エイベックス・グループ
エイベックス・グループ(Avex Group)は、エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社(Avex Group Holdings Inc.)を持株会社とした日本の企業グループである。
グループの中核企業としてデジタルコンテンツ会社であるエイベックス・デジタル株式会社、レコード会社であるエイベックス・ミュージック・クリエイティヴ株式会社、映像ソフト会社であるエイベックス・ピクチャーズ株式会社、芸能事務所であるエイベックス・マネジメント株式会社がある。
エイベックスの由来は「Audio Visual Expert」から。
もともとは、1988年に設立され1998年に10周年を迎えたエイベックス・ディー・ディーを吸収合併した会社の社名だが、後述のようなグループ再編・社名変更を経た現在は「エイベックス」という社名の音楽・映像コンテンツ会社は存在しない。
なお、エイベックス・エアロスペース・コーポレーションは、当グループとは一切無関係である。
最近はイーストと業務提携、音楽配信サイト「muzie」の運営を行っている。
目次
概要[編集]
創立は1988年4月11日。当初は松浦勝人(MAX松浦)らによって立ち上げられた輸入レコードの卸会社だった。1989年より顧問だった依田巽(よだ たつみ)を経営者として迎え入れ、ディスコブームに便乗し「ジュリアナ東京」や「マハラジャ」のコンピレーションアルバム、「SUPER EUROBEAT」シリーズのリリース、また小室哲哉とともにダンスと歌を融合させた音楽を1990年代に急成長させた。1990年代後半から2000年代前半にかけては、マネジメント事務所・ホワイトアトラス(後のアクシヴ)を立ち上げた上で、TRFや安室奈美恵が基礎を造り、 浜崎あゆみを主力とし、レコード業界での一大勢力を築き上げた。
2002年、日本初のコピーコントロールCD(Copy Control CD/CCCD)を発売するも不評だったため、2004年9月CCCD運用弾力化を発表(レンタル版は2007年までは引き続きCCCDであったが現在は販売版と同様にCDDAでリリースされている。アニメのレーベルであるavex modeにおいては、権利者側の意向か今なお販売用にもCCCDを採用する場合も多い。また、avex-CLASSICSでは原則SACD/CCCDハイブリッド仕様でのリリースにより、表向きの批判をかわしている)。
2003年から会長兼社長の依田は、2004年からは日本レコード協会(RIAJ)会長、日本映像ソフト協会(JVA)会長を兼任した。かつては山水電気の取締役を務めるなど音楽関連の経営畑の仕事を続けてきたため、業界、政界や海外への強い影響力を持っていると言われた。しかしながら、創業者である松浦との経営方針の対立が深刻化、松浦が退社したことで、浜崎あゆみを筆頭とする所属歌手が移籍の動きを見せ、株価に影響を与えた[注 1]。それを受け2004年8月3日に依田は会長兼社長を辞任、名誉会長となり、同日日本レコード協会、日本映像ソフト協会の会長も辞任した。これにより、松浦はエイベックスに復帰を果たした。
エイベックス・グループ・ホールディングスが出資しているディスクメーカーメモリーテックは、HD DVDプロモーショングループの幹事会員であるため、次世代光ビデオディスクはHD DVDのみを販売するという観測があった。しかし2007年10月、Blu-ray Disc・HD DVD双方に参入することを発表した。ただし現在はどちらの陣営にも参加していない。なお次世代光ビデオディスクの第1弾として、2008年1月1日に大塚愛の「LOVE IS BORN 4th Anniversary 2007」のライブDVDが発売された[1]。
グループ各社は三和銀行→UFJ銀行の流れで三菱東京UFJ銀行をメインバンクとしている。
上場以来、毎年株主総会後に同社所属アーティストによるシークレットライブが東京国際フォーラム、さいたまスーパーアリーナなどの大型会場で開催されていた。 そのため、ソニー等を抑えて日本一多くの株主が出席する株主総会となっていた。しかし、2010年の総会を最後にシークレットライブは開催されなくなった。
音楽・映像レーベル[編集]
音楽部門参照
レコード会社のエイベックス・ミュージック・クリエイティヴには、メインのavex trax、クラブ系J-POPのrhythm zone、ロック・レゲエ・ヒップホップなどのcutting edge、クラシック専門のavex-CLASSICSなどのレーベルがある。所属アーティストにはJ-POPやR&Bやダンスミュージックを主流とする者が多いが、最近はYOSHIKIや河村隆一や聖飢魔、そしてD'ERLANGER、清春、ボアダムズ、the pillows、D、Janne Da Arc、J、kannivalismそしてレミオロメンや東京スカパラダイスオーケストラやTRICERATOPS、氣志團と言ったロックやミクスチャーロックやオルタナやスカを主流とするアーティストやバンドやヴィジュアル系バンドもデビューしたり移籍してきている。
映像ソフト会社のエイベックス・ピクチャーズには、メインのavex pictures、アニメ・声優系のDIVE II entertainmentなどのレーベルがある。
沿革[編集]
- 1987年
- 1988年
- 4月 - 法人化。輸入レコードの卸会社「エイベックス・ディー・ディー株式会社」を設立。
- 1990年
- 9月 - レコード部門 avex traxを設立。ダンス系音楽のブームにのり高成長を遂げる。
- 11月 - avex trax第一弾発売となるSUPER EUROBEATVOL.09を発売。当時の販売元は創美企画(現在のハピネット)。
- 1992年
- 現在のロゴの前身となる(楕円形の中に小文字の「a」が入る)マークを制定。それと合わせて創美企画から日本クラウンに販売元が移管。
- 1993年
- 5月 - 本社を東京都港区南青山に移転。
- 9月 - 依田巽が代表取締役会長に就任。
- 12月 - 新たなレーベルとして株式会社cutting edgeを設立。
- 1995年
- 4月 - 依田会長が社長を兼任。
- 1997年
- 4月 - 「cutting edge」をエイベックス・ディー・ディー株式会社」に吸収合併。
- 10月 - それまで独自の流通網がなく日本クラウン(cutting edgeに関しては当時の東芝EMIに販売委託)に販売を委託していたが、販売会社の「株式会社エイベックス・ディストリビューション」を設立。(始動は翌年4月1日から)
- 1998年
- 4月 - 株式の額面変更のため「エイベックス株式会社」(1973年6月1日設立登記)が「エイベックス・ディー・ディー株式会社」を合併。
- 10月 - 株式を店頭公開。
- 1999年
- 2000年
- 1月 - 新CI(コーポレートアイデンティティ)ロゴおよびマークを制定。
- 2月 - これまで東芝EMIに委託していた「Cutting edge」の販売を「株式会社エイベックス・ディストリビューション」に移管。
- 2001年
- 2月5日付オリコンシングルチャートにてエイベックス所属のアーティストがトップ10中7作品を占め、おニャン子クラブ全盛期にポニーキャニオンが記録したトップ10中6作品を上回る記録を達成[2]。
- 10月1日 - ダンスのプロ職業化を目指す目的で、任意団体「日本ストリートダンス協会」(JAPAN STREET DANCE ASSOCIATION)を設立。
- 2002年
- 3月 - コピーコントロールCD(CCCD)を発売。
- 3月 - 本社が入居していた住友生命青山ビルを購入してエイベックスビルとする。取得価額は205億円。
- 2004年
- 8月 - 専務だった松浦が売り上げ中心の経営方針に異を唱え、新会社を設立するために辞表を提出、1日付けで受理され退社。3日、辞表を取り消し復帰するというエイベックスからの発表が有り、一方で会長兼社長 依田巽も辞任し名誉会長に、新たに小林敏雄が社長に就任。
- 9月28日 - 臨時株主総会が開かれ、同日付で松浦が代表取締役社長に、当時アクシヴ社長だった千葉龍平が同副社長に就任する人事が承認され、同時に前社長だった小林は常務取締役に就任。さらに、株式会社有線ブロードネットワークス(現・株式会社 USEN)と業務提携、その上で資本参加を受けて筆頭株主となり、有線ブロードネットワークスの傘下となることを発表。
- 10月1日 - 持株会社に移行、「エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社」に商号変更。同日付で会社分割により事業会社・(新)「エイベックス株式会社」を設立。
- 2005年
- 4月1日 - (新)「エイベックス株式会社」を「エイベックス・エンタテインメント株式会社」へ商号変更。同時に「株式会社アクシヴ」のアーティストマネジメント業務を継承する。音楽ソフトの発売元が「エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ株式会社」(同日付で「株式会社エイベックス・ディストリビューション」から商号変更。現在は「エイベックス・マーケティング株式会社)」に変更される。また、アーティストグッズの販売、ファンクラブの運営などを行っていた「株式会社ハウディ・インターナショナル」をエイベックス ネットワーク株式会社が合併。
- 7月14日 - Appleが出資した「アイチューンズ株式会社」のオンライン音楽ダウンロード配信サービス「iTunes Store」に楽曲提供を発表。
- 2006年
- 2007年
- 2009年
- 1月5日 - エイベックス・エンタテインメントのマネジメント事業をエイベックス・マネジメント株式会社へ分割、継承させた。
- 4月10日 - 資本金35億円、資本準備金35億円にて、エイベックス通信放送株式会社を設立[3]。
- 5月1日 - BeeTV開局。
- 5月15日 - 代表取締役異動。荒木隆司上級執行取締役が代表取締役専務に。
- 6月10日 - 所属歌手の浜崎あゆみが同年4月7日午後3時ごろ、東京都渋谷区のSHIBUYA109前で行ったイベントが道路使用許可を取っていなかったとして、警視庁渋谷署などから道路交通法違反(道路不正使用)の疑いで、「エイベックス・エンタテインメント」などの関係先が家宅捜索を受ける[4]。動機は、「サプライズ効果を狙った。事前に警察に知らせたら中止になると思った」であった[5]。
- 8月3日 - 所属タレントの押尾学との契約を解除[6]。押尾は直後に麻薬取締法違反の疑いで逮捕された。
- 9月3日 - 社員が道路交通法違反で書類送検されたこと、および、押尾が麻薬取締法違反容疑で起訴された[7]。
- 9月11日 - コンプライアンス体制の問題から、小林敏雄本人の申し出により、常務取締役から取締役に異動した[8]。
- 10月1日 - コンプライアンス体制の見直しにより、所属するタレントの薬物検査、事務所内の全面禁煙を実施。
- 2010年
- 2011年
- 4月28日 - JYJチャリティーイベントの対するエイベックスの行動が業務妨害に当たるとしてJYJの韓国エージェンシーであるC-JeSエンターテイメントに仮処分を裁判所に申し立てされる[9]。
- 5月30日 - JYJの韓国エージェンシーであるC-JeSエンターテイメントが、エイベックスを相手に申請していた仮処分を取り下げ本案訴訟提訴[10] [11]
- 8月23日 - Blunette 開始
- 10月18日 - dマーケット VIDEOストア powered by BeeTV 開始
- 12月26日 - Avex Shanghai Co., Ltd設立発表
- 12月26日 - BASE ENTERTAINMENTと業務・資本提携を行い、海外展開の軸足をライヴ・エンタテインメント事業に移し、東アジア市場の開拓を共同で行うことを発表。
- 2013年
- 2014年
所属アーティスト[編集]
エイベックスに所属する主な歌手、バンド・タレント・アスリートは以下の通り。
あ・か行[編集]
- 相川七瀬
- 天野浩成
- 安室奈美恵
- 相葉弘樹
- アリス - ボーカルの谷村がavex ioに在籍している関係から。
- 安藤裕子
- 幾田愛子
- 石橋凌
- 井手麻理子
- 伊藤蘭
- 稲森寿世
- 井上順
- 今井絵理子 (SPEED)
- 上田まり
- 呉汝俊
- 上原多香子 (SPEED)
- エイジアエンジニア
- 大桑マイミ
- 大島麻衣 (元AKB48)
- 大塚愛
- 大西洋平
- 大橋トリオ
- 尾関美穂
- 乙三.
- 小野リサ
- オーラルヴァンパイア
- 甲斐名都
- 柏木由紀(AKB48)
- 加藤和樹
- 鍵山由佳
- 金田石城
- 金築卓也
- 金本知憲
- 嘉陽愛子
- 河村隆一
- 氣志團
- 北乃きい
- 木山裕策
- キューティー★マミー
- 清春
- クミコ
- ケツメイシ
- 光上せあら
- 倖田來未
- 古坂大魔王
- 小坂りゆ(Be For U)
- 後藤真希(元ハロプロ・モー娘。)
- 小雪
さ〜な行[編集]
- 斉藤未知
- 斉藤リナ
- 紗栄子(元タレント・サエコ)
- 坂詰美紗子
- 指原莉乃(HKT48チームH)
- 佐渡裕
- 沢尻エリカ
- 三代目J Soul Brothers
- 椎名ぴかりん
- しがせいこa.k.a黒ウサ
- 島谷ひとみ
- 島袋寛子(SPEED) - ソロでは主に”hiro”名義で活動。
- 清水宏保(元スピードスケート選手)
- ショーン
- ジルバ
- 鈴木亜美
- 鈴希ゆき(元YeLLOW Generationユキ)
- 世理奈
- 高岡早紀
- 高杉さと美 - rhythm zone所属で唯一、CM映像で常時avexサウンドロゴを使用しているアーティスト。
- 高橋克典
- 高橋みゆき
- 武川アイ
- タッキー&翼(滝沢秀明・今井翼)
- 谷村新司(アリス)
- 谷村奈南
- ダルビッシュ有(プロ野球ピッチャー)
- ダンス☆マン
- 辻井伸行
- 土屋アンナ
- デーモン小暮閣下(2009年頃まではBMG JAPANと重複契約)
- 東京カランコロン
- 東京女子流
- 東京スカパラダイスオーケストラ
- 東京プリン
- 東方神起
- 長澤奈央
- 中村獅童
- 中村紘子
- 中村ゆり
- なっちゃんPEAK
- ネスミス
- 野宮真貴(元ピチカート・ファイヴボーカル)
は〜わ行[編集]
- 葉加瀬太郎(SMIJと重複契約、多くは同社系流通のハッツ・アンリミテッド経由)
- 波多野睦美
- 畠山美由紀
- 浜崎あゆみ
- パパイヤ鈴木とおやじダンサーズ
- 樋井明日香(元HINOIチームリーダー)
- 5050
- フェアリーズ
- 福井舞
- 藤森由香
- フレンチ・キス
- 古内東子
- ボアダムス
- 星井七瀬
- 堀内孝雄(アリス)
- 本田圭佑(プロサッカー選手)
- 舞
- 真琴つばさ(元宝塚歌劇団月組トップスター)
- 松下萌子
- 松平健
- 松本莉緒
- ミサイルイノベーション
- 水森亜土
- 観月ありさ
- 光永亮太
- 三浦大知
- 三浦大輔(プロ野球選手・投手)
- メガマソ
- 桃井はるこ(dmgとも重複契約)
- 八坂沙織(元SUPER☆GiRLS初代リーダー)
- 矢島美容室(『みなおか』の派生ユニット)
- 山本サヤカ
- 妖怪プロジェクト
- 四元奈生美
- 吉田えり
- 吉田拓郎
- ラムジ
- リュ・シウォン
- レミオロメン
- 若槻千夏
- 和田昌哉
A-F[編集]
- AAA
- AFTERSCHOOL
- AKINA(元Folder5)
- AIR
- alan
- ASIAN2
- BACK-ON
- BAReeeeeeeeeeN
- BeForU
- BiS
- BIGBANG
- BoA
- BREATHE
- Buzz72+
- C-999
- Candy
- Caravan
- Cheeky Parade
- D
- D-Side
- DA PUMP
- DEEP
- DELI
- Do As Infinity
- Dt.
- Dream
- Dream5
- Dreamers〜EXILE VOCAL BATTLE AUDITION FINALIST〜
- E-girls
- Every Little Thing
- EXILE
- EXO
G-N[編集]
- GACKT
- GANGA ZUMBA
- GEM
- GENERATIONS from EXILE TRIBE
- GIBIER du MARI
- globe
- KEIKO (K-C-O)
- HALATION
- Happiness
- HITOE(SPEED)
- hitomi
- hinaco
- ICONIQ
- i☆Ris
- J
- Janne Da Arc
- JONTE
- kannivalism
- kaoru.
- Kis-My-Ft2
- lecca
- LISA
- LISP (声優ユニット)
- Luxis
- マーティ・フリードマン
- MAX
- MAY
- May J.
- m.c.A・T
- McFLY
- m-flo
- mini
- mink
- miray
- misono
- MONKEY MAJIK
- Mother Ninja
- moumoon
- My Little Lover
- Noria
O-Z[編集]
- OLIVIA
- ORANGE CARAMEL
- O's
- PARADISE GO!! GO!!
- Party Rockets
- PENICILLIN
- Prizmmy☆
- RAM RIDER
- Ricky(元DASEIN)
- Rin'
- Risky
- Ryohei
- RYO the SKYWALKER
- SE7EN
- shela
- sifow
- SKE48
- SOPHIA (活動休止中)
- SOFFet
- SOLIDEMO
- SOULHEAD
- Sowelu
- SPEED
- speena
- SUPER☆GiRLS
- T-Pistonz+KMC
- THE BOOM
- The Ivory Brothers
- the pillows
- THE SECOND from EXILE
- TM NETWORK
- TRAX
- TRF
- TRICERATOPS
- TRIPLANE
- Tourbillon
- V6
- Vanilla Mood
- XBS
- X21
- YAK.(やっく。)
- YOU THE ROCK★
- ZZ
販売権を持つ海外アーティスト[編集]
その他[編集]
- 頭文字Dシリーズ
- アソボット戦記五九
- 犬夜叉
- ブラック・ジャック
- うえきの法則
- ONE PIECE
- サクラ大戦シリーズ
- SUPER EUROBEAT(スーパーユーロビート)シリーズ
- ゴールデンゴールズ with トータス松本
- インリン・オブ・ジョイトイ vs. 金剛地武志
- ZOOM FLICKER
- 平成仮面ライダーシリーズ(2002年放送開始の『仮面ライダー龍騎』より担当)
- トヨタテクニカルディベロップメント(元気ロケッツ、GIRLS NEXT DOOR、エイジアエンジニアがCFソングを制作・提供)
- 谷村新司 & 加山雄三(24時間テレビ番組企画)
- CDドラマ版『ASTRO BOY 鉄腕アトム』
かつて所属していたアーティスト[編集]
五十音順[編集]
- 安良城紅 (BENI)(ユニバーサルミュージックに移籍)
- 忌野清志郎
- 岡本真夜(日本クラウンへ移籍)
- 織田哲郎(ユニバーサルミュージックに移籍)
- かつてはBMGルームス→BMGビクターに在籍していた
- 片瀬那奈(2005年以降リリースなし→音楽活動休止)
- 清木場俊介(元EXILEのSHUN、ビクター/スピードスターレコーズへ移籍)
- 後藤友香里(元AAAのメンバーで2007年6月11日にグループを脱退)
- 笹川美和(2007年7月末をもってエイベックスとの契約を終了、現在はインディーズで活動中)
- 村田寛奈(9nineのメンバー。Sony Music Recordsに移籍)
- 村主章枝
- 所ジョージ(自主レーベル「Jam Cracker Record」に移籍)
- 野猿(2001年5月に撤収(解散))
- 日之内絵美(キングレコードへ移籍)
- 槇原敬之(自主レーベルBuppuレーベル(製造・販売はSony Music)へ移籍)
- 松田樹利亜(WAVEMASTERへ移籍)
- 中村中(2010年4月にヤマハミュージックコミュニケーションズに移籍)
- フルーツポンチ(エイベックス所属の近野成美らが所属していたユニット。2007年3月末に解散)
- ユーフォーリア(2009年解散)
- ロードオブメジャー(2007年7月 解散)
- 水谷豊(日本コロムビアへ移籍)
A-Z[編集]
- AN-J
- BREATH(tearbridge productionの専属音楽プロデューサー・菊池一仁が所属していた音楽デュオ。2005年10月に解散)
- MOON CHILD(1999年 解散)
- DASEIN(2004年1月 解散)
- day after tomorrow(misono(倖田來未の実妹)や北野正人(tearbridge production専属音楽プロデューサー)の所属していた音楽ユニット。2005年8月に活動休止)
- D'ERLANGER (2013年 WARNER MUSIC JAPANへ移籍)
- D-LOOP(音楽プロデューサー・葉山拓亮(Tourbillonキーボード担当)の主催した音楽ユニット。2010年4月に活動終了)
- EARTH(2005年1月 解散)
- FAIRY FORE(2005年12月 解散)
- Favorite Blue(2002年5月 m.o.v.eのHPで活動終了を発表)
- FAYRAY(所属事務所の吉本興業が関連するR and Cへ移籍)
- Folder→Folder5(三浦大知・AKINAらの出身ユニット。2002年に活動休止)
- Galla(2000年11月 解散)
- girl next door(2013年12月 解散)
- Heartsdales(解散)
- HΛL (佐藤厚(ats-)の主催した音楽ユニット兼作曲集団)
- HINOIチーム(樋井明日香の主催したパラパラ系ダンスユニット)
- K DUB SHINE(Sony Music Recordsに移籍)
- KUMACHI(解散)
- LINDBERG(2009年内の限定再結成)
- LUNA SEA (2012年 「終幕」前までの所属先であるUNIVERSAL MUSIC JAPANへ復帰)
- MISIA(旧所属先のBMG JAPANへ復帰)
- m.o.v.e (2013年3月16日 解散)
- Nao(ネオプレックスへ移籍)
- Retro G-Style(2004年9月 解散)
- Ricken's(活動休止)
- Ruppina(2005年11月 卒業(解散))
- SOFTBALL(2003年4月2日解散)
- SweetS(解散)
- The Kaleidoscope(2004年 解散)
- twenty4-7(2012年6月 解散)
- YOSHIKI (2013年 WARNER MUSIC JAPANに移籍)
- YURIMARI(1999年解散)
- KAT (2010年4月末をもってエイベックスとの契約を終了、現在はインディーズで活動中)
グループ会社[編集]
※2014年10月時点の状況
日本国内連結子会社[編集]
- エイベックス・デジタル株式会社
- デジタルコンテンツの企画・制作・販売・配信を行っている。
- エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ株式会社
- 音楽コンテンツの企画・制作・販売・配信を行っている。2007年4月、エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ株式会社とエイベックス ネットワーク株式会社が合併。エイベックス・マーケティング株式会社に商号変更した。ミュウモを運営している。
- エイベックス・ピクチャーズ株式会社
- 映像コンテンツの企画・制作・販売を行っている。
- エイベックス・マネジメント株式会社
- エイベックス・ヴァンガード株式会社
- エイベックス・ヴァイヴ・プロダクション株式会社
- アーティスト・タレントのマネジメント業務を行っている。いわゆる芸能事務所。
- エイベックス・スポーツ株式会社
- アスリートのマネジメント業務を行っている。芸能事務所。
- エイベックス・プランニング&デベロップメント株式会社
- 株式会社アクシヴの法人格を継承しているが、アーティストの発掘・育成事業、スクール事業、店舗開発事業などの業態に変更している。
- エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ株式会社
- 株式会社プライム・ディレクションの法人格を継承しているが、コンサート、イベント、ファンクラブの企画・制作・運営、マーチャンダイジングなどの業態に変更している。
- エイベックス・ミュージック・パブリッシング株式会社
- 著作権管理業務を行っている。いわゆる音楽出版社。
- エイベックス通信放送株式会社
- エイベックス・デジタル (70%) とNTTドコモ (30%) との合弁会社。BeeTVを運営。
- 株式会社UULA
- エイベックス・デジタル (60%) とソフトバンク (40%) との合弁会社。UULAを運営。
- エイベックス・クラシックス・インターナショナル株式会社
- エイベックス・ミュージック・クリエイティヴの子会社。クラシックに特化したアーティストの発掘・育成、マネジメント、コンサートプランニング及び原盤制作等を行っている。
- 株式会社ETスクウェア
- エイベックス・デジタルの子会社。music Chef、GAmusicを運営。
日本国外連結子会社[編集]
- Avex International Holdings Singapore Pty Ltd.
- Avex Taiwan Inc.、Avex Shanghai Co.,Ltd、Avex Hawaii,Inc.の管理・統括を行っている。
- Avex Taiwan Inc.
- Avex Shanghai Co.,Ltd
- Avex Hawaii,Inc.
関連会社[編集]
- メモリーテック・ホールディングス - AGHDの持分法適用関連会社。
- レコチョク - 同上。設立当初から出資しており、一時期エイベックス本社ビル内に本社を構えていた。
過去のグループ会社[編集]
事件[編集]
- のまネコ騒動
- インターネットの電子掲示板で親しまれてきた「モナー」などのアスキーアートキャラクターに酷似した作品を、エイベックスのグループ会社が「のまネコ」「米酒」と自社の著作権表示をつけて販売し、一時ネットユーザーより批判が沸き起こった。その後、騒動に託けた脅迫文が掲示板で幾度となく投稿される事件が起きたため、多くのメディアで騒動の経過が報道されるほどの事態に至った。
- 詳細はのまネコ問題の項を参照のこと。
- 内部からのWikipedia記事削除
- 2007年9月3日、Wikipediaの「エイベックス」の「不祥事・問題・疑惑」の項目が丸ごと削除された[18]。
- WikiScannerによって、削除を行ったIDが、エイベックス・ディー・ディーからのものであることが発覚し、2010年6月現在も、本IDによるWikipediaへの書き込みは続けられている[19]。
- 盗作疑惑検証サイト事件
- avexに所属するアーティストの楽曲、若しくはプロモーションビデオに盗作が多いなどの検証をインターネット上で行っていた「盗使哀」というサイトに対し、avex側が検証サイト側に対し【「報道・批評・研究目的の引用」として当社管理楽曲を使用しているようですが、貴殿が「批評」等を掲げる以上、匿名ではなく貴殿の名前を明らかにし、自らの責任を持つ形で行うべきだと考えます。それが為されないようでしたら、「批評としての引用」に該当しないと判断し、当社は貴殿に対し、楽曲使用の中止を要望します。】という要請をした事件。
- 内紛劇(クーデター騒動)
- 会長兼社長だった依田巽と、専務(当時)の松浦勝人、常務(当時)の千葉龍平の経営面での対立が深刻化。2004年7月30日に行われた取締役会で依田が、千葉の利益相反取引を理由にアクシヴ(現エイベックス・マネジメント)代表取締役を解任する動議を提出。松浦を除く取締役全員が賛成し、可決。これに対抗し、松浦が依田の代表取締役解任動議を提出。松浦、千葉のみが賛成し、否決された。依田は松浦に対し、千葉に代わってアクシヴの社長就任を要請するが、松浦はこれを拒否。8月1日、松浦、千葉は揃ってエイベックス取締役を辞任した。これに続き、浜崎あゆみら所属アーティストが松浦支持を表明し、移籍を示唆したため株価が急落。事態を重く見た依田は会長職のみならず取締役辞任を表明。代わって常務(当時)の小林敏雄が代表取締役社長に就任。他の取締役が松浦を説得し、執行役員として復帰することになる。この際、千葉に利益相反取引の事実はなかったと発表している。
コンピレーション・アルバム[編集]
ユーロビートの曲を集めたアルバムCD「SUPER EUROBEAT」は会社創業より発売。現在199タイトル以上が発売されており、1998年から2001年頃には主にユーロビートの曲に合わせて踊る「パラパラ・ダンス」ブームが巻き起こり、エイベックスからパラパラオールスターズなどのカリスマダンサーも登場した。しかし、数度のブームを経たパラパラも現在は下火で、今後の動向が注目されている。
- これまで発売されたユーロビート・コンピレーション・アルバム(現在発売中のも含む)
- SUPER EUROBEAT
- SUPER EUROBEAT presents SUPER GT(2008年はSUPER GTのみの表記となるが、2009年より元の名称に戻った) - 2011年終了
- 俄然パラパラ!!(現在は超然パラパラ!!に名称変更)
- MAHARAJA NIGHT HI-NRG REVOLUTION (→EURO FIRE) - 1998年終了
- EUROBEAT FLASH - 1999年終了
- SUPER EUROBEAT presents EUROMACH - 2002年終了
- PARAPARA PARADISE - 2002年終了
ほか多数発売。
それ以外でもハウス、テクノなどのダンスナンバーの曲を集めたコンピレーション・アルバムも発売していた。
- SUPER CLUB GROOVIN (Vol.1 - 13)
- SUPER CLUB GROOVIN' HOUSE REVOLUTION (Vol.14 - 24)
- HOUSE REVOLUTION (Vol.25 - 49)
- SUPER DANCE FREAK (Vol.50 - 90) - 2002年終了
- MAHARAJA NIGHT HOUSE REVOLUTION (Vol.1 - 16) - 1996年終了
夏の企画・イベント[編集]
1993年より、毎年夏に大がかりな企画・イベントを行っている。殆どの場合、グループを代表するアーティストが出演するのが特徴である。
- 1993年:avex rave '93
- 1994年:avex rave '94
- 1995年:avex daNce Matrix '95
- 1996年:avex dance net '96
- 1997年:avex dance carnival '97
- 1998年:avex dance non-stop 150h in velfarre '98
- 1999年:avex 夏祭り '99
- 2000年:avex summer paradise 2000
- 2001年:avex rave 2001
- 2002年:a+nation
- この年より、全国数箇所を会場とした野外ライブイベントa-nationとして行われる。
- 2003年:a-nation '03
- 2004年:a-nation '04
- 2005年:a-nation '05
- 2006年:a-nation '06 powered by ウイダーinゼリー
- 2007年:a-nation '07 powered by ウイダーinゼリー
- 2008年: a-nation '08 powered by ウィダーinゼリー
- 2009年: a-nation '09 powered by ウィダーinゼリー
- 2010年: a-nation '10 powered by ウィダーinゼリー
- 2011年: a-nation 10th Anniversary for Life Charge & Go! ウイダーinゼリー
備考[編集]
- かつて吉本興業所属タレントはエイベックスからよくCDを出していたが、現在吉本関係のCDは系列会社のR and Cに集約している。
- ソニーミュージックやビーイングと同様にタイアップ商法を主とする。
- オリコンのシングル・アルバムチャートともに1000作目の首位を獲得したのはエイベックス所属のアーティストである(シングルはEXILE、アルバムはV6)。
- 2001年から2003年頃は日本テレビのドラマ主題歌、挿入歌はエイベックス所属のアーティストが担当することが多く、サウンドトラックもエイベックスから発売することが多かった(ただ、日本テレビの音楽、映像などはバップが担当している)。しかし、最近は比較的、フジテレビとのつながりが多く、サウンドトラックも現在は日本テレビとTBSがそれぞれ固定のレコード会社のレーベルから発売しているため、ほぼフジテレビの作品が多くなっていたが、2010年頃から、ポニーキャニオンからの発売が中心となっており、エイベックス所属のアーティストが劇中音楽を担当する作品や関西テレビ制作・火曜夜10時枠の連続ドラマの作品(主にエイベックス所属のアーティストが主題歌を手掛けた作品)のみとなっている。
- グループ創業20周年記念事業の一つとして「エイベックス創立20周年映画」の製作を決定し、2006年7月から最高賞金1000万円でストーリーの公募を行う等していたが、結局その後何の発表も無いまま立ち消えになっている[20]。
- 1999年7月頃までavex networkとしてインターネットサービスプロバイダ事業を行っていた[21]。
同社からサントラが発売された最近の主なドラマ作品[編集]
※ネット系列別
- 日本テレビ系列
- TBS系列
- テレビ朝日系列
- 警視庁捜査一課9係シリーズ
- 7人の女弁護士シリーズ
- 相棒シリーズ
- アンタッチャブル〜事件記者・鳴海遼子〜
- 仮面ライダーシリーズ
- フジテレビ系列
- 西遊記
- ブスの瞳に恋してる
- 花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜
- 山おんな壁おんな
- SP 警視庁警備部警護課第四係
- シバトラ〜童顔刑事・柴田竹虎〜
- アタシんちの男子
- 東京DOGS
- 不毛地帯
- わが家の歴史
- それでも、生きてゆく
- テレビ東京系列
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ↑ 「【LOVE IS BORN】〜4th Anniversary 2007〜」Live DVD発売決定!
- ↑ エイベックスが「オリコン」ベスト10に7曲 2月5日付のチャートで新記録、スポーツ報知、2000年1月31日。(インターネット・アーカイブのキャッシュ)
- ↑ 合弁会社設立日等に関するお知らせ
- ↑ あゆ、ゲリライベントでエイベックスなど捜索 警視庁 産経新聞 2009.6.10
- ↑ 浜崎さんイベント11人書類送検=「知らせたら中止になる」-道路不正使用・警視庁
- ↑ 契約解除に関するお知らせ
- ↑ コンプライアンス体制の見直しと社内処分について
- ↑ 当社の役付取締役の異動に関するお知らせ
- ↑ JUNSU/JEJUNG/YUCHUN チャリティーイベントについて
- ↑ JUNSU/JEJUNG/YUCHUN イベント仮処分申立てについて
- ↑ エイベックス(avex)・マネジメント株式会社に対する訴訟申し立てについて
- ↑ JYJ側勝訴 エイベックスに賠償命令=東京地裁
- ↑ 東京地裁判決言渡
- ↑ エイベGHD、ドワンゴ株を一部売却 :日本経済新聞
- ↑ 7860 エイベックスグループホールディングス「持分法適用関連会社の異動(株式譲渡)及び特別利益の発生に関するお知らせ」(2013/03/04) - MarketNewsline
- ↑ ドワンゴ株式約5%をNTTが取得 研究所技術をniconicoに活用 - ITmedia ニュース
- ↑ エイベックス、角川ドワンゴ株すべて売却へ 売却益34億円,日本経済新聞,2014年12月8日
- ↑ 削除された記録
- ↑ Wikipedia投稿記録より
- ↑ エイベックス創立20周年記念映画製作決定
- ↑ エイベックスがプロバイダー事業を終了、有償コンテンツの提供は無料化へ
関連項目[編集]
- 小室ブーム(avexブーム)
- channel a(テレビ番組)
- ASAYAN(テレビ東京・テレビ番組)
- 日本のレコード会社一覧
- CCCD
- 日本の企業一覧 (情報・通信)
- 茨城ゴールデンゴールズ(片岡安祐美選手との個人スポンサー契約を結ぶ。)
- 村主章枝(2005年10月から所属契約を結ぶ、2009年1月に契約満了。)
- ショップ・マニフィカ(旧住商ホームショッピング、東京テレビランドのブランド名)(avex clubと業務提携となり、a-box、オハコ、HARMONYなどとして通販CDを取扱いされている)
- TEAM dream
- ミュウモ
- 岸博幸(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授。2007年6月より10年3月末まで取締役)
- アメリカン・エキスプレス
- 同社のカード会員向けポイントシステム「メンバーシップリワーズ」の交換アイテムとして、エイベックスのスタッフの協力の元アーティストになるトレーニングを受けたり、個人のプロモーションビデオを作る事が出来る。
外部リンク[編集]
日本国内サイト[編集]
- http://www.avex.co.jp/ (日本語)
- http://www.avex.co.jp/e_site/index.html (英語)
- http://www.avex.co.jp/c_site/index.html (中国語)
- avex network
- エイベックス・グループ(avex group) - Facebook
- avex Channel 公式YouTubeチャンネル(Adobe Flash video)