菊地あやか
菊地 あやか(きくち あやか、1993年6月30日 - )は、日本のアイドルであり、女性アイドルグループAKB48チームKのメンバーである。旧姓。旧芸名、菊地 彩香。身長160cm。
目次
来歴[編集]
旧チームB時代[編集]
2006年12月3日、『第三期AKB48追加メンバーオーディション』に合格。2007年4月8日から旧チームBメンバーとしてAKB48劇場の公演に出演する。「ロマンス、イラネ」で初めて選抜メンバーになるなど、柏木由紀、渡辺麻友らとともに旧チームBの主力として活動する。
公式サイト上でのニックネームは、「あやりん」または「きくじ」「きくぢ」。本人は「きくじ」ではなく「あやりん」と呼んでほしいとステージ上で度々発言していた。
プリクラ騒動[編集]
2008年7月末、交際していた男性とのツーショットのプリクラ画像がインターネット上に流出、翌月の公演を全休するなど、事実上の出演停止状態に入り、「AKB48のメンバーとしての自覚に欠けた軽率な行動を取った」として同年8月15日付で解雇が発表された[1]。同時に同年6月から所属していたプロダクション尾木からも契約解除が発表された(2010年3月1日付で再契約)。解雇が噂されていた同年8月13日には東京スポーツが、8月14日には九州スポーツが写真・実名入りで解雇を報道した。AKB48公式モバイルサイト内の待ち受け画面や着ボイスなど関連コンテンツは全て削除されたが、ナップスターで配信された「Baby! Baby! Baby!」のメイキング映像は残された。
研究生として復帰[編集]
2008年11月、『AKB48 第四回研究生(7期生)オーディション』に合格し、同年12月20日に開催されたコンサートにおいて研究生として復帰した。2009年1月18日、公式ブログにおいて正式に復帰が発表された[2]。これを機に、芸名「菊地あやか」が使われることになった。
2009年7月、フランス・パリ郊外のヴィルパントで開催されたJapan Expo2009でのライブに研究生では唯一参加した[3]。
正式メンバーへ復帰[編集]
2009年8月23日に開催された『読売新聞創刊135周年記念コンサート AKB104選抜メンバー組閣祭り』の夜公演にて、同年10月よりチームKに昇格することが発表され、2010年3月12日にチームKに昇格したことで502日ぶりの正式メンバー復帰を果たした。また、AKB48の各チーム再編後はチームKが最も早く新体制での公演を開始したため、松井咲子とともに7期生で最初の昇格者となった。CD選抜メンバーとしては、14thシングル「RIVER」のカップリング曲「君のことが好きだから」で「アンダーガールズ」として復帰を果たしている。その後、『週刊ヤングジャンプ』(集英社)のスペシャルユニット、チームYJのメンバーにチーム研究生(当時)の中から唯一選ばれた。そして、2010年3月17日より渡り廊下走り隊に加わることが発表され、2010年3月1日付で約1年半ぶりにプロダクション尾木所属となった[4]。
その後の活動と選抜復帰[編集]
2010年11月27日に開催された「TOKYO交通安全キャンペーン 交通事故防止ラッピングバス発表会」にゲストとして出席した[5]。また、同年には映画『×ゲーム』にも出演している。
2011年4月16日に京セラドーム大阪で開催された全国握手会イベント「“AKB48祭り”Powered by『ネ申テレビ』」で21stシングル「Everyday、カチューシャ」が初披露された際に、同曲のシングル選抜メンバーに選定されたことが明らかにされた。菊地の選抜入りは9th配信限定シングル「Baby! Baby! Baby!」以来約3年ぶりとなる。 2014年に卒業した。11月22日にご懐妊婚していた。12月21日のYahoo!で明らかになった。音楽ライブのせいで放送されなかった 2015年1月17日に披露宴した
アイスの実CG説[編集]
2011年6月13日発売号『週刊プレイボーイ』(集英社)において、AKB48「12.5期」研究生という触れ込みで『江口愛実』と称する新人のグラビアが掲載された。秋元康も「彼女こそ『究極』」と太鼓判を押しており、江崎グリコ「アイスの実」の広告で、他のメンバーを押さえセンターに登場するという破格の扱いが発表されていた。しかし同年6月14日の昼過ぎ、菊地がブログに「初めまして江口愛実さん!ついに噂の人が完成したんだねっ」「私も撮影したんですが、果たして私の顔のパーツいつ使われるのでしょうか(笑)」と書き込んだため、『江口愛実』は実在しない人物で、メンバーの顔のパーツを合成して作ったCGではないかという説が濃厚となった[6]。ブログの当該部分の記述は即座に修正され、翌15日に菊地はブログ上で謝罪した[7]。そして同年6月20日、CMの放送開始に合わせて江崎グリコから詳細が発表され、大方の予想通り『江口愛実』はメンバー6人のCG合成であることが明らかになった[8]。なお、同社のサイトでは菊地を含む47人のメンバーのパーツを自由に組合せて遊べる「推し面メーカー」も公開されている。
所属事務所遍歴[編集]
- AKS(2007年4月8日 - 2008年6月27日)
- プロダクション尾木(2008年6月28日 - 2008年8月14日付で契約解除)
- AKS(2008年12月20日 - 2010年2月28日)
- プロダクション尾木(2010年3月1日 - )
人物[編集]
- アイドルが好きで、人生で最初に買ったCDは「LOVEマシーン」[9]。2010年時点ではBerryz工房の熊井友理奈の大ファン[10]。
- 声優・水樹奈々のファンである[11][12]。
- 元陸上部である。
- 弟がいる。
- 料理が苦手で、本人曰く「フルーチェしか作れない」[9]。
- おでん好き[9]。
- 先祖は戌年生まれであるため、自身は愛犬家である。
- 2014年に結婚し、2015年の夏、第一子となる息子誕生。
AKB48関連[編集]
AKB48での参加曲[編集]
シングルCD選抜曲[編集]
- ロマンス、イラネ
- 桜の花びらたち2008
- Baby! Baby! Baby!
- 君のことが好きだから - アンダーガールズ名義
- Choose me! - チームYJ名義
- 盗まれた唇 - アンダーガールズ名義
- 僕だけのvalue - アンダーガールズ名義
- ALIVE - チームK名義
- 偶然の十字路 - アンダーガールズ名義
- Everyday、カチューシャ
- 君の背中 - アンダーガールズ名義
- ゼロサム太陽 - チームK名義
- 羊飼いの旅 - スペシャルガールズB名義
劇場公演ユニット曲[編集]
- 雨の動物園
- 嘆きのフィギュア
- ガラスのI LOVE YOU
- 背中から抱きしめて
- リオの革命
- ※全員参加曲ではあるが、「スカート、ひらり」ではフロントメンバー(スカひらセブン)で登場する。
チームB 3rd Stage「パジャマドライブ」公演(途中降板)
- 鏡の中のジャンヌ・ダルク
- ごめんねジュエル(バックダンサー)
- スコールの間に(バックダンサー)
- 真夏のクリスマスローズ(バックダンサー)
- ツンデレ! ※
- ※板野友美のアンダー
- 片思いの対角線(バックダンサー)
- 残念少女
- ※中塚智実のアンダー
- 残念少女
- 抱きしめられたら
- ※佐藤夏希のアンダー
THEATRE G-ROSSO「夢を死なせるわけにいかない」公演
- Confession
- ※板野友美・指原莉乃のスタンバイ
- 明日のためにキスを
出演[編集]
AKB48のコンサート、およびグループとしての出演(CM・イベント含む)に関してはAKB48の出演一覧を参照。
テレビドラマ[編集]
バラエティ[編集]
- AKB1じ59ふん!(2008年1月24日 - 3月27日、日本テレビ)
- AKB0じ59ふん!(2008年5月5日 - 26日、日本テレビ)
- 週刊AKB(2009年8月14日 - 不定期出演、テレビ東京)
- AKBINGO!(2009年8月26日 - 不定期出演、日本テレビ)
- AKB48ネ申テレビ(ファミリー劇場)
- スペシャル〜チーム対抗! 春のボウリング大会〜(2010年4月30日)
- シーズン7(2011年7月24日・31日)
- 熱血BO-SO TV(2010年9月11日、千葉テレビ)
- AKBと××!(2011年10月21日、読売テレビ)
- AKB48コント「びみょ〜」(2011年10月27日・11月24日、ひかりTV)
テレビアニメ[編集]
ラジオ[編集]
- ON8 柱NIGHT! with AKB48 (2007年12月24日 - 不定期出演、bayfm)
- AKB48 明日までもうちょっと。 (2008年4月28日 - 2012年3月26日・不定期出演、文化放送)
- AKB48お台場ファイティーン(2009年10月15日・12月24日、デックス東京ベイスタジオ)
- AKB48のオールナイトニッポン(2011年9月30日 - 不定期出演、ニッポン放送)
ゲーム[編集]
- 萌える麻雀 もえじゃん!(2008年、ハドソン PSPソフト) - 本多一月 役
- AKB1/48 アイドルと恋したら…(2010年、バンダイナムコゲームス PSPソフト) - 本人 役
- AKB1/48 アイドルとグアムで恋したら…(2011年、バンダイナムコゲームス PSPソフト) - 本人 役
舞台[編集]
- Arts Fusion in KANAGAWA ドリル魂 YOKOHAMA ガチンコ編(2010年2月26日 - 28日、神奈川県立青少年センターホール)
映画[編集]
- スリーデイボーイズ(2009年7月4日公開、FREAK ENTERTAINMENT)
- ×ゲーム(2010年9月18日公開、ジョリー・ロジャー) - 明神理香子 役
- メリーさんの電話(2011年2月12日公開、アールグレイフィルム)- 主演・真由子 役
- 忍道 -SHINOBIDO-(2012年2月4日公開) - 暮松 役
書籍[編集]
カレンダー[編集]
- 菊地あやか 2012年カレンダー(2011年11月19日、ハゴロモ)
脚注[編集]
- ↑ 「菊地彩香の件について」 - AKB48公式ブログ(2008月8月14日)
- ↑ 「研究生菊地について」 - AKB48公式ブログ(2009年1月18日)
- ↑ 実際にフランスに渡航したメンバーには、他に当時研究生だった石田晴香、小森美果、佐藤すみれらも含まれていたが、フランスの法律上、16歳未満のメンバーによるライブ出演が不可能となったため、上記3名のほか多田愛佳、SKE48の高井つき奈、矢神久美の6名が出演できず、パリ公演直前に16歳になった菊地が出演することになった。
- ↑ 「菊地からファンの皆様へ」 - AKB48公式ブログ(2010年2月28日)
- ↑ 交通事故防止イベントにAKB菊地あやかさん出席-交通安全訴える
- ↑ AKB大物新人江口愛実 実は合成CGだった? - J-CASTニュース 2011年6月14日
- ↑ 「ネタばらし」菊地を秋元康励ます AKB江口愛実「CG」疑惑で - J-CASTニュース 2011年6月16日
- ↑ AKB48“江口愛実”の正体が判明! 顔はメンバー6人のCG合成、声の担当は研究生だった - 2011年6月20日 ORICON STYLE
- ↑ 9.0 9.1 9.2 『音の素』(読売テレビ)2011年1月31日放送分
- ↑ [アイドルって素晴らしいw★あやりん*Oωo)] - 渡り廊下走り隊オフィシャルブログ(2010年5月14日)
- ↑ [ぬをををんっ★あやりん*O ωo] - 渡り廊下走り隊オフィシャルブログ(2011年2月11日)
- ↑ [ひゃっほぉい★あやりん*O ωo)] - 渡り廊下走り隊オフィシャルブログ(2010年6月8日)
外部リンク[編集]
このページはウィキペディア日本語版のコンテンツ・菊地あやかを利用して作成されています。変更履歴はこちらです。 |