高山征輝
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高山 征輝(たかやま せいき、1971年7月29日 - )は、日本のミュージシャンである。本名、三好 裕(みよし ゆたか)。福岡県久留米市出身。福岡県立久留米農芸高等学校(現・福岡県立久留米筑水高等学校)卒業。
1993年、ZYYGのボーカリストとしてシングル「君が欲しくてたまらない」(作詞:上杉昇、作曲:織田哲郎)でデビュー。同曲や「ぜったいに 誰も」のヒットで知られる。
来歴[編集]
- 1992年 - BADオーディションに合格。同期は、元BAAD、現doaの大田紳一郎。
- 1993年 - 小澤正澄、徳永暁人とZYYGを結成。その後、上杉昇作詞の「君が欲しくてたまらない」でデビューし、ヒット曲となった。翌年には、後藤康二、藤本健一が正式メンバーになり、アルバム「GO-WILD」リリース後、栗林が脱退し、新ベーシストの加藤直樹が加入する。
- 1999年 - ZYYG解散。
- 2000年 - TAKUYA(飯島拓也)とBMFのディレクターを介し知り合い、DEMO制作に入る。
- 2003年-2004年 - 「三好裕」名義で、ギタリストのTAKUYA(飯島拓也)と「aiZia」(エイジア)を結成。数回のライブ活動の後、解散。
- 2006年2月11日 - 後藤康二、加藤直樹、藤本健一と共にZYYGラストライブ「LIVE ROCKIN' HIGH Final-ONE AND ONLY MEMORIES-」に参加。
人物[編集]
- ZYYGにおいてはイニシアティブを握る人物であり、音楽性、ビジュアル面等トータル的にZYYGの牽引役を担った。
- いわゆる親分肌であり、メンバー、ファンからも慕われている。
- 歌詞等でも感じられるような男臭い人物だが、熱血漢とは限らず「ライブの時は結構クールに客席を見ている」のような発言もある。
- 一方では「今度のアルバム(「SWEET PUNKS」のこと)は『社会をまっすぐに生き抜いて行こう』というような奴は聴かなくて良いです」のような発言から、ファンサービス的な意味合いがあるとしても自信家、乃至プライドの高い人物像が窺える。
- 酒が呑めない。
- 格闘技(特にプロレス)のファンで、「他に趣味は無い」と言っているが映画も好きなようである。
音楽性[編集]
- 矢沢永吉、氷室京介のファンであることは知られているが、他に沢田研二、石橋凌、ブライアン・アダムス、デビッド・ボウイ等の影響も明言している。分けてもA.R.B.を始めとしためんたいロックには強いこだわりがあり、ZYYGの3rdアルバム「SWEET PUNKS」でその嗜好を存分に披露している。またブリティッシュ・サウンドへの愛着も強い。
- 歌唱は独特であり、時に「発音が不明瞭」との批判的言辞に晒されるが(意図的にそのように歌っている曲もある)、高音から低音まで声域は広く、ハスキーな声質は本人の性格と相俟って男性的、野性的でワイルドなイメージを想起させる。
- ライブパフォーマンスはMCも担当し、バンドマン以外の一般的オーディエンスの視線を一身に浴びている。PV等ではマイクスタンドも多く用いているが、実際のライブではあまり使わないようである。
エピソード[編集]
- 「ZYYG」の名付け親として知られている。
- 「君が欲しくてたまらない」、ZYYG,REV,ZARD&WANDSとしての「果てしない夢を」、「雨に濡れて」以外は、全て作詞を手がけている。
- 初めて結成したバンドはA.R.B.のコピーバンドだった。
- 13歳頃までギタリストを志していたが、イングヴェイ・マルムスティーンを聴いて挫折した。
- 中学時代は暴走族の一員であったようで、卒業式の日に特攻服を燃やした思い出がある。その時の記憶から「LULLABY」等の楽曲が生まれた。
- 熱狂的な矢沢永吉のファンで、「成りあがり」を読んで感動した。
- 鈍行で久留米から上京した。
- 「Dreamer」(「Noizy Beat」収録)のレコーディングで後藤と意見が分かれ、家に帰ってしまったことがある。
- アマチュア時代、別々のバンドで後藤と同じコンテストに出たことがあった。結果は後藤が全国大会優勝、高山は地方予選落ちだった。
楽曲提供[編集]
作詞・作曲[編集]
作曲[編集]
参加バンド[編集]
- ZYYG
- aiZia- ZYYG解散後の2003年にギタリストのTAKUYA(飯島拓也)と結成。当初は2人組のユニットに、東陽一郎(ベース)、TAKA(ドラムス)、草刈浩司(ギター)の3人のサポートを加えた5人編成で、後にTAKAが正式にメンバーとなる。
外部リンク[編集]
- ZYYG OFFICIAL WEBSITE(ZYYG公式サイト)