入間市

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入間市
国/地方 日本の旗 日本 
都道府県 埼玉県
団体コード 11225-9
面積 km²
境界未定:なし
総人口 -
( )
人口密度 - 人 /km²
隣接自治体 狭山市所沢市飯能市
東京都青梅市西多摩郡瑞穂町
市の木 ケヤキ
市の花 茶の花
市の鳥 ヒバリ
入間市役所
市長
所在地 〒358-8511
埼玉県 入間市豊岡一丁目16番1号
35 50 8.9 N 139 23 28.1 E
外部リンク 入間市ホームページ
位置
テンプレート:基礎自治体位置図
特記事項:
テンプレート

入間市(いるまし)は埼玉県南西部にある。人口は約14万9千人。東京都特別区部への通勤率は16.0%(平成22年国勢調査)。狭山茶の主産地である。

市名の由来

古代の律令制施行による国郡里制以来の郡名「入間郡」に由来する。

地理

市の南部には、狭山丘陵の豊かな自然が広がる。

歴史

奈良時代には、前内出窯、平安時代には、須恵器窯跡群である東金子窯跡群(窯跡群としては前内出窯を含む)が操業していた。そのうち、八幡前窯跡群や新久窯跡群は、埼玉県南部の集落に須恵器を広く供給するのみならず、武蔵国分寺の塔再建の瓦などを生産していた。 市内の中核を成していた扇町屋商店街はかつて千人同心街道八王子通り大山道の宿場町として栄えた名残りである。

人口

600px
入間市と全国の年齢別人口分布(2005年) 入間市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 入間市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

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入間市(に相当する地域)の人口の推移
テンプレート:人口統計/11
総務省統計局 国勢調査より
  • 2003年12月16日、登録人口が15万人を突破したと報じられたが、その後15万を割ったり超えたりを繰り返している。
  • 2013年08月01日現在、61,578世帯、150,221人。

行政

歴代市長

市議会

  • 議員定数:22
  • 議長:平山五郎(新緑豊会)
  • 副議長:金澤秀信(公明党入間市議団)
  • 会派:◎は会派代表者。( )内数字は当選回数。
    • 新緑豊会(7議席):◎近藤常雄(6)、野口哲次(4)、平山五郎(3)、山本秀和(3)、小島清人(2)、鈴木洋明(1)、松本義明(1)
    • 入間自民クラブ(自由民主党系、6議席):◎金子俊雄(6)、駒井勲(6)、宮岡治郎(5)、横田淳一(2)、紺野博哉(1)、杉山捷治(1)
    • 公明党入間市議団(4議席): ◎金澤秀信(3)、永澤美恵子(3)、向口文恵(2)、末次正(1)
    • 日本共産党入間市議員団(4議席):◎石田芳夫(10)、安道佳子(3)、吉澤かつら(3)、小出亘(2)
    • みどり21(民主党、1議席):◎関谷真奈美(2)

財政

財政状態は良好であり、2005-2009年度は地方交付税交付金不交付団体だった。なお、2008年現在の埼玉県内の地方交付税交付金不交付団体は入間市の他さいたま市(旧岩槻市相当分を除く)・川越市川口市所沢市狭山市戸田市朝霞市和光市八潮市入間郡三芳町の計11市町である。

週刊ダイヤモンド2007年3月10日号特集「全国市町村『倒産危険度』ランキング」で、入間市は全国1821市町村中1654位だった。また狭山市1720位・所沢市1719位・川越市1660位であり、周辺の都市とともに「倒産危険度」は極めて低く、財政力のある市であると紹介された。

また公共料金狭山市等に比べるとやや高いものの、全国の自治体の中では低い方に属する。

広域行政

  • 入間西部衛生組合 - 日高市と共にし尿処理を行っている。
  • 埼玉県都市競艇組合 - 飯能市、加須市、本庄市、東松山市、狭山市、春日部市、羽生市、鴻巣市、深谷市、上尾市、草加市、越谷市、朝霞市、さいたま市と共に競艇開催等の事務を行っている。
  • 瑞穂斎場組合 - 東京都の3市1町(福生市羽村市武蔵村山市西多摩郡瑞穂町)と共に火葬場施設等の設置、管理に関する事務を行っている。
  • 彩の国さいたま人づくり広域連合 - 埼玉県と県内全市町村で構成。
  • 埼玉西部消防組合 - 所沢市、狭山市、飯能市、日高市からなる自治体消防。

国の施設

県の施設

市の施設

  • 東金子支所
  • 金子支所
  • 宮寺支所
  • 藤沢支所
  • 西武支所
  • 黒須出張所 - 黒須公民館に併設
  • 東藤沢出張所 - 東藤沢公民館に併設
  • 中央公民館 - 市民会館に併設
  • 扇町屋公民館
  • 黒須公民館
  • 高倉公民館
  • 東町公民館
  • 久保稲荷公民館
  • 東金子公民館
  • 金子公民館
  • 宮寺公民館
  • 二本木公民館
  • 藤沢公民館
  • 東藤沢公民館
  • 藤の台公民館
  • 西武公民館
  • 教育研究所 - 産業文化センターB棟3階
  • 入間市児童センター「アイクス」
  • 学校給食センター
  • 市民会館 - 中央公民館に併設
  • 産業文化センター
    ホールのあるA棟のほか、図書館のあるB棟を含む[4]
  • 図書館 - 産業文化センターB棟1階
    • 西武分館
    • 金子分館
    • 藤沢分館
  • 体育館
  • 武道館  
  • 西武市民運動場
  • 黒須市民運動場
  • 文化創造アトリエ「アミーゴ」
  • 入間市博物館「ALIT」
  • 青少年活動センター
  • 「イルミン」 市民活動センター・男女共同参画推進センター
  • 勤労福祉センター
  • 健康福祉センター
  • 老人福祉センター「やまゆり荘」
  • 総合クリーンセンター
  • リサイクルプラザ
  • 防災センター※常駐者なし
  • 勤労者福祉サービスセンター - 産業文化センターA棟3階
  • 農業研修センター
  • 農村環境改善センター
  • 納骨堂「入間永光苑」

消防

警察

  • 狭山警察署(狭山市)
    • 豊岡交番
    • 武蔵藤沢駅前交番
    • 入間市駅前交番
    • 西武交番
    • 東金子交番
    • 宮寺・二本木交番
    • 金子駐在所

市町村合併

狭山市・入間市合併協議会を設置し、狭山市との合併を検討していた。合併期日は2006年1月1日とし、合併方式は新設(対等)合併、新市名は「狭山市」、新市庁舎は現狭山市役所とすることとした。

しかし、新設合併にもかかわらず、市名も市庁舎も狭山市側になることに入間市民が憤慨。2005年1月30日に集計された市民へのアンケートで合併反対が圧倒的多数となった。狭山市でも入間市と合併することで市民税率が上昇する可能性を嫌い、住民投票で合併反対が多数となったため、合併協議会は同年2月3日に解散された。

経済

工業

市制施行以来、工場誘致を積極的に行い、県内有数の工業都市となっている。1966年(昭和41年)には武蔵工業団地を造成。更に1993年(平成5年)には同工業団地に隣接する狭山台地区に狭山台工業団地造成事業を開始、1997年(平成8年)から同地にも工場誘致を行っている。

  • 武蔵工業団地 フジパン武蔵工場
  • 狭山台工業団地 NTTクオリス東日本工場
  • 安川電機入間事業所(ソリューションセンタ) - 後に工場の敷地の一部を売却し、跡地にイオン入間ショッピングセンターが完成した。
  • 山田うどん入間セントラルキッチン(山田食品産業株式会社入間工場)
  • 山水電気埼玉事業所(事業停止)
  • TEAC入間事業所・EMCセンター
  • NTTクオリス首都圏工場
  • ソーシン本社及び入間工場
  • 三共ラヂエーター本社及び工場
  • 帝都ゴム本社・埼玉工場
  • 小金井精機製作所本社・工場
  • 三井研削砥石本社・工場
  • タチエス武蔵工場
  • 大陽ステンレススプリング埼玉第一、第二、第三工場、08センター
  • 大崎エンジニアリング本社・テクニカルセンター
  • イチヤナギ本社・工場
  • ミクロ技研東京工場
  • 入曽精密本社工場
  • フナソー工場
  • 武蔵塗料製造 入間工場
  • 杉山チエン製作所本社・工場
  • 松田産業武蔵工場、他
  • わらべや日洋入間工場
  • ファーストフーズ武蔵工場
  • 堀内食品工業本社工場
  • インデラ(ナイル商会)工場

ほか。

農業

狭山茶」が特産物であり、現在も狭山茶の主産地である。名産品としては狭山茶のほか、線維・織物、里芋うど椎茸がある。

かつては乳牛を中心に畜産業も盛んだったが、ベッドタウン化と工業都市化の進行により衰退の一途を辿っている。

商業(ショッピング)

圏央道の完成が他の区間に比べて早かったことから、入間インターチェンジや、国道16号国道463号バイパスなどが交差する地の利を活かして、沿道には、三井アウトレットパーク 入間コストコ入間店などが立地している。

金融

その他の企業

姉妹都市・提携都市

地域

郵便番号と町名

狭山郵便局狭山市の「350-13xx」と入間市の「358-00xx」を管轄している。2007年3月までは入間郵便局が集配局だった。

テンプレート:入間市の町・字 以下に、町名の五十音順に、郵便番号を記す。

豊岡地区
  • 358-0002 東町(アズマチョウ)
  • 358-0023 扇台(オウギダイ)
  • 358-0022 扇町屋(オウギマチヤ)
  • 358-0004 鍵山(カギヤマ)
  • 358-0006 春日町(カスガチョウ)
  • 358-0008 河原町(カワラマチ)
  • 358-0024 久保稲荷(クボイナリ)
  • 358-0007 黒須(クロス)
  • 358-0001 向陽台(コウヨウダイ)
  • 358-0025 善蔵新田(ゼンゾウシンデン)
  • 358-0021 高倉(タカクラ)
  • 358-0003 豊岡(トヨオカ)
  • 358-0005 宮前町(ミヤマエチョウ)


東金子地区
  • 358-0031 新久(アラク)
  • 358-0027 上小谷田(ウエゴヤタ)
  • 358-0051 牛沢町(ウシザワチョウ)
  • 358-0026 小谷田(コヤタ)
  • 358-0032 狭山ヶ原(サヤマガハラ)
  • 358-0052 森坂(モリサカ)
金子地区
  • 358-0048 金子中央(カネコチュウオウ)
  • 358-0042 上谷ヶ貫(カミヤガヌキ)
  • 358-0041 下谷ヶ貫(シモヤガヌキ)
  • 358-0045 寺竹(テラダケ)
  • 358-0035 中神(ナカガミ)
  • 358-0043 西三ツ木(ニシミツギ)
  • 358-0034 根岸(ネギシ)
  • 358-0036 花ノ木(ハナノキ)
  • 358-0044 三ツ木台(ミツギダイ)
  • 358-0046 南峯(ミナミミネ)
  • 358-0047 木蓮寺(モクレンジ)


宮寺二本木地区
  • 358-0017 駒形富士山(コマガタフジヤマ)
  • 358-0033 狭山台(サヤマダイ)
  • 358-0016 高根(タカネ)
  • 358-0015 二本木(ニホンギ)
  • 358-0014 宮寺(ミヤデラ)
藤沢地区
  • 358-0013 上藤沢(カミフジサワ)
  • 358-0011 下藤沢(シモフジサワ)
  • 358-0012 東藤沢(ヒガシフジサワ)
西武地区
  • 358-0055 新光(シンコウ)
  • 358-0054 野田(ノダ)
  • 358-0053 仏子(ブシ)

住宅団地

※50戸以上のものを記載。

  • UR(都市再生機構
    • 入間黒須(黒須1)
    • 入間駅前プラザ(向陽台1)
    • 入間豊岡(豊岡1)
  • 市営住宅
    • 池ノ下団地(大字小谷田)
  • 県営住宅
    • 入間向陽台住宅(向陽台1)
    • 入間下藤沢住宅(下藤沢)
    • 入間上藤沢住宅(上藤沢)
    • 入間向原住宅(大字扇町屋)
    • 入間東久保住宅(東町4)
    • 入間霞川住宅(豊岡2、扇町屋2、高倉4)
    • 入間野田住宅(野田)
    • 入間宮の森住宅(野田)
  • 分譲戸建て住宅
  • 分譲集合住宅
    • 東町団地(東町5)
    • 入間扇町屋団地(久保稲荷1)

教育

大学
高等学校
中学校
  • 公立
    • 入間市立豊岡中学校
    • 入間市立金子中学校
    • 入間市立武蔵中学校
    • 入間市立藤沢中学校
    • 入間市立西武中学校
    • 入間市立向原中学校
    • 入間市立黒須中学校
    • 入間市立東金子中学校
    • 入間市立上藤沢中学校
    • 入間市立東町中学校
    • 入間市立野田中学校
  • 私立
小学校
  • 公立
    • 入間市立豊岡小学校
    • 入間市立黒須小学校
    • 入間市立扇小学校
    • 入間市立東金子小学校
    • 入間市立金子小学校
    • 入間市立宮寺小学校
    • 入間市立藤沢小学校
    • 入間市立藤沢南小学校
    • 入間市立狭山小学校
    • 入間市立西武小学校
    • 入間市立藤沢東小学校
    • 入間市立藤沢北小学校
    • 入間市立仏子小学校
    • 入間市立新久小学校
    • 入間市立東町小学校
    • 入間市立高倉小学校
専修学校

郵政

郵便番号は市内全域が「358-00xx」で、狭山郵便局が集配している。

  • 入間郵便局
  • 入間扇町屋郵便局
  • 入間仏子郵便局
  • 入間黒須郵便局
  • 西武入間ぺぺ内郵便局
  • 入間新久郵便局
  • 入間上藤沢郵便局
  • 入間下藤沢郵便局
  • 西武郵便局
  • 金子郵便局
  • 宮寺郵便局

電話番号・市外局番

  • 入間市の電話局エリアは、所沢MA[8]
  • 入間市の市外局番は、当初は「0429」だったが、1998年4月29日付けで市内局番の不足を補うため市外局番末尾の「9」を市内局番の冒頭に変更し「042」とした。しかしそれでも市内局番の不足が懸念されることから、2004年1月11日には市外局番を「04」の2桁にして、「29」は市内局番の冒頭に再変更された。これらの処置は他に隣接する所沢市狭山市でも行われた。
  • なお、既に市外局番「04」で始まる地域は千葉県柏市流山市野田市我孫子市(こちらは市内局番がそれまで市外局番の末尾だった「71」で始まる4桁)、並びに鴨川市(こちらは市外局番末尾「70」で始まる4桁)が存在している。千葉県の「04」地域と通話をする場合も、必ず「04」からまわすことになる。
  • 天気予報に関しては従前と同じく「0429-177」となっている。

地域放送

交通

道路

周辺の自治体に比べて都市計画道路の整備が進んでいる。ただし、国道16号の拡幅工事が入間市駅北口区画整理事業との兼ね合いで遅れている。

高速道路
一般国道
主要地方道(県道)
一般県道

鉄道路線

東日本旅客鉄道(JR東日本)
西武鉄道

かつて通っていた鉄道

バス路線

鉄道路線が北側の市境付近に沿って走っているため、南側の住民はおもにバスや車で駅へ向かう。ほとんどのバスは入間市駅から発着している。

コミュニティバス

タクシー

タクシーの営業区域県南西部交通圏で、川越市所沢市東松山市飯能市和光市などと同じエリアとなっている。

観光ほか

出身有名人

その他

入間市内がモデルの作品

学校給食

学校給食制度を実施している。学校給食センターか学校併設の調理場にて調理されたものを供されている。麺類に関しては、当市に工場が所在する山田食品産業株式会社からの計らいで、比較的量が多く供されている。カレー南蛮も、小中学校に1クラス当たり数リットル缶が2缶以上も提供されたことがあった。

また、狭山茶を使った狭山茶揚げパン、お茶蒸しパン、お茶団子ポンチなどが給食として出される事がある。

脚注

  1. 町村の廃置分合(昭和31年9月30日総理府告示第536号)入間市例規集より、2012年1月17日閲覧。
  2. 町の名称変更(昭和41年10月28日自治省告示第156号) 入間市例規集より、2012年1月17日閲覧。
  3. 町を市とする処分(昭和41年10月28日自治省告示第157号) 入間市例規集より、2012年1月17日閲覧。
  4. [1]
  5. () 姉妹都市 佐渡市の紹介 入間市 [ arch. ] January 17, 2012
  6. () 姉妹都市 ヴォルフラーツハウゼン市の紹介 入間市 [ arch. ] January 17, 2012
  7. () 友好都市 奉化市の紹介 入間市 [ arch. ] January 17, 2012
  8. (2011年4月1日) 当社の電話サービスの提供区域における単位料金区域 PDF 東日本電信電話 2011年4月1日 12 [ arch. ] January 17, 2012

関連項目

外部リンク

行政
観光

テンプレート:埼玉県の自治体