北区 (東京都)
北区(きたく)は、東京都の特別区のひとつ。旧武蔵国豊嶋郡(北区、板橋区)。
郵便番号(上3桁)は、114・115。
目次
人口[編集]
昼夜間人口[編集]
2005年に夜間人口(居住者)は330,345人であるが、区外からの通勤者と通学生および居住者のうちの区内に昼間残留する人口の合計である昼間人口は307,317人で昼は夜の0.93倍の人口になる。通勤者で見ると区内から区外への通勤者は100,120人、区外から区内への通勤者は76,299人と労働人口の移動は区内から区外へ出る通勤者のほうが多い。東京都編集『東京都の昼間人口2005』平成20年発行136,137ページ 国勢調査では年齢不詳のものが東京都だけで16万人いる。上のグラフには年齢不詳のものを含め、昼夜間人口に関しては年齢不詳の人物は数字に入っていないので数字の間に誤差は生じる)
地理[編集]
東京23区の北部に位置し、東西に約2.9km、南北に約9.3kmと南北に細長い形状で、面積は20.59平方キロメートルと東京23区中第11位。
北は荒川および荒川放水路を隔てて埼玉県川口市、戸田市に、東は荒川区と隅田川を隔てて足立区に、西は板橋区に、南は文京区、豊島区に接する。尚、区南端から台東区の区界までは100m程の近距離にある。
田端の大部分と中里の一部はJR山手線の内側に位置する。都県境に接しつつ山手線内のエリアを共有しているのは、23区では唯一である。
明治通り、環七通り(東京都道318号環状七号線)、環八通り(東京都道311号環状八号線)、中山道、本郷通りという幹線道路が通っており、都心へのアクセスは比較的便利である。また、JRの駅数が23区中で最も多く(10駅)、区内のほとんどの住宅地が駅からの徒歩圏内にある。
北区は地理的に概ね、東北本線を境に南西側は武蔵野台地の北東端にあたり、北東側は荒川の沖積平野にある。
河川・湖沼[編集]
- 河川
- 湖沼
歴史[編集]
区の沿革[編集]
- 1932年(昭和7年)10月1日 東京府北豊島郡岩淵町・王子町・滝野川町が東京市に編入され、岩淵町と王子町は王子区、滝野川町は単独で滝野川区となる。
- 1943年(昭和18年)7月1日 東京都制施行で東京都王子区・滝野川区となる。
- 1947年(昭和22年)3月15日 王子区・滝野川区の合併で北区が発足。
シンボル等[編集]
- 1952年(昭和27年)7月1日 紋章制定。「北」の字を図案化して、円形に翼形を付し、力強くダイナミックで飛躍する北区の将来を表徴する、という。1952年7月1日告示第44号。
- 1996年(平成8年)4月3日 コミュニケーションマーク制定。北区側によれば、「さくら」の花びらで北区のイニシャル「K」をデザインしたもので、「花いっぱいの北区」をイメージした。北区のイメージを明るいさくら色に転換させるものである。また輪のつながりは「交通」のネットワーク、そして区民、企業、区を訪れる人々と区のコミュニケーションや交流を表し、さらに、さくらの開花は、春の生命の息吹、「誕生」や出発をイメージさせる。なお、「さくら」「K」とも世界中の人々にわかりやすく、国際的なデザインといえる、という。当区内の駅などに積極的に用いられている。
区歌[編集]
地域[編集]
祭・イベント 等[編集]
- 北区花火大祭
- 初午祭 稲付の餅つき唄(道灌山稲荷社)※北区指定無形民俗文化財
- 熊野神社の白酒祭(オビシャ行事)※北区指定無形民俗文化財
- 王子神社例大祭王子田楽(王子神社)※北区指定無形民俗文化財
- 王子狐の行列
- 萬垢離(まんごり)
- 十条冨士神社大祭(お富士さん)
- 大赤羽祭(赤羽馬鹿祭り)
- 北区 内田康夫ミステリー文学賞
地区[編集]
行政の成り立ちから、王子地区、赤羽地区、ならびに滝野川地区に区分されている。
ナンバープレート[編集]
当区は、練馬ナンバー(東京運輸支局)を割り当てられている。
ケーブルテレビ[編集]
- JCN北ケーブル 区内全域
区政[編集]
区長[編集]
歴代区長[編集]
- 北本正雄(きたもと まさお)1983年 - 2003年
- 小林正千代(こばやし まさちよ)1958年 - 1983年
- 高木惣市(たかぎ そういち)1951年 - 1958年
- 田口安蔵(たぐち やすぞう)1947年 - 1951年
歴代助役[編集]
区議会[編集]
会派構成[編集]
(2015年5月27日現在)
会派名 | 議席数 |
---|---|
自由民主党議員団 | 13 |
公明党議員団 | 10 |
日本共産党北区議員団 | 9 |
民主あすか区民クラブ | 4 |
維新の党議員団 | 1 |
社会民主党北区議員団 | 1 |
北区を元気にする会 | 1 |
新社会党議員団 | 1 |
北区区議会議員の年収は、議長1106万円、副議長950万円、委員長789万円、副委員長757万円、議員737万円である。これに政務活動費など各種手当が加えられる。その額は年200万から300万円前後である。 区議会議員選挙は平成23年4月24日に行われたが、有権者数26万9306人に対して投票者数13万4000で、投票率は49.76%である。 当選者の得票数は、最高5282票、最低1778票である。任期は平成27年4月30日までである。 次の区議会議員選挙は、平成27年4月26日に行われる。定数は、44人から40人に削減される。 定数40人に対して立候補者数は、50人である。立候補すれば80%の確率で当選する計算になる。
都議会[編集]
- 選挙区:北区選挙区
- 定数:4名
- 任期:2013年(平成25年)7月23日 - 2017年(平成29年)7月22日
議員名 | 会派名 | 備考 |
---|---|---|
高木啓 | 東京都議会自由民主党 | |
大松成 | 都議会公明党 | |
曽根肇 | 日本共産党東京都議会議員団 | |
音喜多駿 | かがやけTokyo(旧みんなの党Tokyo) | 日本を元気にする会に所属 |
衆議院[編集]
- 選挙区:東京都第12区
- 任期:2014年(平成26年)12月14日 - 2018年(平成30年)12月13日
議員名 | 党派名 | 当選回数 | 備考 |
---|---|---|---|
太田昭宏 | 公明党 | 7 | 選挙区 |
池内沙織 | 日本共産党 | 1 | 比例復活 |
平和都市宣言[編集]
- 1986年3月15日
元気環境共生都市宣言[編集]
- 2005年10月29日
友好都市[編集]
国内[編集]
- テンプレート:山形県山形県酒田市
- テンプレート:群馬県群馬県甘楽郡甘楽町
- テンプレート:群馬県群馬県吾妻郡中之条町(四万温泉他が戦時中の学童疎開地だった関係)
海外[編集]
警察署・消防署[編集]
- 王子消防署 救急隊1
- 十条出張所 特別消火中隊・救急隊1
- 東十条出張所 救急隊無
- 赤羽消防署 救急隊1
- 志茂出張所 特別消火中隊・救急隊無
- 浮間出張所 救急隊無
- 西が丘出張所 救急隊無
- 赤羽台出張所 救急隊1
- 滝野川消防署 特別消火中隊・救急車1
- 三軒家出張所 救急隊1
- 田端出張所 救急隊無
病院・医療機関[編集]
交通[編集]
鉄道路線[編集]
行政の中心は王子だが、交通機関のうち特に鉄道は赤羽に一極集中している(京浜東北線、埼京線、湘南新宿ライン、宇都宮線、高崎線、地下鉄南北線、埼玉高速鉄道線)。その他にも、山手線の走る田端、下町情緒あふれる十条、高級住宅地の西ヶ原などがある。
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■宇都宮線(東北本線)・高崎線
- ■湘南新宿ライン
- 赤羽駅
- ■埼京線(赤羽線)
- ■京浜東北線
- ■山手線
- 田端駅、駒込駅(豊島区だが、山手線ホームの最東端が北区中里に位置している)
- 東北新幹線 - 赤羽駅以南は京浜東北線、赤羽駅以北は埼京線に並行。区内に駅は未設置。上中里駅及び、田端駅付近には東京新幹線車両センターが運用されている。
- 埼玉高速鉄道線
- ■彩の国スタジアム線
- 赤羽岩淵駅
なお、都営地下鉄三田線、日暮里・舎人ライナーもわずかに区内を通るが、いずれも駅はない。
バス路線[編集]
水上バス路線[編集]
道路[編集]
- 一般道路
- 国道17号(中山道)
- 北本通り(国道122号)
- 環七通り(東京都道318号環状七号線)
- 環八通り(東京都道311号環状八号線)
- 明治通り
- 東京都道445号常盤台赤羽線
- 本郷通り(東京都道455号本郷赤羽線)
名所・旧跡[編集]
史跡[編集]
- 稲付城跡 - 赤羽西。太田道灌が築城。
- 十条冨士塚 - 中十条二丁目の冨士神社境内に在る。北区指定有形民俗文化財。
- 田端富士塚 - 田端二丁目の田端八幡神社境内にある。
- 西ヶ原一里塚 - 西ヶ原二丁目にあり、日光御成道の本郷追分の次の一里塚にあたる。1922年(大正11年)3月8日、国の史跡に指定される。都区内でも板橋区志村・小豆沢の一里塚とともに旧位置に保存されている一里塚。
- 平塚城跡 - 上中里。別名、豊島城。
- 岩淵水門
神社・仏閣等[編集]
- 王子神社
- 王子稲荷神社
- 近藤勇と新選組隊士の墓
- 城官寺 - 西ヶ原。江戸時代将軍の奥医師、幕府医学館総裁を務めた多紀家の菩提寺。東京都指定史跡。
- 昌林寺 - 曹洞宗
- 七社神社
- 平塚神社
- 無量寺 - 西ヶ原。
公園・庭園等[編集]
- 赤羽自然観察公園
- 飛鳥山公園 - 江戸時代、八代将軍徳川吉宗の命によって造成された桜の名所。
- 浮間つり堀公園
- 都立浮間公園(浮間ヶ池)
- 音無親水公園
- 醸造試験所跡地公園 - 滝野川。滝野川反射炉跡。
- 滝野川公園(旧農林水産省農業技術研究所)
- 中央公園(旧王子キャンプ)
- 都立旧古河庭園
- 名主の滝公園
文化・スポーツ・芸術[編集]
博物館・美術館・劇場など[編集]
- 飛鳥山博物館
- 荒川知水資料館(amoa、アモア)
- 王子シネマ(現在は閉鎖)
- 王子小劇場
- お札と切手の博物館 - 王子。
- 紙の博物館 - 飛鳥山。
- 北区ふるさと農家体験館 - 赤羽自然観察公園内施設。
- さくらホール、つつじホール ※北とぴあ 内施設
- シアター・バビロンの流れのほとりにて - 王子。
- 自然ふれあい情報館(清水坂公園内)
- 篠原演芸場 - 中十条。
- 渋沢史料館 - 飛鳥山。日本資本主義の父 渋沢栄一の邸宅跡。重要文化財の晩香廬、青淵文庫が設けられている。
- 田端文士村記念館
- 東京都北区防災センター 地震の科学館 - 西ヶ原。
- 東書文庫 - 栄町。東京書籍が運営する教科書図書館。近代化産業遺産。
- pit 北/区域 - 王子。※小劇場
スポーツ施設[編集]
- 赤羽スポーツの森公園競技場 - 赤羽西。
- 国立スポーツ科学センター - 西が丘。
- 国立西が丘サッカー場 - 西が丘。
- ナショナルトレーニングセンター - 西が丘、赤羽西。
- 赤羽ゴルフ場 - 浮間。
文化・芸能[編集]
- 北区つかこうへい劇団
- 北区民オーケストラ
- 滝野川少年少女合唱団 - 北区内の小中学校の音楽教師により、1954年に創立された合唱団。
- 豊島音頭
教育機関[編集]
大学・短期大学[編集]
※かつて所在していた大学
専門・専修学校[編集]
※かつて所在していた専門・専修学校
外国政府による教育機関[編集]
- 東京国際フランス学園(旧都立池袋商業高校跡地)
- ※フランス海外教育庁が運営。幼児教育科、初等教育科、中等教育科、高等教育科を擁する。
東京都立高等学校[編集]
※かつて存在していた高等学校
北区立の中学校[編集]
※かつて存在していた中学校
私立の中学校・高等学校[編集]
※かつて存在していた学校
北区立の小学校[編集]
※かつて存在していた小学校
私立の小学校[編集]
特別支援学校[編集]
- 東京都立王子第二特別支援学校
- 東京都立王子特別支援学校
- 東京都立北特別支援学校
北区立の幼稚園[編集]
- うめのき幼稚園
- さくらだ幼稚園
- じゅうじょうなかはら幼稚園
- たきさん幼稚園
- ふくろ幼稚園
- ほりふな幼稚園
私立の幼稚園[編集]
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経済・産業[編集]
工業[編集]
北区における工産の発端は、江戸幕府末期に滝野川反射炉が、現在の醸造試験所跡地公園の場所に設営されたこととされている。また、この反射炉(大砲工場)の建設が、北区が明治期より昭和中期に至る時期に軍都となるきっかけになった。この滝野川反射炉への用水の供給を目的に掘削された、王子分水の水力が利用できることから、王子地区に鹿島紡績所、王子製紙が明治初期に開設され、この出来事が昭和中期までに紙業・食品製造業などの消費材生産業が発達する先駆けとなった。
主な事業所[編集]
- 紙・印刷・出版流通業関連
※北区、板橋区、足立区などのエリアには、関連の事業所が集積されている。
- 製造業
- 食品関係
- 過去に所在した事業所
この節を書こうとした人は途中で寝てしまいました。後は適当に頑張って下さい。 |
商業[編集]
主な商店街・大型商業施設[編集]
- 赤羽地区
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- 王子地区
- 王子銀座商店街
- 十条銀座商店街
- 東十条南口通り商店会
- 滝野川地区
- アトレヴィ田端
- 霜降銀座栄会
- 滝野川さくら通り商栄会
この節を書こうとした人は途中で寝てしまいました。後は適当に頑張って下さい。 |
住宅団地[編集]
- 都営桐ヶ丘団地 - 平成17年最終変更 : 東京都市計画事業(一団地の住宅施設)
- UR赤羽台団地(北区赤羽台、賃貸3373 1962年 一部建替え工事中) 全面建替え)
- 都営稲付二丁目アパート(赤羽南 2-7、1968 - 1969 年)
- 都営稲付第2アパート(西が丘 3-1、1968 - 1970 年)
- 都営王子アパート(王子本町 2-32、1956 - 1960 年)
- 都営王子五丁目アパート(王子 5-17、1969年)
- 都営王子三丁目アパート(王子 3-23、1967 - 1970 年)
- 都営王子本町アパート(王子本町 3-2、1965 - 1971 年)
- 都営王子本町第2アパート(王子本町 3-8、1967 - 1968 年)
- 都営王子六丁目アパート(王子 6-2、1971年)
- 都営桐ケ丘アパート(桐ケ丘 1-22、1957 - 1975 年)
- 都営上十条アパート(上十条 1-5、1966年)
- 都営上中里二丁目アパート(上中里 2-13、1970年)
- 都営神谷三丁目アパート(神谷 3-16、1967 - 1969 年)
- 都営神谷三丁目第2アパート(神谷 3-13、1968 - 1970 年)
- 都営神谷三丁目第3アパート(神谷 3-14、1993 - 1996 年)
- 都営神谷町アパート(神谷 2-50、1962 - 1966 年)
- 都営神谷二丁目アパート(神谷 2-43、2007年)
- 都営西が丘三丁目アパート(西が丘 3-8、2006年)
- 都営西ケ丘二丁目第2アパート(西が丘 2-17、1976 - 1979 年)
- 都営西ケ原一丁目アパート(西ケ原 1-19、1968年)
- UR西ヶ原団地(北区西ヶ原 市街地住宅 賃貸66 1963年 現存 譲渡返還)
- UR赤羽一丁目団地(北区赤羽 市街地住宅 賃貸20 1959年 現存譲渡)
- 都営赤羽西五丁目アパート(赤羽西 5-12、1969 - 1974 年)
- 都営赤羽西六丁目アパート(赤羽西 6-3、1973年)
- 都営赤羽北三丁目アパート(赤羽北 3-7、1977 - 1981 年)
- 都営赤羽北二丁目第2アパート(赤羽北 2-36、1968年)
- 都営赤羽北二丁目第3アパート(赤羽北 2-31、1992年)
- 都営赤羽北二丁目第4アパート(赤羽北 2-7、2001年)
- UR滝野川団地(北区滝野川 市街地住宅 賃貸25 1959年)
- 都営滝野川三丁目アパート(滝野川 3-65、1968 - 1971 年)
- 都営滝野川三丁目第2アパート(滝野川 3-79、1970 - 1971 年)
- 都営滝野川二丁目アパート(滝野川 2-30、1966年)
- 都営滝野川二丁目第2アパート(滝野川 2-55、1973 - 1974 年)
- 都営中十条第1アパート(中十条 1-1、1966年)
- 都営中十条第2アパート(中十条 1-8、1966年)
- 都営田端新町一丁目アパート(田端新町 1-15、1967 - 1969 年)
- 都営浮間一丁目アパート(浮間 1-1、1967年)
- 都営浮間一丁目第2アパート(浮間 1-5、1976 - 1981 年)
- 都営浮間一丁目第3アパート(浮間 1-15、1989年)
- 都営浮間三丁目アパート(浮間 3-4、1967 - 1969 年)
- 都営浮間三丁目第2アパート(浮間 3-1、1968 - 1969 年)
- 都営浮間三丁目第5アパート(浮間 3-1、1994年)
- 都営浮間二丁目アパート(浮間 2-26、1980年)
- 都営豊島三丁目アパート(豊島 3-11、1970 - 1971 年)
- UR豊島五丁目団地
- 都営豊島七丁目アパート(豊島 7-7、1970年)
- UR豊島八丁目団地
- 都営北栄町アパート(栄町 24-13、1969年)
- 都営北栄町第2アパート(栄町 7-12、1970年)
- 都営堀船三丁目アパート(堀船 3-16、1967 - 1978 年)
- 都営堀船三丁目第2アパート(堀船 3-1、1967年)
- 都営堀船四丁目アパート(堀船 4-4、1967年)
- 都営堀船二丁目アパート(堀船 2-24、1968年)
- 都営堀船二丁目第2アパート(堀船 2-25、1969年)
ゆかりの作品[編集]
小説[編集]
- 浅見光彦シリーズ - 内田康夫の推理小説。主人公の浅見光彦が西ヶ原の出身・在住という設定。
- 剣客商売 〜狐雨〜 - 池波正太郎による時代小説。王子界隈で物語が展開。お狐民話のエピソードが記されている。
漫画[編集]
落語[編集]
映画・テレビ[編集]
- 喜劇 駅前開運 - 映画。1968年/監督:豊田四郎/主演;森繁久彌 赤羽駅周辺の商店街を舞台としたコメディ。1960年代後期の街並みが映像に記録されている。
- もう一度君に、プロポーズ - テレビドラマ。2012年/主演の和久井映見が演じる宮本可南子の勤務先が北区立中央図書館に設定されており、物語の舞台となっている。
著名な出身者・ゆかりのある人物[編集]
著名な出身者[編集]
政治・行政・産業・経済[編集]
- 石川一郎 - 日産化学工業元社長、初代経団連会長
- 石川六郎 - 西ヶ原。鹿島会長、日本商工会議所会頭。
- 小渕優子 - 王子。政治家。
- 國弘正雄 - 元日本社会党参議院議員、文化人類学者、同時通訳者、ニュースキャスター。
- 高橋高望 - 岩渕町。政治家。
- 藤山愛一郎 - 政治家・実業家。元外務大臣・経済企画庁長官。元日本航空会長。
- 渡辺滉 - 赤羽。元三和銀行頭取、元経済同友会副代表幹事。
文化・芸術・科学[編集]
- 芥川也寸志 - 田端。作曲家、指揮者。
- 安部公房 - 西ヶ原。小説家、劇作家、演出家。
- 石井茂吉 - 堀船町。写真植字機の共同発明者。写研の設立者。
- 稲岡耕二 - 滝野川。国文学者。
- 井原高忠 - 王子。テレビディレクター、プロデューサー、演出家。
- 内田康夫 - 作家。北区西ヶ原生まれ。北区アンバサダー(1996年(平成8年)就任)。
- 大川慶次郎 - 王子。競馬評論家。
- 小田嶋隆 - 赤羽。コラムニスト、テクニカルライター。
- 北洋 - 王子。作家、物理学者。
- 小泉博人 医学博士
- 高橋英夫 - 滝野川出身。文芸評論家。
- 津田大介 - ジャーナリスト。
- 中井英夫 - 田端。小説家、詩人。
- 永島慎二 - 漫画家。
- 中平康 - 滝野川。映画監督。
- 沼田識史 - 現代美術家
- 羽田健太郎 - 作曲家、編曲家、ピアニスト。
- 花くまゆうさく - イラストレーター、漫画家。
- 林正明 - 映画監督、脚本家。
- 樋口豊 - 東十条。フィギュアスケート選手。
- 福田和也 - 田端。文芸評論家。
- 堀越孝一 - 滝野川出身。西洋史学者。
- やなせたかし - 西ヶ原。漫画家・絵本作家・イラストレーター・歌手・詩人。
- 山田昌弘 - 社会学者、中央大学文学部教授。
- ジャンクハンター吉田(吉田武)
- 米田利昭 - 滝野川。歌人、日本文学研究者。
芸能・放送[編集]
- 愛原実花 - 女優。元宝塚歌劇団雪組トップ娘役。
- 芥川比呂志 - 田端。俳優、演出家。
- 芦川いづみ - 田端。俳優。
- 麻生美代子 - 田端。声優、俳優。
- イジリー岡田 - タレント。
- 乾貴美子 - タレント、俳優。
- 江口洋介 - 俳優。
- 丘みつ子 - 俳優、陶芸家。
- オリエ津阪 - 王子区。女優。松竹少女歌劇男役スター。
- 桂三木助 (4代目) - 田端。落語家。
- 北村燦來 - 俳優。
- KEIGO(林圭吾) - FLOWのボーカル
- 草薙幸二郎 - 王子区。俳優。
- 小池清 - 滝野川区。元毎日放送アナウンサー。
- 小池春枝 - 滝野川。俳優。
- 児玉清 - 滝野川区。俳優。
- 斎藤清六 - 俳優、コメディアン。
- 酒井宏之 - 元ラグビー選手、俳優。
- 春風亭小朝 - 落語家。
- 曾我泰久 - 赤羽出身。シンガーソングライター、ミュージカル俳優。
- 立川志遊 - 赤羽。落語家。
- 中丸雄一 - 歌手、タレント、俳優。
- 夏八木勲 - 俳優。
- 倍賞千恵子 - 女優、歌手。北区立滝野川第六小学校、北区立紅葉中学校出身。北区アンバサダー(2006年(平成18年)就任)。
- 林原めぐみ - 声優、歌手。
- 左とん平- 王子区。俳優。
- 深田恭子 - 歌手、俳優。
- 古舘伊知郎 - 滝野川。ニュースキャスター。
- 堀内貴司 - コンマニセンチ
- 水森かおり - 歌手。北区アンバサダー(2008年(平成20年)就任)。
- 箕輪はるか - コメディエンヌ、ハリセンボンの一人。
- 宮本浩次(エレファントカシマシ)
- やまがたすみこ - シンガーソングライター。
- 吉井和哉 - 元THE YELLOW MONKEY
ゆかりのある人物[編集]
政治・行政[編集]
- 小渕恵三 - 政治家。内閣総理大臣(第84代)。1950年前後より2000年まで王子に東京の居を構えていた。
- 川島浪速 - 大陸浪人、満蒙独立運動家。大正期から昭和初期に赤羽・十条付近に居住。川島芳子の養父。
- 川島芳子 - 清朝の皇族粛親王の第十四王女。1915年に来日し、赤羽・十条付近で子供時代を過ごす。
- 陸奥宗光 - 幕末から明治時代の武士、政治家、外交官。西ヶ原に居住。
産業・経済[編集]
- 鹿島万平 - 1872年(明治5年)、滝野川に日本最初の民間紡績所である鹿島紡績所を創業。
- 古河市兵衛 - 古河財閥の創業者。
- 小林孝三郎 - 王子にてコーセーを創業。
- 渋沢栄一 - 官僚、実業家。王子製紙の創業者の一人。明治後期〜昭和初期、飛鳥山に居住。
- 西村博之 - 2ちゃんねるの開設者。赤羽にて育成。
- 松野礀 - 林学者。林学教育者。東京山林学校の初代校長。西ヶ原に山林局樹木試験場を設置した。
- 藤原銀次郎 - 王子製紙の元社長、政治家。
文化・芸術・科学[編集]
- 芥川龍之介 - 小説家。大正初期〜昭和初期、田端に居住。
- 川口松太郎 - 小説家・劇作家・演出家 昭和初期、田端に居住。
- 北村西望 彫刻家。大正初期から昭和中期に居住。北区の名誉区民第1号。
- 北村治禧 彫刻家。
- 弦哲也 - 作曲家。北区在住。北区アンバサダー。
- 清野とおる - マンガ家。
- 実相寺昭雄 - 滝野川に幼少期に居住。映画監督、演出家。
- 田河水泡 - 漫画家・前衛美術家。昭和初期、田端に居住。
- 多紀元孝
- 多紀元堅 - 江戸幕府将軍奥医師。丹波康頼の末裔で多紀家は世襲の将軍奥医師、法印。幕府医学館総裁を務める。
- 多紀元簡
- つかこうへい - 作家・演出家。1994年(平成6年)から「北区つかこうへい劇団」を主宰。北区アンバサダー。
- ドナルド・キーン - 日本文学者。ニューヨーク生まれ。北区西ヶ原に在住して30年以上。コロンビア大学名誉教授。東京外国語大学など8つの大学の名誉博士。北区アンバサダー。
- 野間清治 - 講談社創業者。赤羽西の現北区立稲付公園の場所に別邸を構えていた。
- 松江哲明 - 映画監督。
- 原ゆたか - 児童文学作家、絵本作家、イラストレーター。小学生時代、赤羽台に居住。
- 平塚らいてう - 社会運動家・評論家。大正後期、田端に居住。
- 本多まつ江 - 教師、司法保護司、教誨師。川島芳子の家庭教師として、大正期に赤羽の川島家に同居。
- 光瀬龍 - SF作家。1962年より赤羽台の居住。
- 横尾和博 - 文芸評論家・作家・報道番組構成家。赤羽・志茂地区の居住。
芸能・放送[編集]
- Nゼロ - 赤羽を拠点とするローカルアイドルグループ。
- 宍戸錠 - 俳優。幼少時を滝野川に居住。
- 武田久美子 - 俳優。幼少時を田端に居住。
- 林家パー子 - 落語家。元ミス赤羽小町。
- 林家ペー - 落語家。
- 山内賢 - 俳優。北区立滝野川第四小学校、北区立新町中学校卒業。