浪打駅

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浪打駅

浪打駅(なみうちえき)は、かつて青森県青森市造道にあった日本国有鉄道(国鉄)東北本線である。東北本線のルート変更に伴い1968年(昭和43年)7月21日に廃止となった。

歴史[編集]

駅構造[編集]

駅入口の奥に改札口があり、その奥の階段を上ると跨線橋があるという比較的単純な構造であった。

当時の駅周辺[編集]

  • 合浦公園
    • 現在でも桜の名所で、海水浴場が開かれる。この駅が設置された理由の一つは、この公園利用者の便宜をはかることであった。公園内には青森市営野球場もある。
  • 練兵町(現在の浪打1・2丁目)
    • 駅の南西にあった青森第五連隊の練兵場跡地が払い下げられ、昭和初期に住宅地として開発された。現在、浪打1丁目付近には旧町名「練兵町」を示す標柱が建てられている。
  • 青森県立青森中学校
    • 青森空襲の際に校舎が焼失。戦後、青森市筒井に移転している。現在の県立青森高校。跡地は青森市営野球場。
  • 青森競輪場
    • 合浦公園敷地内に1950年からあった。現在は青森市新城地区に移転している。跡地は多目的グラウンドとして使用されている。
  • 青森県立青森商業高等学校
    • 現在は、青森市東造道に移転している。跡地は青森市民体育館。
  • 青森市立第一高等学校
  • 青森明の星高等学校

バス[編集]

駅跡地[編集]

浪打交番向かいが駅舎のおおよその位置である。跡地は、国道4号青森東バイパスとなっているほか、商店の用地として使われている。敷地が広かったため、現在も跡地付近に限っては東バイパス沿いの商店の駐車場は広くなっている。かつてここには、付近の合浦公園にあった競輪場利用者のための駐車場が設けられていたこともある。

近くにある青森市佃の鉄道官舎はルート変更後も残されたが、次第に減少していき、2002年ごろにすべて解体された。

隣の駅[編集]

日本国有鉄道
東北本線
野内駅 - 浪打駅 - 浦町駅

関連項目[編集]

テンプレート:東北本線旧線 (野内 - 青森)