汐入駅
汐入駅（しおいりえき）は、神奈川県横須賀市汐入町二丁目にある、京浜急行電鉄本線の駅である。駅番号はKK58。
歴史[編集]
- 1930年（昭和5年）4月1日 - 横須賀軍港駅として開業。
- 1940年（昭和15年）10月1日 - 軍施設の所在が明らかになるのは良くないと判断され、横須賀汐留駅と改称。
- 1941年（昭和16年）11月1日 - 湘南電気鉄道と京浜電気鉄道が合併、京浜電気鉄道の駅となる。
- 1942年（昭和17年）5月1日 - 京浜電気鉄道が東京横浜電鉄へ合併。東京急行電鉄（大東急）の駅となる。
- 1948年（昭和23年）6月1日 - 大東急解体に伴い、京浜急行電鉄の駅となる。
- 1961年（昭和36年）9月1日 - 汐入駅に改称。
駅構造[編集]
相対式ホーム2面2線を有する地上駅である。ホームの大部分は盛土上にあり、浦賀方にはトンネルが隣接している。
改札は1か所で、ホームへは階段のほかエレベーターが設置されている。
のりば[編集]
| 番線 | 路線 | 行先 |
|---|---|---|
| 1 | ■本線 | 横須賀中央・京急久里浜・浦賀・三浦海岸方面 |
| 2 | 横浜・ 羽田空港・品川・新橋方面
|
利用状況[編集]
2013年度の1日平均乗降人員は22,239人である[1]。近年の1日平均乗車人員と乗降人員の推移は下記の通り。
| 年度 | 1日平均 乗車人員 |
1日平均 乗降人員 |
|---|---|---|
| 1998年 | 13,174 [2] | |
| 1999年 | 12,641 [3] | |
| 2000年 | 12,233 [3] | |
| 2001年 | 12,139 [4] | |
| 2002年 | 12,067 [4] | |
| 2003年 | 12,090 [5] | |
| 2004年 | 11,846 [5] | |
| 2005年 | 11,602 [6] | |
| 2006年 | 11,585 [6] | 24,035 |
| 2007年 | 11,489 [7] | 23,806 |
| 2008年 | 11,444 [7] | 23,512 |
| 2009年 | 11,216 [8] | 23,074 |
| 2010年 | 10,823 [8] | 22,210 |
| 2011年 | 10,755 [9] | 22,081 |
| 2012年 | 10,775 [9] | 22,078 |
| 2013年 | 22,239 |
駅周辺[編集]
横須賀市の中心市街地の西側に位置する。
駅周辺は古くからの歴史を持つ商店街がある山側と再開発地区の海側に大きく分かれる。再開発地区は住友重機械工業横須賀分工場跡と在日アメリカ海軍兵員クラブ（EMクラブ）跡を1980年代半ばから再開発された新しい街区である。
ショッパーズプラザ横須賀、横須賀芸術劇場、メルキュールホテル横須賀など横須賀を代表する施設が立ち並んでいる。一方山側にはどぶ板通りや汐入大通り会などの商店街や住宅地が立ち並ぶ。
- 緑ヶ丘女子中学校・高等学校
- 横須賀市立汐入小学校
- JR横須賀線横須賀駅 - 西に400mほど。
- ヴェルニー公園
- 諏訪公園
- どぶ板通り
- ショッパーズプラザ横須賀
- 横須賀芸術劇場
- メルキュールホテル横須賀（旧横須賀プリンスホテル・ホテルトリニティ横須賀）
- 横須賀市総合福祉会館
- 米海軍横須賀基地（通称・ベース）
- 海上自衛隊横須賀基地
- 横須賀汐入郵便局
- 汐入大通り会
- 汐入宮元商店会
- ちこく坂
- スリーエフ
- 国道16号
- 横須賀アプト
バス路線[編集]
駅前にはバスターミナルが整備されており、周辺の住宅地や三浦半島中央部への路線が発着する。また国道16号線上、徒歩2分ほどのところに「汐留」バス停があり、横須賀市北部・東部・西部方面への路線が発着する。当駅始発・終着の路線もあるが、大半の路線は横須賀駅をターミナルとしている。汐留の方が発着本数や系統は多いが、それらの路線と京急線との乗り継ぎは快特停車駅の横須賀中央で行なわれる場合が多い。発着路線について詳細は京浜急行バス衣笠営業所を参照。
- 1番乗り場
- 池上線 - 池上十字路・衣笠駅方面
- 2番乗り場
- 湘南国際村線 - 池上十字路・湘南国際村方面
- 3番乗り場
- 西来寺循環 - 西来寺・鶴ヶ丘方面
- 4番乗り場
- 横須賀駅行き各線
- 池上線 - 横須賀中央駅・安浦二丁目方面
- 汐留
- 横須賀駅#路線バスを参照。
その他[編集]
たまゆら〜hitotose〜の劇中に同駅と汐入の街が登場することから、2011年10月に同駅でアニメオリジナル切符の発売や、主人公の沢渡楓役の声優を務めた竹達彩奈が同駅の1日駅長に就任し、駅アナウンス、駅案内などのプロモーションを行うなどのイベントが行われた[10][11]。
隣の駅[編集]
- 京浜急行電鉄
- ■本線
脚注[編集]
- ↑ 京急まちWeb「駅別1日平均乗降人員」
- ↑ 神奈川県県勢要覧（平成12年度）224ページ
- ↑ 3.0 3.1 神奈川県県勢要覧（平成13年度）226ページ
- ↑ 4.0 4.1 神奈川県県勢要覧（平成15年度）224ページ
- ↑ 5.0 5.1 神奈川県県勢要覧（平成17年度）226ページ
- ↑ 6.0 6.1 神奈川県県勢要覧（平成19年度）228ページ
- ↑ 7.0 7.1 神奈川県県勢要覧（平成21年度）242ページ
- ↑ 8.0 8.1 神奈川県県勢要覧（平成23年度）240ページ
- ↑ 9.0 9.1 神奈川県県勢要覧（平成25年度）238ページ
- ↑ 京急、TVアニメ「たまゆら」切符販売－汐入駅でアニメ主人公のアナウンスも - 横須賀経済新聞 2011年10月04日 2012年3月26日閲覧
- ↑ 「たまゆら」×「京急電鉄」タイアップ企画！ たまゆら～hitotose～記念きっぷ発売 - 京浜急行電鉄 2011年9月26日 2014年4月5日閲覧
関連項目[編集]
- 日本の鉄道駅一覧
- 百恵白書 - 山口百恵が横須賀中央駅から快速特急（現:快特）に乗り品川駅まで彼の元へ会いに行く内容を歌った「I CAME FROM 横須賀」にて他駅と共に当駅が歌詞で登場する。
- たまゆら〜hitotose〜
