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'''凱旋門賞'''('''がいせんもんしょう'''、'''Prix de l'Arc de Triomphe''')とは[[フランス]]の[[フランスギャロ]]が毎年10月の第1日曜日([[凱旋門賞ウィークエンド]]2日目)に[[ロンシャン競馬場]]の[[芝]]2400[[メートル|m]]で施行する[[競馬]]の[[重賞]]([[競馬の競走格付け|グループ1]])[[競馬の競走|競走]]である。略して'''アルク'''または'''アーク'''('''Arc''')と呼ばれる。 | '''凱旋門賞'''('''がいせんもんしょう'''、'''Prix de l'Arc de Triomphe''')とは[[フランス]]の[[フランスギャロ]]が毎年10月の第1日曜日([[凱旋門賞ウィークエンド]]2日目)に[[ロンシャン競馬場]]の[[芝]]2400[[メートル|m]]で施行する[[競馬]]の[[重賞]]([[競馬の競走格付け|グループ1]])[[競馬の競走|競走]]である。略して'''アルク'''または'''アーク'''('''Arc''')と呼ばれる。 | ||
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− | * [[エトワール凱旋門]] - | + | * [[エトワール凱旋門]] - 本レースの名称の由来となる建築物 |
− | * [[ドバイワールドカップ]] - | + | * [[ドバイワールドカップ]] - 世界の大レースの1つ |
− | * [[ダービー (競馬)]] - | + | * [[ダービー (競馬)]] - 世界の大レースの1つ |
− | * [[キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス]] - | + | * [[キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス]] - 世界の大レースの1つ |
− | * [[ブリーダーズカップ・クラシック]] - | + | * [[ブリーダーズカップ・クラシック]] - 世界の大レースの1つ |
* [[アイリッシュチャンピオンステークス]] - [[アイルランド]]の最強馬決定戦 | * [[アイリッシュチャンピオンステークス]] - [[アイルランド]]の最強馬決定戦 | ||
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− | * [[アメリカ賞]] - | + | * [[アメリカ賞]] - フランス競馬最大の繋駕速歩レース |
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2016年1月6日 (水) 12:23時点における版
凱旋門賞(がいせんもんしょう、Prix de l'Arc de Triomphe)とはフランスのフランスギャロが毎年10月の第1日曜日(凱旋門賞ウィークエンド2日目)にロンシャン競馬場の芝2400mで施行する競馬の重賞(グループ1)競走である。略してアルクまたはアーク(Arc)と呼ばれる。
概要
1920年に第一次世界大戦後に衰退したフランス競馬再興を掲げかつての大レースであるパリ大賞典に匹敵する大レース創設を目指しパン・ヨーロッパ(欧州一)、パン・ワールド(世界一)を目標として誕生した国際競走でヨーロッパのみならず世界中のホースマンがエプソムダービーやケンタッキーダービーと並び憧れ、勝利を目標とする世界最高峰の競走の1つである。
ヨーロッパでの競馬シーズンの終盤戦に開催されることでその年のヨーロッパ各地の活躍馬が一堂に会し、ヨーロッパチャンピオン決定戦の位置づけとなっている。同じような位置づけの競走でイギリスのキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスはヨーロッパ上半期のチャンピオン決定戦となっているが、凱旋門賞のほうは各国のダービーなどを勝ってきた3歳馬が参加することでより高い価値を保っている(日本に当てはめると、その年の総決算であるということで有馬記念と各国のチャンピオン級が集まるということでジャパンカップと両方を合わせたようなものと考えるとよい)。
一方、ヨーロッパ競馬全体の傾向として種牡馬価値の大きい競走の距離が短くなってきている。凱旋門賞の2400mは1980年代後半頃以降の価値観では長い方の距離に分類され、伝統的な2400mの凱旋門賞に優勝した競走馬よりもより新しい価値観に基づく2000mの「中距離」での距離体系の活躍馬が「ヨーロッパチャンピオン」に選出される年度が増えつつある。競馬をスポーツとして捉えた場合、ヨーロッパでは著名な大きなレースをたくさん勝つことよりも強い相手と戦って勝つことのほうが価値が高いとされており2400mの伝統的な大レースよりも2000mの新興の国際レースのほうが強い競走馬が集まっていると考えられているからである(かつてヨーロッパではチャンピオン決定戦は3000mや4000m級の競走で行われていたことも付記しておく)。しかしヨーロッパ競馬のファンの間では障害競走や長距離レースの人気の方が高く、競馬関係者とファンとの乖離が広がってるのも事実である。
日本でも抜群に知名度や人気の高い競走で必ずしもヨーロッパで高い評価を得られた場合でなくとも凱旋門賞や凱旋門賞の優勝馬には大きな注目が集まり、特に1986年以降は10年間で5頭が種牡馬として日本に輸入された。日本の馬が海外遠征をする場合も凱旋門賞を目指す場合が多く、日本国内で最上級の活躍をした競走馬がしばしば参戦している。2006年にディープインパクトが挑戦した際には日本の放送史上初めて、地上波での海外競馬の生中継がNHKによって行われた。
同競走の出走条件は3歳以上の牡馬・牝馬で騸(せん)馬の出走が出来ない。これは同競走が繁殖馬の選定の競走と定められているため、繁殖に携わることができない騸馬は出走の資格が与えられていない。
この騸馬が出走できないことを理由に1999年より2005年まで存在したワールドシリーズ・レーシングチャンピオンシップに参加できなかったが、2003年に本競走の主催元のフランスギャロなどの訴えにより加入できた。
負担重量は3歳牡馬は56kg、4歳以上の牡馬は59.5kg、牝馬1.5kg減と定められており3歳馬と古馬との差が同時期の日本より0.5kg開きがあるため日本では3歳馬に有利であると考えられている。そのため、ディープインパクトが3着に敗れた際に(後に失格)馬主の金子真人が同レースを3歳馬のスターをつくるためのレースであると発言した。ただし実際に1996年より2006年までの10年間にフランス調教の3歳馬が7勝を挙げているように、特徴のある傾向を示している。また3歳時に同レースで優勝し、連覇を狙って出走するも3歳馬に負けてしまう馬も少なからず存在している。
近年のフランス競馬の高速化に伴い好時計で優勝する事が相次いでいるが、一方で硬すぎる馬場に対する批判も少なくない。フランスの馬場はイギリスの競馬場の馬場に比べると固く、イギリスの競馬よりスピードが必要であるといわれている。そのため、イギリスのクラシックレースやキングジョージを制覇した馬の最後の難関とされている。しかし、固いとは言っても日本の馬場に比べればかなり重い馬場であるのは事実である。
なお、欧州以外の国で調教を受けた馬が優勝したことはない。欧州馬以外の最高着順は日本から出走したエルコンドルパサーとニュージーランドから出走したBalmerino(バルメリーノ)の2着である。
総賞金額は200万ユーロ(約3億円)、1着賞金は114万2800ユーロ(約1億7000万円)となっている。
また凱旋門賞当日は凱旋門賞ウィークエンドと呼ばれる国際競走デーが開催され同レースをメインに6つのGI競走が施行される。
歴史
- 1920年 - フランス競馬再興を掲げ創設
- 1922年 - Ksar(クサール)が史上初の連覇
- 1925年 - 1位入線のCadum(カダム)進路妨害により2着降着、Massine(マシーン)が繰り上がり優勝
- 1932年 - Motrico(モトリコ)が一昨年に続き同レース2勝目を挙げる
- 1937年 - Corrida(コリーダ)が牝馬として史上初の連覇
- 1939年 - 第二次世界大戦により開催中止
- 1940年 - 前年同様に開催中止
- 1941年 - 凱旋門賞史上最少の7頭立てのレース
- 1943年 - ル・トランブレー競馬場の芝2300mで代替開催
- 1944年 - 前年同様に代替開催
- 1951年 - Tantieme(タンティエーム)が3頭目の連覇を達成
- 1956年 - イタリアのRibot(リボー)が4頭目の連覇
- 1959年 - 1位同時入線のMidnight Sun(ミッドナイトサン)進路妨害により2着降着、同時入線のSaint Crespin(セントクレスピン)が優勝
- 1965年 - Sea-Bird(シーバード)が凱旋門賞史上最高の6馬身差の圧勝
- 1967年 - 凱旋門賞史上最多の30頭立てのレース
- 1970年 - 無敗の11連勝中のイギリスクラシック三冠馬Nijinsky(ニジンスキー)がSassafras(ササフラ)に敗れる
- 1971年 - Mill Reef(ミルリーフ)が史上初のヨーロッパ三冠を達成
- 1975年 - 最低人気のドイツ調教馬Star Appeal(スターアピール)が後方一気で優勝、4番手以内先行抜け出しのセオリーを破る
- 1977年 - ニュージーランド調教馬のBalmerino(バルメリーノ)が2着と健闘
- 1978年 - Alleged(アレッジド)が5頭目の連覇
- 1983年 - 史上初めて牝馬が1~4着までを独占、5年連続で牝馬が優勝
- 1985年 - 1位入線のSagace(サガス)、2位入線のRainbow Quest(レインボークエスト)の進路を妨害し2着降着、Rainbow Questが繰り上がり優勝
- 1987年 - パット・エデリーが騎手として史上初の3連覇
- 1994年 - 1980年の優勝馬Detroit(デトロワ)の子、Carnegie(カーネギー)が優勝、史上初の母子制覇
- 1995年 - Lammtarra(ラムタラ)が4戦無敗でヨーロッパ三冠を達成
- 1997年 - Peintre Celebre(パントレセレブル)がコースレコード2:24.60で圧勝
- 1998年 - オリビエ・ペリエが騎手として2人目の3連覇を達成
- 2001年 - Sakhee(サキー)が1965年のSea-Bird(シーバード)と並ぶ6馬身差で圧勝
- 2003年 - ワールドシリーズ・レーシング・チャンピオンシップに参加
- 2006年 - 3位入線のディープインパクトが使用禁止薬物検出により失格
- 2008年 - Zarkava(ザルカヴァ)がSagamix(サガミックス)以来10年ぶりに無敗で優勝
- 2009年 - 1993年の優勝馬Urban Sea(アーバンシー)の息子Sea the Stars(シーザスターズ)が優勝、史上2頭目の母子制覇
- 2010年 - 7位入線のPlanteur(プラントゥール)が2頭の進路を妨害したためレース史上2度目の失格
- 2015年 - ロンシャン競馬場の改修工事に伴い、シャンティイ競馬場で代替開催する予定
主なプレップレース
- フランス国内
- イギリス
- セントレジャーステークス(St. Leger Stakes) G1 3歳牡馬・牝馬 芝14f132y
- アークトライアル(Arc Trial) G3 3歳以上 芝11f5y
- アイルランド
- アイリッシュチャンピオンステークス(Irish Champion Stakes) G1 3歳以上 芝10f
- アイリッシュセントレジャー(Irish Field St. Leger) G1 3歳以上 芝14f
- ドイツ
- バーデン大賞(Grosser Preis von Baden) G1 3歳以上 芝2400m
- アメリカ
- マンノウォーステークス(Man o' War Stakes) G1 3歳以上 芝11f
- 日本
- 宝塚記念 GI 3歳以上 芝2200m
歴代優勝馬
回数 | 施行日 | 優勝馬 | 性齢 | 勝時計 | 優勝騎手 | 管理調教師 | 馬主 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
第1回 | 1920年10月3日 | Comrade | 牡3 | 2:39.00 | F.Bullock | P.Gilpin | E.de Saint-Alary |
第2回 | 1921年10月9日 | Ksar | 牡3 | 2:32.96 | G.Stern | W.Walton | Madame E.Blanc |
第3回 | 1922年10月8日 | Ksar | 牡4 | 2:38.78 | F.Bullock | W.R.Walton | Madame E.Blanc |
第4回 | 1923年10月7日 | Parth | 牡3 | 2:38.26 | F.O'Neil | J.Crawford | A.Kingsley Macomber |
第5回 | 1924年10月5日 | Massine | 牡4 | 2:40.98 | A.Sharpe | E.Cunnington | H.Ternynck |
第6回 | 1925年10月4日 | Priori | 牡3 | 2:33.96 | M.Allemand | P.Carter | Comte G.de Chavagnac |
第7回 | 1926年10月3日 | Biribi | 牡3 | 2:32.96 | D.Torterolo | J.Torterolo | S.Guthmann |
第8回 | 1927年10月9日 | Mon Talisman | 牡3 | 2:32.90 | C.H.Semblat | F.Carter | E.M.de Hoz |
第9回 | 1928年10月7日 | Kantar | 牡3 | 2:38.98 | A.Esling | R.Carver | O.Mills |
第10回 | 1929年10月6日 | Ortello | 牡3 | 2:42.94 | P.Caprioli | W.Carter | G.del Montel |
第11回 | 1930年10月5日 | Motrico | 牡5 | 2:44.98 | M.Fruhinsholtz | M.d'Okhuysen | Vicomte M.de Rivaud |
第12回 | 1931年10月4日 | Pearl Cap | 牝3 | 2:38.96 | C.H.Semblat | F.Carter | Mademoiselle D.Esmond |
第13回 | 1932年10月9日 | Motrico | 牡7 | 2:44.66 | C.H.Semblat | M.d'Okhuysen | Vicomte M.de Rivaud |
第14回 | 1933年10月8日 | Crapom | 牡3 | 2:41.76 | P.Caprioli | F.Regoli | M.Crespi |
第15回 | 1934年10月7日 | Brantome | 牡3 | 2:41.82 | C.Bouillon | L.Robert | Baron E.de Rothschild |
第16回 | 1935年10月6日 | Samos | 牝3 | 2:42.64 | W.Sibbritt | F.Carter | E.de Saint-Alary |
第17回 | 1936年10月4日 | Corrida | 牝4 | 2:38.72 | C.Elliott | J.Watts | M.Boussac |
第18回 | 1937年10月3日 | Corrida | 牝5 | 2:33.88 | C.Elliott | J.Watts | M.Boussac |
第19回 | 1938年10月9日 | Eclair au Chocolat | 牡3 | 2:39.82 | C.Bouillon | L.Robert | Baron E.de Rothschild |
第20回 | 1941年10月5日 | Le Pacha | 牡3 | 2:38.26 | P.Francolon | J.Cunnington | P.Gund |
第21回 | 1942年10月4日 | Djebel | 牡5 | 2:37.96 | J.Doyasbere | C-H.Semblat | M.Boussac |
第22回 | 1943年10月3日 | Verso | 牡3 | 2:23.2 | G.Duforez | C.Clout | Comte de Chambure |
第23回 | 1944年10月22日 | Ardan | 牡3 | 2:35.0 | J.Doyasbere | C-H.Semblat | M.Boussac |
第24回 | 1945年9月30日 | Nikellora | 牡3 | 2:34.82 | W.R.Johnstone | R.Pelat | Madame R.Patureau |
第25回 | 1946年10月6日 | Caracalla | 牡4 | 2:33.32 | C.Elliott | C-H.Semblat | M.Boussac |
第26回 | 1947年10月5日 | Le Paillon | 牡5 | 2:33.42 | F.Rochetti | W.Head | Madame L.Aurousseau |
第27回 | 1948年10月3日 | Migoli | 牡4 | 2:31.60 | C.Smirke | F.Butters | His Highness Aga Khan |
第28回 | 1949年10月9日 | Coronation | 牝3 | 2:33.22 | R.Poincelet | C-H.Semblat | M.Boussac |
第29回 | 1950年10月8日 | Tantieme | 牡3 | 2:34.22 | J.Doyasbere | F.Mathet | F.Dupre |
第30回 | 1951年10月7日 | Tantieme | 牡4 | 2;32.84 | J.Doyasbere | F.Mathet | F.Dupre |
第31回 | 1952年10月5日 | Nuccio | 牡4 | 2:39.84 | R.Poincelet | A.Head | His Highness Aga Khan |
第32回 | 1953年10月4日 | La Sorellina | 牝3 | 2:31.82 | M.Larraun | E.Pollet | P.Duboscq |
第33回 | 1954年10月3日 | Sica Boy | 牡3 | 2:36.34 | W.Johnstone | P.Pelat | Madame J.Cochery |
第34回 | 1955年10月9日 | Ribot | 牡3 | 2:35.68 | E.Camici | M.Rochetta | Marquis I.della Rocchetta |
第35回 | 1956年10月7日 | Ribot | 牡4 | 2:34.76 | E.Camici | U.Penco | Marquis I.della Rocchetta |
第36回 | 1957年10月6日 | Oroso | 牡4 | 2:33.42 | S.Boullenger | D.Lescalle | R.Meyer |
第37回 | 1958年10月5日 | Ballymoss | 牡4 | 2:37.91 | A.Breasley | M.V.O'Brien | J.McShain |
第38回 | 1959年10月4日 | Saint Crespin | 牡3 | 2:33.30 | G.Moore | A.Head | Prince Aly Khan |
第39回 | 1960年10月9日 | Puissant Chef | 牡3 | 2:43.96 | M.Garcia | C.W.Barthlomew | H.Aubert |
第40回 | 1961年10月8日 | Molvedo | 牡3 | 2:38.44 | E.Camici | A.Maggi | E.Verga |
第41回 | 1962年10月7日 | Soltikoff | 牡3 | 2:30.94 | M.Depalmas | R.Pelat | Madame C.Del Ducca |
第42回 | 1963年10月6日 | Exbury | 牡4 | 2:34.98 | J.Deforge | G.Watson | Baron G.de Rothschild |
第43回 | 1964年10月4日 | Prince Royal | 牡3 | 2:35.50 | R.Poincelet | G.Bridgland | R.Ellsworth |
第44回 | 1965年10月3日 | Sea-Bird | 牡3 | 2:35.52 | T.Glennon | C.Pollet | J.Ternynck |
第45回 | 1966年10月9日 | Bon Mot | 牡3 | 2:39.8 | F.Head | W.Head | F.Burmann |
第46回 | 1967年10月8日 | Topyo | 牡3 | 2:38.2 | W.Pyers | C.Barthlomew | Madame L.Volterra |
第47回 | 1968年10月6日 | Vaguely Noble | 牡3 | 2:35.2 | W.Williamson | E.Pollet | Madame R.Franklin |
第48回 | 1969年10月5日 | Levmoss | 牡4 | 2:29.0 | W.Williamson | S.McGrath | S.McGrath |
第49回 | 1970年10月4日 | Sassafras | 牡3 | 2:29.7 | Y.Saint-Martin | F.Mathet | A.Plesch |
第50回 | 1971年10月3日 | Mill Reef | 牡3 | 2:28.3 | G.Lewis | I.Balding | P.Mellon |
第51回 | 1972年10月8日 | San San | 牝3 | 2:28.3 | F.Head | A.Penna | Comtesse M.Batthyany |
第52回 | 1973年10月7日 | Rheingold | 牡4 | 2:35.8 | L.Piggott | B.Hills | H.Zeisel |
第53回 | 1974年10月6日 | Allez France | 牝4 | 2:36.9 | Y.Saint-Martin | A.Penna | D.Wildenstein |
第54回 | 1975年10月5日 | Star Appeal | 牡5 | 2:33.6 | G.Starkey | T.Grieper | W.Zettelhack |
第55回 | 1976年10月3日 | Ivanjica | 牝4 | 2:39.4 | F.Head | A.Head | J.Wertheimer |
第56回 | 1977年10月2日 | Alleged | 牡3 | 2:30.6 | L.Piggott | M.V.O'Brien | R.Sangster |
第57回 | 1978年10月1日 | Alleged | 牡4 | 2:36.5 | L.Piggott | M.V.O'Brien | R.Sangster |
第58回 | 1979年10月7日 | Three Troikas | 牝3 | 2:28.9 | F.Head | C.Head | Madame A.Head |
第59回 | 1980年10月5日 | Detroit | 牝3 | 2:28.0 | P.Eddery | O.Douieb | R.Sangster |
第60回 | 1981年10月4日 | Gold River | 牝4 | 2:35.2 | G.Moore | A.Head | J.Wertheimer |
第61回 | 1982年10月3日 | Akiyda | 牝3 | 2:37.0 | Y.Saint-Martin | F.Mathet | His Highness Aga Khan |
第62回 | 1983年10月2日 | All Along | 牝4 | 2:28.1 | W.R.Swinburn | P.Biancone | D.Wildenstein |
第63回 | 1984年10月7日 | Sagace | 牡4 | 2:39.1 | Y.Saint-Martin | P.L.Biancone | D.Wildenstein |
第64回 | 1985年10月6日 | Rainbow Quest | 牡4 | 2:29.5 | P.Eddery | A.Tree | K.Abdulla |
第65回 | 1986年10月5日 | Dancing Brave | 牡3 | 2:27.7 | P.Eddery | G.Harwood | K.Abdulla |
第66回 | 1987年10月4日 | Trempolino | 牡3 | 2:26.3 | P.J.Eddery | A.Fabre | P.de Mousac |
第67回 | 1988年10月2日 | Tony Bin | 牡5 | 2:37.3 | J.Reid | L.Camici | Madame V.Del Bon Gaucci |
第68回 | 1989年10月8日 | Carroll House | 牡4 | 2:30.8 | M.Kinane | M.Jarvis | A.Balzarini |
第69回 | 1990年10月7日 | Saumarez | 牡3 | 2:29.8 | G.Mosse | N.Clement | B.Mc Nall |
第70回 | 1991年10月6日 | Suave Dancer | 牡3 | 2:31.4 | C.Asmussen | J.Hammond | H.Chalhoub |
第71回 | 1992年10月4日 | Subotica | 牡4 | 2:39.0 | T.Jarnet | A.Fabre | O.Lecerf |
第72回 | 1993年10月3日 | Urban Sea | 牝4 | 2:37.9 | E.Saint-Martin | J.Lesbordes | D.Tsui |
第73回 | 1994年10月2日 | Carnegie | 牡3 | 2:31.1 | T.Jarnet | A.Fabre | S.Mohammed |
第74回 | 1995年10月1日 | Lammtarra | 牡3 | 2:31.8 | L.Dettori | S.bin Suroor | S.Maktoum Al Maktoum |
第75回 | 1996年10月6日 | Helissio | 牡3 | 2:29.9 | O.Peslier | E.Lellouche | E.Sarasola |
第76回 | 1997年10月5日 | Peintre Celebre | 牡3 | 2:24.6 | O.Peslier | A.Fabre | D.Wildenstein |
第77回 | 1998年10月4日 | Sagamix | 牡3 | 2:34.5 | O.Peslier | A.Fabre | J.L.Lagardere |
第78回 | 1999年10月3日 | Montjeu | 牡3 | 2:38.5 | M.Kinane | J.Hammond | M.Tabor |
第79回 | 2000年10月1日 | Sinndar | 牡3 | 2:25.8 | J.Murtagh | J.Oxx | His Highness Aga Khan |
第80回 | 2001年10月7日 | Sakhee | 牡4 | 2:36.1 | L.Dettori | S.bin Suroor | Godolphin |
第81回 | 2002年10月6日 | Marienbard | 牡5 | 2:26.7 | L.Dettori | S.bin Suroor | Godolphin |
第82回 | 2003年10月5日 | Dalakhani | 牡3 | 2:32.3 | C.Soumillon | A.de Royer-Dupre | His Highness Aga Khan |
第83回 | 2004年10月3日 | Bago | 牡3 | 2:25.0 | T.Gillet | J.Pease | Niarchos Family |
第84回 | 2005年10月2日 | Hurricane Run | 牡3 | 2:27.4 | K.Fallon | A.Fabre | M.Tabor |
第85回 | 2006年10月1日 | Rail Link | 牡3 | 2:26.3 | S.Pasquier | A.Fabre | K.Abdulla |
第86回 | 2007年10月7日 | Dylan Thomas | 牡4 | 2:28.5 | K.Fallon | A.O'Brien | Mrs J.Magnier |
第87回 | 2008年10月5日 | Zarkava | 牝3 | 2:28.8 | C.Soumillon | A.de Royer-Dupre | His Highness Aga Khan |
第88回 | 2009年10月4日 | Sea the Stars | 牡3 | 2:26.3 | M.Kinane | J.Oxx | C.Tsui |
第89回 | 2010年10月3日 | Workforce | 牡3 | 2:35.3 | R.Moore | M.Stoute | K.Abdulla |
第90回 | 2011年10月2日 | Danedream | 牝3 | 2:24.49 | A.Starke | P.Schiergen | Gestut B.Eberstein & 吉田照哉 |
第91回 | 2012年10月7日 | Solemia | 牝4 | 2:37.68 | O.Peslier | C.Laffon-Parias | Wertheimer & Frer |
第92回 | 2013年10月6日 | Treve | 牝3 | 2:32.04 | T.Jarnet | C.Head | HE S.J.Bin Hamad Al Thani |
第93回 | 2014年10月5日 | Treve | 牝4 | 2:26.05 | T.Jarnet | C.Head | HE S.J.Bin Hamad Al Thani |
第94回 | 2015年10月4日 | Golden Horn | 牡3 | 2:27.23 | L.Dettori | J.Gosden | A.Oppenheimer |
日本調教馬の成績
世界最高峰の競走ということもあり、日本からも過去に8頭の日本調教馬が遠征した。中でも1999年にはアメリカ産の日本調教馬であるエルコンドルパサーが2着に入っている。2006年には前年の日本牡馬クラシック三冠を無敗で制覇したディープインパクトが出走し3位に入ったが、その後ディープインパクトから禁止薬物が検出され失格処分となった。
回数 | 施行日 | 参戦馬名 | アルファベット表記 | 性齢 | 騎手名 | 管理調教師 | 着順 |
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第48回 | 1969年10月5日 | スピードシンボリ | Speed Symboli | 牡6 | 野平祐二 | 野平省三 | 着外(11着以下) |
第51回 | 1972年10月8日 | メジロムサシ | Mejiro Musashi | 牡5 | 野平祐二 | 大久保末吉 | 18着 |
第65回 | 1986年10月8日 | シリウスシンボリ | Sirius Symboli | 牡4 | M.フィリッペロン | 二本柳俊夫 | 14着 |
第78回 | 1999年10月3日 | エルコンドルパサー | El Condor Pasa | 牡4 | 蛯名正義 | 二ノ宮敬宇 | 2着 |
第81回 | 2002年10月6日 | マンハッタンカフェ | Manhattan Cafe | 牡4 | 蛯名正義 | 小島太 | 13着 |
第83回 | 2004年10月3日 | タップダンスシチー | Tap Dance City | 牡7 | 佐藤哲三 | 佐々木晶三 | 17着 |
第85回 | 2006年10月1日 | ディープインパクト | Deep Impact | 牡4 | 武豊 | 池江泰郎 | 失格(3位入線) |
第87回 | 2008年10月5日 | メイショウサムソン | Meisho Samson | 牡5 | 武豊 | 高橋成忠 | 10着 |
第89回 | 2010年10月3日 | ナカヤマフェスタ | Nakayama Festa | 牡4 | 蛯名正義 | 二ノ宮敬宇 | 2着 |
ヴィクトワールピサ | Victoire Pisa | 牡3 | 武豊 | 角居勝彦 | 7着(8位入線) | ||
第90回 | 2011年10月2日 | ヒルノダムール | Hiruno D'Amour | 牡4 | 藤田伸二 | 昆貢 | 10着 |
ナカヤマフェスタ | Nakayama Festa | 牡5 | 蛯名正義 | 二ノ宮敬宇 | 11着 | ||
第91回 | 2012年10月7日 | オルフェーヴル | Orfevre | 牡4 | C.スミヨン | 池江泰寿 | 2着 |
アヴェンティーノ | Aventino | 牡8 | A.クラストゥス | 17着 | |||
第92回 | 2013年10月6日 | オルフェーヴル | Orfevre | 牡5 | C.スミヨン | 2着 | |
キズナ | Kizuna | 牡3 | 武豊 | 佐々木晶三 | 4着 | ||
第93回 | 2014年10月5日 | ハープスター | Harp Star | 牝3 | 川田将雅 | 松田博資 | 6着 |
ジャスタウェイ | Just a Way | 牡5 | 福永祐一 | 須貝尚介 | 8着 | ||
ゴールドシップ | Gold Ship | 牡5 | 横山典弘 | 14着 |
なお、スピードシンボリの着順は各所で「10着」と表記されている事も多いが実際の10着馬はZborである(11着以下は公式記録が残されていないため「着外」の扱いとなっている)。
日本人騎手の成績
日本調教馬以外での騎乗成績
回数 | 施行日 | 騎乗馬名 | アルファベット表記 | 性齢 | 騎手名 | 管理調教師 | 着順 |
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第69回 | 1990年10月7日 | アサティス | Assatis | 牡3 | 柴田政人 | G.Harwood | 12着 |
第73回 | 1994年10月2日 | ホワイトマズル | White Muzzle | 牡4 | 武豊 | P.Chapple-Hyam | 6着 |
第73回 | 1994年10月2日 | ダンシェンヌ | Dancienne | 牝4 | 岡部幸雄 | E.Lellouche | 20着 |
第80回 | 2001年10月7日 | サガシティ | Sagacity | 牡3 | 武豊 | A.Fabre | 3着 |
関連項目
- エトワール凱旋門 - 本レースの名称の由来となる建築物
- ドバイワールドカップ - 世界の大レースの1つ
- ダービー (競馬) - 世界の大レースの1つ
- キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス - 世界の大レースの1つ
- ブリーダーズカップ・クラシック - 世界の大レースの1つ
- アイリッシュチャンピオンステークス - アイルランドの最強馬決定戦
- ブリーダーズカップ・ターフ - アメリカの芝の最強馬決定戦
- 香港カップ - 中華人民共和国(香港)の最強馬決定戦
- アメリカ賞 - フランス競馬最大の繋駕速歩レース
外部リンク
- France Galop - フランス競馬の統括団体
- Prix de l'arc de Triomphe - フランスギャロ内の凱旋門賞サイト
- Racing Series - ワールドシリーズ・レーシング・チャンピオンシップ
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