相鉄バス
相鉄バス株式会社(そうてつバス)は、神奈川県東部及び中央部で路線バスなどを運行する、相鉄グループのバス会社である。本社は神奈川県横浜市北幸二丁目9番14号。
本記事では、相模鉄道のバス部門、相鉄ホールディングスのバス部門など、相鉄バスの起源となった事業・組織についても記述する。
目次
概要
相模鉄道(現:相鉄ホールディングス)のバス部門を子会社化することにより、収益改善を図るために設立された。
主な走行エリア
神奈川県東部・県央部を基盤としており、路線バスでは以下の市町村を営業エリアとしている。
主な特徴
- 現在の相鉄バスの路線は駅同士を結ぶ路線のほか、駅と住宅街を結ぶ路線が多くを占めている。
- 一般路線バスはかつては複数営業所が担当した路線もあったが、現在では1つの系統は全て同一の営業所が担当する。
- 一般路線の系統番号は「営業所の略文字+数字1 - 2桁」と、他社では見られない方式で付与されている。横浜営業所は「浜」、旭営業所は「旭」、綾瀬営業所は「綾」である(例:浜1、旭13、綾52など)。
- 1980年代から2000年代にかけて不採算路線の大部分が整理され、特に横浜駅西口 - 二俣川駅や二俣川駅北口 - 桜木町駅・県庁前など長距離路線は大半が廃止されていった。1996年の再編時に本厚木駅乗り入れ路線が消滅し、厚木市内には路線を持たなくなった。
- 主に住宅街の停留所で「釜台住宅第3」「左近山第5」など、停留所名末尾に「第〇」のつく停留所が多い。
- 相鉄労働組合の力が大変強く、相模鉄道と同様にストライキが計画されることが多い会社としても知られるが、近年は実行されることは稀で、直前撤回となることが多い。計画された場合は営業所や案内所、停留所、公式ホームページなどでバスの運行休止計画の概要が公表される。
相模鉄道系バスの歴史
現在のJR相模線に当たる路線を開通させた相模鉄道は、相模原地区にて路線バス事業も行っていたが、戦時中に東海道乗合自動車(現:神奈川中央交通)にこれを譲渡し撤退した。同時期に相模鉄道は神中鉄道(現在の相鉄本線に当たる路線を開業させた会社)を吸収合併したものの、逆に自らが開通させた相模線部分を国に買収されるなど紆余曲折を経て、鉄道路線は神中鉄道由来の部分だけが残った。こうした中、1949年(昭和24年)12月27日に免許の再交付を受けて、翌1950年(昭和25年)6月20日から相鉄本線沿線の横浜市内を中心にゼロからスタートした。なお、創立時の経緯については神奈川中央交通の項に詳しい。
その後、相模鉄道のバス部門として半世紀余り存在したが、経営効率化のために貸切バス業を1997年(平成9年)に、相模鉄道(当時)の子会社である相鉄自動車へ譲渡した(2009年3月に貸切バス事業から撤退)。2001年(平成13年)に相模鉄道の子会社として相鉄バス株式会社が設立され、一部路線が譲渡された。残りの路線は相模鉄道の社内カンパニー、「自動車カンパニー」の管轄として残り、後年相模鉄道が持株会社、相鉄ホールディングスになった際にも変化がなかったが、2010年(平成22年)に残る全ての路線がホールディングスから相鉄バスに譲渡された。
会社としての沿革
- 2001年4月4日 - 資本金1,000万円をもって創立。
- 2001年6月16日 - 資本金を4,000万円に増資。
- 2001年12月1日 - 相模鉄道綾瀬営業所の譲渡を受け営業開始。
- 2008年2月3日 - 相鉄バス綾瀬営業所にてICカード乗車券PASMOサービス開始。
- 2009年4月1日 - 相鉄自動車より高速バス路線の譲渡を受け営業開始。
- 2010年3月22日 - 相鉄ホールディングス横浜営業所より中型車路線(浜4元久保町線、浜5交通裁判所循環線)の譲渡を受け三ツ沢営業所の営業・運行を開始。
- 2010年7月31日 - バス共通カードの取り扱いを終了。
- 2010年10月1日 - 相鉄ホールディングスより全ての乗合バス事業が当社へ譲渡される[2]。
- 2010年10月4日 - 相鉄バス三ツ沢営業所所管路線が横浜営業所に移管される[3]。あわせて三ツ沢営業所を廃止。
- 2011年1月24日 - 相鉄バス横浜営業所所管の浜16・浜19系統を二俣川営業所に移管[4]。
- 2012年3月30日 - 海老名駅 - 羽田空港間の高速バス路線の運行開始[5]。同時に羽田空港線においてPASMO / Suica対応化[6]。
- 2012年6月25日 - 相鉄バス二俣川営業所所管路線が横浜営業所に移管される[7]。あわせて二俣川営業所を廃止。
- 2012年11月26日 - 相鉄バス横浜営業所に新設として浜20系統の運行を開始[8]。
- 2013年3月28日 - バスロケーションシステム「相鉄バスナビ」のサービスを旭営業所で導入開始。横浜営業所では7月18日に開始し、綾瀬営業所では11月1日に開始し全営業所の導入が完了された[9]。
- 2013年4月15日 - 相鉄バス横浜営業所の浜4系統『桜木町駅』路線を『保土ケ谷駅東口』に路線変更[10]。あわせて桜木町駅区間を廃止。廃止区間に乗継券制度を導入。
- 2013年12月16日 - バス停名の変更[11]。あわせて音声合成の変更。
- 2014年1月20日 - 相鉄バス横浜営業所の浜1系統に横浜車庫 - 新横浜駅間の子系統を新設。[12]。また、綾瀬営業所で綾62系統の運行を開始するとともに綾瀬上原バス停を新設[13]。
- 2014年7月7日 - 相鉄バス横浜営業所ダイヤ改正。あわせて浜1系統の横浜車庫 - 新横浜駅線を横浜駅西口 - 新横浜駅まで延伸[14]。空港リムジンバス海老名駅 - 羽田空港線の相鉄バス担当分を綾瀬営業所へ移管[15]。
営業所
テンプレート:Double image aside 2012年(平成24年)7月以降は以下の3つの営業所を持つ。このうち高速バスを横浜が、深夜急行バスを綾瀬が、特定輸送を旭が担当している。
- 横浜営業所
- 神奈川県横浜市保土ケ谷区峰沢町112-1
- 最寄りバス停「横浜車庫」
- 神奈川県横浜市保土ケ谷区峰沢町112-1
- 旭営業所
- 神奈川県横浜市旭区下川井町393
- 最寄りバス停「旭高校入口」
- 神奈川県横浜市旭区下川井町393
- 綾瀬営業所
- 神奈川県綾瀬市小園847
- 最寄りバス停「綾瀬車庫」
- 神奈川県綾瀬市小園847
休止・廃止の営業所など
- 相鉄高速バスセンター(2008年廃止)
- 神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町1丁目
- 現在は相鉄バス横浜鶴屋町案内所
- 西横浜営業所(1997年横浜営業所へ移転)
- 横浜市保土ケ谷区西久保町
- 現在は電車区車掌区西横浜分室(電留線および資材置場)
- 保土ヶ谷営業所(1982年旭営業所へ移転)
- 神奈川県横浜市保土ケ谷区今井町
- 現在は美立橋折返場およびビックサン美立橋店
- 三ツ沢営業所(2010年に横浜営業所に統合。廃止)
- 神奈川県横浜市保土ヶ谷区岡沢町322-3
- 二俣川営業所(2012年に横浜営業所に統合。廃止)
- 神奈川県横浜市旭区さちが丘47-1
- 現在は相鉄ローゼンミニさちが丘店
運賃
路線バスの運賃の支払いは綾瀬営業所担当路線(一部を除く)が後払い、それ以外の路線は先払いとなっている(旭営業所では行先によって運賃が異なる路線があり、該当路線では支払時に乗務員に行先を告げる必要がある)。
支払いは現金のほかに交通系ICカード乗車券(PASMO・Suica・ICOCA等)・回数券が利用できる。一般路線はPASMO・Suicaのバス特の対象である。他の事業者と同様に交通系ICカード乗車券と現金・回数券とでは運賃が異なり、前者での支払いは1円単位で差し引かれる。
一日乗車券の類は発売されていないが、以下のような定期券や割引制度がある。また、相鉄ホールディングス(旧:相模鉄道)の株主である場合は株主優待で乗車できる場合がある。
交通系ICカード乗車券では高速バス(羽田空港線を除く)・コミュニティバスを、株主優待乗車券では高速バス・深夜急行バスを利用することは出来ない。
トクトクていき
2014年4月1日から発売を開始した金額式定期券。大人トクトクていき(大人通勤)、学生トクトクていき(大人通学)、こどもトクトクていき(小児)の3種類があり、有効期間は1ヶ月と3ヶ月の2種類。大人トクトクていきでは、記名式の他に持参人式[16]の選択が可能(後述するが、相鉄バス営業所及び案内所のみの発売で、相鉄線駅窓口では取り扱っていない)。
大人トクトクていき、学生トクトクていきは片道運賃額180円から360円まで設定があり、券面に記載の片道運賃額以内であればどの区間でも乗車でき、片道運賃額を超える区間を利用の場合はその差額の精算のみで利用できる。片道運賃額360円のトクトクていきを購入した場合、相鉄バス全線定期券として全ての一般路線で利用可能となる。こどもトクトクていきは片道運賃に関わらず一律料金での発売で、同じく一般路線全線で利用可能。
深夜バスは本券を提示の上、深夜運賃の半額が別途必要(この場合もICカードと現金とでは支払額が異なる)。
ただし、電車線(相鉄線)、横浜駅 → 海老名駅間の深夜急行バスと各高速バス、海老名市・綾瀬市コミュニティバス、初詣輸送などの特別便には適用されない。
また、従来通り紙式のみの発売で、IC定期券としての発売は行っていない[17]。
相鉄バス営業所、案内所及び相鉄線の主要駅(横浜駅、二俣川駅、三ツ境駅、大和駅、海老名駅)で発売。大人トクトクていきの持参人式は、営業所及び案内所のみ発売。
共通定期券(区間式定期券)
相鉄バス及び神奈中バスが共同運行する、116系統(三ツ境駅~若葉台中央)で利用可能な定期券。発行会社に関わらず、両社のバスに乗車出来る。通用範囲が本系統に限定されるため、トクトクていきとは異なり、他系統では利用出来ない。深夜バスでの取り扱いや発売箇所はトクトクていきと同様。
なお、それ以外の系統の区間式定期券は2014年3月31日をもって発売を終了し、今後はトクトクていきでの発売となる。
近距離定期券
横浜駅、星川駅、和田町駅、上星川駅、鶴ヶ峰駅、二俣川駅、保土ヶ谷駅から概ね2kmのバス停まで、相鉄バス全路線で有効の定期券。いずれも片道運賃は横浜市内均一運賃220円(216円)だが、トクトクていきの220円区間券と比べて割安となっている。深夜バスでの取り扱いや発売箇所はトクトクていきと同様。
ほほえみ会員証
65歳以上の人が相鉄バスの路線バスを使うときに1乗車100円で乗車できる会員証。3000円券と5000円券の2種類があり、後者の方が有効期間が長い。ただし、電車線(相鉄線)、横浜駅 → 海老名駅間の深夜急行バスと各高速バス、海老名市・綾瀬市コミュニティバスには適用されない。
環境定期券
相鉄バスの通勤定期券を持つ利用者を対象とし、土日祝日、お盆休みと年末年始にその家族・親族が同伴でバスを利用する場合に同伴者の運賃を1乗車100円(子供は50円)とする制度。また、通勤定期券所持者が定期券の額面表示以外の区間を乗車する場合にも適用される。なお、深夜バスは2倍の運賃(大人200円、子供100円)で利用できる。
ただし、大人トクトクていきの本人分(区間外乗車・差額での対応)、電車線(相鉄線)の定期券、通学定期券やほほえみ会員証は対象外で、横浜→海老名間の深夜急行バス、各高速バスと海老名市・綾瀬市コミュニティバス、初詣輸送などの特別便にも適用されない。
乗継券制度
2013年4月15日より路線変更した浜4系統と旭4系統桜木町駅方面間をまたぐ利用に関し新設された制度。横浜駅西口方面から乗車時に運転士に申し出ると車内で乗継券が発行され、保土ケ谷駅東口まで乗車した後、旭4系統の桜木町駅行きに乗車する際に運賃箱に乗継券を入れるようになっている。また、桜木町駅→横浜駅西口間の逆ルートでも乗継券は発行される。
ただし乗継券は浜4・旭4系統両方を利用する場合に限られるうえ旭4系統の美立橋 - 保土ケ谷駅東口 - 横浜駅西口間は乗継券の利用が不可能となっている。
管轄路線
路線バス
担当営業所毎に系統番号順、方面別で記述する。各路線とも、担当営業所の略号+数字の組み合わせによる系統番号を付与(一部例外あり)。
横浜営業所担当路線
横浜車庫に入る路線は2つ存在し、1つは峰沢団地前方面は13系統(横浜車庫方面)・20系統(新桜方面)で、2つは片倉町入口方面は浜7系統(三ツ沢方面)・11系統(横浜車庫方面)である。それ以外の路線は横浜車庫を通過する。なお、峰沢団地前のバス停は横浜駅西口方面より離れた場所に設置している。(横浜車庫方面専用バス停留所で本数は比較的少ない)
浜1系統
- 浜1 横浜駅西口 - 三ツ沢総合グランド入口 - 東泉寺前 - 西菅田団地 - 道路碑 - 小机駅(平日土曜のみ)
- 浜1 横浜駅西口 - 三ツ沢総合グランド入口 - 東泉寺前 - 西菅田団地
- 浜1 横浜駅西口 - 三ツ沢総合グランド入口 - 東泉寺前 - 西菅田団地 - 小机駅 - 新横浜駅
浜1系統は横浜駅西口から三ツ沢総合グランド入口、羽沢団地前、西菅田団地を経由して小机駅へ向かう路線。 東泉寺前までは横浜市営バス(44系統・83系統)との共通定期券取り扱い区間。西菅田団地停留所は横浜市営バスの同名停留所とは別位置の菅田小学校近くにあり、折返し場がある。(折り返し場で西菅田団地始発を行ったり「回送」で横浜車庫に行ったりする。)両バス停間の距離は徒歩で約10分程度ある。平日と土曜日ダイヤのみ横浜駅西口 - 東泉寺前 - 西菅田団地 - 小机駅間の便が運行される。
2014年7月7日ダイヤ改正から横浜駅西口 - 小机駅の延伸運行として運行開始。横浜駅から三ツ沢グランド、羽沢団地前、西菅田団地、小机駅を経由して新横浜駅へ向かう路線。 小机駅では新横浜駅行きのみ駅ロータリーには入らない(横浜駅西口 - 小机駅の路線は駅ロータリーに入る)。新横浜駅では2番乗り場から発車し折り返し運行をする。
浜4系統
- 浜4 横浜駅西口 - 鶴屋町三丁目 - 洪福寺 - サンモール西横浜 - 元久保町 - 岩井町 - 岩井町坂上 - 保土ケ谷橋 - 保土ケ谷駅東口(乗継券対象)
横浜駅西口第2のりばから発車し、狭隘道路を走行してサンモール西横浜、元久保町地区を経由する。2013年4月15日のダイヤ改正および路線変更で元久保町から岩井町、岩井町坂上、保土ケ谷橋を経由して保土ケ谷駅東口に向かうルートに変更。乗継券については前述の乗継券の項目を参照。狭隘区間を走行するため中型車を使用。
浜5系統
- 浜5 横浜駅西口→三ツ沢総合グランド入口→交通裁判所→宮田中学校前→洪福寺→楠町→鶴屋町三丁目→横浜駅西口(平日)
- 浜5 横浜駅西口→三ツ沢総合グランド入口→交通裁判所→宮田中学校前→洪福寺→楠町→横浜駅西口第2バスターミナル(土曜・休日)
横浜駅西口から三ツ沢西町まで北上した後、岡沢町から交通裁判所を経由し、宮田町まで狭隘道路を走行、楠町経由で横浜駅西口に戻る循環路線。鶴屋町三丁目停留所は平日のみ経由し、土曜と休日は同停留所を経由せずに横浜駅西口第2バスターミナルに到着する。三ツ沢西町始発便や夜間には洪福寺止まり便が運行されている。狭隘区間を走行するため中型車を使用。
平日のみ横浜駅西口 → 交通裁判所 → 洪福寺間で深夜バスが運行されている。
浜7系統
- 浜7 横浜駅西口 - 三ツ沢総合グランド入口 - 横浜車庫
横浜駅西口発着路線の出入庫路線。大型車、中型車ともに充当。ニッパツ三ツ沢球技場での試合開催日は開催時間に合わせて臨時便を増発する。 横浜駅西口 - 三ツ沢総合グランド入口- 片倉町入口間は浜1・13系統と同じルートで運行している。片倉町入口のバス停を出てすぐに左折し横浜車庫へと向かう。(峰沢団地前は通らない)
浜10系統
- 浜10 横浜駅西口→三ツ沢総合グランド入口→横浜国立大学正門前→国大西→国大南門→常盤台住宅→横浜新道→三ツ沢総合グランド入口→横浜駅西口(平日のみ)
横浜市営バス201・329系統とともに横浜国立大学の敷地内に入る路線で、平日のみ運行。オープンキャンパスなど横浜国立大学でイベントが開催される際に、臨時の直行バスを運行する場合がある。その際には、通常使用される浜10系統の行先表示ではなく、専用の行先表示が使用される(LED行先表示機装備車のみ)。 その他、国大西始発便と横浜新道行きの便も設定されている。
浜11系統
- 浜11 横浜駅西口 - 三ツ沢総合グランド入口 - 峰沢町 - 釜台住宅第1 - 釜台住宅第3 - 常盤園入口 - 上星川駅
- 浜11 横浜駅西口 - 三ツ沢総合グランド入口 - 峰沢町 - 釜台住宅第1 - 釜台住宅第3
- 浜11 横浜車庫 - 峰沢町 - 釜台住宅第1 - 釜台住宅第3 - 常盤園入口 - 上星川駅
横浜駅西口から三ツ沢総合グランド入口を経由して釜台住宅第3、上星川駅に至る路線で、上星川駅発着便は「釜台経由」と案内される。日中時間帯は1時間に3 - 4本の運行で、うち2本が釜台住宅第3で折り返す。運行本数は浜5系統と同じく比較的多い平日最終便は横浜駅西口 - 釜台住宅第3 - 常盤園入口 - 上星川駅の深夜バスもある。 一部便は横浜車庫 - 釜台住宅第1 - 上星川駅の運行となっている。
浜13系統
- 浜13 横浜駅西口 - 三ツ沢総合グランド入口 - 峰沢団地前 - 羽沢 - 七里堰 - 川島住宅 - 上星川駅
- 浜13 横浜車庫 - 峰沢団地前 - 羽沢 - 川島住宅 - 上星川駅
横浜駅西口から三ツ沢総合グランド入口を経由して三枚町まで北上してから羽沢、七里堰、川島住宅を経由して上星川駅に至る路線。(三ツ沢総合グランド入口 - 三枚町までの区間は浜1系統と同じルート) 横浜駅西口と上星川駅を結ぶ系統は浜13系統以外に、浜11系統があるが、前者は「三ツ沢グラウンド・羽沢経由」、後者は「釜台経由」と案内される。 横浜駅西口 - 三ツ沢総合グランド入口- 片倉町入口間は浜7系統と同じ経路を運行する。 一部便は横浜車庫 - 羽沢 - 上星川駅の運行となっている。
浜16・浜19系統
- 浜16 横浜駅西口 - 洪福寺 - 大門通 - 星川駅前 - 和田町駅 - 浄水場前 - 市沢町 - 西原住宅 (日中中心に毎時1本)
- 浜16 和田町駅 - 浄水場前 - 市沢町 - 西原住宅
- 浜16 和田町駅 - 浄水場前 - 市沢町 - 西原住宅入口 - くぬぎ台団地入口 - 鶴ヶ峰駅南口 - 鶴ヶ峰駅(平日日中のみ)
- 浜19 和田町駅 - 浄水場前 - 市沢町 - 新桜ヶ丘団地
浜16・浜19系統は、和田町駅方面から西谷浄水場、市沢町を経て、西原住宅・鶴ヶ峰駅・新桜ケ丘団地へ至る路線。
一時期は二俣川営業所が担当していたが、同営業所の廃止により再び横浜営業所に移管された路線である(系統番号の頭文字は二俣川営業所時代も「浜」だった)。
浜16系統は、横浜駅西口第2バスターミナルを起点に、鶴屋町三丁目、洪福寺、和田町駅、市沢町を経て西原住宅に至る路線。坂本町(上星川駅付近)までは相鉄線とほぼ並走している。
また平日は、旭区役所アクセス路線として、和田町駅から鶴ヶ峰駅南口及び鶴ヶ峰駅バスターミナルへも運行している。
主力となるのは和田町駅 - 西原住宅間で、横浜駅西口発着便は日中中心に毎時1本、鶴ヶ峰駅発着便は平日日中のみの運行である。
なお市沢町~鶴ヶ峰駅は旭1系統と平行して運行している。
浜19系統は、全便和田町駅発着で、市沢町まで浜16系統と同じルートで運行した後、新桜ケ丘団地に至る路線。平日と土曜は深夜バスも運行している。
浜20系統
- 浜20 横浜車庫 - 羽沢 - 環2市沢下町 - 新桜ヶ丘団地(1日1本のみ)
2012年11月26日ダイヤ改正で新設された。毎日1往復のみの運行であるが、川島住宅 - 環2市沢下町間は新規に路線免許を取得した区間で、この系統が唯一の路線バスである。
旭営業所担当路線
路線により料金が異なる。 2013年12月16日現在
旭1・旭2・旭6系統
- 旭1 二俣川駅南口 - 万騎が原大池 - 左近山第1…第5・第6
- 旭1 二俣川駅南口 - 万騎が原大池 - 左近山第1…第5
- 旭1 二俣川駅南口 - 万騎が原大池 - 左近山第1…第6 - 市沢町 - くぬぎ台団地入口 - 鶴ヶ峰駅南口 - 鶴ヶ峰駅 (平日日中のみ)
- 旭2 二俣川駅北口 - (保土ヶ谷バイパス) - 左近山入口(駅行きのみ停車) - 左近山第1…第5 - 左近山第6 (平日朝夜・土曜深夜バスのみ)
- 旭2 二俣川駅北口 - 保土ヶ谷バイパス - 左近山入口(駅行きのみ停車) - 左近山第1…第5(平日朝のみ)
- 旭6 二俣川駅南口 - 万騎ヶ原大池 - 左近山第1…第6 - 市沢団地入口 - 市沢町 - 環2市沢下町 - 新桜ケ丘保育園 - 横浜ゴルフ場下 - 東戸塚駅西口
- 旭6 左近山第1…第6 ← 市沢団地入口 ← 市沢町 ← 環2市沢下町 ← 新桜ケ丘保育園 ← 横浜ゴルフ場下 ← 東戸塚駅西口(夜間)
- 旭6 二俣川駅南口→万騎ヶ原大池→左近山第1…第6→環2市沢上町→新桜ケ丘保育園→横浜ゴルフ場下→東戸塚駅西口 (平日朝のみ)
- 旭6 左近山第5 - 左近山第6 - 環2市沢上町(駅行きのみ停車) - 新桜ケ丘保育園 - 横浜ゴルフ場下 - 東戸塚駅西口
- 旭6 市沢小学校 - 市沢町 - 環2市沢下町 - 新桜ケ丘保育園 - 横浜ゴルフ場下 - 東戸塚駅西口 (平日のみ)
二俣川駅から左近山方面に向かう系統群である。
運行本数は旭1系統が大半を占め、旭1系統の二俣川駅南口―万騎ヶ原大池―左近山第5・6便、旭6系統の二俣川駅南口―左近山団地―市沢町―東戸塚駅西口便及び左近山第5―新桜ケ丘保育園―東戸塚駅西口便を主体としている。
各系統の詳細は以下に示す。
旭1系統は、二俣川駅南口から万騎ヶ原大池を経由して左近山団地・鶴ヶ峰駅に至る路線。大半は左近山第6で折り返し運行している。一つ手前の左近山第5発着も朝夜を中心に存在する。平日日中は、旭区役所アクセス路線として、概ね毎時1本がそこから市沢町、くぬぎ台団地入口、鶴ヶ峰駅南口を経由して鶴ヶ峰駅バスターミナルまで運行している。なお、市沢町~鶴ヶ峰駅は浜16系統と、くぬぎ台団地入口~鶴ヶ峰駅南口は横浜市営バス75系統とそれぞれ平行して運行している。
旭2系統は平日朝夜と土曜の深夜バスのみ運行。旭1系統とは異なり、二俣川駅北口を発着とし、保土ヶ谷バイパスを走行して左近山団地へ直行する路線。
旭6系統は、二俣川駅南口から左近山団地、市沢町を経由して東戸塚駅西口へ至る路線。二俣川駅南口から市沢町の間は旭1系統と同じルートで、そこから市道環状2号線を走行する。
また、左近山第5から市沢町を経由せずに東戸塚駅西口に至る便も存在し、平日日中の東戸塚駅西口では前者と10分交互で運行している。深夜バスを含め、夜間の東戸塚駅西口発では、市沢町経由の左近山第1止まりも存在する。
さらに平日朝では、二俣川駅南口発の便は全て市沢町非経由となり、市沢地区からは市沢小学校発着の便を運行しており、本系統群中最も複雑な運行形態を成している。
市沢小学校発着便は、沿線の県立保土ヶ谷高校や日産横浜自動車大学校、県立商工高校の通学ラッシュに対応するため、平日日中や夕方にも数本運行している。
旭4・旭5系統
- 旭4 二俣川駅北口 - 寺下 - 東万騎が原 - 美立橋 - 金剛寺 - うぐいす橋 - 保土ケ谷町(保土ケ谷町2丁目) - 保土ヶ谷駅東口(日中のみ)
- 旭4 二俣川駅北口 - (保土ヶ谷バイパス) - 東万騎が原 - 美立橋 - 金剛寺 - うぐいす橋 - 保土ケ谷町(保土ケ谷町2丁目) - 保土ケ谷駅東口(日中以外の時間帯)
- 旭4 桜木町駅 - 長者町5丁目 - 阪東橋 - 前里町4丁目 - 清水ケ丘 - 保土ケ谷駅東口 - 保土ケ谷町(保土ケ谷町2丁目) - うぐいす橋 - 金剛寺 - 美立橋(桜木町駅 - 保土ケ谷駅東口が乗継券対象)
- 旭4 横浜駅西口 - 洪福寺 - 水道道 - 久保町 - 保土ケ谷駅東口 - 保土ケ谷町(保土ケ谷町2丁目) - うぐいす橋 - 金剛寺 - 美立橋(日中のみ)
- 旭4 美立橋 - 金剛寺 - 新桜ケ丘第1…第2 - 富士見橋 - 栗の沢 - 星川ランプ - 星川駅 - 星川町 - 保土ケ谷駅西口
- 旭4 美立橋 - 金剛寺 - 新桜ケ丘第1…第2 - 富士見橋 - 栗の沢 - 星川ランプ - 星川駅
- 旭5 二俣川駅北口 - 寺下 - 東万騎が原 - 美立橋 - 金剛寺 - うぐいす橋 - 保土ケ谷町(保土ケ谷町2丁目) - 岩崎町 - 保土ケ谷駅西口(平日2本のみ)
旭4・旭5系統は美立橋を発着または経由する系統群で、特に旭4系統は相鉄バスの中で最も複雑な路線を持つ系統となっている。ただし、二俣川駅北口 - 桜木町駅・横浜駅西口・保土ケ谷駅西口の通し運行便は設定されておらず、最遠で桜木町駅・横浜駅西口・保土ケ谷駅西口・星川駅からの便は美立橋まで、二俣川駅北口からの便は保土ヶ谷駅東口までの運行である。
旭4系統の二俣川駅北口発着便は、日中時間帯は寺下経由、朝夕は保土ヶ谷バイパスを経由して相鉄線の踏切を避けて運行する。1時間に2本程度運行される二俣川駅北口 - 保土ケ谷駅東口間を主軸とし、日中を中心に桜木町駅 - 美立橋便と横浜駅西口 - 美立橋便がそれぞれ1時間に1本程度運行される。
桜木町駅発着便には乗継券が桜木町駅 - 保土ケ谷駅東口間に限り利用できる。乗継券については前述の乗継券の項目を参照。
美立橋 - 星川駅 - 保土ケ谷駅西口間の路線も旭4系統を名乗り、こちらは新桜ケ丘、星川ランプを経由する。平日は保土ケ谷駅西口発着便の割合が高く、土曜休日は星川駅発着便の割合が高い(土曜休日は13時台以降の全便が星川駅で折り返す)。
旭5系統は平日に2本のみ運行。二俣川駅北口 ~保土ケ谷町(保土ケ谷町2丁目)は旭4系統と同一経路で、そこから岩崎町、星川町、大門通を経て、保土ケ谷駅西口へ至る路線。星川町~保土ケ谷駅西口は、旭4系統の星川駅経由便と同一経路でもある。
旭9・旭10・旭11・旭12・旭13・旭14系統
- 旭9 鶴ヶ峰駅→都岡辻→横浜旭陵高校前→動物園入口→よこはま動物園(平日朝3本のみ・都岡辻まで直行)
- 旭10 鶴ヶ峰駅 - 白根小学校前 - 谷戸入口 - 上白根町 - よこはま動物園
- 旭10 横浜駅西口 - 洪福寺 - 和田町 - 梅の木 - 鶴ヶ峰駅 - 白根小学校前 - 谷戸入口 - 上白根町 - よこはま動物園(日中夕方のみ)
- 旭11 鶴ヶ峰駅 - 白根小学校前 - 谷戸入口 - 上白根町 - 市営集会場前 - 長坂 - 中山駅
- 旭11 鶴ヶ峰駅 - 白根小学校前 - 谷戸入口 - 上白根町 - 西ひかりが丘
- 旭12 鶴ヶ峰駅 - 白根小学校前 - 旭台
- 旭13 中山駅 - 中山町 - 長坂 - 上白根入口 - 市営集会場前 - 動物園入口 - よこはま動物園
- 旭14 中山駅→中山町→長坂→上白根入口→動物園入口→よこはま動物園(朝のみ)
鶴ヶ峰駅(旭10系統の一部は横浜駅西口)からよこはま動物園・ひかりが丘団地・中山駅・旭台方面と、中山駅からひかりが丘団地・よこはま動物園方面の路線で構成される。よこはま動物園を発着する系統は、よこはま動物園ズーラシアの多客時や「ナイトズーラシア」による閉園時間延長日などには臨時便を増発して運行する場合がある。いずれの系統も220円(IC216円)均一運賃である。
旭9系統は、都岡辻まで途中無停車の後、横浜旭陵高校前を経由してよこはま動物園に至る。神奈川中央交通5系統の鶴ヶ峰駅 - よこはま動物園便と同じルートで国道16号線を走行。よこはま動物園ズーラシアの開園時間前の運行であり、横浜旭陵高校への通学輸送が主な役割である。
旭10系統は、横浜駅西口・鶴ヶ峰駅から白根小学校前を経由してよこはま動物園に至る。こちらが相鉄バスの鶴ヶ峰駅からよこはま動物園ズーラシアへのアクセスのメイン系統であり、開園時間帯を中心に運行する。一部に横浜駅西口発着便(横浜駅西口発は第2バスのりばから発車)の運行があり、楠町から鶴ヶ峰駅まで神奈川中央交通横04・5・横52系統と同じルートを走行。所要時間は長くなるが横浜駅西口とよこはま動物園の間を乗り換えなしで利用できる唯一の路線バスとなる。
旭11系統は、鶴ヶ峰駅から市営集会場前を経由して中山駅に至る路線と、途中の公団集会場で分岐して西ひかりが丘で折り返す路線がある。後者での行先は、西ひかりが丘ではなく「ひかりが丘団地」と表記される。西ひかりが丘発着便の割合が高く、中山駅発着便は毎時平均1 - 2本程度で、60分程度間隔が開く時間帯がある。ただし、鶴ヶ峰駅 - 中山駅間を通し利用の場合、神奈川中央交通横52・中53系統(横浜駅西口・鶴ヶ峰駅 - 今宿 - 中山駅)より運賃が安く、所要時間も短いことが多い。
旭12系統は、旭10・旭11系統の支線という位置付けにある路線で、白根小学校前から旭台に向かう。
旭13系統は、中山駅からひかりが丘団地とよこはま動物園ズーラシアへの輸送を担う。旭11系統中山駅発着便の運行間隔が大きく開く時間帯に旭13系統を運行することによって中山駅側の運行本数を確保している。
旭14系統は、横浜市営バス136系統と同一経路。通常は朝のみの運行であるが、ひかりが丘団地を経由せずに最短ルートでよこはま動物園に到着できるため、朝以外の時間帯に臨時便を運行する場合もある。
旭16系統
- 旭16 東戸塚駅西口→横浜ゴルフ場下→藤塚町→富士見橋→栗の沢→星川ランプ→藤塚町→横浜ゴルフ場下→東戸塚駅西口
東戸塚駅西口から横浜新道を経由し、星川ランプで折返し再び東戸塚駅西口に戻る路線。かつては藤塚インターチェンジ付近にあったソニー横浜中央研究所の名残で(現在は解体され更地になっている)、「藤塚町」停留所は「ソニー研究所前」と呼ばれ、方向幕もソニー経由と案内されていた。
品濃町~藤塚町は、往路復路ともに新道上にある。うち品濃町と横浜ゴルフ場下は側道上の旭6系統用とで2箇所存在する。 運行本数は1時間に3本程度で、朝には藤塚町始発便(星川ランプ経由)が、夜間には星川ランプ止まり(平日最終便は深夜バス)が運行される。
旭18・旭19系統
- 旭18 希望ヶ丘駅 - 南希望が丘 - 善部第3…第1 - 桃源台 - 万騎が原派出所前 - 二俣川駅南口
- 旭18 希望ヶ丘駅 - 南希望が丘 - 善部第3…第1 - 桃源台 - サンモール商店街 - 緑園都市駅(平日土曜朝1本のみ)
- 旭19 二俣川駅南口→万騎ヶ原第1…第3→小学校前→万騎ヶ原第5…第1→二俣川駅南口(万騎ヶ原循環)
- 旭19 二俣川駅南口 - 万騎ヶ原第1…第3 - 小学校前 - 南万騎が原駅 - 柏保育園前 - 緑園都市駅(平日土曜朝1本のみ)
旭18系統は希望ヶ丘駅・二俣川駅南口から南希望ヶ丘・善部・さちが丘地区への輸送を主とする路線、旭19系統は二俣川駅南口から万騎が原地区を循環する路線で、いずれも日中は毎時2本運行。旭18・旭19系統ともに平日と土曜の朝のみ緑園都市駅発着便が各1本存在する。
旭21・旭23・旭36系統
- 旭21 二俣川駅北口 - ニュータウン第1…第7 - 金が谷 - 旭高校入口
- 旭21 二俣川駅北口→運転試験場→ ニュータウン第2…第7→金が谷→旭高校入口(夜間のみ)
- 旭23 二俣川駅北口→運転試験場→ニュータウン第2…第1→二俣川駅北口
- 旭36 二俣川駅北口 - 旭高校入口(保土ヶ谷バイパス経由・直行)
旭21系統は中沢地区にあるニュータウンを経由して旭高校入口に向かう路線。運行本数、乗客ともに多い路線で、旭高校入口行きの大半はニュータウン第1を経由するが、旭23系統の運行時間終了後の二俣川駅北口発の便は運転試験場を経由する。 旭23系統は神奈川県運転免許試験場や神奈川県立がんセンターへのアクセス路線で、運転試験場での試験開始時間に合わせて運行本数を多く設定しているのが特徴である。比較的短距離の一方循環路線で、平日は21時台、土曜休日は19時台までの運行であるが、運転試験場への来場者を中心に乗客が多い。 旭36系統は二俣川駅北口と旭高校入口の間を、保土ヶ谷バイパス経由で途中無停車で運行する路線で、出入庫路線という位置付けである。
旭24・旭25系統
- 旭24 三ツ境駅 - 岸本 - 旭高校入口 - 横浜旭陵高校前 - よこはま動物園
- 旭24 三ツ境駅→岸本→旭高校入口(平日土曜夜3本、休日夜1本のみ)
- 旭25 三ツ境駅 - 二ツ橋小学校 - 旭高校入口 - 横浜旭陵高校前 - よこはま動物園
三ツ境駅から旭高校入口を経由してよこはま動物園に至る路線で、案内上は旭24系統が「岸本経由」、旭25系統が「中丸経由」とされている。三ツ境駅からのよこはま動物園ズーラシアへの来園アクセスを担う。両系統合わせて1時間に3本程度運行され、基本的に旭24系統と旭25系統が交互に運行されるが、夕方は1時間に1 - 2本程度の運行になり、よこはま動物園発は19時台、三ツ境駅発は20時台で終車となる。
旭27・旭28・旭29系統
- 旭27 三ツ境駅 - 上橋 - 南台Aハイツ - 瀬谷スポーツセンター - 南瀬谷小学校
- 旭28 三ツ境駅 - 上橋 - 南台Aハイツ - 瀬谷第2小学校前 - 宗川寺前 - ニュータウン南瀬谷
- 旭29 三ツ境駅→上橋→南台Aハイツ→瀬谷第2小学校前→宗川寺前→ニュータウン南瀬谷→上の町→境橋→アパート入口→上橋→三ツ境駅(ニュータウン南瀬谷・境橋循環)
三ツ境駅から中原街道を南西に向けて運行する系統群である。 旭27系統は南瀬谷小学校に向かう短距離路線であるが、これらの中では最も多く運行されており、朝夕は毎時5 - 9本、日中時間帯でも毎時4本が確保されている。 旭28・旭29系統は南台出張所からさらに南下してニュータウン南瀬谷に向かい、旭28系統はニュータウン南瀬谷で折り返す往復運行、旭29系統は境橋を経由して三ツ境駅に戻る循環運行の形態をとる。こちらは両系統合わせて1時間に1本程度(そのためどちらかしか運行しない停留所は2時間程度間隔が開く時間帯がある)。
116系統
- 116:三ツ境駅 - 矢指町入口 - 程ヶ谷カントリークラブ前 - 亀甲山 - 若葉台南 - 若葉台近隣公園前 - 若葉台中央
- 116:三ツ境駅 - 矢指町入口 - 程ヶ谷カントリークラブ前 - 亀甲山 - 若葉台南 - 地区公園前 - 若葉台中央
116系統は、三ツ境駅から矢指町入口、亀甲山を経由して若葉台中央に至る頻繁運行路線で、神奈川中央交通と共同運行。1時間当たりの運行本数は神奈中運行便と合わせて6 - 9本程度(神奈中が運行する十日市場駅発着の境21系統を含む)。本数の多い若葉台近隣公園前経由と本数の少ない地区公園前経由が設定されている。2007年11月30日までは横浜市営バスとも運行していた。その名残で相鉄バスとしては唯一、横浜市営バスと同じ数字のみの系統番号が使用されている。相鉄バス担当便は全体の約3割で、特に地区公園前経由便の運行は1日数本のみとなっている。若葉台中央では神奈川中央交通や横浜市営バス・東急バスによる十日市場駅・青葉台駅方面行きのバスに乗り継ぎができる。相鉄バスナビでは神奈川中央交通の便は対象外となっている。相鉄バスでストライキが発生した場合、神奈川中央交通便のみの運行となるので本数が激減する。
綾瀬営業所担当路線
2014年1月20日現在
綾1系統
綾1系統は大和駅とニュータウン南瀬谷を結ぶ路線で、ニュータウン南瀬谷を発着するバスとしてはこちらの方が本数が多い。相鉄バスとしては横浜市瀬谷区と大和市を跨ぐ唯一の路線で、綾瀬営業所としては唯一横浜市内に乗り入れている。
綾11・綾12・綾13・綾21・綾31系統
- 綾11 海老名駅 - 国分寺台第1…第11 - 国分寺台第12 - 堀ノ内 - 吉岡芝原
- 綾11 海老名駅 - 国分寺台第1…第11 - 国分寺台第12
- 綾12 海老名駅 - 国分寺台第1…第12 - 武者寄橋 - 綾瀬市役所
- 綾13 海老名駅 - 国分寺台第1…第8 - 杉久保入口 - 杉久保住宅 - 農大前
- 綾21 海老名駅 - 海老名中学校 - 大谷小学校 - 下浜田 - 国分寺台第8…第11 - 国分寺台第12
- 綾31 海老名駅 - 厚木ナイロン - 坂下 - 城山 - 杉久保 - 農大前
海老名駅から国分寺台方面、農大前方面に至る路線群である。
綾11・綾12・綾13系統は「国分寺経由」と案内され、国分寺台第8まで同じルートで運行し、ここまでは1時間あたり6本以上が運行されている。その先、綾11・綾12系統は国分寺台第12で分岐し、綾11系統は吉岡芝原へ、綾12系統は綾瀬市役所に向かう。また、一部の綾11系統は、国分寺台第12が終点となる。吉岡芝原バス停は神奈川中央交通の綾瀬車庫バス停に近接し乗継が可能である。国分寺台第8で分岐した綾13系統は杉久保住宅を経て農大前で終点となる。日中は綾13系統が1時間に3本、綾11・綾12系統は両者合わせて1時間に3本(単独で見た場合は1時間に1 - 2本)が運行される。
綾21系統は海老名中学校・大谷小学校・下浜田を経由し、国分寺台第8で綾11・綾12・綾13系統と合流した後、国分寺台第12まで運行する。1時間に3本程度の運行で、国分寺台第12で折り返すバスはこちらの方が多い。(「浜田経由」と案内される)
綾31系統は厚木ナイロンを経て、海老名市南部の杉久保を経て農大前に至る。鉄道から離れた地域を走行していることもあり、こちらも1時間に3本程度の運行となっている。海老名駅と農大前では基本的に綾13系統と綾31系統が交互に発着する時刻が組まれている。
綾41・綾43・綾45系統
- 綾41 海老名駅 - 望地 - 小園団地入口 - 小園団地 - 綾瀬車庫 - 東名綾瀬 - 早川城山4丁目 - 城山公園 - 綾瀬市役所
- 綾41 海老名駅 - 望地 - 小園団地入口 - 小園団地 - 綾瀬車庫(一部便)
- 綾43 海老名駅 - 望地 - 小園団地入口 - 早川 - 城山公園 - 綾瀬市役所(平日土曜のみ)
- 綾45 綾瀬市役所→城山公園→早川城山4丁目→綾瀬車庫(急行・休日1本のみ)
海老名駅から小園方面に向かう路線で、綾41系統は綾瀬車庫、城山公園を経て綾瀬市役所に向かう。途中の東名綾瀬バス停で、東名高速バスへの乗り継ぎが可能。綾瀬市内は鉄道駅が無いため、市外の鉄道駅へのアクセスにはバス路線が必要不可欠であり、当路線も1時間に3本運行され、朝夕はさらに本数が増える。綾瀬車庫発着の折返し系統も数本ある。
綾43系統は綾41系統の経路違いで、早川を経由して綾瀬市役所に向かう。平日、土曜は終日運行するが休日は運休する路線。
綾45系統は綾瀬市役所から城山公園を経て、早川城山4丁目から綾瀬車庫まで途中無停車の路線である。休日の14時台に1本のみが運行される。
綾51・綾52・綾53・綾61・綾62系統
- 綾51 海老名駅 - 望地 - 日立相模前 - 富士塚 - 綾瀬高校 - 綾瀬市役所
- 綾52 海老名駅 - 望地 - 日立相模前 - 富士塚 - 寺尾入口 - 飛行場正門 - 蓼川自治会館 - 相模大塚駅南口
- 綾53 海老名駅 - 望地 - 日立相模前 - 富士塚 - 綾瀬車庫
- 綾53 日立相模→日立相模前→海老名駅(平日夕方2本のみ)
- 綾61 海老名駅 - 早川中央第1…第2 - 早川中央第3(急行・早川中央第3は東ソー株式会社構内)
- 綾62 海老名駅 - 綾瀬上原 - 早川中央第1…第2 - 早川中央第3(各停・早川中央第3は東ソー株式会社構内)
海老名駅から富士塚まで同一ルートを走行し、綾51系統は綾瀬市役所(「釜田経由」と案内される)、綾52系統は相模大塚駅南口、綾53系統は綾瀬車庫に向かう。これらの系統を合わせて1時間に3 - 6本程度運行。綾53系統は出入庫を兼ねており、時間帯により運行本数が異なる。また、平日夕方に限り日立相模発の海老名駅行きがあり、日立相模構内に専用の停留所が設けられている。
綾61系統は海老名駅と工場の多い地域である早川中央地区を結び、海老名駅 - 早川中央第1間は途中無停車となる平日のみ運行の急行路線。一般客が利用できるのは早川中央第2までであるが、そこから早川中央第3までは至近距離の位置にある。平日は昼間でも1時間おきに運行される一方、土曜休日は運休する。2013年3月27日の改定で新設された。
綾62系純は海老名駅 - 早川中央第3区間の各停として2014年1月20日始発より運行開始し、新設として綾瀬上原が追加となる。
綾72・綾73・綾75系統
- 綾72 大和駅 - 相模大塚駅南口 - 蓼川自治会館 - 飛行場正門 - 寺尾入口 - 綾瀬車庫
- 綾72 相模大塚駅南口 - 蓼川自治会館 - 飛行場正門 - 寺尾入口 - 綾瀬車庫
- 綾72 相模大塚駅南口 - 蓼川自治会館 - 飛行場正門(一部便)
- 綾73 相模大塚駅南口→綾瀬車庫(直行・平日1本のみ)
- 綾75 相模大塚駅北口 - さがみ野駅 - 東芝機械 - 県公社東原団地前 - 十一条 - 南林間駅
- 綾75 さがみ野駅 - 東芝機械 - 県公社東原団地前 - 十一条 - 南林間駅
- 綾75 県公社東原団地前→さがみ野駅(平日土曜朝1本のみ)
綾72系統は大和駅、相模大塚駅南口から厚木飛行場のすぐ近くを通って綾瀬車庫に至る路線。大和駅発着便は1日数本のみで、綾1系統の出入庫として設定されているが、大和駅から相模大塚駅南口までは途中停留所が無いために停留所間の距離も長い。平日1本のみ、途中無停車で相模大塚駅南口を出るとさがみ野駅近くを通過して綾瀬車庫に直行する綾73系統が運行される。
綾75系統は相模大塚駅北口、さがみ野駅から県公社東原団地前を経由して小田急江ノ島線の南林間駅を結ぶ路線。相模大塚駅南口発着路線を除いて他の相鉄バスの一般路線とは孤立している。1時間に2本程度の運行で、大多数はさがみ野駅 - 南林間駅間の区間便であるほか、平日と土曜朝には県公社東原団地前始発のさがみ野駅行きが設定されている。
その他
- (系統番号なし) 海老名駅 -(直行)- 寒川神社(正月三が日のみ運行・大晦日深夜から正月に終夜運転あり)
- (系統番号なし) 寒川神社→(直行)→海老名駅→(直行)→大和駅(大晦日深夜から正月の終夜運転のみ)
毎年大晦日から正月三が日に運行される。この路線が運行される時に限り、寒川町に相鉄バスの車両が乗り入れる。綾瀬営業所が運行を担当し、一般路線用バスのほかにロマンスバスも使用される。
コミュニティバス
- 綾瀬市コミュニティバス「かわせみ」
- 綾瀬市役所 - 綾瀬厚生病院 - 市民スポーツセンター - 綾瀬高校 - 寺尾西二丁目 - 寺尾入口 - 寺尾北二丁目 - かしわ台駅前ロータリー
- 綾瀬市役所 - 綾瀬厚生病院 - 浅間橋 - 綾瀬中学校 - 上土棚北二丁目 - 中原公園
- 綾瀬市役所 - 綾瀬厚生病院 - 綾西五丁目 - 国分寺台第12 - 神崎 - 高座屋内温泉プール
- 海老名市コミュニティバス
綾瀬市コミュニティバス、海老名市コミュニティバスともに運行は綾瀬営業所が担当。相鉄バスナビでは2号・3号は他社運行のため対象外となっている。
深夜急行バス
横浜駅西口→上星川→西谷駅→白根町→二俣川駅北口→希望ヶ丘→三ツ境駅→南台派出所→バザール前→大和駅→相模大塚駅→さがみ野駅入口→富士塚→望地→海老名駅
- 運行は綾瀬営業所が担当。
- 運賃は行き先により異なる。
- 当初は横浜駅西口からのみ乗車可能だったが、現在は途中のバス停からも乗車可能。
- 平日ダイヤのみ運転、土日祝日年末年始運休。
- 相鉄バスナビは対象外。
高速路線バス
- 羽田空港線
- 河口湖線(レイクライナー)
過去の路線
相鉄バス
路線バス
- 綾2 大和駅 - 警察署前 - 引地台公園
- 綾44 海老名駅 - 望地 - 小園団地入口 - 早川 - 用田橋 - 本郷工業団地
- 綾61 かしわ台駅 - 天野原 - 富士塚 - 釜田 - 保険医療センター - 綾瀬市役所 - 市民文化センター(平日1本のみ)
- 綾71 相模大塚駅南口 - さがみ野駅入口 - 飛行場正門※飛行場正門 - さがみ野駅入口 - 相模大塚駅南口(※基地内循環・朝夕のみ)
- ※基地内は許可証がないと乗車できなかった。
- 綾76 相模大塚駅北口 - さがみ野駅 - 相武台前駅 (神奈中が引継ぎ運行中)
- 旭3 横浜駅西口 - 洪福寺 - 保土ヶ谷駅東口 - 北永田 - 永田町住宅前 - 児童遊園地前(横浜市営53系統が引継ぎ運行中)
- 旭16 東戸塚駅西口 - 品濃町 - 横浜ゴルフ場下 - 横浜カントリー
- 旭7 県庁前 - 桜木町駅 - 野毛坂 - 西前町 - 浜松町 - 藤棚 - 水道道 - 保土ヶ谷駅東口 - 保土ヶ谷町 - うぐいす橋 - 金剛寺 - 美立橋 - 二俣川駅北口
- ※二俣川方面から県庁に向かう際、藤棚商店街の中を通行して西前町へ向かっていた為、県庁から行く場合のみ浜松町を経由した。
- 二俣川 - 保土ヶ谷の路線のうち、バイパスを経由する便に関しては系統が分けられ、旭40県庁前・旭41桜木町駅・旭42横浜駅西口・旭43保土ヶ谷駅東口となっていた。
- 62 横浜駅西口 - 洪福寺 - 和田町 - 上星川 - 梅の木 - 千丸台団地(急行運転・2007年3月31日付で相鉄は撤退、現在は神奈中と横浜市営の2社局で運行中)
- 浜4 横浜駅西口 - 元久保町 - どんどん商店街 - 阪東橋 - 羽衣町 - 桜木町駅(2013年4月14日まではこの経路だった。同年4月15日からは経路が変更され運行中、現在もこの番号は使用されている)
- 浜1 横浜車庫 - 羽沢団地前 - 西菅田団地 - 小机駅 - 新横浜駅
- 横浜車庫 - 新横浜駅間の子系統。横浜車庫から羽沢団地前、西菅田団地、小机駅を経由して新横浜駅へ向かう路線であり、小机駅では新横浜駅行きのみロータリーには入らない(横浜駅西口 - 小机駅の路線はロータリーに入る)。新横浜駅では2番乗り場から発車する。峰沢団地前のバス停は三ツ沢グランド・横浜駅西口方面のバス停は通過し信号を右折し横浜車庫方面のバス停を経由し横浜車庫へと入る路線となったが、2014年7月7日のダイヤ改正により廃止となった。
相模鉄道・相鉄ホールディングス時代
路線バス
- 海老名駅 - 厚木ナイロン - 本厚木駅
- 海老名駅 - みずほ団地 - 海源寺 - 海老名総合病院
- 海老名駅 - 国分寺台第1…第7 - 綾瀬西高入口 - 国分寺台第12
- 海老名駅 - 海老名中学校 - 大谷小学校 - 下浜田 - 国分寺台第8…第9 - 変電所前
- 海老名駅 - 海老名運動公園
- 海老名駅 - 望地 - 小園団地入口 - 早川 - 用田橋 - 富士ゼロックス - 居合集荷所 - 門沢橋
- 海老名駅 - 厚木ナイロン - 坂下 - 城山 - 上河内 - 門沢橋
- 海老名駅 - 厚木ナイロン - 坂下 - 城山 - 上河内 - 寒川神社
- 海老名駅 - 厚木ナイロン - 坂下 - 城山 - 上河内 - 居合集荷所 - 富士ゼロックス - 本郷工業団地
- 横浜駅西口 - 洪福寺 - 保土ヶ谷駅西口 - 大仙寺下 - 岩崎町 - うぐいす橋 - 美立橋 - 二俣川駅北口(平日1本のみ)
- 横浜駅西口 - 洪福寺 - 峰小学校前 - 川島町 - 下白根橋 - 鶴ヶ峰[18] - 四季美台 - 二俣川駅北口
- 横浜駅西口 - 洪福寺 - 保土ヶ谷区役所入口 - 桜ヶ丘 - 岩崎町 - うぐいす橋 - 美立橋 - 二俣川駅北口
- 和田町駅 - 坂本町 - 浄水場裏 - 日本カーリット(廃止直前は平日1本のみ)
- 県庁・桟橋入口 - 桜木町駅 - 野毛坂 - 御所山 - 水道道 - 保土ヶ谷駅東口 - うぐいす橋 - 美立橋
- 二俣川駅北口 - 三ツ境駅 - 二ツ橋 - 大和駅入口 - 大塚本町 - 海老名駅 - 河原口 - 本厚木駅
- 横浜駅西口 - 三ツ沢西町 - 星川町[19] - ソニー研究所前[20] - 今井町 - 横浜カントリー
- 横浜駅西口 - 三ツ沢西町 - 星川町 - ソニー研究所前 - 今井町 - 品濃町 - 川上団地
- 保土ヶ谷駅西口 - 大門通り - 神明社前 - 横浜ビジネスパーク(現在はシャトルバスが運行している)
高速バス
夜行路線については全て撤退した。他の路線が横浜経由となってカバーしたり他社が引き受けたものもある。
- 田沢湖線 「レイク&ポート(LAKE & PORT)号」
- 羽後交通と共同運行。1989年7月20日から2008年(平成20年)8月31日。江ノ電バスに譲渡し撤退。
- 相鉄高速バスセンター - 横浜駅西口 - 田沢湖駅前(横浜駅西口、浜松町バスターミナル、横手バスターミナル、大曲バスターミナル、羽後交通角館営業所経由)
- 徳山線 「ポセイドン号(POSEIDON)」
- 大阪線 「ブルーライト号(BLUE LIGHT)」
- 相模鉄道初の高速バス路線として、1989年(平成元年)3月23日運行開始した路線(当初は横浜駅 - 大阪(上本町))で夜行である。共同運行会社は近鉄バス(運行開始時は近畿日本鉄道)で、同社にとって関東進出後初の路線でもあった。2007年(平成17年)3月31日をもって相鉄は撤退し、近鉄バス単独運行により運行を継続したが2007年4月19日で廃止。同時に近鉄バスは、東北急行バスと共同運行するフライングライナー号を横浜経由としてカバーしている。
- 撤退時のルート:相鉄高速バスセンター - 横浜駅西口 - JR茨木駅 - 阪急茨木市駅 - 大阪駅前(東梅田) - なんばOCAT -あべの橋バスステーション(大阪阿部野橋駅)
- 詳細は 近鉄バス八尾営業所#横浜特急線 を参照
- 高松線 「トリトン号(TRITON)」
- 金沢線 「ラピュータ(LAPUTA)号」
その他
- 毎年大晦日深夜から正月三が日にかけては、海老名駅 - 寒川神社の間に於いて臨時の直通バスを運行している。
- 横浜国立大学でオープンキャンパスやセンター試験が開催される場合は、横浜駅西口 - 横浜国立大学の間に於いて臨時の直通バスを運行している。
- ニッパツ三ツ沢球技場にて試合が行われる場合は、浜7系統を増発運行している。
- 横浜市営バスでも横浜駅西口 - 三ツ沢総合グランド入口間で臨時の直通バスが運行されており、37系統が付与されている。
- 他にも、社員輸送用路線として「急行富士ゼロックス」及び「富士ゼロックス寮」、「石川島技術教習所」といった行先のバスが綾瀬営業所を中心に存在している。
車両の特徴
製造メーカー
バス車両はいすゞ自動車、三菱ふそうトラック・バス、日産ディーゼル(現:UDトラックス)製を中心に導入されており、日野自動車製はごく少数に留まる[21]。営業所によってメーカー別の割合に差があり、綾瀬営業所はいすゞとUDトラックス、横浜は三菱、旭はいすゞと三菱が多く、高速バスは三菱製が多い。
車体架装は三菱ふそうトラック・バス、三菱ふそうバス製造(旧;呉羽自動車工業)、いすゞバス製造など。現在はバス車体製造から撤退している富士重工業、西日本車体工業製の車両も存在している。
車体外観
乗り合い路線バスは基本的に前中2つの扉があり、運賃支払い方法は横浜市内が先払い、綾瀬地区があと払いと異なっているが、車体の仕様は統一されている。このため、前乗り前降りあと払い方式の綾瀬地区でも、中扉は構造上引き戸を採用しているノンステップバスなど一部車両を除き、基本的に4枚折戸となっている[22]。大型車の配置が多いが、路線によっては中型車の配置もある。また、いわゆる「ワンロマ車」と呼ばれる、座席が2人掛けロマンスシートで中扉も引き戸となっているロマンスバスが横浜営業所と綾瀬営業所を中心に配置されている。
- 塗装
- 路線バスの塗装は白色の地にエンジ色をアクセントにしたツートーンであったが、1977年よりアイボリー地にグリーンとライトグリーンのラインを用いたスリートーンに変更された[23]。さらに2008年10月より、相鉄グループCIによって制定されたグループカラーである、アイボリー地にブルーとオレンジを用いたものに変更されている。各塗装ともに、相鉄 (Sotetsu) の頭文字である「相」もしくは「S」を図案化したシンボルマークが車体前面もしくは側面に入る。なお、相鉄グループCIロゴが導入されてからはスリートーン塗装の車両については車体前面のシンボルマークを撤去されている。
- 車体側面の社名表記は相模鉄道(後の相鉄ホールディングス)と相鉄バスが共存している間、前者の所有車両が「相鉄」だったのに対して後者は「相鉄バス」と細かな違いがあった[24]。
- KC-LT333J Sotetsu 5654.jpg
狭隘路線に使用される大型短尺車 5654
- KL-LV280Q1 Sotetsu 7351 Midnightarrow.jpg
深夜急行バス用車両 7351
機能・装備
路線バスにおいては90年代末より積極的にワンステップ・ノンステップ車両を導入して低床化を図っており、10年程度で置き換えが終了した。乗降時にばねの空気を抜いて車高を下げるニーリング機能の付いた車両も多くなってきている。当初のワンステップバスは車椅子乗降用スロープが装備されなかったが、交通バリアフリー法の施行を機に標準装備となり、現在ではワンステップ・ノンステップを問わずほとんどの車両が装備されている。扉開閉時のブザーは基本的に車両の製造メーカーに関わらず、ノンステップバスとワンステップバスで異なるものを採用している[25]。 相鉄グループカラー(新塗装)が採用された2009年以降は、窓ガラスを紫外線をカットできる緑色の着色ガラスに変更する、吊革の持ち手を丸型から三角型に変更してつかみやすくするなどの改良が加えられている[26]。 このほか、ウィンカー点滅時に連動して「キンコン」という音を繰り返し鳴らすウィンカーチャイム(右左折警報音)を各車両に装備しており、停留所の着発時や右左折時、徐行時などに使用している。 安全運行の一環として、運転席には営業所との交信用に無線機が設置され、営業所から全車両への一斉連絡、車両個別からの営業所への連絡にも対応している。
各営業所の車両配置
- 横浜営業所
- 大型路線車と高速用車両は全車両、中型路線車もほとんどの配置車両が三菱ふそう製で、大型車は三菱ふそう・エアロスター、中型車は三菱ふそう・エアロミディMEで占められているが、中型車に1台のみいすゞ自動車製の車両も存在し、相鉄初のいすゞ・エルガミオ、かつ横浜営業所の中型車で唯一の相鉄グループカラーとなっている。2009年には大型車で相鉄グループカラーを採用した日産ディーゼル製のワンステップバス(日産ディーゼル・スペースランナーRA)も5台導入されたが、同じく相鉄グループカラーの三菱ふそう車の導入に伴い、2012年までに綾瀬営業所(一部は一時的に旭営業所)に転属した。大型車はノンステップバス12台のほかは全てワンステップバスで、ロマンスバスも貸切輸送用に1台在籍している。中型車は基本的に浜4・浜5系統と、出入庫で浜7系統で使用される。三菱ふそう・エアロエースが二俣川駅 - 羽田空港線と海老名駅 - 羽田空港線で使用されている。
- 旭営業所
- 相鉄バスで在籍車両数が一番多く、100台を超えている。一般路線で使用する車両のほとんどが大型車であり、大型車は保土ヶ谷バイパスや横浜新道を営業運転や回送運転で走行することが多いため、時速60km制限であることを示すステッカーが貼り付けられている。中型車は一時期貸切・契約輸送用の車両のみであったが、2013年に中型ノンステップバスが3台導入された。三菱ふそう製(エアロスター)といすゞ自動車製(エルガ)が大半を占めるが、日産ディーゼル製の車両(スペースランナーRA)や、1台のみでいすゞ・エルガとの統合車種であるが日野自動車製のブルーリボンIIも在籍している。近年は三菱ふそう・エアロスターの増備が多く、相鉄グループカラーの車両も大半が三菱ふそう車である。2013年に導入された中型ノンステップバスはいすゞ・エルガミオで、相鉄バスでは約4年ぶりの導入である。大型路線車の約2割がノンステップバス、残りの約8割がワンステップバスとなっている。契約輸送用として、横浜市西部地域療育センター送迎用車両と、戸塚カントリークラブ送迎用車両(三菱製)が配置されている。
- 綾瀬営業所
- 大型路線車は日産ディーゼル製(UA系、スペースランナーRA)といすゞ自動車製(エルガ)を中心に配置しており、富士重工製ボディ架装車は両メーカーとも配置があるため外観や内装では区別がつきにくいが、エンジンや走行音で識別が可能である。大型路線車のノンステップバスは11台の配置で残りの車両はワンステップバスである。いすゞ・エルガには深夜急行バス用の車両も存在する。相鉄グループカラーの車両は日産ディーゼル車で2008年から2年間導入された後、2012年からは綾瀬営業所に約5年ぶりに導入されたいすゞ車も登場し、2013年からはエルガノンステップ・AT仕様車が導入されている。日野車はブルーリボンIIが1台と、海老名市コミュニティバス用の日野・ポンチョが在籍する。三菱ふそう車の台数は少なめであるが、一般路線用と貸切輸送用のエアロスターロマンスバス、トップドアの貸切仕様車、綾瀬市コミュニティバス「かわせみ」用の三菱ふそう・エアロミディMEが在籍している。
他社への譲渡
1992年(平成4年)以降、神奈川県を含めた首都圏が使用車種規制の対象区域に指定されたことなどから、おおむね12年程度で車両を更新している。そのため、同社で役目を終えた旧車両は中古車事業者等に譲渡され、その後は地方のバス事業者、個人、またはミャンマーやインドネシアなどの海外へ買い取られている(一部は直接海外へ譲渡されている車両もある)。
番号の付け方
車両側面に記載される番号[27]で用いられる1966年より採用された現行の社番(それ以前は3桁)は、4ケタの数字には決まりがあり、千の位はメーカーおよび用途の記号、百の位が購入年の西暦下1桁、下2桁が通し番号[28]となっている。
千の位の数字の意味は以下の通り。
- 1…三菱ふそう製の大型路線バス。
- 2…いすゞ製の大型路線バス。
- 3…三菱ふそう製の中型路線バス。
- 4…日野製路線バス(過去にはいすゞ製の高速路線バスに使用された)。
- 5…いすゞ製の中型路線バス
- 6…三菱ふそう製の高速路線バス(過去には三菱製の貸切バスに使用された)。
- 7…いすゞ製の貸切バス。
- 8…UDトラックス製(旧日産ディーゼル。下2桁通し番号でさらに区分:00番台が大型・30番台が貸切・60番台が中型。過去には日野製の貸切バスに使用された)。
- 9…三菱ふそう製の貸切バス。
例: 車両番号8960 → UDトラックス製、2009年購入、10番目の車両。
近年は自動車登録番号標の希望ナンバーを導入したため、車両番号と自動車登録番号標(ナンバープレート)の数字が一致しており、上記の例を用いると自動車登録番号標の表記は「相模230 あ 89-60」のようになる。
- PKG-RA274KAN Sotetsu 8951 NewColor.jpg
相鉄グループカラーが採用された現行塗装 8951
- PJ-KV234L1 Sotetsu 4552.jpg
1世代前の乗り合い路線標準色 4552
- KL-MP35JP Sotetsu 9251 Charter.jpg
貸切車 9251
- 過去の車両
写真はすべて相模鉄道、相鉄ホールディングス時代。
- K-ECM430N-Sagami-Railway-Bus.jpg
1981年購入のいすゞ中型路線バス。この車両は綾瀬営業所に配属され、本厚木駅 - 二俣川駅線の他、相模大塚駅 - 鶴間駅線などの狭隘路線で使用された。
- U-MJ117F-kai-Sotetsu-3101.jpg
1991年に導入された小型路線バス。この車両は綾瀬営業所に配属され、相模大塚駅 - 鶴間駅線の専用車であったが、路線廃止後は西横浜営業所へ転属され、後に横浜営業所、旭営業所へと転属された、。
- P-MS729SA-Sotetsu-6902-BlueLight.jpg
相模鉄道の高速バス運行開始当初の車両。当初は路線ごとに車両が固定されており、当初は愛称も表記されていた。
- 相鉄バス バス事業50周年塗装.jpg
50周年記念復刻旧塗装(2世代前の乗り合い路線標準色) 相鉄バス(旧:相模鉄道綾瀬営業所)2012年7月16日に旧二俣川営業所で行われた相鉄バスファン感謝デーを持って運行を終了した。
脚注
- ↑ 神奈川中央交通に移譲された路線のうち綾76系統は変更されなかった。また、2003年に横浜市営バスに引き継がれた浜3系統は、当時横浜市営バスに3系統が存在していた(現在は区間短縮の上東急バスに移譲)こともあり、この時点で欠番となっていた53系統に変更された。
- ↑ 吸収分割契約の締結について 相鉄ホールディングス(株)PDF
- ↑ 浜1・4・5・7・10・11・13・16・19系統ダイヤ改正および運行営業所の変更のお知らせ
- ↑ 浜5・7・11系統運行ダイヤの変更及び浜16・19系統担当営業所の変更のお知らせ
- ↑ 5.0 5.1 空港リムジンバス新路線『海老名駅⇔羽田空港』が開業します!
- ↑ 空港リムジンバス『二俣川駅⇔羽田空港』でPASMO・Suicaが使えるようになります!
- ↑ 運行営業所の変更について(浜16・浜19系統)
- ↑ 11月26日(月) 横浜営業所 路線の新設について
- ↑ バスロケーションシステムの導入について
- ↑ 4月15日(月) 横浜営業所 経路変更・停留所新設及びダイヤ改定・時刻変更ついて
- ↑ 12月16日(月) バス停名称変更のご案内
- ↑ 新横浜駅にバス路線を新設します
- ↑ 海老名駅~早川中央第3間でダイヤ改定等を行ないます
- ↑ 7月7日(月)、横浜営業所でダイヤ改定を行ないます
- ↑ 15.0 15.1 7月7日(月)、海老名駅~羽田空港線の担当営業所を変更します
- ↑ () 路線バス(乗合バス)の定期券制度変更について <相鉄バス(株)> [ arch. ] 2014-04-01
- ↑ 既に京王電鉄バスや西東京バスでも類似の金額式定期券が発売されているが、ICカードへの発売であるという点が相鉄バスのトクトクていきと異なる
- ↑ 現在の鶴ヶ峰BTではない
- ↑ 横浜新道上にあり、星川ICに隣接されていた
- ↑ 現在の藤塚町BS
- ↑ 2012年現在、相鉄バスが所有する日野自動車製の車両はブルーリボンIIと海老名市コミュニティバス用のポンチョのみ
- ↑ ただし、ツーステップバスでは4枚折戸は採用せず、引き戸を採用していた
- ↑ ロマンス仕様の車両はさらにラインの境目に赤帯が入る。
- ↑ バス停での社名の表記も同様の違いがあった
- ↑ 他のバス事業者では車体の製造メーカーによって装備のブザー音が使い分けられていることが多い。
- ↑ 2009年導入の車両では、着色ガラス装備であるが吊革は従来通りの車両もある。2010年以降導入の車両ではいずれも全て標準装備となっている
- ↑ 会社内で車両を登録するときに独自に用いる番号で、国や自治体に登録する自動車の自動車登録番号標とは異なる。
- ↑ 10年毎に開始番号が01〜と51〜と交互に入れ替わる。
1996年から2005年は51〜、2006年から2015年は01〜(三菱・いすゞ製)
1991年から2000年は01〜、2001年から2010年は51〜(日産・UDトラックス製)
2005年から2009年は51〜、2010年から2019年は01〜(日野製)