中国自動車道
高速自動車国道 (有料) | |
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中国自動車道
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地図 | |
総距離 | 540.3 km |
陸上距離 | |
海上距離 | |
制定年 | 1964年 |
開通年 | 1970年 |
廃止年 | |
道路の方角 | |
起点 | 吹田JCT(大阪府吹田市) |
環状線 通過都市 |
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主な経由国 | |
主な経由都市 | 西宮市、神戸市、津山市、 三次市、広島市、山口市 |
終点 | 下関IC(山口県下関市) |
主な接続道路 | 記事参照 |
テンプレート |
中国自動車道(ちゅうごくじどうしゃどう、CHUGOKU EXPRESSWAY)は、大阪府吹田市から兵庫県、岡山県、広島県、島根県を経由して山口県下関市へ至る高速道路(高速自動車国道)。中国道と略される。法定路線名は中国縦貫自動車道である。
接続高速道路[編集]
- 名神高速道路(吹田JCTで接続)
- 近畿自動車道(吹田JCTで接続)
- 阪神高速道路7号北神戸線(西宮山口JCTで接続)
- 新名神高速道路(神戸JCTで接続:予定)
- 山陽自動車道(神戸JCTで接続)
- 舞鶴若狭自動車道(吉川JCTで接続)
- 播但連絡道路(福崎ICで接続)
- 播磨自動車道(山崎JCTで接続:予定)
- 鳥取自動車道(佐用JCTで接続:予定)
- 米子自動車道(落合JCTで接続)
- 岡山自動車道(北房JCTで接続)
- 松江自動車道(三次JCTで接続:予定)
- 尾道自動車道(三次JCTで接続:予定)
- 浜田自動車道(千代田JCTで接続)
- 広島自動車道(広島北JCTで接続)
- 山陽自動車道(山口JCTで接続)
- 山陰自動車道(美祢JCTで接続:予定)
- 山陽自動車道(下関JCTで接続)
- 関門橋(下関ICで直結)
- 九州自動車道(関門橋を経由して直結)
通過市町村[編集]
歴史[編集]
- 1970年3月1日 - 吹田JCT~中国豊中ICが開通。
- 1970年7月23日 - 中国豊中IC~宝塚ICが開通。
- 1973年11月14日 - 小月IC~下関ICが開通。
- 1974年6月4日 - 西宮北IC~福崎ICが開通。
- 1974年7月31日 - 小郡IC~小月ICが開通。
- 1974年12月21日 - 美作IC~落合ICが開通。
- 1975年4月1日 - 山口IC~小郡ICが開通。
- 1975年10月16日 - 宝塚IC~西宮北IC、福崎IC~美作ICが開通。
- 1975年12月10日 - 院庄IC開通
- 1976年12月24日 - 落合IC~北房ICが開通。
- 1978年10月28日 - 北房IC~三次ICが開通。
- 1979年5月15日 - 吹田JCT直結ランプ開通。
- 1979年10月18日 - 三次IC~千代田ICが開通。
- 1980年10月17日 - 鹿野IC~山口ICが開通。
- 1983年3月24日 - 千代田IC~鹿野ICが開通し全線開通。
- 1987年12月4日 - 山口JCT開通により山陽自動車道と接続
- 1988年3月24日 - 吉川JCT開通により舞鶴自動車道(現在の舞鶴若狭自動車道)と接続
- 1988年7月15日 - 境トンネル上り線で、火災事故が発生。車両11台が炎上し、死者5名・重軽傷者5名を出す大惨事となる。
- 1991年3月19日 - 加西IC開通
- 1991年12月7日 - 千代田JCT開通により浜田自動車道と接続
- 1992年12月18日 - 落合JCT開通により米子自動車道と接続
- 1996年4月10日 - ひょうご東条IC開通
- 1996年11月14日 - 神戸JCT開通により山陽自動車道と接続
- 1997年3月15日 - 北房JCT開通により岡山自動車道と接続
- 1997年9月13日 - 美祢西IC開通
- 2001年3月11日 - 下関JCT開通により山陽自動車道宇部下関線と接続
- 2004年12月18日 - 大佐SAスマートIC社会実験、加計BSスマートIC社会実験開始(~2006年9月30日(当初の実験期間は2005年3月15日まで))
- 2004年12月20日 - 山崎本線料金所(山崎IC~佐用ICに設置)廃止
- 2005年3月6日 - 作東IC開通
- 2006年10月1日 - 大佐スマートIC、加計スマートIC供用開始。
インターチェンジなど[編集]
(導入実験中のスマートICが設置されているSA/PAは、この書体で示す。また、恒久化されたスマートICは、スマートICで示す。)
- (35) 吹田JCT(名神高速道路・近畿自動車道)
- 1 中国吹田IC(近畿自動車道・大阪府道2号大阪中央環状線 / 津山方面のみ接続)
- 2 中国豊中IC(大阪府道2号大阪中央環状線 / 吹田方面のみ接続)
- 2 中国池田IC(国道171号・国道176号・大阪府道2号大阪中央環状線 / 津山方面のみ接続)
- 3 宝塚IC/BS(国道176号・兵庫県道42号尼崎宝塚線)
- SA 西宮名塩SA/BS
- 4 西宮山口JCT(阪神高速道路7号北神戸線 / 吹田方面のみ接続)
- 5 西宮北IC/BS(兵庫県道82号大沢西宮線)
- 5-1 神戸JCT(山陽自動車道)(新名神高速道路:予定)
- BS 長尾BS
- 5-2 神戸三田IC(六甲北有料道路)
- PA 赤松PA
- 6 吉川JCT(舞鶴若狭自動車道)
- 7 吉川IC/BS(国道428号)
- 7-1 ひょうご東条IC(兵庫県道91号はりま東条インター線)
- BS 東条BS
- PA 社PA/BS
- 8 滝野社IC/BS(国道175号)
- BS 泉BS
- 8-1 加西IC/BS(兵庫県道24号多可北条線)
- BS 北条BS
- SA 加西SA
- 9 福崎IC/BS(播但連絡道路)
- BS 夢前BS
- PA 安富PA/BS
- 10 山崎IC/BS(国道29号)
- <10-1> (山崎JCT(播磨自動車道):予定)
- PA 揖保川PA
- BS 葛根BS
- BS 南光BS
- <10-2> (佐用JCT(鳥取自動車道):予定)
- 11 佐用IC/BS(国道373号)
- PA 上月PA/BS
- 11-1 作東IC(岡山県道86号作東インター線)
- BS 作東BS
- PA 楢原PA
- 12 美作IC/BS(岡山県道51号美作奈義線)
- <12-1> (勝央JCT(美作岡山道路):予定)
- BS 勝間田BS
- SA 勝央SA
- 13 津山IC/BS(国道53号・国道429号)
- BS 津山北BS
- PA 二宮PA
- 14 院庄IC/BS(国道179号)
- BS 久米BS
- PA 美作追分PA/BS
- 15 落合JCT(米子自動車道)
- 16 落合IC/BS(国道313号)
- PA 真庭PA
- 17 北房JCT(岡山自動車道)
- 18 北房IC(国道313号)
- BS 呰部BS
- BS 布瀬BS
- SA 大佐SA/BS/スマートIC
- BS 熊谷BS
- 19 新見IC/BS(国道180号)
- PA 神郷PA/BS
- BS 哲西BS
- 20 東城IC(国道182号・国道314号)
- PA 帝釈峡PA
- BS 帝釈BS
- PA 本村PA
- 21 庄原IC/BS(国道432号)
- この間に国営備北丘陵公園がある
- SA 七塚原SA
- BS 和知BS
- <21-1> (三次JCT/IC(尾道自動車道・松江自動車道):予定)
- 22 三次IC/BS(国道375号・広島県道470号三次インター線)
- PA 江の川PA
- BS 高宮BS
- 23 高田IC(広島県道64号三次美土里線)
- BS 美土里BS
- PA 本郷PA
- 24 千代田IC/BS(島根県道・広島県道5号浜田八重可部線)
- 25 千代田JCT(浜田自動車道)
- この間に、西中国山地国定公園に近くなるため、下り線に「四季が美しい西中国山地」の標識がある。
- SA 安佐SA
- 26 広島北JCT(広島自動車道、開通時の特徴から大阪方面は左折、山口方面は右折しなければならない)
- BS 加計BS/スマートIC
- 27 戸河内IC(国道186号・国道191号)
- PA 筒賀PA
- 28 吉和IC(国道186号)
- SA 吉和SA/BS
- PA 深谷PA/BS
- 29 六日市IC/BS(国道187号)
- PA 朝倉PA/BS(BSは休止中)
- 30 鹿野IC/BS(BSは休止中)(国道315号・山口県道・島根県道3号新南陽津和野線)
- SA 鹿野SA
- BS 串BS(休止中)
- 31 徳地IC/BS(BSは休止中)(国道489号)
- PA 荷卸峠PA
- BS 仁保BS(休止中)
- 32 山口IC/BS(BSは休止中)(国道262号・山口県道21号山口防府線)
- PA 湯田PA
- 33 山口JCT(山陽自動車道 / 下関方面のみ接続)
- 34 小郡IC/BS/(JCT)(BSは休止中)(国道9号)(山口宇部道路:計画)
- SA 美東SA
- <34-1> (美東JCT(国道490号小郡萩道路:予定))
- BS 真名BS
- 35 美祢IC/BS(国道435号・山口県道230号伊佐吉部山口線)
- PA 伊佐PA
- 35-1 美祢西IC/BS(山口県道33号下関美祢線・山口県道232号奥万倉山陽線)
- <35-2> (美祢JCT(山陰自動車道):予定)
- 35-2 下関JCT/長門吉田BS(山陽自動車道宇部下関線)(BSは中国自動車道のみ)
- 美祢JCTが開通した際には「35-3」に改番される可能性がある。
- BS 小月BS
- 36 小月IC(国道491号)
- PA 王司PA
- BS 長門勝山BS(休止中)
- 37 下関IC(関門橋・山口県道57号下関港線・山口県道258号武久椋野線)
ハイウェイラジオ[編集]
- 中国豊中(中国吹田IC~中国豊中IC)
- 西宮(宝塚IC~西宮北IC)
- 加西(加西IC~福崎IC)
- 勝央(美作IC~勝間田BS)
- 新見(大佐SA~熊谷BS)
- 高田(美土里BS~本郷PA)
- 吉和(吉和SA~冠山TN)
- 小郡(真名BS~美祢IC)
- 王司(王司PA前後)
交通量[編集]
2005年度(平成17年度道路交通センサスより)
平日24時間交通量(台)
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2002年度の日平均交通量(2003年度JH年報より)は15,634台(広島自動車道の広島北JCT~広島ICを含む。前年度比97.6%)である。この数字は山陽自動車道の半分以下である。
その要因としては、
- 主要都市(岡山、福山、姫路など)を通過せず、仮に通過しても(神戸、広島)山岳部である北側をかすめるように通過するだけである。
- 山間部を通過するため長距離走行に不向き。
- 山陽自動車道に比べて神戸JCT~山口JCTの距離が20kmほど長い(区間によっては山陽自動車道を通過しない場合が距離が短くなる場合がある)。
- 急カーブが多く、大半の区間で規制速度が80km/h以下に規制されている(特に、北房~新見IC間は60kn/h以下に規制されている。一方、山陽自動車道は広島県内の広島岩国道路区間以外規制速度が100km/h)。
などが挙げられる。
特に、山陽自動車道が全通した1997年12月10日以降は、これまで中国自動車道(神戸JCT~山口JCT)を通過していた高速バスや貨物自動車の大半が山陽自動車道へシフトし始め、現在では通常の日中に大型車が通過することは少なくなっている(米子自動車道や浜田自動車道に入る場合は、引き続き中国自動車道を通過しなければならない)。
交通量が減少したために、神戸JCT~山口JCTのいくつかのSAやPAで、ガソリンスタンドやスナックコーナーを閉鎖するなどの規模縮小が目立つ。しかし、2005年9月7日に台風14号による路盤崩壊により岩国IC~玖珂ICが通行止めになり、本線が復旧する12月1日までは一時的に広島北JCT~山口JCTの交通量が増加していた。また、山陽自動車道、阪神高速道路北神戸線との合流前後(神戸JCTより東側・山口JCTより西側)の区間は常に交通量が多い。特に中国池田IC~神戸JCTの区間は日本でも屈指の交通量がある区間であり、宝塚東・宝塚西トンネルを先頭に渋滞も頻発している。特に四国方面から阪神方面への利用者はこの渋滞を避けるために比較的すいている阪神高速道路湾岸線に抜けるルートにシフトしている。抜本的な対策として、新名神高速道路の整備が待たれている。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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