和水町
和水町(なごみまち)は、熊本県の北西部にある玉名郡に属する町。
2006年3月1日に菊水町と三加和町の合併により誕生した。町名は一般公募によるもので、両町の字を一つずつ合わせた合成地名である。
目次
「石を投げられたり女子トイレにスリッパを投げ込まれたりするイジメはあったが自殺の原因ではないというのが揺るぎない信念」
熊本県和水町教育長・井上忠勝
熊本県和水町の町立中学校3年男子生徒が2012年7月に自宅で自殺したことが分かり、同町議会で2013年3月11日、自殺といじめとの関連の有無について一般質問があった。
井上教育長は「からかいや意地悪、悪ふざけのいじめがあったのは事実。しかし、自殺といじめの因果関係については直接原因となるようなことはなかった」と否定した。
町教委などによると、男子生徒(当時14歳)は2012年7月10日に自宅で自殺しているのが見つかった。遺書はなく、学校が全校生徒を対象にアンケートや聞き取りを実施。男子生徒が他の生徒から石を投げられたり、女子トイレにスリッパを投げ込まれるなどしていたとの回答があった。
しかし、井上忠勝町教育長は生徒への調査、警察の見解などを踏まえ「精査した中ではいじめが(自殺に)直接原因となるようなことはなかったというのが揺るぎない信念」と述べた。
一方、男子生徒の保護者らは3月12日、町長宛てに原因調査のための第三者委員会の設置を求め要望書を提出する予定。
地理
熊本県の北西部、熊本市の北西約30km、福岡県福岡市の南約90kmの場所に位置している。町域は南北に細長く、南北19km、東西9km、北部は福岡県と県境を成している。町域の多くは盆地である。
隣接している自治体
熊本県
歴史
近現代
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、現在の町域にあたる以下の7村が発足。
- 玉名郡江田村・花簇村・川沿村・東郷村・神尾村・緑村・春富村
- 1943年(昭和18年)7月1日 - 江田村が町制施行。江田町となる。
- 1954年(昭和29年)4月1日 - 江田町・花簇村・川沿村・東郷村が新設合併し、菊水町が発足。
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 神尾村・緑村・春富村が新設合併し、三加和村が発足。
- 1968年(昭和43年)11月1日 - 三加和村が町制施行。三加和町となる。
- 2006年(平成18年)3月1日 - 菊水町・三加和町が新設合併し、和水町が発足。
和水町に本社を置く企業
和水町に事業所を置く企業
地域
人口
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和水町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 和水町の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 和水町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 }} |
和水町(に相当する地域)の人口の推移 テンプレート:人口統計/43 | |
総務省統計局 国勢調査より |
行政
- 町長:坂梨豊昭
教育
町立中学校
町立小学校
交通
- 空港・鉄道路線なし。
バス路線
一般路線バス
かつてはジェイアール九州バス山鹿線の路線バスが旧三加和町内を運行していたが、2006年3月1日に廃止され、路線は九州産業交通に譲渡された。
高速バス
道路
高速道路
一般国道
主要地方道
道の駅
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
名所・旧跡・施設・観光スポット
祭事・催事