太子堂駅
提供: Yourpedia
太子堂駅(たいしどうえき)は、宮城県仙台市太白区太子堂にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線の駅である。
常磐線と仙台空港アクセス線に乗り入れる列車の利用も可能である。
年表[編集]
- 1995年(平成7年)6月 - 新駅に関する覚書締結。
- 1997年(平成9年)6月 - 基本設計協定締結。
- 2002年(平成14年)6月 - 施行協定締結(高架部)。
- 2005年(平成17年)10月 - 施行協定締結(駅部)。
- 2007年(平成19年)3月18日 - 「あすと長町土地区画整理事業」 (82ha) の一環として仙台市と都市再生機構の請願により開業。平日1日当たり上下228本の普通列車が停車する。なお、仙台空港鉄道仙台空港線およびJR仙山線・東北福祉大前駅も同じ日に開業している。
駅構造[編集]
島式ホーム1面2線(9両対応)の高架駅。仙台市長町地区における再開発事業「あすと長町」(旧長町機関区)の一環として、仙台市と都市再生機構がJRに対して設置を要請した「請願駅」であり、隣の長町駅とは1km弱の距離である。再開発による東北本線長町駅付近高架化と同時に建設が行われ、高架線そのものは2006年(平成18年)9月18日に開通した。
長町駅管理の、東北総合サービスによる業務委託駅である。みどりの窓口、自動改札機(Suica対応)、自動券売機、自動精算機設置駅。エレベーター1基、エスカレーター2基、多機能トイレあり。
JRの特定都区市内制度における「仙台市内」の駅である。
- 営業形態 - 出面(でづら)2名(日勤1名、泊り1名)
- 線路形状 - 縦断0%、線形上り(直線)・下り(R=4000)
- 建設費 - 約11億円(仙台市・都市機構)(Suicaソフト改修費除く)
- 都市施設 - 交通広場(約2500平方メートル)、駐輪場(約1100平方メートル)
のりば[編集]
1 | ■東北本線(下り) | 仙台・利府・松島・小牛田方面 |
2 | ■東北本線(上り) | 名取・岩沼・白石・福島方面 |
■常磐線 | 名取・岩沼・亘理・浜吉田方面(東日本大震災の影響により全列車浜吉田までの運転) | |
■仙台空港アクセス線 | 名取・仙台空港方面 |
利用状況[編集]
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 一日平均乗車人員 |
2006 | 1,637 |
2007 | 1,774 |
2008 | 2,273 |
2009 | 2,487 |
2010 | 2,549 |
2011 | 2,595 |
2012 | 2,869 |
2013 | 3,104 |
駅周辺[編集]
東口
西口
- 仙台市営地下鉄南北線富沢駅
- 仙台長町六郵便局
- 仙台大野田郵便局
- 仙台市営バス・宮城交通「太子堂駅前」停留所
駅名の由来[編集]
仮称は「南長町」であったが、既に地下鉄南北線で「長町南」という駅があったことと、現在の地名である「太子堂」(近辺にあった祠の名前から命名)の方が地元の認知度が高いためこの名称となった。なお、「太子堂」は現存しない。