白石駅 (宮城県)
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白石駅(しろいしえき)は、宮城県白石市沢目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線の駅である。
歴史[編集]
- 1887年(明治20年)12月15日 - 開業。
- 1970年(昭和45年)10月25日 - 函館本線白石駅と姉妹駅提携。
- 1974年(昭和49年)4月1日 - みどりの窓口営業開始[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄の分割民営化により東日本旅客鉄道の駅となる。
- 2002年(平成14年) - 東北の駅百選に選定される。
- 2003年(平成15年)
- 2008年(平成20年)9月 - 1番線ホームに残されていた開業当時からの油庫を鉄道関連グッズのギャラリー「れんがの油庫」として公開し[2]、国鉄時代の駅名標や時刻表が展示されている。
駅構造[編集]
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅。
直営駅であるが、白石蔵王駅が当駅を管理する(助役配置)。みどりの窓口(営業時間6:00 - 21:00)、自動改札機(自動精算機なし)、自動券売機2台、NEWDAYS設置。
開業当時から南側に留置線と待避線があり夜間滞泊も設定されている。
のりば[編集]
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■東北本線 | 下り | 仙台方面 | |
2 | ■東北本線 | 下り | 仙台方面 | 主に当駅始発 |
上り | 福島方面 | |||
3 | ■東北本線 | 上り | 福島方面 | |
下り | 仙台方面 | 当駅始発の一部 |
- 2番線は当駅始発及び増・解結を行う電車が使用する。
- 仙台方面の当駅始発は2番線または3番線を使用する。
利用状況[編集]
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 一日平均乗車人員 |
2000 | 3,590 |
2001 | 3,516 |
2002 | 3,324 |
2003 | 3,340 |
2004 | 3,317 |
2005 | 3,240 |
2006 | 3,104 |
2007 | 3,063 |
2008 | 3,030 |
2009 | 3,009 |
2010 | 2,897 |
2011 | 2,806 |
2012 | 2,900 |
2013 | 2,985 |
駅周辺[編集]
路線バス[編集]
- 【ミヤコーバス】:遠刈田温泉、白石蔵王駅
- 【白石市民バス(きゃっするくん)】:鎌先温泉・弥治郎こけし村、越河、耕野、大張、三本木、小原温泉・小原江志前(全便休日運休)、薬師堂、大網、白川方面(特定曜日のみ運行)
- 【七ヶ宿町町営バス】:小原温泉・七ヶ宿町役場
その他[編集]
- 当駅は、「徳川幕府の一国一城令から免れた白石城への最寄り駅」として、東北の駅百選に選定された。
- 乗車券を購入の際は(北)白石-○○と発券され、券面に印字される。みどりの窓口でも同様に「(北)白石駅MM発行」となっている。「(北)」は東北本線の略号で、JRにあと2つある白石駅(前者は北海道にあり函館本線の白石駅で、後者は熊本県にあり肥薩線の白石駅)と区別するためのものである。
- 当駅から福島方面は強風をまともに受けるため、頻繁に運休する。
- 2009年3月13日まで、当駅が仙台エリアのSuica利用区域の南端であったが、翌3月14日より矢吹駅まで利用可能となった。
- 福島駅発着の一部電車は当駅で増解結を行う。2003年頃までは日中の4往復で行われていたが、2006年9月現在は1往復(下り:579M・上り:582M)のみだった。そして、2014年3月15日のダイヤ改正で増解結が行われる列車の設定がなくなった。
- 開業当時から南側(上り線側)の待避線にて越河峠越えのために機関車の増・解結が頻繁に見られたが、機関車の性能向上や通過に変更などにより見られなくなった。現在は引き上げ線などを一部撤去し規模を縮小し、夜間の電車留置用に5線ほどが残されている。また北側(下り線側)にも貨物取り扱い所と白石興産の引き込み線があったが、輸送を自動車輸送に切り替え廃止され、跡地にはホテルとその駐車場が建設された。2008年5月現在、駅北側の郡山踏切付近は当時の面影を垣間見ることができる。
- 改札口は西側(下り線側)のみである。東側(上り線側)の跨線橋通路周辺の材木置き場であった場所を道路整備して駅前ロータリーを設置した。しかし、改札口はないため、通勤・通学時以外は閑散としている。
隣の駅[編集]
脚注[編集]
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