ブリーフ&トランクス

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ブリーフ&トランクス
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基本情報
出生名
別名 ブリトラ
出生日・地
血液型
学歴
出身地 日本の旗 日本 静岡県
死没日・地
ジャンル J-POP
職業
担当楽器
活動期間 1993年 - 2000年
2011年
2012年 -
レーベル DAIPRO-X1998年 - 2000年
FRIED MUSIC 2012年 -
事務所
共同作業者
影響
公式サイト
メンバー
伊藤多賀之 (v,g)
細根誠 (v)
旧メンバー
著名使用楽器
テンプレート

ブリーフ&トランクス(ブリーフアンドトランクス、略称「ブリトラ」)は、伊藤多賀之細根誠の2人からなる静岡県出身のアコースティックデュオ。2000年12月に解散。2012年再結成。

メンバー[編集]

来歴[編集]

  • 1993年、高校の廊下で歌っている伊藤に細根が「ちょっと俺にもハモらせてくれよ」と声をかけたことをきっかけに、ブリーフ&トランクス結成。当時はパンツをかぶって、伊藤曰く真剣にハモっていたらしい。
  • 1994年、韮山高校の学園祭で伊藤が西軍の、細根が東軍の団長になる。なお、結果は東軍・細根の勝利。
  • 1995年慶應義塾大学に落ちた伊藤が後にアルバムに収録される「お尻にフォーク」「小フーガハゲ短調」のデモテープをレコード会社10社に送る。うち5社から声がかかり、上京。
  • 1996年、渋谷を中心に都内でライブ活動を展開。
  • 1998年5月21日、シングル『さなだ虫』でメジャーデビュー。
  • 1998年11月11日午後11時13分頃、東京FMの「ミリオンナイツ」で「さなだ虫」が番組内で初OAされ、これをきっかけに大ブレイク。

その後、「青のり」「石焼イモ」などといった楽曲も有線・ラジオでリクエストが増えるなどしてヒット。テレビへの出演も増えていった。

  • 2000年12月31日、シングル10枚・アルバム5枚(うち1枚は解散直前に発売されたベストアルバム)・ビデオ4本を発売したブリーフ&トランクスは解散。
    • 解散理由は公式には「伊藤が国指定の難病にかかったため」と発表されている。
    • のちに、「内臓が弱く、入退院を繰り返しており、過密なスケジュールをやりくりできなくなったため」と、当時の解散理由を打ち明けた。(nack5 STROBE NIGHT 2012年7月10日放送より)
    • 伊藤曰く「他にもいろいろある」らしいが、病気以外の理由については公表されていない。
  • 2008年8月31日「青のり前歯について10周年スペシャル」にてその際に伊藤が細根に「一曲歌わない?」と声を掛けた。これは仕事の都合で断わられたが、代わりに細根が伊藤に送ったビデオレターが上映された。
  • 2009年細根が花屋を開き、オープニングパーティーにて9年ぶりにハモる。
  • 2011年8月5日、伊藤のソロライブ「ひーとりきりっていいよね」で細根が11年ぶりに小物ゲストとして登場し、一日限定ブリトラがプチ復活した。
  • 2011年11月18日、再び伊藤のソロライブ「音楽×花~今ひとつに~」で再び細根がゲスト出演。
  • 2012年3月12日、伊藤の自作の動画でブリーフ&トランクス再結成を発表。
  • 2012年7月21日、グループ初となるライブ「ブリトラ大復活祭2012」をshibuya O-EASTにてを開催。チケットは完売。
  • 2012年11月18日名古屋CLUB QUATTRO、11月24日大阪ESAKA MUSE、2013年1月3日東京Zepp Tokyoにて、初の全国ツアー開催。

備考・エピソード[編集]

  • 半径5メートル以内の日常生活」をテーマに唄う。歌のほとんどの部分がハモリパート、もしくはユニゾンパートで、ソロパートは少ない。
  • 楽曲は、思わず笑ってしまう路線の物(青のり・コンビニなど)が主であるが、真面目なラブソングなどの楽曲(風のとらえかた・石焼イモなど)も存在する。作詞、作曲は主に伊藤が担当。
  • 2人とも身長が180cmと長身である。
  • 「はげの歌」と呼ばれる曲がインターネット上のフラッシュ等で使用されているが、正式な名称は「小フーガハゲ短調」である。この曲は伊藤が小学生のとき、バッハ作曲の「小フーガト短調」に自分が考えた歌詞をつけて歌にしたものである。
  • オリコンチャートではアルバム『ブリトラの反乱』が21位を記録した他はランキング上位とはほとんど無縁だった彼らだが、ABCミュージックパラダイスのリクエストチャートでは「ひとりのうた」「ペチャパイ」が10位以内に入った。「ろうそく」という歌は、歌詞が不吉である上非常に無作法である為、一部で批判を買った。[1]
  • アルバム『ブリトラ』以降は主に自宅録音のためか、曲の一部にノイズが入った物がある。
    • 平成たいやき物語(救急車のサイレンが入ってしまっている)(0:21)
    • 石焼イモ(「カチッ」という音が入ってしまっている)(0:08)
    • ペチャパイ(これも「カチッ」という音が入っている)(1:15)
    • デザイア(曲の最後に紙をめくる音が入っている)(1:04)
  • ラジオ番組ABCミュージックパラダイス』でプッシュされたことや、インターネットフラッシュでは多数の楽曲が(無断で)使用されていること、カルビーポテトチップスのCMで「ひとりのうた」(サビだけ)が使用されるなどから、彼らの曲に接する機会は少なくない。
  • 伊藤と細根は高校の同級生。伊藤が廊下で壁に手をつき鼻歌混じりにサイモン&ガーファンクルを歌っているところに「ちょっとそれ俺にもハモらせてくれよ」と細根が近づいてきてハモったのが始まり。それまでは友達でもなんでもなかったという。ちなみにそこでハモった曲は、「サウンド・オブ・サイレンス」。
  • グループ名は、サイモン&ガーファンクルにあこがれていたので「&」が入れば何でも良かった。「かみ&ねんど」「つばき&あぶら」「あぶら&(と)りがみ」などの候補の中から「ブリーフ&トランクス」になる。理由は伊藤曰く、ガーファンクルとトランクスが、韻を踏んでいる(?)ということらしい。
  • 「どっちがブリーフでどっちがトランクスですか?」という質問を毎日のようにされた時期があったが、2人とも履いているのはトランクス。しかし、初期の頃は伊藤がブリーフ、細根がトランクスと名乗っていたこともある。また、現在では二人共ボクサーパンツを愛用しているという。
  • コンビ結成当時は1DKに一緒に住んで、毎日決まった時間にハモっていた。部屋割りは、機材を持っている伊藤が1ルーム、細根がDK。ふすま1枚で仕切られていた為、本をめくる音さえ丸聞こえだったという。
  • 締め切りに間に合わなかった為、マキシシングル「ペチャパイ」には歌詞カードが無く、アルバム「ボクらのエキス」収録曲の「大切なもの」は、歌詞カードに歌詞が記載されていない。また、既存のクラシック曲に歌詞を付けたものも、「カテキン」を除いて歌詞カードに歌詞が記載されていない。
  • 2人とも静岡県屈指の進学高校を卒業しているが、在学中はいつも最下位をさまよっていたらしい。特に伊藤は、本人曰く「ギターばっかり弾いていたせいで」、卒業すら怪しいと担任教師に言われてしまった。その後、猛勉強の甲斐もあり驚異的な偏差値の伸びを見せるも、志望していた慶應義塾大学には結局不合格。この出来事は「となりの柳橋」でも歌われている。
  • 「青のり」を出した後、歌詞を書いた伊藤は曲を聴いた友達から「細かい」と言われ避けられたらしい。実際はそんなに細かく見ていないと語っているが、「うっすらとひげが生えている」という詞だけは実体験らしい。
  • 歌詞は人との会話や、自身の思い出から作ることが多いが、伊藤は「大部分は妄想。」と、言っている。
  • いくつかのプロモーションビデオで男同士の恋愛を連想させる演出があったため、「二人は同性愛者なのではないか?」という疑惑があったが、本人たちは「女の子が好きです」と否定している。
  • コンビニの歌詞で卵を3つ購入したのにも関わらず、代金は220円(3で割り切れない)である。その事について伊藤は「消費税込み」と言う細かい事まで考えて作詞したらしい

ディスコグラフィー[編集]

シングル[編集]

リリース日 タイトル 品番 収録曲 備考
1st 1998年5月21日 さなだ虫 DXDL-35 さなだ虫
長ぐつをはいた僕
さなだ虫(オリジナルカラオケ)
1stアルバム先行シングル。
2nd 1998年8月5日 二人のひみつ DXDL-38 二人のひみつ
柔突起
二人のひみつ(オリジナルカラオケ)
1stアルバムからのシングルカット。
3rd 1998年11月6日 青のり DXDL-45 青のり
風のとらえかた
青のり(オリジナルカラオケ)
2ndアルバム先行シングル。
4th 1999年3月3日 遠足 DXDL-56 遠足
外反母趾
BURI BURI BURITORA BURI DANCE!
2ndアルバムからのシングルカット。
5th 1999年8月25日 ひとりのうた DXDL-64 ひとりのうた
カテキン
ひとりのうた(オリジナルカラオケ細根くんハモリ付き)
3rdアルバム先行シングル。
6th 1999年11月20日 コンビニ DXCL-1001 コンビニ
犬女
デザイア
3rdアルバムからのシングルカット。
7th 2000年1月21日 石焼イモ DXCL-1002 石焼イモ
プチプチ
島と星のキョリ
3rdアルバムからのシングルカット。
8th 2000年4月21日 ペチャパイ DXCL-1003 ペチャパイ
さなだ虫2000
星占い
4thアルバム先行シングル。
9th 2000年7月26日 権力ハニー〜夏バージョン〜 DXCL-1006 権力ハニー〜夏バージョン〜
痛ーっ!
突然の来客
4thアルバムからのシングルカット。
歌詞は同じだがアレンジが変わっている。
10th 2000年10月4日 プチプチ〜違うバージョン〜 DXCL-1008 プチプチ〜違うバージョン〜
スリッパ
イメージ
4thアルバムからのシングルカット。
アレンジは同じだが歌詞が変わっている。
11th 2012年7月11日 ゴールデンボール DQC-925 ゴールデンボール
青のり(Acoustic Live 2011)
ゴールデンボール(朗読)
ゴールデンボール(細根くんハモり付きカラオケ)
再結成後初のCD。「ゴールデンボール」は伊藤のソロ時代の曲。
  • 1st - 5thシングルは8cmシングル。6th〜11thシングルはマキシシングルである。
  • 1st - 5thシングルは基本的にアルバムからのシングルカット(または先行リリース)2曲と1曲目のオリジナルカラオケの計3曲を収録している。
    • 4thシングル「遠足」はオリジナルカラオケが無く、3曲目はアルバム未収録曲である。
    • 5thシングル「ひとりのうた」の3曲目は細根のハモリパートが入ったオリジナルカラオケであり、3曲目前のギャップ部分に細根のメッセージも入っている。
  • 6th - 10thシングルは基本的にアルバムからのシングルカット(または先行リリース)1曲とアルバム未収録曲2曲の計3曲を収録している。
    • 7thシングル「石焼イモ」の2曲目は4thアルバムに収録されている。
    • 8thシングル「ペチャパイ」の2曲目は「さなだ虫」の歌詞を変えたもので、アレンジ版が4thアルバムに収録されている。

アルバム[編集]

リリース日 タイトル 品番
1st 1998年6月3日 ブリトラ DXCL-20
2nd 1998年11月21日 戦後最大のハーモニー DXCL-28
3rd 1999年9月1日 ボクらのエキス DXCL-37
4th 2000年5月1日 ブリトラの反乱 DXCL-42
5th 2000年12月6日 BURITORA GOLDEN BEST DXCL-45
6th 2013年5月22日 グッジョブベイベー DQC 1064

ビデオ(VHS/DVD)[編集]

リリース日 タイトル 品番
1st 1998年11月21日 戦後最大のビデオ DXVL-5
戦後最大のDVD DXBL-4
2nd 1999年9月1日 カチン!コチン! DXVL-7
DXBL-5
3rd 2000年7月26日 DXVL-8
DXBL-6
4th 2000年12月6日 BURITORA GOLDEN BEST VIDEO DXVL-9
BURITORA GOLDEN BEST DXBL-7
5th 2012年11月7日 ブリトラ大復活祭2012 DQB-43
  • 4作目まではVHSで販売されたが、2006年1月21日DVDで再発売されている。5作目はDVDのみ。


その他[編集]

  • 非売品
    • プレゼントCD「ブリトラマン」
      • ブリトラマンのテーマ
      • 青のり〜ブリトラマンスペシャル〜
      • はるなつあきふゆ(小田静枝ソロ)
      • サヨナラのうた
    • ダンナ妻
    • てやんでい!クリスマス
    • ハルトくんの歌
    • 氷なしボタン(権力ハニー原曲)
    • 青のり〜おかあちゃんバージョン〜
    • 青のり〜ミレニアムバージョン〜
    • いい湯だなハァビバノンノお風呂
    • 事故った伊藤くん応援ソング(細根誠&渕崎ゆり子
    • 世紀末のうた
    • 抜いとけ!親知らず
    • 揺れる乙女心
    • 残業のうた
    • 黒豆のうた
    • ひとりのうた〜TFM総集編〜
    • 大切なもの〜アニバーサリーバージョン〜
    • bayfm 10th アニバーサリーのテーマ
    • ヅッキーさんのテーマ
    • 脈拍200(定食屋原曲)
    • ストップ浮気
    • マミちゃんスイミング頑張れソング
    • ブリトラの歌
    • ブリトラ自己紹介の歌#1
    • ブリトラ自己紹介の歌#2
    • コンビニ〜初期バージョン〜
    • 柔突起〜初期バージョン〜
    • LOVE(ブリーフ&トランクスorノーパン(山中崇史)ミリオンナイツ内)
    • そば屋さん(ブリーフ&トランクスorノーパン(山中崇史)ミリオンナイツ内)
    • 離婚届(青い春原曲/後伊藤多賀之ソロアルバム「半ライス大盛り〜マニア向け〜」収録)
    • クーピーの誕生(後伊藤多賀之ソロアルバム「半ライス大盛り〜マニア向け〜」収録)
    • 人工フカ(後伊藤多賀之ソロアルバム「半ライス大盛り〜マニア向け〜」収録)
    • ねじれの位置(後伊藤多賀之ソロアルバム「半ライス大盛り〜マニア向け〜」収録)
    • 遺書(後伊藤多賀之ソロアルバム「半ライス大盛り〜マニア向け〜」収録。)
    • 病院 (後伊藤多賀之ソロアルバム「ハト以上ヤマバト未満」収録。)
    • 初期平成たいやき物語(ボツ曲であり、初期バージョンは兄弟喧嘩で弟が兄を殺したストーリーだった。)
  • 出演
    • 貧乳(アベちゃん(阿部幸江)withブリトラ)(1999年)


再結成 [編集]

ブレイク直前といわれたブリトラが惜しまれつつ20世紀終了と同時に解散となる。理由は伊藤が難病となった為であるが他にも理由は本三冊分ほどあるとの事。 伊藤はインディーズとして闘病しながら活動。2001年にはファーストアルバム、ハト以上ヤマバト未満がリリースされた。 また対する細根は農家となり(バーテンをやっていた時期も有り。)音楽活動を停止。但しメールのやり取りもしていたらしいので不仲ではないと思われる

伊藤は、2008年のソロライブ「青のり前歯について10周年スペシャル」には小再結成を考えていたが、細根に断わられた。ちなみに細根の安否解散後はじめてファンに確認された

2009年10月21日『第542回・ホルモン会議』にてブリトラ再結成の要望が幾つもあり、それに対し伊藤は「細根くんが音楽と違う道で頑張っているのですぐには難しい」と語っている。

しかしそのたった2ヶ月後細根が生花店を開き、お遊び程度でブリトラの曲を9年振りにハモる。

その後2010年「ブリトラ没後10年特別企画!合同慰霊祭2010」に細根が登場。

2011年のライブ「ひーとりきりっていいよね」には小復活が実現された。

それ以後伊藤と細根はかなり仲良くなり

2012年伊藤は自身のブログにてYou Tubeに投稿した記者会見と題した動画を投稿。内容はブリトラを再結成するものであり、同年7月21日に「ブリトラ代復活祭2012」を行った

脚注[編集]

外部リンク[編集]

関連項目[編集]

  • 伊藤多賀之
  • 細根誠
  • 新田一郎 - 元所属事務所・元レコード会社の社長。(プロデュサー、ディレクターとしてはNITTA-MAN名義)
  • 嘉門達夫 - 元所属事務所・元レコード会社の先輩。「残尿感」を作詞・作曲。嘉門のアルバム「笑う女」にも同曲でコーラス参加している。
  • SAICO - 元所属事務所・元レコード会社の先輩。マリモラッコ名義でスタイリング・ジャケットデザインなどのビジュアル面でのサポート、および詞・曲の提供による楽曲面でのサポートを行う。「コンビニ」ではPVにも出演。
  • だいたひかる - 代官山プロダクション所属時に「コンビニ」「ペチャパイ」「権力ハニー〜夏バージョン〜」のPVに出演。
  • 小田静枝
  • ミドリカワ書房-ブリトラと同じテーマを扱う。2マンライブを行うこともしばしば。

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