札幌テレビ放送

提供: Yourpedia
移動: 案内検索

札幌テレビ放送株式会社さっぽろテレビほうそう)は、北海道放送対象地域とする放送局である。略称はSTV。英称はThe Sapporo Television Broadcasting Co.,Ltd.

アナログテレビのコールサインは札幌JOKX-TV。デジタルテレビのコールサインはJOKX-DTV。

NNN/NNS系列のテレビ局。

放送内での読み方は「エスティーブイ」とは読まれず、「エスティーヴィー」と読まれることが多いが、メールアドレスの告知に限っては、紛らわしさ回避のため「エスティーブイ」で読み上げられている。

目次

会社概要[編集]

ファイル:STV-Sapporo-hq-01.jpg
札幌テレビ放送本社・札幌放送局(札幌テレビ放送会館)
札幌テレビ放送株式会社
The Sapporo Television Broadcasting Co.,Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 STV
本社所在地 日本の旗 日本 060-8705
北海道札幌市中央区北1条西8丁目1-1
電話番号 011-241-1181(代表番号)
設立 1958年4月8日
業種 5250
事業内容 一般放送(テレビジョン放送)事業など
代表者 代表取締役社長・鈴木輝志
資本金 7億5,000万円(2007年3月31日現在)
売上高 239億8,400万円(2007年3月期、連結)
165億5,300万円(2007年3月期、単独)
総資産 354億9,600万円(2007年3月期、連結)
289億8,600万円(2007年3月期、単独)
従業員数 249人(2007年4月1日現在)
決算期 毎年3月31日
主要株主 日本テレビ放送網 13.93%
北海道電力 12.67%
日本テレビ系列愛の小鳩事業団 7.30%
三井観光開発 7.03%
詳しくは、#主要株主参照
(2007年3月31日現在)
主要子会社 STVラジオ(特定子会社)
エス・テー・ビー興発
STVメディアフィールズ21
札幌映像プロダクション
(いずれも100%出資、連結子会社) など
関係する人物 萩原吉太郎
外部リンク http://www.stv.ne.jp/
特記事項:
  • 代表取締役社長:鈴木輝志
  • 本社・札幌放送局:札幌市中央区北1条西8丁目1-1(〒060-8705)
  • 旭川放送局:旭川市東旭川北2条6丁目1-2(〒078-8252)
  • 函館放送局:函館市美原1丁目48-5(〒041-0806)
  • 苫小牧・室蘭放送局:苫小牧市表町2丁目1-14 王子不動産第3ビル(〒053-0022)
※送信所は室蘭市に設置されている。
  • 帯広放送局:帯広市東4条南13丁目2(〒080-0804)
  • 釧路放送局:釧路市緑ヶ岡1丁目10-24(〒085-0814)
  • 北見放送局:北見市大通西4丁目4-1 住友生命北見ビル(〒090-0040)
※送信所は網走市に設置されている。
  • 小樽支局:小樽市色内1丁目9-1 松田ビル(〒047-0031)
  • 東北支局:仙台市青葉区大町1丁目2-1 ライオンビル(〒980-0804)
  • 東京支社:東京都中央区銀座5丁目15-8 時事通信ビル13F(〒104-0061)
  • 名古屋支局:名古屋市中区錦3丁目23番31号 栄町ビル(〒460-0003)
  • 大阪支社:大阪市北区堂島浜1丁目14-16 アクア堂島西館12F(〒530-0004)
  • NNNモスクワ支局

概要[編集]

  • 開局当初はテレビ単営局であったが1962年12月15日よりAMラジオ放送も開始し、『テレビが先行開局し、後付けでラジオ放送を開始』した全国唯一のラジオ・テレビ兼営局[1]であった。
    • 2005年にラジオ部門を分社しラジオ放送免許は株式会社STVラジオに継承され、STVはテレビ単営局に戻った(詳細は後述)。
  • 上記の名残から、STVテレビと呼称されることもある。
  • 放送上でのアナウンスは、アルファベットをそのまま読み上げた「えすティーブイ」ではなく、『えすティービー(ヴィー)』と読まれることが多い。
  • あて先に住所を書かなくても届くよう設定される大口事業所固有の郵便番号をHBCが早くから採用していた中、STVは採用しなかった。その理由は本社に併設された「STVホール」の場所を視聴者に周知させるためといわれている。なお、1998年に現行の7桁郵便番号に変更されたのにあわせ、STVも事業所固有の郵便番号を採用した。
  • 地方局の中では自社製作番組の比率が高い事で知られ、2004年まで視聴率4冠を続けていたが、2005年、2006年の年間視聴率ではUHBゴールデンタイムプライムタイムの2冠を奪われて視聴率4冠を逃した。また2006年7月には、月間視聴率でもUHBに全日・ゴールデン・プライムの3冠を奪われたため、月間全日視聴率首位の記録は153ヶ月(1993年10月~2006年6月)で止まった(2006年8月2日付「日刊合同通信」より)。
  • 夕方ワイド番組『どさんこワイド180』(開始当初の番組名は「どさんこワイド120」)は、現在全国の地方テレビ局で盛んに放送されている夕方生情報ワイド番組の礎となった。
  • 開局当初は札幌市中央区南1条西1丁目に所在していたが、札幌オリンピックを翌年に控えた1971年に現在地(北1条西8丁目)に新築移転した。現在、旧社屋跡には丸井今井大通別館(旧札幌マルサ)、周辺には札幌シャンテ(かつて同地は映画館札幌東宝日劇」だった)などの商業施設がある。
  • 新マスターの運用開始の前日(2006年3月3日)までは提供クレジットテロップの「提供」文字のフォントは画面中央表示と画面下・右上表示でゴシック体は異なっていた。また長年、道内民放テレビ局で唯一、表示がカットイン~カットアウト(一時期、HBCも1998年頃から2006年のデジタル放送対応マスター更新まではカットイン~カットアウト)だったが2006年3月4日のマスター更新でフェードイン~フェードアウト表示(提供スポンサー以外の表示は天気予報など一部を除きカットイン~カットアウト)となり、道内民放各局すべてがフェードイン~フェードアウト表示となっている。
  • 2006年4月、泊原子力発電所を有する北海道電力が主力株主となったことで、同社に対する報道が中立的に行われるかが注目される中、2007年2月22日に北海道電力が火力発電所のデータを改ざんしていた事実が発覚。煤塵濃度が法定基準値を上回り、近隣住民の健康被害が懸念される事態であったが、STVでは短いフラッシュニュースで報じるにとどまった。
  • デジタル放送対応のニュースセンターが開設されているにもかかわらず、ハイビジョンカメラによるニュース映像の取材比率がかなり低い(これはNNN基幹5局の中でも一番低い)。道央圏以外(函館局のみ素材回線がHD化されている)はもとより、札幌圏内のニュース(一部を除く)までもがほとんどアナログ機材(標準画質映像)で撮影されている。
  • 日本テレビおよび読売テレビ制作一部地域ネットの深夜アニメを、東名阪地域以外で多くネットするNNS系列局でもある。
    • 日本テレビで2007年4月放送開始した『CLAYMORE』の放送を3ヶ月遅れで開始[2]、これ以降の作品では2007年10月放送開始の『魔人探偵脳噛ネウロ』が2008年3月末に約5ヶ月遅れのネット開始となった。
    • その他にも、視聴率不振でゴールデンタイムから深夜枠に降格(一部地域では打ち切り)となった『結界師』が冬休み期間中の午前枠での放映(放映話数の調整)→深夜枠で正式な最終回まで放映となるなど柔軟な編成を見せた。
    • 過去に放送されたUHFアニメは、STVでの先行放送終了後に関東圏などの独立UHF局でネットされた『チビナックス』と、tvkKBS京都共同制作の『Funny Pets』シリーズのみである(2007年現在、道内の民放テレビ局でUHFアニメを放送していないのはHTBのみである)。
  • なお、札幌市内の番組制作会社である札幌テレビハウスとの資本関係はない。

ラジオ部門の分社化[編集]

  • 2005年7月12日にラジオ部門(正式な組織名は「札幌テレビ放送株式会社ラジオ局」)が分社され、札幌テレビ放送の100%出資による子会社として「株式会社STVラジオ」が設立された。新たに誕生した「STVラジオ」は、2005年10月1日付で中波放送局の放送免許を「札幌テレビ放送」から継承し、独立した別会社として放送を開始した。現在では道内で唯一の「AMラジオ単営局」でもある。日本のテレビ・ラジオ兼営局でラジオ部門が分社され放送免許が承継された例は、2001年10月1日に東京放送(TBS)から分社されたTBSラジオ&コミュニケーションズ(TBSラジオ)に次いで2例目で、地方局としては初の試みとなった。STVラジオへ移行した部門は主にラジオ放送に関する制作・営業のみで、アナウンス業務、電波送信業務(後述)、送信所施設の維持管理などの業務は引き続きSTVが行い、STVラジオから業務委託・出向扱いを受けている。
  • TBSの場合とは異なり、従来よりテレビ(札幌放送局:JOKX-TV)とラジオ(札幌・苫小牧・室蘭放送局:JOWF)が異なるコールサインを使用していたため、分社後もコールサインは変更されなかった。また、北見放送局(網走送信所)では従来よりテレビ・ラジオとも共通のコールサイン(テレビ:JOVX-TV、ラジオ:JOVX)を使用しているが、分社後もコールサインは変更されずにそのまま使用しているほか、ラジオ単営局としては全国で唯一、コールサインの末尾に「X」がつく放送局となった。
  • ラジオ分社後も、テレビ・ラジオ番組表の同時請求は従来通り可能である。また、ラジオ受信報告書の新たな送付先は「STVラジオ 放送センター 放送実施部」となるが、テレビ単営局となったSTVでも「STV技術局 技術計画部」で従来通りテレビ・ラジオの受信報告書を受け付けている。これはテレビ・ラジオの電波送信をSTVが一括して管理しているためで、ラジオの電波送信業務はSTVラジオから業務委託を受けている。また、テレビ・ラジオの視聴者からの意見・問い合わせもこれまでどおりSTVの「視聴者センター」で受け付けている。

新規採用[編集]

  • 2008年4月入社は、一般職、アナウンサー職で新卒採用を実施した。

主要株主[編集]

(2007年3月31日現在)

主要取引銀行[編集]

沿革[編集]

北海道に新たな民放向けテレビチャンネルが割り当てられることになり、当時の北海タイムス(現在は廃刊)は北海道新聞北海道放送(HBC)の関係に対抗すべく、放送局開設を決意し免許を申請。一方、日本テレビも一社による全国放送を行おうと免許を申請。さらに旧小樽新聞(戦前、読売新聞により発行されていた地方紙)の関係者を中心とした一派が免許を申請した他、北海道に進出していた東急毎日新聞社が手を組み、北海道出身の鹿内信隆(当時、フジテレビ専務取締役)とも結びついて免許を申請した。これらの各派を北海道炭礦汽船萩原吉太郎が取りまとめて「札幌テレビ放送」として一本化した。このため、開局当初から日本テレビとの関係が強く、またフジテレビとの関係も深かった。ただし、当初は「準教育局」として免許されたことから、学校放送を放送するため日本教育テレビ(NETテレビ、現在のテレビ朝日)ともネットを結んだ。

1958年(昭和33年)
4月8日-会社設立。
1959年(昭和34年)
4月1日-北海道で2番目の民間テレビ放送局としてアナログテレビ本放送開始。開局当初の送信所はさっぽろテレビ塔に設置。
午前中の学校放送は日本教育テレビから、午後の教養・娯楽番組を日本テレビからネット。
1960年(昭和35年)
12月24日-旧放送会館運用開始(南一条西一丁目、現在の丸井今井札幌本店大通別館)
1961年(昭和36年)
2月17日-札幌放送局で中波(AM)ラジオ放送予備免許を申請。
1962年(昭和37年)
4月-日本教育テレビの午前中の学校放送ネットがHBCに移行。[3]
12月15日-全国44番目、北海道で2番目の民間ラジオ放送局として中波(AM)ラジオ本放送開始 。
1965年(昭和40年)
5月-【ラジオ】NRNに加盟 。
1966年(昭和41年)
3月20日-【テレビ】札幌放送局でカラー放送開始(道内全域での放送開始は1968年)
4月-【テレビ】NNNに加盟 。
1968年(昭和43年)
4月-【ラジオ】ニッポン放送深夜番組オールナイトニッポン」を全国で初めてネット開始。
1969年(昭和44年)
1月15日-【テレビ】札幌放送局の親局送信所をさっぽろテレビ塔から手稲山に移設。これにより、札幌親局送信所は全局手稲山に1本化された。
4月-【テレビ】FNSに加盟。[4]
1970年(昭和45年)
7月1日-【ラジオ】終夜放送を開始。
1971年(昭和46年)
2月22日-現在地に本社・札幌放送局の社屋(STV放送会館)落成 。
5月-【テレビ】EDPSテレビ運行システム運用開始。
1972年(昭和47年)
3月-フジテレビ・毎日新聞系役員が退陣。代わりに読売新聞社・日本テレビ系の役員を選出。
4月-北海道文化放送(FNN系列)開局に伴い、テレビが日本テレビ系列フルネット局になる(これによりFNSから脱退)。
8月-【ラジオ】初のイベントとして第1回「STVラジオ夏まつり」開催。
1973年(昭和48年)
1月-【テレビ】生情報番組「2時のワイドショー」放送開始。(かつてよみうりテレビで放送されていたものとは別番組)
8月15日-【ラジオ】ランラン号の前身となる「ランラン1号」運用開始。
1976年(昭和51年)
10月-【テレビ】坂本九司会の福祉番組「ふれあい広場・サンデー九」放送開始。
1977年(昭和52年)
10月-【テレビ】テレビCM自動編集送出システム運用開始(日本におけるCMバンク第1号)。
1979年(昭和54年)
3月-【テレビ】朝の大型情報番組「ズームイン!!朝!」放送開始。
7月-【テレビ】札幌放送局で音声多重放送開始 。
1982年(昭和57年)
4月-【テレビ】テレビ営業運行オンラインシステム運用開始。夕方のローカルワイドニュース「STVニュースToday」放送開始 。
12月-【テレビ】テレビニュースライブラリーシステム運用開始 。
1983年(昭和58年)
3月-【ラジオ】ラジオオーディオファイル運用開始 。
4月9日-【ラジオ】ワイド番組「ウイークエンドバラエティ 日高晤郎ショー」放送開始 。
1984年(昭和59年)
10月-【ラジオ】ワイド番組「河村通夫の桃栗三年」放送開始 。
1985年(昭和60年)
4月-【ラジオ】平日午後の大型ワイド番組「喜瀬ひろしのときめきワイド」放送開始。
1988年(昭和63年)
11月-ボストンWBZ局と姉妹局提携調印 。
1989年(平成元年)
1月-瀋陽電視台と友好局提携調印 。
4月-【ラジオ】夜の若者向けワイド番組「サッポロ22時・夜は金時」放送開始。
7月-SNG基地局・車載局運用開始 。
8月-【テレビ】クリアビジョン放送開始 。
10月-【テレビ】「日高晤郎のスーパーサンデー」放送開始。
1990年(平成2年)
4月-【テレビ】早朝ワイド番組「朝6生ワイド」放送開始。函館・旭川・釧路にお天気カメラ「パノラマカメラ」を設置、稼働開始。
1991年(平成3年)
5月-【ラジオ】32時間ラジソン『日高晤郎芸能生活30周年記念・32時間生放送「めぐり逢い・春夏秋冬」』放送。
6月-【テレビ】CMバンクシステム運用開始。
10月-【テレビ】夕方の大型生情報番組「どさんこワイド120」放送開始。
1992年(平成4年)
12月14日~15日-【ラジオ】放送開始30周年を記念した開局記念番組として30時間のラジソン「おもしろはっちゃき30時間」放送。
1994年(平成6年)
局キャラクターにムササビを模した「スティービー」を採用。
10月-現社屋の隣に別館「STVアネックス」が完成
1995年(平成7年)
1月-【ラジオ】生放送専用スタジオ「Vスタジオ」運用開始。
3月-青森市に東北支局開設(現在は仙台市青葉区へ移転) 。
4月-【ラジオ】旭川・函館・室蘭・網走・帯広・釧路の各送信所出力を増力。[5]
1996年(平成8年)
1月-インターネットホームページ開設。[6]
5月-【テレビ】釣り情報番組「釣~りんぐ北海道」放送開始。
10月-【ラジオ】札幌放送局でステレオ放送開始。
「スティービー」に代わるキャラクターとして「となりのサッちゃん」登場。
【ラジオ】交通安全キャンペーンの一環として「ドライバーズ・ネットワーク」開始。
1998年(平成10年)
4月-【テレビ】自社制作の全国放送番組「号外!!爆笑大問題」放送開始。
9月-ベルリン支局開設。
2000年(平成12年)
1月-局キャラクターが「スピカちゃん」になる。[7]
1月-【テレビ】バラエティ番組「1×8いこうよ!」放送開始 。
2月-【テレビ】札幌放送局管内でNNN24(現:日テレNEWS24)によるフィラー放送開始。
4月-札幌メディアパークSpicaグランドオープン。
9月-「株式会社チャンネル北海道」設立、北海道情報を発信する110度CSデジタル放送の許可申請を提出するも却下される。
2001年(平成13年)
10月-【テレビ】日曜朝の生情報番組「どさんこサンデー」放送開始。
2002年(平成14年)
10月-【テレビ】「サンデー!北のなるほ堂」放送開始。
12月14日~15日-【ラジオ】放送開始40周年を記念した開局記念番組として40時間のラジソン放送。
2004年(平成16年)
8月-【テレビ】NNN24(現:日テレNEWS24)によるフィラー放送を道内全域へ拡大。[8]
2005年(平成17年)
7月12日-【ラジオ】ラジオ局を分社、「株式会社STVラジオ」発足 。
10月1日-【ラジオ】ラジオ局の中波ラジオ放送免許を株式会社STVラジオに承継。

これ以降はテレビについてのみ記述する。分社後のラジオについての記述はSTVラジオの記事を参照のこと。

2005年(平成17年)
10月2日-初のHD制作番組「D!アンビシャス」放送開始
2006年(平成18年)
3月4日-マスターをアナログ・デジタル統合のものに更新(NEC製)。 ニュース情報センター「D・Tera・S」運用開始。
3月31日-HD対応大型中継車(新第1中継車)導入。[9]
6月1日-札幌放送局で地上デジタルテレビジョン放送・ワンセグ放送の本放送開始。
12月1日-HD対応のSNG中継車(可搬3)導入。
2007年(平成19年)
10月1日-函館放送局・旭川放送局・帯広放送局・釧路放送局・北見放送局(網走)・室蘭放送局で地上デジタル放送開始。
アナログ放送とは異なり、上記の各放送局はすべて札幌放送局の中継局扱いとなったため、各地域別の差し替えは行われず全道で同一の内容となる。
2008年(平成20年)
創立50周年。新しい局キャラクターとして「ファイビー&ファイニー」登場。[10]
3月31日-札幌メディアパークSpica閉館。
6月1日-地上デジタル放送画面に、局ロゴのウォーターマーク表示を開始。[11]

ネットワークの変遷[編集]

1959年
1962年
  • 4月1日 - HBCとNETテレビ制作番組を交換(教育番組と一部の一般番組をHBCへ移行。引き換えに一般番組を移行させた)。このほかフジテレビ制作番組も一部HBCから移行。
1966年
  • 4月1日 - HBCからフジテレビ制作番組が完全移行。同時にニュースネットワークNNNに加盟。ニュースは日本テレビマストバイと定める。
1969年
  • 4月1日 - NETテレビ制作番組が北海道テレビ放送(HTB)に完全移行(HTBは1968年11月3日に開局したが、全道でのテレビ放送が開始されたこの日までの間は視聴者保護の観点から、NETテレビ制作番組を一般番組に限り引き続き放送していた)。FNSに加盟(ニュースネットワークFNNには最後まで加盟しなかった)。
1972年

本社スタジオ[編集]

ファイル:STV-Sapporo-hq-02.jpg
STVニュース情報センター「D・Tera・s」
地上デジタル放送を控えた“ニュース報道基地”として本社横に建設され、2006年3月4日から本格稼働を開始した。建物は中2階を含む3フロア2階建て。日テレの「マイスタジオ」を凌ぐ高さ3メートルの巨大なガラス張りとなったスタジオからは四季折々の北1条西8丁目界隈を映し出してくれるほか、ガラス越しに見学する事も可能。愛称は一般から公募されたもので、「D」は“どさんこ”と“デジタル”、「Tera・s」は光が降り注ぐ“テラス”のほかに、ニュースや情報に光を“照らす”という意味も込められている。

公開スタジオ[編集]

過去に使用していた公開スタジオなど[編集]

  • オープン型イベントホールであり、スタジオではなかった。
  • こけら落としは「笑点」の公開収録だった。

情報カメラ設置ポイント[編集]

STVでは情報カメラお天気カメラ)のことを「パノラマカメラ(パノカメ)」と呼んでいる。また、2006年6月1日からは一部地点でハイビジョンカメラに交換し、愛称を「スーパーパノカメ」に変更した。なお、各地のカメラ映像はSTVのホームページでも静止画で見ることができるほか、朝の時間帯は「ズームイン!!SUPER」や「ズームイン!!サタデー」で、昼の時間帯はCS放送「日テレNEWS24」(生映像は12時20分頃のみ。他は“録画”映像)を通じて道外でも視聴できる。

常設[編集]

札幌市
旭川市
  • 10条10丁目(NTT東日本旭川十条ビル屋上鉄塔)
函館市
釧路市
  • 大町・幣舞橋(道東経済センタービル屋上)※HD
千歳市
  • 新千歳空港(ターミナルビル屋上と滑走路付近の2ヶ所に設置)
小樽市
  • 色内1丁目
  • 小樽運河(ホテルノルド小樽屋上)
帯広市
  • 東1条北2丁目(十勝川・十勝大橋方向)
  • 帯広駅(ホテル日航ノースランド帯広屋上)
紋別市
  • 紋別市役所
稚内市
  • 開基百年記念塔・北方記念館
小清水町
浦河町
  • 浦河町役場(本庁舎屋上)
根室市
  • 設置場所不明
常呂町
  • サロマ湖・ワッカ原生花園(サロマ湖ワッカネイチャーセンター)

期間限定[編集]

札幌市
夕張市
壮瞥町
  • 洞爺湖(洞爺サンパレス屋上)※HD(北海道洞爺湖サミットに合わせ期間限定で設置。平成20年7月10日稼動終了)

その他美瑛町にも設置していた。

以下のイベント期間中は、臨時にカメラを設置する場合がある。

など

テレビチャンネル[編集]

  • 地上デジタル放送では、原則として親局は1社1局とされた(総務省が定めたコールサインの割り当て原則による)ため、札幌放送局を除く道内各放送局にはコールサインが付与されず、札幌放送局管内の中継局扱いとなる。ただしNHKは、札幌以外の各放送局にもコールサインが付与された。
  • 今後地上デジタル放送で開局が予定されている中継局は60か所程度にとどまり、営業努力をしても開局が困難(「自力建設困難」)とされた中継局が一部開局済および開局予定に踏み切ったものを含め100か所程度あるため、これらの地域で民放テレビ各局がいずれもエリアカバーを行わない場合、「デジタル放送がNHKしか視聴できない」可能性がある(その後、「自力建設困難」の中継局の数は幾分減ってきている)。
    • 「自力建設困難」とされている中継局でも建設費用を地元自治体1地域の全額負担あるいは複数の市町村自治体で等分負担することで設置される可能性もある。
  • なお、2011年7月25日以降の開局は未定である。
  • 小樽見晴は札幌送信所や小樽中継局で、網走鉄南は網走送信所でそれぞれカバーできるため地上デジタル放送の中継局は開局しない(「置局不要」)。

札幌放送局(JOKX-TV・JOKX-DTV)[編集]

放送エリア:石狩支庁全域・空知支庁中部と南部・後志支庁全域・胆振支庁東部・日高支庁全域

  • 札幌(送信所:手稲山
    • アナログ:5ch 出力:映像10kW・音声2.5kW(送信機はNEC製)
    • デジタル:21ch 3kW(リモコンキーID:「5」・送信機は東芝製)
地上デジタル放送の送信所はHTBと共同使用で、2005年10月に完成。
中継局
  • 小樽
    • アナログ:7ch 75W
    • デジタル:33ch 50W
  • 定山渓
    • アナログ:7ch 1W
    • デジタル:43ch 0.3W
  • 藻岩下
    • アナログ:11ch 1W
    • デジタル:26ch 0.3W
  • 廉舞
    • アナログ:57ch 3W
    • デジタル:44ch 0.3W
  • 宮の沢(垂直偏波)
    • アナログ:42ch 3W
    • デジタル:33ch 0.3W
  • 歌志内
    • アナログ:58ch 100W
    • デジタル:46ch 10W
  • 芦別 (垂直偏波)
    • アナログ:6ch 65W
    • デジタル:21ch 3W
  • 宮の森
    • アナログ:57ch 3W
    • デジタル:26ch 0.3W
  • 札幌西野
    • アナログ:43ch 3W
    • デジタル:26ch 0.3W
  • 銀山都
    • アナログ:56ch 10W
    • デジタル:36ch 1W
  • ニセコ
    • アナログ:32ch 50W
    • デジタル:21ch 5W
  • 静内
    • アナログ:59ch 100W
    • デジタル:31ch 10W
  • 浦河
    • アナログ:7ch 100W
    • デジタル:28ch 50W
  • 平取振内
    • デジタル:28ch 3W
  • 上砂川
    • アナログ:11ch 1W
    • デジタル:30ch 0.3W
  • 喜茂別
    • アナログ:43ch 1W
    • デジタル:46ch 0.1W
  • 南喜茂別
    • アナログ:55ch 3W
    • デジタル:22ch 0.3W
  • 岩内
    • アナログ:7ch 100W
    • デジタル:21ch(D:2009年)
  • 余市 6ch 10W(D:2009年12月)
  • 夕張清水沢 58ch 10W(D:2009年12月)
  • 円山 43ch 1W (D:2009年9月)
  • 札幌藻南 43ch 3W(D:2009年12月)
  • 札幌山元 44ch 0.5W (D:2009年9月)
  • 南羊蹄 62ch 10W(D:2010年)
  • 国富 53ch 1W
  • 寿都 56ch 10W(D:2009年11月)
  • 赤井川 57ch 1W
  • 島牧 59ch 10W
  • 赤平 41ch 3W
  • 夕張 11ch 10W
  • 西芦別 57ch 3W
  • 平取 40ch 10W(D:2009年9月)
  • 日高 56ch 3W(D:2009年12月)
  • 様似 30ch 10W(D:2009年12月)
  • 西様似 40ch 3W(D:2009年12月)
  • えりも 55ch 10W
  • 庶野 40ch 3W
  • 日高銀嶺 40ch 1W(D:2009年12月)
  • 喜茂別栄 57ch 0.1W
  • 小樽桂岡 45ch 0.1W
  • 小樽見晴 59ch 0.1W
  • 美国 58ch 0.1W
  • 古平 56ch 0.1W
  • 夕張新千代田 58ch 0.1W
  • 真谷地 40ch 0.1W
  • 三笠幌内 57ch 0.1W
  • 美唄我路 57ch 0.1W
  • 浦河常盤 37ch 0.1W
  • 浦河柏 38ch 0.1W
  • えりも沢町 41ch 0.1W
  • 苫小牧宮の森 44ch 0.1W

旭川放送局(JOKY-TV)[編集]

放送エリア:上川支庁全域・留萌支庁全域・宗谷支庁全域・空知支庁北部

  • 旭川
    • アナログ:7ch 映像1kW・音声250W(送信所:旭川市東旭川町北2-6=STV旭川放送局敷地内・ラジオ送信一体型アンテナ
    • デジタル:23ch 1kW(送信所:旭川市東旭川町倉沼45-1=旭山 送信機は東芝製)2007年9月7日13:00から試験放送を開始し、2007年10月1日より本放送開始。掲示している社名ロゴは現在のスピカ登場時のもの。
2007年10月1日より放送開始した地上デジタル放送は、TVhを除く民放各局とNHK旭川放送局が共同で旭山に建設したデジタル送信所から放送される。但し、NHKアナログテレビ・FM送信所の隣に新設される送信施設の建物は民放各局のみ使用され、NHKは現行のアナログテレビ・FM放送の送信施設をそのまま使用。送信鉄塔はTVhを除く民放各局とNHK旭川放送局が共同で使用する。送信アンテナはNHK使用分と民放使用分の2つに分かれる。
中継局
  • 和寒[12]
    • アナログ:51ch 30W
    • デジタル:36ch 3W
  • 名寄
    • アナログ:6ch 250W
    • デジタル:32ch 200W[13]
  • 深川
    • アナログ:22ch 100W
    • デジタル:51ch 10W
  • 留萌
    • アナログ:6ch 100W
    • デジタル:32ch 10W
  • 幌加内
    • アナログ:44ch 3W
    • デジタル:51ch 0.3W
  • 富良野
    • アナログ:6ch 100W
    • デジタル:18ch 10W(D:2009年)
  • 中頓別
    • アナログ:7ch 250W
    • デジタル:36ch 100W(D:2009年)
  • 稚内
    • アナログ:22ch 200W [14]
    • デジタル:32ch 20W(D:2009年)
  • 枝幸
    • アナログ:6ch 10W
    • デジタル:18ch 5W(D:2009年)
  • 羽幌
    • アナログ:58ch 100W
    • デジタル:18ch 10W(D:2009年12月)
  • 上川
    • アナログ:12ch 30W
    • デジタル:32ch 5W(D:2009年)
  • 上富良野
    • アナログ:40ch 3W
    • デジタル:32ch 0.3W(D:2009年)
  • 上士別(民放各局が共同使用)
    • アナログ:52ch 30W
    • デジタル:23ch 3W(D:2009年)
  • 苫前 39ch 1W(D:2009年10月)
  • 礼文 6ch 10W(D:2010年)
  • 空知金山 52ch 10W(D:2009年12月)
  • 幾寅 57ch 10W(D:2010年)
  • 仙法志 56ch 10W(D:2010年)
  • 船泊 55ch 3W
  • 西稚内 56ch 3W(D:2010年)※民放各局が共同使用。
  • 占冠 38ch 10W
  • 麓郷 56ch 10W(D:2010年)
  • 東山 38ch 10W(D:2010年)
  • 幌延 55ch 1W(D:2009年12月)
  • 小平 56ch 10W(D:2009年12月)
  • 北稚内 45ch 1W
  • 上勇知 58ch 0.1W
  • 小石 55ch 0.1W
  • 抜海 55ch 0.1W
  • 旭川台場 57ch 10W

函館放送局(JOMY-TV)[編集]

放送エリア:渡島支庁全域・檜山支庁全域

  • 函館(送信所:函館山 アナログ・デジタル併設)
    • アナログ:12ch 映像1kW・音声250W(送信機は東芝製)
    • デジタル:15ch 1kW(送信機は東芝製)
函館送信所と福島中継局から放送される電波は、青森県の一部でも受信可能(函館送信所は大間町周辺、福島中継局は中泊町小泊周辺)。詳細は区域外受信の項を参照。
2006年3月22日より中継回線を変更したことに伴い、アナログ放送の音質が向上した(音声はモノラル)。
地上デジタル放送は、既存の送信施設をそのまま使用(送信アンテナのみ新設)し、2007年10月1日より放送開始した。但し、UHF波を使用するため、アナログUHF放送を行っているHTB・UHB・TVhと同様に指向性がかけられた。これは他局の地上デジタル放送でも同様である。
中継局
  • 江差
    • アナログ:11ch 100W
    • デジタル:16ch 10W
  • 奥尻大成
    • アナログ:55ch 100W
    • デジタル:15ch 10W
  • 大沼
    • アナログ:54ch 30W
    • デジタル:30ch 3W
  • 厚沢部
    • アナログ:30ch 10W
    • デジタル:36ch 1W
  • 北桧山
    • アナログ:6ch 100W
    • デジタル:43ch 10W(D:2009年)
  • 福島 58ch 10W(D:2009年12月)
  • 松前 11ch 3W(D:2010年)
  • 白符 29ch 10W(D:2009年12月)
  • 江差新栄 40ch 1W
  • 江差円山 40ch 0.5W
  • 函館蛾眉野 59ch
  • 江差鰔川 44ch 0.1W
  • 江差南が丘 60ch 0.1W
  • 知内小谷石 41ch 0.1W

苫小牧・室蘭放送局(JOLY-TV)[編集]

放送エリア:胆振支庁西部

  • 室蘭(送信所:測量山
    • アナログ:7ch 映像1kW・音声250W
    • デジタル:22ch 1kW(送信機は東芝製)
デジタル放送信所はTVhを除く民放各局が共同で測量山(HBCアナログ送信所隣)に新設、2007年10月1日より放送開始した。掲示している社名ロゴは現在のスピカ登場時のもの。
中継局
  • 苫小牧
    • アナログ:57ch 100W
    • デジタル:45ch 10W
  • 登別
    • アナログ:6ch 3W
    • デジタル:25ch 1W
  • 洞爺
    • アナログ:51ch 10W
    • デジタル:49ch 1W
  • 豊浦
    • アナログ:40ch 10W
    • デジタル:21ch 1W
  • 黒松内 55ch 30W(D:2010年)
  • 北洞爺 61ch 1W
  • 壮瞥 40ch 3w
  • 幌別 44ch 3W
  • 室蘭輪西 55ch 10W
  • 室蘭母恋 56ch 3W
  • 室蘭知利別 41ch 3W
  • 鷲別 20ch 1W
  • 室蘭陣屋 55ch 0.1W
  • 壮瞥滝之町 58ch 0.1W
  • 登別東 41ch 0.1W

帯広放送局(JOWL-TV)[編集]

放送エリア:十勝支庁

地上デジタル放送は既存の送信施設をそのまま使用(UHF送信アンテナ・デジタル放送機のみ新設)し、2007年10月1日より放送開始した。
中継局
  • 足寄
    • アナログ:7ch 10W
    • デジタル:22ch 3W
  • 本別
    • アナログ:58ch 10W
    • デジタル:37ch 1W
  • 新得
    • アナログ:56ch 3W
    • デジタル:42ch 0.3W
  • 忠類
    • アナログ:56ch 10W
    • デジタル:44ch 1W
  • 広尾
    • アナログ:7ch 100W
    • デジタル:22ch 10W(D:2009年)
  • 本別沢 46ch 0.1W
  • 厚内 60ch 0.1W
  • 豊頃茂岩 56ch 0.1W
  • 広尾丸山 55ch 0.1W

北見放送局(JOVX-TV)[編集]

放送エリア:網走支庁全域

  • 網走(送信所:天都山
    • アナログ:5ch 映像1kW・音声250W(ラジオ送信一体型アンテナ)
    • デジタル:16ch 1kW(送信機はNEC製)
デジタル送信所はHTB(アナログ・デジタル)と共同使用、2007年10月1日より放送開始。掲示している社名ロゴは1959年開局時(正式ロゴ)のもの。
中継局
  • 北見
    • アナログ:7ch 75W
    • デジタル:29ch 50W
デジタル中継局はHBCアナログ送信所の隣に新設。TVhを除く民放各局で共同使用。
  • 置戸
    • アナログ:56ch 3W
    • デジタル:39ch 0.3W
  • 紋別
    • アナログ:43ch 100W
    • デジタル:29ch 10W
  • 遠軽
    • アナログ:6ch 100W
    • デジタル:29ch 10W
  • 佐呂間
    • アナログ:56ch 10W
    • デジタル:29ch 1W
  • 佐呂間知来
    • アナログ:43ch 10W
    • デジタル:29ch 1W
  • 佐呂間若佐
    • アナログ:34ch 3W
    • デジタル:16ch 0.3W(D:2009年)
  • 滝上
    • アナログ:6ch 30W
    • デジタル:16ch 5W(D:2009年11月)
  • 留辺蘂 51ch 10W(D:2009年10月)
  • 陸別 60ch 30W
  • 丸瀬布 57ch 30W(D:2009年11月)
  • 興部 55ch 3W
  • 訓子府 40ch 1W(D:2009年10月)
  • 常呂 57ch 0.1W
  • 網走新町 58ch 0.1W
  • 網走鉄南 57ch 0.1W
  • 中渚滑 55ch 0.1W
  • 北見若葉 36ch 0.1W
  • 津別 44ch 3W(D:2009年12月)

釧路放送局(JOSY-TV)[編集]

放送エリア:釧路支庁全域・根室支庁全域

  • 釧路
    • アナログ:7ch 映像1kW・音声250W(送信所:釧路市緑ヶ岡=STV釧路放送局敷地内・ラジオ送信一体型アンテナ)
    • デジタル:31ch 1kW (送信所:釧路市春採8丁目 送信機は東芝製)
地上デジタル放送は、2007年8月28日より試験サービス放送を開始 2007年10月1日より放送開始した。
デジタル送信所は、アナログ未開局のTVhを除く各局が共同で新設した(「STV」のロゴデザインは現在のスピカ登場時のもの)。
中継局
  • 白糠
    • アナログ:55ch 1W
    • デジタル:46ch 0.1W
  • 中標津
    • アナログ:6ch 250W
    • デジタル:30ch 200W[15]
  • 釧路阿寒
    • アナログ:55ch 10W
    • デジタル:21ch 1W
  • 根室
    • アナログ:7ch 100W
    • デジタル:31ch 50W(D:2009年)
  • 釧路阿寒湖畔 6ch 1W(D:2009年11月)
  • 標茶 55ch 30W (D:2009年)※中標津中継局が受信しにくい標茶町虹別地区を中心に放送。
  • 弟子屈 6ch 3W(D:2009年10月)
  • 羅臼 38ch 10W(D:2009年10月)
  • 釧路阿寒布伏内 40ch 0.1W
  • 上尾幌 55ch 0.1W
  • 霧多布 50ch 10W(D:2009年12月)
  • 川湯 55ch 3W(D:2009年10月)
  • 根室花咲 40ch 10W
  • 中標津西町 46ch 0.1W
  • 標津 21ch 30W ※中標津中継局が受信しにくい標津町中心街を中心に放送。
  • 羅臼緑町 54ch 0.1W

音声多重放送・字幕放送[編集]

  • 北海道は放送地域が広大なため、長年にわたりNTT中継回線の設備(マイクロ波アナログ方式で音声はモノラル1回線)や料金が非常に高額だったこと[16]や、冬期の送信所設備の維持管理にコストがかかる事情から、アナログ放送波による音声多重放送は道央圏(石狩管内全域、空知後志管内の大部分、胆振日高管内の一部)でのみ実施されている。これは放送回線がアナログ・デジタルともに北海道総合通信網の光ファイバー回線に1本化されてからもこの状況が続いている。
  • これ以外の地域は、現在全国で唯一民放テレビのアナログ音声多重放送が実施されていないが、上川管内の一部地域などでは、高利得VHFアンテナを札幌送信所(手稲山)方向に向けると、鮮明な映像は得られないものの音声多重放送が受信できる場合がある。また、高利得UHFアンテナとブースターの使用で手稲山から送信される地上デジタル放送の遠距離受信が上川管内・十勝管内などの一部地域でも鮮明な画像で受信できるところもある(受信状態が安定しない場合もある)。ただし、上川管内は旭川局の割り当てチャンネルが、十勝管内では帯広局の割り当てチャンネルが他局を含めてすべて札幌局と重複するため、受信できても道内主要地域の試験電波発射が始まるまでの時期に限られる。
  • 道内各地区で地上デジタル放送を開始した2007年10月1日(実際は同年9月の映像・音声信号を付加した試験放送)より、放送対象地域内全域で音声多重放送が実施された。[17]
    • キー局日本テレビでの開始から29年、札幌地区での開始から28年遅れてようやく札幌地区以外の地域で民放テレビ各局の音声多重放送が実現した。民放ローカル局としてもこれが事実上最後の音声多重放送開始となった。
  • 音声多重放送(2か国語放送)マークの表示はアナログ・デジタルとも自社送出である。
    • アナログ放送では札幌地区のみ表示しているが、デジタル放送では道内全域で表示している。
    • デジタル放送は以前は、ネット番組のみ制作局が送出していた。
  • 字幕放送は、回線使用料を現状維持可能なことから北海道内全域で受信可能。
    • 自社製作番組以外の自社送出番組のうち字幕放送に対応しているのは「それいけ!アンパンマン」程度で他の時差ネット番組(同時ネット番組でもローカルのプロ野球中継による振り替え放送に変更となった番組を含む)では一部の番組を除いて非対応である。
  • なお、地上デジタル放送の各基幹局への道内回線では北海道総合通信網所有の光ファイバー回線が使用されているが、後にアナログ放送も同社の回線に切り替えた。そのため回線使用料は従来のマイクロ波に比べて割安となっている。これは他の道内民放テレビ各局も同様である。また、ハイビジョン撮影されたニュース映像の伝送もこの回線を使用できる(現在は函館局管内のニュース映像で実施)。一方、NHKの道内中継回線はアナログ放送・デジタル放送ともにNTTの光ファイバー回線を使用している。
  • また、深夜~早朝のフィラーとしてCSと同時放送している「日テレNEWS24(旧・NNN24)」についても、道央圏以外の地域では中継回線のコストを削減する目的から、2004年8月から道内回線の完全デジタル化されるまではNTTを使わずに北海道総合通信網所有の中継回線(専用線デジタル伝送方式)を使用して北海道内全域で終夜放送を行っていたが、回線切り替えの際に一瞬ノイズが発生することがあった。のちに北海道総合通信網の回線に1本化されてからはこの状態はなくなった。なお、日テレNEWS24のチャンネルロゴつきの時刻出しでは「日テレ」のロゴ部分を「STV」(スピカ登場以降のもの)に差し替えている。

字幕・ハイビジョン放送時のテロップ表示[編集]

字幕放送のテロップ表示は同時ネット・一部の時差ネット番組は制作局送出で表示。自社制作番組は自社送出及び全国ネット番組の再放送番組で「字・字幕放送」として表示(2か国語放送や副音声解説と同じ背景色が紫のデザイン)。ただし、「ハイ!STVです」放送時は画面左下に部分的なブルーバックで「字幕放送」とVTR編集時に挿入されている。

  • 当初は全番組とも自社送出で「字幕放送」表示していたが、のちに、2003年8月に読売テレビ制作番組を制作局送出に切り替え(当初は「文字放送・字幕」)、翌年の2004年8月には日本テレビ制作番組も制作局送出に切り替え、同時に現行デザインの字幕放送テロップ表示となった。

ハイビジョン番組であることを示すテロップ表示は、同時ネット番組の場合のみ制作局送出で「HVハイビジョン番組」として表示、時差ネット番組および自社制作番組(自社制作の全国ネット番組も含む)は自社送出で「HVハイビジョン制作」として表示していた(2008年7月23日まで)。

オープニング・クロージング[編集]

過去(1985年前後)には3枚の一枚画→ブルーバックでの中継局一覧を紹介していた。クロージングにおいてはSTVテレビの放送終了後の番組告知にSTVラジオの番組を紹介していた。(「これで放送を終らせて頂きます。→STVラジオ深夜放送『オールナイトニッポン』午前5時まで…→火の元と戸締りを確かめてからお休み下さい。」) という流れであった。

2006年6月の地上デジタル放送開始~2007年12月

  • オープニングは「紅葉の湖」、「冬の白鳥の群れ」、「桜」の順に流れ、スピカ登場で「もっと、どさんこSTV」と表示
  • クロージングは「紅葉の湖」、「夏の森林」、「冬の白鳥の群れ」(湖の朝焼け映像あり)の順に流れ、スピカ登場で「もっと、どさんこSTV」と表示

2008年1月から2009年3月までは創立50年にあわせ、冒頭部に創立50年のロゴを、最後部にキャラクターである「ファイビー&ファイニー」が木を植樹し成長するアニメーション映像を挿入するなど、マイナーチェンジがなされていた(いずれもオープニング・クロージング共通)。

  • 春バージョン:「桜」、「白樺」、「緑葉」が順に流れる。
  • 夏バージョン:夏の平野と樹木、夏の青空(いずれも晴天時)の映像。
  • 秋バージョン:紅葉の自然の映像。
  • 冬バージョン:「冬の平原」、「川霧」、「ダイヤモンドダスト現象」が順に流れる。

2009年4月以降は季節の映像をバックにSTVのロゴ(スピカ登場時)→コールサイン(アナログ・デジタル別内容)の順にテロップを表示するだけのシンプルなものとなった。

以下の点は2008年以降のマイナーチェンジ後も変更はない。

  • アナログでは道内7放送局のコールサインと送信チャンネル(物理チャンネル)を一括表示
  • デジタルでは「JOKX-DTV(赤い下線の下に)リモコン5ch」と表示(2006年6月の地上デジタル放送開始より)
  • アナウンスはアナログ・デジタル共通で、オープニングは「おはようございます。今日も1日STVの番組にお付き合い下さい」、クロージングは「明日も1日STVの番組にお付き合い下さい」となっている。
  • オープニング・クロージングのBGMはGONTITI「RAY OF HOPE」(音声はステレオ)。但し、2008年夏バージョン以降のクロージングBGMが変更されている(オープニングは変更なし)。

2011年7月24日のアナログ放送完全停波前のクロージングではパノラマカメラから捉えたSTV本社の生の映像をバックに道内7放送局のコールサイン「JO○○-TV、STV(道内放送局名)テレビジョン」とアナログ放送終了・完全停波のアナウンスを生で読み上げていた。最初と継ぎ目だけステーションコールを正式社名で伝えた。(自社では、横並びテロップを使用している。HBCだけ、縦並びテロップを見やすく採用した。両局とも、4:3の画面に収まる設定となっている。)

2008年7月24日から2011年7月24日のアナログ放送終了までは日テレNEWS24のフィラー放送開始前(道内全域で日テレNEWS24のフィラー放送がない場合はクロージング前)にアナログ放送終了に関する告知をアナログ・デジタル両波で放送していた(ブルーバック画面で表示。藤井孝太郎アナによるナレーション。)。画面上の違いはデジタル放送で「ご覧の」という文言がない程度で他はアナログ放送とほぼ同じである。(同じNNSに属するKKTでは、自家製の社歌に乗ってお伝えしている。)

2016年現在の1日の起点時間(放送開始時間)は、平日(月~金曜)は午前4時23分頃、土曜は午前4時18分頃、日曜は午前4時16分頃である。ただし編成の都合で変更の場合あり。

時刻出し[編集]

  • フィラー日テレNEWS24放送中は、日テレNEWS24の時刻フォントをそのまま使用する。但し、04:00までは時刻の上はSTVNEWS24と表示される。
  • フィラー終了後(通常放送開始時から)は、(平日)09:55まで・(土曜)09:25まで・(日曜)09:55まで。
    • かつて土曜日は9:29まで表示していた。この時、アナログ放送のみ土曜日の09:25~09:29まで函館放送局は「Weeklyはこだて」、旭川放送局は「稚内市民ニュース」放送のため時刻表示はされなかったが、これは札幌放送局以外の各放送局に時刻表示の送出装置がないためである。
  • ニュース情報センター「D・Tera・s」が本格稼働した2006年3月4日の放送開始から地デジ用フォント(後期丸フォント)に変更。但し番組中とCM中に表示されるサイズは異なり、CM中はフォントサイズが小さくなる。数字の切り替えはアナログは「クロスカット」、デジタルは「クロスフェード」となっている。
  • 早朝の放送では、時刻とともに天気予報テロップを表示している。表示地域は札幌・函館・旭川・釧路・帯広・室蘭・稚内・網走・北見。また、実際の天気表示は少し複雑で、
    (A)札幌→函館→旭川→釧路→帯広
    (B)札幌→室蘭→稚内→網走→北見
    (C)札幌→函館→旭川→釧路→帯広→室蘭→稚内
    この3パターンを(A)→(B)→(C)→(A)の順に繰り返す。
    • 天気テロップ表示番組
(平日)「朝6生ワイド」・「ズームイン!!SUPER」・「スッキリ!!」(「スッキリ!!」での表示は08:30頃まで)
(土曜)「ズームイン!!サタデー
  • 2006年4月17日から、平日夕方の「どさんこワイド」でも時刻を表示するようになった。この場合は朝のCM放送中のサイズで表示される。なおCM中は表示しない。また、祝日では16:00~17:25に特別番組が放送される時間帯は本編中・CM中とも表示しない。
  • かつては朝7時と正午、夜7時にキー局の日テレ同様の正時でポーンと鳴る時報を鳴らしていたが、朝、正午の時報は1988年のマスター更新で消滅。また、夜7時の時報も2000年頃に消滅した(現在も道内民放テレビ局で時報を鳴らしているのはUHBのアナログ放送のみである)。

各局別ローカル放送・CM[編集]

札幌テレビ放送では、北海道放送と同様、一部時間帯において各地域別に独自のローカル放送とCMを放送している。

2006年6月から2010年5月までの各地域別の差し替えは地上アナログ放送に限定されており、地上デジタル放送では札幌放送局のローカル放送とCMがそのまま放送されていた。デジタル放送での放送環境が整ったため、2010年6月1日より各地域別の差し替え番組とCMが視聴できるようになった。

主なテレビ番組[編集]

注意:この項目・一覧は最新・正確な番組情報を提供するものではありません。録画・録音などの際には放送局の公式Webサイトなどで確認してください。免責事項もあわせてご覧ください。

※HD=ハイビジョン制作

自社制作番組[編集]

2008年2月8日をもって放送打ち切り(現在は土曜17時枠にて再放送中)。
一部の日本テレビ系列や、系列外の一部局でも放送されている。
「ブギウギ専務」と「What's New? Cute」は千葉テレビ放送(チバテレ)でも放送されている(ただし後者は15分の縮小版)。
かつては日本テレビ系列で全国ネットされていた。その時の番組名については、「過去に放送されたテレビ番組」の項を参照のこと
YOSAKOIソーラン祭りの模様を多元生中継で放送。道内の放送局では最長の放送時間。
系列局向けに、1時間にまとめたダイジェスト版も制作している(2006年からHD制作)。
NNS系全国ネットだが、非マストバイ局の秋田放送北日本放送福井放送山梨放送四国放送は未ネットの一方、TBS系列の琉球放送にネットしている。
NNS系マストバイ22局ネット
  • FISワールドカップジャンプ・札幌大会
NNS系マストバイ22局ネットで放送されるため、秋田県富山県福井県山梨県徳島県高知県大分県(以上7県はNNS系非マストバイ局)・宮崎県(クロスネット・NNS非加盟)・沖縄県(日テレ系列なし)ではBS-1で放送される1日目しか視聴できない。

市民ニュース[編集]

※毎週土曜日に放送

9:25~9:30放送
  • 地上デジタル放送全エリアと札幌放送局、北見放送局、帯広放送局、釧路放送局のアナログ放送「小樽フラッシュニュース」
  • 函館放送局、苫小牧・室蘭放送局(アナログ放送のみ)「Weeklyはこだて」
  • 旭川放送局(アナログ放送のみ)「稚内市民ニュース」(札幌映像プロダクションと旭川ケーブルテレビ「ポテト」による共同制作。STVは監修のクレジット表記となっている)番組終了後、フィラー映像として「STVあさひかわ」と書かれた旭山動物園敷地内を撮影した映像が流れている。
11:54~12:00放送
  • 地上デジタル放送全エリアと札幌放送局、釧路放送局、帯広放送局のアナログ放送「ココハナS」(札幌放送局発、STVのお薦め番組を紹介する番組)
    • 現在は再び「札幌ふるさと再発見」を放送
  • 函館放送局、苫小牧・室蘭放送局(アナログ放送のみ)「函館市民ニュース」(アウルビジョン制作)
  • 旭川放送局、北見放送局(アナログ放送のみ)「旭川市民ニュース」(「稚内市民ニュース」同様、札幌映像プロダクションと旭川ケーブルテレビ「ポテト」による共同制作。STVは監修のクレジット表記となっている)
この番組は旭川市(番組制作の企画元)のホームページにある「あさひかわの広報番組」からも動画で見ることができる。但し、オープニング・エンディングとCMはカットされている。[2]また、旭川市ホームページのトップページから「あさひかわの広報番組」→「旭川市民ニュース」の順にクリックしてもたどりつける。かつてはキャスターが顔出しで放送していたが、現在は取材VTRとナレーションのみの構成で放送している(稚内市民ニュースも同様)。
  • 帯広放送局(アナログ放送のみ)「帯広市民ニュース」→「健康!とかち晴れ」(制作:釧路・ビデオ企画、STVは制作・著作のクレジット表記)→「札幌ふるさと再発見」→「響け!歌声 とかち晴れ」(STVは制作・著作のクレジット表記)→再び「札幌ふるさと再発見」→「響け!歌声 とかち晴れ」(10月~11月末までの期間放映、STVは制作・著作のクレジット表記)
  • 釧路放送局(アナログ放送のみ)「釧路市民ニュース」→「札幌ふるさと再発見」(札幌局発)→「くしろ大好き!!探検隊」(制作:釧路・ビデオ企画、STVは制作・著作のクレジット表記)→現在は再び「札幌ふるさと再発見」
かつては毎週月~土曜日(年末年始を除く)の11:50~11:55に、「月:函館、火:帯広、水:札幌、木:苫小牧、金:釧路、土:旭川」のパターンで放送されていた。
地上デジタル放送では札幌以外の道内各放送局はコールサインの付かない中継局扱いとなっているため、アナログ放送では差し替えを行っていても、地上デジタル放送では各地域別の差し替えは行わず、全道一律で同じ番組・CMを流している(他の道内民放テレビ各局も同様)。そのため、アナログ放送で差し替えとなる地域では同時間帯にアナログ・デジタルで2種類の市民ニュースやローカルCMを見ることができる。なお、札幌局以外のアナログ放送では各局別ローカルCMおよび各局別ローカル番組放送時の画面切り替えの際、一瞬画像が乱れることがある。
地上デジタル放送のEPGの番組説明では「この時間は地上デジタル放送では全道で~(札幌局発の番組名)~をお送りしていますが、アナログ放送では地域により~(地域別の差し替え番組名)~をお送りしています。」と記載されている。
道内民放テレビ局では唯一、道内各放送局別に地域番組・ローカルCM(番宣が流れることもある)の差し替え放送を行っている(アナログ放送のみ。子会社のSTVラジオでも実施。かつてはHBCでもテレビとラジオで行っていたが、現在はラジオのみ対応している。なお道外の民放テレビ局では、テレビ静岡がアナログ放送でエリア内各地域別にローカルCMの差し替え放送を行っている)。 
2009年1月12日からアナログ放送ではCM中を除き、ウォーターマークで「アナログ」と表示されるようになったが、札幌局以外での各局別ローカル放送時は本編中・CM中に関係なく「アナログ」の表示はない。

日本テレビ・系列局制作番組[編集]

「朝6生ワイド」終了後の6:30から飛び乗り。ローカル枠を多く割いており、他局よりもネット放送枠は短いが、年末年始など特別編成時はフルネットで放送する場合もある。
2007年12月31日は「朝6生ワイド」を休止し、5:20からフルネットで放送した。
青森放送では通常時もほぼフルネットで放送しているため、青森放送を受信可能な道南地方の一部地域ではSTVがネット受けしない部分を青森放送で視聴可能(これは「ズームイン!!サタデー」の5:30~6:30のパートに関しても同様)。
余談であるがネット局の中では唯一「ズームイン!!SUPER」、「ズームイン!!サタデー」とも90分間の放送となっている。
第2部にあたる「1155」のみネット。
フィラー放送のため、放送時間は不定。一部地域で不定期に放送を休止する場合がある。
2004年7月までは札幌放送局管内のみ放送し、その他の地域は放送休止していた(2000年の有珠山噴火時は室蘭など有珠山周辺地域で臨時に放送したことがあった)。
2006年4月2日よりネット開始。以前はローカルの特別番組やスポーツ中継などが組まれている場合は同日深夜に時差放送していたが、時事ネタを扱う関係で翌週に放送することが不可能なため、その後放送休止となっていたが、2009年からは翌日午前の再放送枠で時差放送される(この場合でも字幕放送は実施される)。
2008年6月1日放送分はプロ野球交流戦「日本ハムVS阪神」をSTVと読売テレビが中継するため、13:05~14:35に繰り上げて放送した(読売テレビと同時放送)。
当初は同時ネットで放送していたが、不定期放送に格下げされた。
2006年4月1日より時差ネットでレギュラー放送を再開(13日遅れ)したものの、わずか5回放送しただけで打ち切られた。
2006年6月30日の10:55から再び不定期で放送を再開(主に北海道を取り上げたものを放送)し、同年10月1日から同時ネットでレギュラー放送を再開した(CMはスポット扱いですべて差し替え)が、2009年4月17日から再び遅れネットでの放送となった(同時に字幕放送も未実施となった)。
2007年9月まで放送していた「ザ・ワイド」終了後の後番組として、2007年10月1日よりネット開始。2008年2月11日放送分より15:48で飛び降り
2008年2月8日までは14:55で飛び降り、その後ドラマを再放送していた。
なお、2007年12月25日~27日放送分は特別編成としてドラマ再放送枠を休止し、15:48まで放送したことがあった。
プリン・スプリン・ス2に続く音楽番組。

系列外他社製作番組[編集]

プロ野球中継[編集]

STVは日本テレビの系列局として長らく巨人戦の中継を放送しており、円山球場時代から放送している「巨人戦札幌シリーズ」も基本的にSTVのアナウンサーが実況を務め、全国ネットで放送している。円山球場時代は、照明設備が無かったため(近くに円山動物園があり、夜間に照明をつけると動物の生活リズムに影響が出るため、とされている)平日のデーゲームを生中継していた。この時、日テレ発の昼番組おもいッきりテレビが時間を繰り上げて放送終了していた。現在は札幌ドームでのナイター開催であり、通常のナイター放送枠で放送している。

2004年(平成16年)にはファイターズが北海道へ移転し、北海道発の地元プロ野球チームが誕生。他局が早々と応援の姿勢に転じる中、STVだけが「ファイターズもいいけど巨人もね!」とキー局の日本テレビに倣って巨人戦中心の姿勢を保ち続けた。

しかし、新庄剛志の加入などでファイターズへの人気が北海道でも定着し始め、加えて巨人戦の視聴率が低迷していることから、2005年(平成17年)から「Liveファイターズ」と称して、巨人戦中継の間に試合速報の挿入放送を開始。2006年(平成18年)からはようやく他局と足並みを揃え、ファイターズ中心の中継体制に移行した。このような事態から、北海道の巨人ファンからは大批判の声が上がっており、北海道在住の巨人ファンがファイターズ嫌いになる要因の一つとなってしまった。2007年(平成19年)は「ぞっこんファイターズ!」と銘打ちSTVとしては初めて巨人戦のテレビ中継差し替えを行う[18]など、ファイターズの話題を積極的に報道している。2008年度は北海道の地上波放送局では初となる1カード3試合連続中継を行った。2009年以降、現在は地上波での巨人戦の中継がない日でもナイトゲームによる差し替え放送を行うようになり、平日の場合「サプライズ」は休止。20時台の番組は土・日の昼間の再放送枠で時差放送される。

関連会社のSTVラジオでは、土曜日は日高晤郎ショーの放送を優先するため、現在も土曜日デーゲームのファイターズ戦を放送していない。日曜日はデーゲームの中継が放送される場合もあるが、途中で競馬中継があるときはこちらを優先して放送している。2006年度までは解説者も少なく、札幌ドームでの主催試合中心だったが、2007年度以降は解説者を増員し、ビジターの試合にも積極的に自社スタッフで中継を行っている。

過去に放送されたテレビ番組[編集]

自社制作番組[編集]

同番組で1973年?~1985年末?に使われたタイトル映像は、「きょうの出来事」に似た、青地に“STV”ロゴが多数配列されて伸び縮みするパターンと壮大なオーケストラのテーマ曲であった。
  • モーニング620(1986年4月7日~1987年3月?)
  • 情報!Sセンス!(昼の情報番組)
  • 2時のワイドショー(よみうりテレビ制作のものとは別番組、放送開始はこちらの方が早い。1993年4月開始の「ザ・ワイド」ネット化を半年遅れで開始したため1993年9月末で終了。)
※平日14時台は、HBCテレビも同時間帯でローカルワイドジョー「パック2」を放送していた。また、両番組とも札幌市内百貨店の持ち回りによるテレビショッピングコーナーが放送され、好評を得ていた。現在は各社でテレビショッピング番組が盛んに放送されているが、既に北海道ではお馴染みのコンテンツであった。
出演者の一人だったささげ敏夫の死去により2006年3月19日で一旦終了。同年5月14日から再び放送を再開したが、諸般の事情により2008年3月30日放送分で終了した。その後は土曜日の5時30分から再放送していた(約2年前の内容を放送)が、2009年3月28日をもって再放送も終了した。

ネット番組[編集]

日本テレビ系の番組の中から放送時期に変更があった番組など[編集]

STVにネット移行後、一時期放送しなかった時期もあった。

TBS系[編集]

  • 毎日新聞ニュース
  • やりくりアパートABC制作、HBCへ移行)
  • じゃりン子チエMBS制作。1980年代後半に再放送扱いで放送。毎日放送が権利を保持していたため、系列外番組販売扱い。HBCにアニメ再放送枠がなかったための措置)

フジテレビ系(UHB開局まで)[編集]

※UHB開局まで、一部のフジテレビ系番組はHTBにネットされていたものもある。

テレビ朝日系[編集]

テレビ東京系(TVh開局まで)[編集]

ほか

独立UHF局[編集]

アナウンサー・キャスター[編集]

  • ラジオ分社後、STVラジオの番組を担当する際は出向扱いとなる。

男性[編集]

女性[編集]

契約アナウンサー[編集]

オフィスサッポロ所属
フリー
  • 高野義雄(元STVアナウンサー。主にテレビ・ラジオのニュース、ラジオの競馬中継を担当している。一時オフィスサッポロに所属していたが現在は独立)

キャスター[編集]

  • 三好りさ(スポーツ情報部。現在はどさんこワイドのリポーターを務めている。オフィスサッポロ所属)

アナウンサー・キャスターから他部署へ異動[編集]

STVラジオへ出向(ディレクターとアナウンサーを兼務)
報道部
  • 飯島孝彦(いいじま たかひこ、ラジオのディレクターなどを経て報道部に配属)
  • 佐々木律(ささき りつ)
  • 河野好信(かわの よしのぶ、時々ニュースのVTRでナレーションを担当することがある)
コンプライアンス推進室
函館放送局長
帯広放送局長
東京支社営業部

主な元アナウンサー・キャスター[編集]

主な関連会社[編集]

※かつては札幌市でタクシー事業を営む北星タクシー(青森県弘前市でタクシー事業を営む北星交通は無関係)もグループの一員(北海道炭礦汽船⇒夕張鉄道⇒STV興発)だったが、2002年以降は同業他社に売却された。しかし、以前のグループ企業の名残から現在でもSTV関係者の送迎などで多く利用されている。

札幌メディアパーク・スピカを巡る問題[編集]

ファイル:STV-Sapporo-hq-03.jpg
札幌メディアパーク・スピカ(写真左)

2000年(平成12年)、STV本社に隣接していた市立札幌病院が移転したため、病院跡地をSTVが購入し、札幌メディアパーク(愛称「spica(スピカ)」、以下スピカとする)を新築した。ホール頂上部における開閉式の採光式ガラス窓の斬新なデザインで注目を浴びたが、財界さっぽろなどの道内週刊誌が「伊坂重孝(当時社長)の独裁の象徴」と報道していた。

伊坂は社長在任中、1980年代後半に低迷していたSTVを「自社製作番組重視路線」に切り替え、「どさんこワイド」の成功により伊坂一族は社内での発言力を増していった。

一方で、伊坂に少しでも意見した者は、たとえ会社に貢献したものであっても容赦なく左遷、閑職に追いやられた。スピカ建設の際も、「金が掛かる」などの意見が当然役員会などから持ち上がったが、長男である建築デザイナー、重春にどうしても仕事をさせたい伊坂の親心もあって、建築を強行。反対派を「粛清」し始めた。

こけら落としとして人気演芸番組「笑点」の公開録画も行われたが、スピカにはオープン当初から悪評が絶えなかった。座席が狭いうえ、空間の割りに通路も細くトイレなどの場所も迷路のようで分かりにくかった。さらには出演タレントからも「音響が悪い、通路が分かりづらい、演出に使いづらい」などの不満を募らせていた。デザイン重視で機能を軽視した屋上の採光ガラス部分は、中途半端に光が入るため演劇などの使用には不向きであった。このため、演劇やコンサートではほとんど使用されず、主に展覧会形式の「人体の不思議展」「トミカ博」「STVの歴史一挙紹介」「カレー大博覧会」「世界のラン展」や、就職説明会・プロレス興行[19]コンサドーレ札幌の試合のパブリックビューイングYOSAKOIソーラン祭りの演舞会場などの使用にとどまり、維持費などの経費がスピカ事業の赤字を恒常化させた。

なお、スピカと同様に重春が設計して建設されたニュース情報センター「D-teras」でも床面積が狭いため記者全員分の机が配置できず、フリーアドレス制を導入せざるを得なくなったことなど、デザイン重視、機能軽視の部分が見られる。

伊坂が相談役から退くにあたり、今年度から伊坂の「負の遺産」であるスピカの解体と土地の売却を決定。2008年に解体工事が行われている。表向きの理由は「地上デジタル放送への移行にかかる予算縮減」であるが、反対派の「粛清」を進め独裁者と化した伊坂のカラーを社内から完全に払拭するとともに、賃金カットを通告された労働組合からの批判をかわす狙いもあるとみられる。

区域外受信[編集]

青森県の一部地域では函館放送局(12ch)又は福島中継局(58ch)のアナログ放送が受信可能。ただし、地上デジタル放送ではUHF波を使用し、函館放送局(15ch)のUHF送信アンテナには指向性が掛けられているため、アナログ放送では受信可能であってもデジタル放送では函館からあまり離れていない大間町周辺などの一部地域を除いて受信が困難な場合がある。

函館放送局(アナログ12ch・デジタル15ch)が受信可能な地域
福島中継局(アナログ58ch)が受信可能な地域
  • 中泊町小泊地区
  • なお、鯵ヶ沢町沿岸部では高利得UHFアンテナを設置して受信している場合もある。
青森放送(RAB)がクロスネット局だった1991年9月30日まで、NNS系列の番組のうち同時ネットされていない、またはネットされていなかった番組をSTVで視聴していた視聴者も多かった。

脚注[編集]

  1. このため、親局や一部の中継局ではラジオとテレビでコールサインが異なる。
  2. 2007年7月~9月に日本テレビで放映されていた『BUZZER BEATER』は月刊テレビ雑誌によれば当初STVでも放映される予定であったが、『CLAYMORE』の3ヶ月遅れネットが決まったことにより放送予定は白紙になり、その後番組である『逆境無頼カイジ』もSTVでの放送予定は現時点ではない。
  3. このネット解消と引き替えに、日本テレビとフジテレビとのクロスネット化が進んだ。
  4. FNNには発足から北海道文化放送開局までの間加入せず、FNNの北海道地区での取材はフジテレビが直接行っていた。理由はFNN協定でラテ兼営局の加入が制限されている為とされる。要出典
  5. 3月まではいずれも1kwだった。なお、変更後の出力はSTVラジオ#ラジオ周波数を参照。
  6. 当初は[1]サーバ内にあった。
  7. この時に略称ロゴも現在のものに変わった(近年は地上デジタル放送送信施設がある一部の送信所・中継局でこのロゴが描かれている)が、1959年の開局当初からの略称ロゴも併せて使われている。正式なロゴは略称ロゴを“目”の輪郭で囲んだもの。
  8. 道央圏以外の地域では「北海道総合通信網」所有の中継回線を使用。それ以前にも台風・大雨災害時と重大な事件・事故、および年末年始に限り道内全域で放送されたことがある。
  9. ベース車両はいすゞ・ギガを採用。後輪は2軸式。「STV」のロゴは現在のスピカ登場時のものになっており、マスコット「スピカちゃん」も描かれている。カメラは8台常載。
  10. 同時に「札幌テレビ放送」の社名ロゴも変更されているが、主に制作クレジット表記が中心であり、1971年頃から使用中の2代目ロゴも併せて使われている。
  11. ただしCM中、日テレNEWS24フィラー放送時、クロージング以降の放送休止中は消去されるが、「小樽フラッシュニュース」放送時はCM中でもそのまま表示されている。道内民放ではHBCに次いで2局目。6月5日より表示位置とサイズの微調整を行い、以前よりもサイズを小さくしたほか、表示位置もやや中央に寄せられた。ロゴマークはスピカ登場時のものを表示。
  12. ※アナログ放送はNHK(アナログ・デジタル)・HBC(アナログ)と共同使用。デジタル放送はHBC(デジタル)、HTB(アナログ・デジタル)、uhb(アナログ・デジタル)と共同使用。
  13. ※アナログ放送はAMラジオ送信一体型アンテナ。デジタル放送は現在HTBとuhbが共同で使用しているアナログ送信所施設を改修し、TVhを除く民放各局が共同で使用。
  14. かつてはVHF6chで放送していたが、混信対策でUHF22chに変更された。詳細は稚内テレビ中継局の項を参照。
  15. アナログとは設置場所が異なり、標津中継局と同じ位置(標津町)となる。
  16. 道内回線使用料は全国回線に比べて割高になっている。道内回線使用料の料金は局発行の番組表に掲載されている。
  17. デジタル放送のみ。アナログ放送は2011年7月24日の放送終了まで音声多重放送を行わない。
  18. 中継しない場合も巨人のホームゲームは日テレG+BS日テレ、NHK BSハイビジョンで視聴可能。道南の一部地域では青森放送でも視聴可能。
  19. 主に日本テレビが優先的に放映権を持つプロレスリング・ノアの大会で使用されていた。しかし、2007年6月開催の会場は北海道立総合体育センター(きたえーる)に変更されることになった。

外部リンク[編集]

Wikipedia-logo.svg このページはウィキペディア日本語版のコンテンツ・札幌テレビ放送を利用して作成されています。変更履歴はこちらです。