー(現在は「どスポ!」)担当[編集]
コメンテーター陣[編集]
初めて登場する際には、経歴等文字テロップが流される。なお「みのもんたの朝ズバッ!」「~サタデーずばッと」とは異なり、現職の政治家が出演することは基本的にない(衆議院議員選挙当選直後の旭道山和泰が出演したことはある)。
アンカーマン[編集]
レギュラーコメンテーター的存在で、初代の嶌信彦(1991年春~1997年)、2代目のジョージ・フィールズ(1997年~2004年9月25日)、3代目の榊原英資、ビル・トッテン、北川正恭(2004年10月9日~、週替わりで出演)に続き、2006年7月下旬以降は岡本行夫、末吉竹二郎、藤巻健史も加入(トッテンは2006年春以降出演がなく、いつの間にか降板)。
- 榊原英資(慶應義塾大学教授→早稲田大学客員教授、元大蔵官僚で“ミスター円”の異名)
- 北川正恭(早稲田大学大学院教授、前三重県知事、元衆議院議員)
- 岡本行夫(外交評論家、元外交官、番組での肩書は「国際問題アドバイザー」)2006年7月22日初出演。
- 末吉竹二郎(国際金融アナリスト、国連環境計画FI特別アドバイザー、「みのもんたの朝ズバッ!」月曜日コメンテーター)2006年7月29日初出演。
- 藤巻健史(株式会社フジマキ・ジャパン代表取締役)2006年8月5日初出演。
ゲストコメンテーター[編集]
基本的に毎週、以下の男性と女性のゲストコメンテーターが、1人ずつ出演をしている。
並びは、男性陣は山藤から古川までが、女性陣は吉永から米永までが順不同で並んでおり、男性は木村政雄から、女性は織作峰子から初めて登場した順になっている。
男性ゲストコメンテーター[編集]
- 山藤章二
- 中原英臣
- 荒俣宏
- 玉村豊男
- 二宮清純(2006年秋より番組スポンサーの競合他社CMに出演のため、契約期間中は出演しない可能性あり)
- 藤原昭広
- 平田オリザ
- 野田稔
- 古川俊治(参議院選挙出馬が予定されているため、当面出演はないと思われる。当番組は過去に、新進党からの出馬が取りざたされていた岩國哲人をコメンテーターで出演させて自民党の抗議を受けたことがある)
- 木村政雄
- 野村克也(楽天イーグルス監督に就任したため、シーズンオフのみの出演になるとみられる)
- 石田衣良
- 横峯良郎(番組での肩書は「さくらパパ」)
- 船曳建夫
- 山本博
- 山本昌邦(番組での肩書は「アテネ五輪日本代表監督」と、肝心の種目が抜けている)
女性ゲストコメンテーター[編集]
- 吉永みち子
- 玉岡かおる
- 岸本裕紀子
- 幸田真音
- 小林由紀子
- 島田知保
- 田中里沙
- 渡辺祥子
- ロバートソン黎子(久保がキャスターに就任して以降、一切出演していない。)
- 米原万里(故人)
- 織作峰子
- 白石真澄
- 幸田浩子
- 佐々木かをり
- 鷺沢萠(故人)
ナレーター[編集]
- 小早川正昭(特集1、ブロードキャスター事件簿)
- 生野文治(特集2)
- 関口伸(7days、お父さんのためのワイドショー講座)
- 鈴木まどか(7days、お父さんのためのワイドショー講座)
- 山田真一(通常は土井アナが生でナレーションを入れる「どスポ!」の土井アナ不在時など)
主なコーナー[編集]
- 特集
- 主に一週間の目立った出来事をVTRで紹介し、コメンテーターがコメントする。概ね2本立て(2005年春の「どスポ!」開始以前は、「お父さんのためのワイドショー講座」終了後にもう1本)で、最近は1本目に一週間で最も目立った出来事について触れ、2本目にサブカルチャーなど軟らかい内容について触れるというパターンが多い。
- 7days
- 国内外の一週間の出来事を、あるキーワードでくくって振り返る。
- 2006年10月から、途中に「ウィークリーサプライズ」という、世界各地のビックリ映像をまとめたコーナーが入るようになった(それ以前もそのような映像は使われていたが、ひとまとめにはしていなかった)。
サンジャポでもやっている。ワイドショーの4位の後にやっている
- ニュース(JNN)
- ストレートニュースのコーナー。
- 一般の定時ニュースと異なり、キャスターが原稿を読み上げる際には画面下に項目クレジットなどは一切表示されない。
- コーナー開始時、柴田アナや待井記者が担当の頃は福留から毎回「柴田君」「待井君」と紹介されていたが、長岡アナ(本田記者からか?)が担当以後はほとんど紹介されなくなってしまっている(稀に紹介される時の敬称も「君」から「さん」となり、よそよそしい感じに)。
- 竹内キャスター担当当初、取材などでスタジオに不在の場合は山田愛里アナ(当時、日曜深夜の「JNNニュース」担当)が竹内の代役を務めていたが、山田アナが「みのもんたの朝ズバッ!」に移った2005年4月以降はレギュラー陣以外からの代役は起用されず、福留功男が代わりにニュースを読むか(特に放送時間繰り下げ時)、コーナーそのものが休止となる。
- 歴代キャスター
- ブロードキャスター事件簿
- 原山理一郎もしくは竹内由布子が主に殺人など深刻な内容の事件を国内外問わずレポートする(原山と竹内が同一事件を分担してレポートする場合もあり)。
- 提供スポンサー切り替え(本編のさわり→前半スポンサーCM☆→前半スポンサー提供終了→スポットCM→後半スポンサー提供開始→後半スポンサーCM★→本編、と中断時間が長い…☆★はどちらか一方のみ)および裏番組終了までのつなぎコーナーという感が強く、また事件の内容も既に平日の報道・情報番組で何度も取り上げられているものが多いためか、VTR終了後の質疑応答は滅多に行なわれず、福留が「ブロードキャスター事件簿でした。」とだけ言ってコーナー終了となることがほとんどである(ちなみに2004年9月まではVTR中にコメンテーター陣が「お父さんのためのワイドショー講座」のために席替えしており、質疑応答のしようがなかった)。
- ワイドショーではレポーターがVTR終了後にスタジオで解説を行なうのが普通であるが、原山は喋りが非常に不得手なようで(鼻から抜ける大きな声で早口で喋り、喋っている最中の身振り手振りも大きいので、落ち着きがない印象を与えている)、原山の口調が福留やスタッフの癇に障るのか、原山自身が口下手を自覚して生出演を嫌がっているのか、それを一切行なわない。
- また原山は、一日分の放送で「事件簿」だけでなく特集、「ワイドショー講座」と3コーナーに出演することが希にあり、そのような現象が起きた時はスタッフ間で「原山祭」と呼ばれるらしい。
- なお内容によってはコーナータイトルのつかない普通の特集になることがあり、その場合も原山もしくは竹内がレポートすることが多い。また横峯良郎がゲストの時はゴルフ企画に振り替えられることがある。
- お父さんのためのワイドショー講座
- 民放各局のワイドショーを全てチェックし、その事柄が扱われた放送時間別にランキングしたもの。上位10位までが発表される。その時々によってオウム真理教問題、北朝鮮問題、アメリカ同時多発テロ事件関連ニュースや芸能人の結婚・離婚・スキャンダルなど様々な様相を見せている。特に1995年の地下鉄サリン事件の発生時および麻原彰晃の逮捕時にはワイドショーもそれを集中的に取り上げたため、他の話題が全くなくランキングがつけられない程の状態になったという記録がある。このコーナーを担当する山瀬まみ自身は、1999年の結婚で初ランクインした(1999年7月3日放送、第6位・44分3秒)。ちなみにこのコーナーが当番組の瞬間最高視聴率になることが多く(22時台に放送の裏番組が軒並み終了する時間帯ということもあって)、「王様のブランチ」のTBS瞬間最高視聴率ランキングでは1位をはじめ上位の常連である。まさに『TBS看板番組の看板コーナー』として君臨しており、同コーナーを参考・目標とする番組も多い。
- ナレーターは、番組開始以来ナレーションを務めている関口伸と、鈴木まどかが担当している。
- いつごろからか定かでないが(おそらく1995年の阪神大震災のころから)、1位が悲惨な死傷事故・事件の場合、1位にランクしても画面上は「1位」というテロップを表示せず、項目だけを表示するようになった。これは遺族など関係者の「1位になってもめでたくない」という心情に配慮しての措置だと思われるが、もともとランキング付けしていながら「1位」の表示を出さないことだけがどれほどの配慮の意味を持つのか不明であるし、スタジオに設置されているランキングボードではちゃんと「1位」の「○○○○」となっているので、配慮に一貫性があるとは言えない。また、1位以外なら悲惨な事故・事件でも、例えば2位の「○○○○」と表示するが、なぜ配慮する必要がないのか、そのポリシーには疑義が残る。ただし、悲惨な事件事故が1位以外でもその項目だけ順位を表示せず、それより上は通常通り順位を表示することもある。また、一部の皇室関係のニュースでも順位が表示されないことがある。これは、無条件に国民全員にとってめでたいことに順位をつけるなという抗議を想定しているものと思われる。2014年4月20日のサンジャポでもされなかった
- プロ野球日本シリーズ中継や重大な事件・事故、天変地異などのような事例以外の、通常の野球中継や特番などで番組が30分遅れてスタートしても、通常時のコーナー開始時間とほぼ同じ、だいたい22時50分~23時00分の間に始まるようになっている(特集1,2の後に同コーナーを放送)。おそらく先述の瞬間最高視聴率と、山瀬の体調を気にするホリプロの要望によるものと思われる。
- 2004年秋まではこのコーナーのために席替えが行われていて、三雲孝江とコメンテーター陣が専用の席に移っていた(当時、福留だけはコーナーに不参加だったが、山瀬が結婚を報告した回では参加していた。福留がコーナーに参加しないのは、福留がワイドショーという番組自体に否定的だからと思われる)。
- 年内最終放送では「事件簿」枠を同コーナーに振り替え、上位100位までの年間ランキングを発表する。
- 2006年8月5日は山瀬が夏休みを取ったため、久保純子が代わりに進行した。
- ランキングは番組ホームページのほか、「TVガイド」の視聴率情報ページにも放送翌々週発売号に掲載されている(同ページにはテレビ東京「出没!アド街ック天国」のランキングも掲載)。
- 当日のスポーツニュースを、スポーツ新聞形式のフリップボードを用いて伝えている。これは2005年4月9日から、土井アナが復帰したことによってスポーツコーナーを強化し、始められたものである。ちなみに「どスポ!」の名前の意味は「土井が伝える土曜日のスポーツ」から来ているが、紙面の編集・発行人の欄は「ブロードキャスター責任編集 発行人・福留功男」となっている(土井アナの名がないが、福留は編集人ではなく発行人なので問題はない)。
- 中央競馬のG1レース前日には競馬予想のコーナーも設けられ(一部G1レースは行わない場合やその日の放送時間の関係によっては、なしになる場合もある。)、競馬のゲームソフトに「天才競馬予想犬」こと“プリンちゃん”、そして福留による予想が行われている。また、予想実況に小早川正昭が往年の語り口で務めている。
- 2007年3月3日は土井アナが松坂大輔の取材で渡米中(特集1で登場)のため、久保純子が代わりに進行。“土井が伝える土曜日のスポーツ”ではないということからか、「どスポ!」というコーナータイトルとフリップボードは使われなかった。
- 歴代キャスター
- エンディングに、翌日および翌週の天気状況を伝える。2004年10月9日から久保純子が担当している。久保以前は長岡杏子アナ。長岡アナ以前は三雲孝江が伝えていたと思われる。
トラブル史[編集]
盗作事件[編集]
'95年前後に、スポーツニッポンの明日の1面のコーナーを東京のスポニチ本社(運動部の大隅潔記者が出演)から中継で放送していたが、'97年ごろにスポニチの競馬記事(調教師のコメント、短評)が、競馬エイトに掲載されていたものをそのまま引用していたことが発覚。コーナーは打ち切りとなった。
寂しい番組卒業[編集]
司会の三雲孝江、アンカーマンのジョージ・フィールズ、ニュース担当の長岡杏子アナの最終日となった2004年9月最後の放送のエンディングで、フィールズが残り放送時間を気にせず喋り倒してしまい、本来ならフィールズより丁重に送り出されるべき三雲がほとんど喋れずに番組が終わってしまった。
コメント[編集]
2005年4月25日に発生したJR福知山線脱線事故の際の報道で、“JR西日本が負傷者に対して、お見舞金を紅白の水引の封筒に入れて渡したこと”に関して、竹内由布子キャスターが「非常に、あのー、印象的な話がありまして」と、さも非常識という言い方でネタふりをし、それを受けた司会者の福留功男と久保純子がそろって極めて不快そうな顔をして「どういうことでしょうねぇ!!」と出演者にふると、玉村豊男は「信じられないねぇ!!こんなもん」と不機嫌そうに語り、吉永みち子も同様にJR西日本を非難するなど、全員でこぞってバッシングした。しかし当然のことだが、お見舞いにおける紅白の水引の封筒の使用は礼儀作法的に正しく、常識の範疇に属する。その後、常識ある視聴者からの指摘により間違いに気づくも、数分後に竹内キャスターがこれまたさも当然かのように水引の使用の訂正をしただけで謝罪はせず、司会の福留は口ごもりながら「ま、しかし、時と場合ということを考えてはね、どうなのかなという意見も言ったわけでして・・・。決して間違いではないということなんですが・・・。はい、天気予報いきましょ」と言って開き直る一方、玉村や吉永は気まずそうな顔をしてはいたが、番組として謝罪は一切なかった。
たまたまなのかもしれないが、「お父さんのためのワイドショー講座」でレギュラー出演者にまつわる著名人の自殺については取り上げない。1999年の松宮一彦(元TBSアナウンサーで三雲孝江らの先輩)、2006年の甲斐智枝美(山瀬まみが所属するホリプロの元先輩)、2007年の日本テレビ・大杉君枝アナ(久保純子の父および福留功男の日テレ時代の部下)などがその例である。遺族の意向もしくは遺族への配慮と思われるが、「出演者にとって近い人が亡くなったのにどうして無視するんだ。」「お悔みの一言くらいあっていいだろう。」という不満の声がネット上でよく聞かれる。サンジャポでは上原美優はやった
また巨人戦については、他の試合と比べて福留による必要以上のコメントがあったりする。福留が「ズームイン!!朝!」に出演していた関係で、巨人ファンという演出をする必要があったからだと思われる。
2006年秋、2007年春と、「オールスター感謝祭」放送日前週のエンディングで翌週の番組休止と次回の放送日について一言も触れなかった。「わざわざ案内しなくても来週は感謝祭でブロキャスが休みになることくらいみんな知ってるだろう。」と放送作家が判断して台本に台詞を入れず、出演者も特に気にしていないものと思われる(年内最終放送日では「次回は1月○日に放送します。」という旨を福留がキチンと案内している)。
番組テーマ曲[編集]
- オープニング曲:「ハウ・ハイ・ザ・ムーン」小林 桂
- エンディング曲:「I Wanna Be Love By You」石原江里子
- ナレーター:小早川正昭、生野文治、関口 伸、鈴木まどか、山田真一
- 企画:篠崎敏男
- 構成:光内章博、和泉二郎、日野原幼紀、山本洋左右、浜田 悠、新里幸久、中村益雄、大谷哲郎、下尾雅美、岩崎元哉、沢木祐介、松林美妃
- (オープニングタイトル)原画:たむらしげる
- TM:柳澤任広、高木敏之、奥村秀樹
- TD:望月 隆、白根英路
- VE:佐藤公幸、丹野至之
- カメラ:飯橋俊昭、日比谷勝
- 音声:原田 光、守屋慎司
- 照明:高 橋章、正木正登
- 美術プロデューサー:杉浦 仁、宮沢利昭、笠松和明
- 美術デザイナー:高松浩則、西條 実
- 美術制作:町山充洋、島田孝之、海上泰隆
- 装置:多田亜希子、千石 毅
- 装飾:野呂利勝、高橋啓三
- 生花:神谷博子
- 衣裳:スタッフ・ドゥ
- 化粧:アーツ
- 編集:東放制作
- 音響効果:金崎いずみ、宮下博国
- 選曲:エヌ・エス・エル、宮川 亮
- 音楽:天野正道
- TK:窪田賢子
- CG:佐藤繁樹
- 番組宣伝:反町浩之、吉野 智
- 衣装協力:CHICAGO、山一屋、Spick and Span、MONIQUE、IENA、Perfect Sult FAcfory、Flower、AUTODAFE、YADH AND YAON NOBLE、AZABU TAILOR、GENE PAR YUKIO MISHIBA
- 協力:クロアチア
- ワイドショーランキング制作:S-PROJECT
- 芸能デスク:稲垣吉昭
- 制作デスク:武藤智香子
- AD:木村卓造、阿部沙織、吉永紗弥子、長嶋 聖、松本智代、工藤 聡、高津美奈、西 屋晶、小西哲也、井上大輔、戸島 紅、大野卓也、加藤喬子、山田 諭
- AP:進藤清徳、石井邦子、高橋一晃
- ディレクター:野口勝広、小野鉄博、倉本 拓、大井啓之、森田重雄、木村幸一、大嶋清広、新井康孝、萩原直子、吉田尚子、木村理津、小河原均、鈴木浩二、疋田 智、日野雅史、森下智己、武 澤忠、藤岡純太郎、吉田尚弘
- チーフディレクター:藤島浩司、原田正幸、木下太志、池田 章、五十嵐衛、原田正人、日下部実
- 制作プロデューサー:志賀 順、佐 中恭、須賀和晴、高徳文人
- プロデューサー:菅谷 敬、熊谷春彦、上 田淳、両角敏明
- チーフプロデューサー:長田 透、鈴木達郎
- 制作協力:TBS-V
- 制作:TBSテレビ、TBSエンタテインメント、TBSライブ
- 製作著作:TBS
番組スポンサー[編集]
- 2007年4月現在のスポンサー
- A枠
- B枠
- 補足
- かつてはサントリーが30"×3、大正製薬は双方共に30"×2の時期があった。
- 日本生命、日産自動車は新規当初は30"のみのスポンサーだった。
- トヨタ自動車は隔週にTOYOTAとLEXUSの交互にクレジット・CMを流しているが、2005年以後年2回放送している「オールスター感謝祭」に関しては提供クレジットをせず、ジャンクション明けのヒッチハイク扱いでCMを流している。
番組ネット局[編集]
ネット局について[編集]
あいテレビは1992年10月にJNN系列の28番目として開局したが、愛媛県はスポンサーの関係で1993年3月までNNN系列の南海放送にて同時ネットされていた。
ほぼ同時間帯の情報番組[編集]
- つながるテレビ@ヒューマン(NHK総合、22:00~22:55)
- SmaSTATION(tv asahi系、23:00~23:54)
外部リンク[編集]
- (同ホームページではジャーナリストの河原雄三がコラムを連載しているが、長期連載にもかかわらず河原本人は番組に一度も出演したことがない。またその理由についても明らかにしていない。)
番組の変遷[編集]
TBS系 土曜日22時台~23時台 | ||
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前番組 | 情熱ワイド!ブロードキャスター ↓ ブロードキャスター | 次番組 |
ドラマチック22 | ----- | |
TBS系 土曜日23:30~0:00の枠(1991年4月~1992年3月) | ||
ドラマチック22 | 情熱ワイド!ブロードキャスター ↓ ブロードキャスター | HEARTに聞け |
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