羽田空港第2ビル駅
羽田空港第2ビル駅(はねだくうこうだい2ビルえき)は、東京都大田区羽田空港三丁目4番2号にある東京モノレール羽田空港線の駅。同線の終点である。
駅構造[編集]
2面3線の島式ホームを有する地下駅。東京国際空港(羽田空港)国内線第2(東)旅客ターミナルの地下にある。通常は西側の1面2線のみ使用しており、東側の1面1線は非常用・関係者専用・イベント列車用ホームとなっている。ホームドアやエレベーターも西側ホームのみ設置されており、東側ホームには柵が設置されている。ただし東側ホームも駅名標などは設置されている。
当駅は東京モノレールが東日本旅客鉄道(JR東日本)の傘下となった後に開業したため、自動券売機・自動改札機・自動精算機および案内サインには開業時からJR東日本と類似のスタイルのものを使用している。なお、他の東京モノレールの駅についても2006年までに当駅と同じスタイルのものに更新され、2010年に開業した羽田空港国際線ビル駅も当駅と同じスタイルである。
エスカレーターはホームと改札内コンコースを、エレベーターはホームと北口改札内コンコースをそれぞれ連絡している。
のりば[編集]
■東京モノレール羽田空港線 | 羽田空港第1ビル・羽田空港国際線ビル・流通センター・天王洲アイル・モノレール浜松町方面 |
利用状況[編集]
2013年度の1日平均乗降人員は31,967人である[1]。
開業以来の1日平均乗降・乗車人員推移は下表のとおりである。
年度 | 1日平均 乗降人員 |
1日平均 乗車人員 |
---|---|---|
2004年(平成16年) | 15,116 | |
2005年(平成17年) | 16,405 | |
2006年(平成18年) | 17,268 | |
2007年(平成19年) | 17,388 | |
2008年(平成20年) | 35,460 | 16,430 |
2009年(平成21年) | 15,635 | |
2010年(平成22年) | 34,032 | 16,085 |
2011年(平成23年) | 32,001 | 15,407 |
2012年(平成24年) | 32,345 |
駅周辺[編集]
- 東京国際空港(羽田空港)
- 国内線第2旅客ターミナルビル
- 羽田エクセルホテル東急
- P3駐車場
- P4駐車場
- P5駐車場
- 警視庁 東京空港警察署
- 羽田空港国内線ターミナル駅(京急空港線) - 当駅と京急の羽田空港国内線ターミナル駅は入口が近接している。
- 国道357号
- 空港中央出入口 - 首都高速湾岸線
- 湾岸環八出入口 - 同上
バス路線[編集]
東京国際空港#路線バス を参照
歴史[編集]
運賃に関する特記事項[編集]
当駅と羽田空港国際線ビル駅間の運賃は通常大人片道190円となっている。ただし、羽田空港で国内線⇔国際線間を相互に乗り継ぐという理由で乗車する場合に限り、その間の運賃が無料となる。乗車する際にはまず、国内線第2ターミナル内に4ヶ所設置されている到着階案内カウンターでパスポートと航空券を提示した上で利用を申し出て「乗継乗車票」を発行してもらい、それを駅の改札口にて提示する[3]。
なお当駅から羽田空港国際線ビル駅までの所要時間は6分となっている[4]。
その他特記事項[編集]
- 当駅構内には、モノレール用のシーサスクロッシングが設置されている。これは日本のモノレールでは唯一の設置例である[5]。
- ホームには、羽田空港第2旅客ターミナルから出発する路線の搭乗口と保安検査場の位置を表示する「フライトインフォメーション」というディスプレイが3か所設置されている。
隣の駅[編集]
- 東京モノレール
- ■東京モノレール羽田空港線
- ■空港快速・■区間快速・■普通
- 羽田空港第1ビル駅 - 羽田空港第2ビル駅
- ■空港快速・■区間快速・■普通
脚注[編集]
- ↑ 東京モノレール 会社概要(ページ下段) 1日あたり駅別乗降人員
- ↑ 東京都統計年鑑
- ↑ 『ターミナル間の移動について/ターミナル間無料連絡京急線・モノレール』《『羽田空港ターミナル BIG BIRD』(日本空港ビルデング運営サイト)》より
- ↑ 『国際線⇔国内線の乗り継ぎ案内(トランジット)』《東京モノレールWebサイト》より
- ↑ 『鉄道ジャーナル』2007年6月号(通巻488号)p51