金曜ドラマ

提供: Yourpedia
移動: 案内、 検索
曖昧さ回避 この項目では、TBSのテレビドラマ枠について説明しています。NHKのテレビドラマ枠については「金曜ドラマ (NHK)」をご覧ください。

『金曜ドラマ』（きんようどらま）は、1972年からTBS系列で、毎週金曜日に放送されているテレビドラマ枠である。通称「金ドラ」。ステレオ放送、字幕放送、ハイビジョン制作、連動データ放送を実施している。

1987年10月から1989年9月まで、この枠をニュース番組（ニュース22プライムタイム→ニュースデスク'88→ニュースデスク'89）に充てていたため番組を一旦休止（その分水曜21時台に『水曜ドラマ』を放送）したが、翌10月から放送が再開されている。

基幹時刻[編集]

  • 毎週金曜 22:00 - 22:54（JST、54分間）
※ただし、作品によって初回および最終回には拡大あり。まれに21:00から放送開始となる作品もある。

概要[編集]

現在存在しているTBSのドラマ枠では、『日曜劇場』に次いで放送期間が長い。

開始当初-1987年と1989年-2000年前後は大人（特にF1、F2層）向けの作品が中心だったが、2001年の金曜9時枠の廃止以降は年齢層が変わっていき、現在はかつての金曜9時枠を彷彿とさせる若者向けの作品が多い。制作プロダクション名のないものはTBSの局制作。 [1]

1987年までの金曜ドラマの作品リスト[編集]

1972年[編集]

1973年[編集]

1974年[編集]

1975年[編集]

1976年[編集]

1977年[編集]

1978年[編集]

1979年[編集]

1980年[編集]

1981年[編集]

1982年[編集]

1983年[編集]

1984年[編集]

1985年[編集]

1986年[編集]

1987年[編集]

第2期の金曜ドラマ・平均視聴率10傑[編集]

1位 協奏曲 1996年 23.9%
2位 誰にも言えない 1993年 23.8%
3位 高校教師 1993年 21.9%
4位 花より男子2 2007年 21.6%
5位 愛していると言ってくれ 1995年 21.3%
6位 聖者の行進 1998年 20.9%
7位 未成年 1995年 20.0%
8位 ずっとあなたが好きだった 1992年 19.9%
9位 花より男子 2005年 19.8%
10位 人間・失格〜たとえばぼくが死んだら 1994年 19.2%

第2期の金曜ドラマ・最高視聴率10傑[編集]

1位 ずっとあなたが好きだった 1992年 34.1%（最終回）
2位 誰にも言えない 1993年 33.7%（最終回）
3位 高校教師 1993年 33.0%（最終回）
4位 人間・失格〜たとえばぼくが死んだら 1994年 28.9%（最終回）
5位 協奏曲 1996年 28.2%（初回）
6位 愛していると言ってくれ 1995年 28.1%（最終回）
7位 花より男子2 2007年 27.6%（最終回）
8位 未成年 1995年 23.2%（第8回）
9位 美しい人 1999年 22.7%（初回）
10位 流星の絆 2008年 22.6%（最終回）

1989-1990年代[編集]

代表的な作品には、冬彦さんブームを巻き起こした「ずっとあなたが好きだった」（1992年）、および同じスタッフで製作された「誰にも言えない」（1993年）、野島伸司脚本による「高校教師」（1993年）、「人間・失格」（1994年）、「未成年」（1995年）、「聖者の行進」（1998年）、手話ブームを牽引した「愛していると言ってくれ」（1995年）、続編が作成された「青い鳥」（1997年）、田村正和、木村拓哉、宮沢りえの共演で話題を呼んだ「協奏曲」（1996年）、スペシャル版や映画版も制作された「ケイゾク」（1999年）などがある。

1989年[編集]

1990年[編集]

1991年[編集]

1992年[編集]

1993年[編集]

1994年[編集]

1995年[編集]

1996年[編集]

1997年[編集]

  • 君が人生の時（1月17日-3月21日、主演：高嶋政伸、制作：木下プロダクション）
  • ふぞろいの林檎たちIV（4月11日-7月4日、主演：中井貴一）
  • 最後の恋（7月11日-9月19日、主演：中居正広、常盤貴子）
  • 青い鳥（10月10日-12月19日、主演：豊川悦司）

1998年[編集]

1999年[編集]

2000年代[編集]

2000年代に入っても、裏番組に競合する1クール放送の連続ドラマがない[4]ことから視聴率も10%前後を記録しており、作品によっては15%を超えることもあるが、近年は『金曜ロードショー』、『報道ステーション』に押され気味で平均視聴率が8%前後と1桁台の作品が多くなっている[5]。一方で、人気作品を原作としたドラマは、安定した視聴率を獲得している。2000年代の代表的な作品には、続編・映画化までされ、続編は平均20%を超える高視聴率をマークするなどの人気を博した『花より男子』、ベストセラー小説をドラマ化した『世界の中心で、愛をさけぶ』、映画化された『クロサギ』、若手俳優が多くブレイクした『ドラゴン桜』、『アラフォー』が流行語にもなった『Around40〜注文の多いオンナたち〜』、高視聴率を記録した『流星の絆』など。また、『木更津キャッツアイ』、『タイガー&ドラゴン』『歌姫』、『魔王』などの視聴率は低かったものの、ドラマ自体の評価が高かったり、後にDVD化され、ヒットしたというケースもある。また、金曜9時のドラマ枠が2001年9月で廃止され、本来同枠で放送されるような若者向けのドラマが、金曜ドラマ枠で放送されるケースが圧倒的に増加した。

第2期以降は、3ヶ月交替で年間4本のドラマが放映されている。例外として、2004年に放送された『3年B組金八先生（第7シリーズ）』は、2005年3月までの半年間、2006年10-12月期は『セーラー服と機関銃』が2ヶ月（全7回）『笑える恋はしたくない』が1ヶ月間（全3回）の編成を取っている。シャドウ以降から大人向けの作品が続いている。

2000年[編集]

2001年[編集]

2002年[編集]

2003年[編集]

2004年[編集]

2005年[編集]

2006年[編集]

2007年[編集]

2008年[編集]

2009年[編集]

2010年[編集]

備考[編集]

  • 他系列の秋田テレビ（フジテレビ系、但し、『ドラゴン桜』から前と『歌姫』から後は日本テレビ系の秋田放送）でも放送しているため、全国29局ネット（TBS系列28局+他系列1局。約4ヶ月遅れ、毎週土曜日の13:30から放送。）。
    • テレビ高知では、系列局でありながら一時期この番組をネットしていなかった。その間は当該時間帯でテレビ朝日系土曜20時台時代劇（『暴れん坊将軍』など）を遅れ放送していたためである。しかし、1996年春の改編で同局ゴールデン帯の独自差し替え枠の番組割り当て見直しが行われ、その結果本枠はTBS同時ネットに転換し、以降は同時ネットが行われる様になった。
  • 日本テレビ系・テレビ朝日系の2局クロスネットである福井放送も一部の作品が遅れネットで放送されている。
  • 山形県ではテレビユー山形開局以前は日本テレビ系の山形放送で遅れネットで放送されていた。
  • 愛媛県ではあいテレビ開局以前はフジテレビ系のテレビ愛媛で遅れネットで放送されていた。
  • 富山県ではチューリップテレビ開局以前はフジテレビ系の富山テレビで遅れネットで放送されていた。
  • 徳島県では一度もネットされていないが、一部地域で毎日放送や山陽放送などが視聴可能である。
  • 外部のプロダクションが制作した作品の場合、制作局TBSの権利失効後、以前の作品をTBS系列以外のローカル局において再放送されたことがある。
  • 山陽放送、長崎放送、大分放送、熊本放送、宮崎放送、南日本放送、琉球放送の地上デジタル放送において、『セーラー服と機関銃』の最終回のみのサービス放送を行っていた。
  • 一部ドラマが北米でも放送されている。
    『硝子のかけらたち』、『協奏曲』、『青い鳥』、『めぐり逢い』、『あきまへんで!』、『週末婚』、『独身生活』、『美しい人』、『金曜日の恋人たちへ』、『真夏のメリークリスマス』、『恋を何年休んでますか』、『ママの遺伝子』、『ブラックジャックによろしく』、『世界の中心で、愛をさけぶ』、『3年B組金八先生（第7シリーズ）』、『ドラゴン桜』、『花より男子』、『夜王』、『クロサギ』、『花より男子2（リターンズ）』、『Around40〜注文の多いオンナたち〜』
    • NGN（Nippon Golden Network、ハワイ州、すべて英語字幕付き）
    『世界の中心で、愛をさけぶ』、『エジソンの母』
    『世界の中心で、愛をさけぶ』、『ドラゴン桜』、『クロサギ』、『タイヨウのうた』、『山田太郎ものがたり』、『Around40〜注文の多いオンナたち〜』、『流星の絆』(2009年10月10日-)
  • 秋田テレビは2007年で放送打ち切り。それ以降『歌姫』と『エジソンの母』はそれぞれABS秋田放送が放送権を持つ。理由は本来放送される「TBS系木曜21時枠」が『3年B組金八先生』であるため（同番組はAKTが放映権を持つが、2007年10月-2008年3月の第8シリーズについては放送されない予定）。それ以降、秋田県で1年間放送はなかったが、2009年4月より1年遅れでABSが『Around40〜注文の多いオンナたち〜』で放送再開をした。以降は金曜16:05～17:00または土曜16:00～16:55に放送する場合がある。
  • ソフトバンクが提供に参加している為、劇中ではソフトバンクの携帯電話を使用していた。（ソフトバンクは2010年3月期で降板）
  • 『スマイル』と『オルトロスの犬』はドラマの設定上、トヨタ自動車は提供クレジットを自粛した。

関連項目[編集]

番組の移り変わり[編集]

TBS系 金曜22時枠
前番組金曜ドラマ
（1972.4 - 1987.9）		次番組
TBS金曜9時枠の連続ドラマ
（21:30 - 22:25）
【30分繰上げ】
JNNフラッシュニュース
（22:25 - 22:30）
【21:55へ移動】
夫婦善哉
（22:30 - 23:00）
【ABC制作。日曜22:30へ移動】		ニュース22プライムタイムJNN
【月 - 金】
TBS系 金曜22時枠
前番組金曜ドラマ
（1989.10 - ）		次番組
JNNニュースデスク'89
【月 - 金】		-----

注釈[編集]

  1. ↑ 2000年4月-2004年9月はTBSエンタテインメント名義、2004年10月-2009年3月はTBSテレビ名義。この時期、TBS本体が『制作・著作』でクレジットされていたので二重表示された。
  2. ↑ 天下無敵の糞ドラマ
  3. ↑ 全くもって酷い作品
  4. ↑ 裏番組の『金曜プレステージ』（フジテレビ）は単発ドラマ枠
  5. ↑ 特に2009年は3作品が平均1桁台と苦戦した
  6. ↑ 当作品から『愛なんていらねえよ、夏』、『Stand Up!!』を除き、HD（高精細度テレビジョン放送）制作
  7. ↑ 「高校教師」や「人間・失格」、「聖者の行進」で散々暴走をぶちかましてきた野島伸司はこの作品の視聴率結果によって「時代遅れ」「奴の時代は終わった」と揶揄されることに。
  8. ↑ 金曜ドラマ歴代ワースト。内容はともかく原作があのライフやリミット、Deep Loveと同じ別冊フレンドなのも何か引っかかる。
Wikipedia-logo.svg このページはウィキペディア日本語版のコンテンツ・金曜ドラマを利用して作成されています。変更履歴はこちらです。
「http://35.80.154.190/mediawiki/index.php?title=金曜ドラマ&oldid=235457」から取得