神谷町駅
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神谷町駅(かみやちょうえき)は、東京都港区虎ノ門五丁目にある、東京地下鉄(東京メトロ)日比谷線の駅である。駅番号はH 05。
歴史[編集]
- 1964年(昭和39年)3月25日 - 開業。
- 1968年(昭和43年)1月27日 - 東武2000系による車両火災事故が発生。
- 1995年(平成7年)3月20日 - 地下鉄サリン事件が発生[1]。
- 2004年(平成16年)4月1日 - 帝都高速度交通営団(営団地下鉄)民営化により、東京メトロの駅となる。
駅構造[編集]
地下2階に相対式ホーム2面2線を有する地下駅。地下1階にコンコース・改札口がある。
1980年代後半から1990年代前半にかけて周辺にオフィスビルが多く立地するようになり利用客が増えたことで、ホームの幅員を大きく拡げる改良工事が行われた。
改札口とホームの間にエスカレーター(上りのみ稼動)を設置しているほか、虎ノ門方面改札口にはエレベーターも併設されている。また、トイレはホームの六本木寄り先端にあるが、2番線ホーム側のトイレはリニューアルされ、多機能トイレも併設された。なお、改札外コンコースから出口に通じるエレベーターは設置されていない。
のりば[編集]
番線 | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1 | 日比谷線 | 六本木・恵比寿・中目黒方面 |
2 | 日比谷線 | 銀座・上野・北千住・南栗橋方面 |
利用状況[編集]
2013年度の1日平均乗降人員は92,782人である[2]。他線と接続しない日比谷線の単独駅では乗降人員が最も多い。
近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下表のとおりである。
年度 | 1日平均 乗降人員[4] |
1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|---|
1992年(平成 | 4年)48,915 | [5] | |
1993年(平成 | 5年)47,460 | [6] | |
1994年(平成 | 6年)47,274 | [7] | |
1995年(平成 | 7年)47,847 | [8] | |
1996年(平成 | 8年)49,573 | [9] | |
1997年(平成 | 9年)49,767 | [10] | |
1998年(平成10年) | 49,134 | [11] | |
1999年(平成11年) | 47,541 | [12] | |
2000年(平成12年) | 46,236 | [13] | |
2001年(平成13年) | 43,433 | [14] | |
2002年(平成14年) | 44,132 | [15] | |
2003年(平成15年) | 86,491 | 42,888 | [16] |
2004年(平成16年) | 78,812 | 39,682 | [17] |
2005年(平成17年) | 82,669 | 41,419 | [18] |
2006年(平成18年) | 86,997 | 43,649 | [19] |
2007年(平成19年) | 90,935 | 45,658 | [20] |
2008年(平成20年) | 89,257 | 44,677 | [21] |
2009年(平成21年) | 86,189 | 43,088 | [22] |
2010年(平成22年) | 79,014 | [23] | |
2011年(平成23年) | 76,486 | [24] | |
2012年(平成24年) | 85,960 | ||
2013年(平成25年) | 92,782 |
駅周辺[編集]
虎ノ門 も参照
1番出入口
2番出入口
- 日本郵政グループ飯倉ビル(旧日本郵政公社東京支社)
- 外務省飯倉別館
- 東京都主税局 港都税事務所
- RFラジオ日本 本社
- 六本木ファーストビル
- 駐日ロシア大使館
- 駐日フィジー大使館
- 駐日アフガニスタン大使館
- 霊友会
3番出入口
- 愛宕山
- 愛宕グリーンヒルズ
- 萬年山青松寺 - 駒澤大学の前身の獅子窟学寮が置かれた曹洞宗寺院。
- 東京慈恵会医科大学
- 芝中学校・高等学校
- 正則高等学校
- 芝郵便局・ゆうちょ銀行芝店
- 港区立御成門小学校
- 港区立御成門中学校
- 都営地下鉄三田線 御成門駅
4a出入口
- 虎ノ門45MTビル
- 神谷町交差点
- TSUTAYA神谷町駅前店
4b出入口
- テレビ東京
- 城山ガーデン
- 虎ノ門4丁目MTビル - 神谷町郵便局(1階)、独立行政法人郵便貯金・簡易生命保険管理機構(5階)
- ホテルオークラ東京
- 大倉集古館
- ホテルオークラ内郵便局
- 駐日スウェーデン大使館
- 駐日スペイン大使館
- 駐日サウジアラビア大使館
- 駐日ナイジェリア大使館
- 駐日アメリカ合衆国大使館
- アークヒルズ
- 東京メトロ南北線 六本木一丁目駅
バス路線[編集]
神谷町駅前
駅名の由来[編集]
駅名は開業当時の町名(東京都港区芝神谷町)に由来する。
その他[編集]
- 4番出入口より先にも地下通路が続いているが、その地下通路の入口には「地下鉄 神谷町駅(かつては「S」も)」と、営団時代の駅名表記がそのまま残されている。
- 1994年頃、バドワイザーのCMに当駅のホームがCM用のセットとして使用された。
隣の駅[編集]
脚注[編集]
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- ↑ この日に放送されたテレビ各局の報道特別番組で事件直後の映像として当駅が度々登場し、化学テロによる被害が最も大きかった駅として全国に報道された。これは前年に経営破綻した東京協和信用組合・安全信用組合の営業を譲り受けてこの日に営業を開始した東京共同銀行(現・整理回収機構)の本店(旧・安全信用組合本店)が当駅近くにあり、そこにマスコミの取材陣が多く集まっていたためでもある。2000年代以降も地下鉄サリン事件および一連のオウム真理教(現在のAleph)関連の事件映像として度々登場する。
- ↑ 東京メトロ 各駅の乗降人員ランキング
- ↑ 東京都統計年鑑
- ↑ 各種報告書 - 関東交通広告協議会
- ↑ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成10年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成11年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成23年)