「綱島駅」の版間の差分
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2014年8月7日 (木) 16:11時点における版
綱島駅(つなしまえき)は、神奈川県横浜市港北区綱島西一丁目にある東京急行電鉄東横線の駅である。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する高架駅である。改札口は2か所で、西口・東口方面の有人改札とバスターミナルに接続する北口の無人改札がある。西口・東口方面改札のコンコースと直結する形で24時間営業の東急ストアがある。
高架化以前は島式ホーム1面2線で18m級車両5両編成分の有効長であったが、6両編成が増加すると駅南側の子母口綱島線の踏切を桜木町寄りの1両が塞ぐ形で停車し、それにともなう渋滞も高架化される要因となった。なお、高架化以前の6両編成の場合は桜木町寄りの1両の乗降用ドアは締め切り扱い(ドアカット)とされていた。
2009年(平成21年)10月より、2013年(平成25年)3月16日より開始された東京メトロ副都心線との直通運転に伴う急行の10両編成化に備え、ホーム延伸・屋根延伸工事を開始。日吉方面にさらに2両分ホームの延伸工事を行い、10両編成の停車に対応できるようになった[1]。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■東横線 | 下り | 菊名・横浜・ ■みなとみらい線 元町・中華街方面 |
2 | ■東横線 | 上り | 渋谷・副都心線 池袋・ ■西武線 所沢・■東武東上線 川越市方面 |
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ホーム
(2010年8月) - Tsunashima sta plattform 001.jpg
10連化対応工事
(2010年8月)
利用状況
2013年度の1日平均乗降人数は99,233人である[2]。近年の1日平均乗車人員推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員[3] |
---|---|
1998年 | 50,970 |
1999年 | 50,755 |
2000年 | 50,189 |
2001年 | 49,800 |
2002年 | 49,729 |
2003年 | 50,678 |
2004年 | 49,443 |
2005年 | 50,215 |
2006年 | 51,617 |
2007年 | 53,070 |
2008年 | 50,038 |
2009年 | 48,469 |
2010年 | 47,980 |
2011年 | 47,299 |
2012年 | 48,204 |
2013年 | 49,337 |
駅周辺
駅東側にはバスターミナルと小規模な商店街、綱島温泉東京園がある。駅西側一帯は商業地区となっており賑わいを見せている。かつての温泉歓楽街の名残りで、パチンコ店やラブホテル、キャバクラなどの風俗店が少なからず存在している。駅北側は丘であり、急坂を上がっていくと緑が残されている綱島公園・綱島市民の森がある。駅南側には東横線の鉄橋も架かっている鶴見川が流れており、河原は周辺住民の憩いの場となっている。
綱島街道や子母口綱島線などの周辺道路は狭く交通量も多いため、駅前は慢性的な渋滞が発生しており、客待ちのタクシーや違法駐輪により、さらに狭くなった路地を多数の路線バスと歩行者が通行しているなど、安全面で問題がある状況となっている[4]。再開発の検討もなされたが、実現には至っていない。
- 鶴見川
- 大綱橋
- 綱島公園(綱島古墳)
- 綱島温泉(綱島温泉東京園)
- 横浜市綱島地区センター
- 横浜市安全管理局港北消防署綱島出張所
- 綱島郵便局
- 綱島本通郵便局
- 横浜南綱島郵便局
- 横浜新吉田郵便局
- イトーヨーカドー
- まいばすけっと
- メガロス
- 東急ストア
バス路線
バスターミナルは高架下にあり、東急バス・川崎鶴見臨港バス・横浜市交通局の路線バスが乗り入れる。誘導員の誘導によって後退して入線するのが特徴である。ただし、発車時刻が迫っている場合や過ぎている場合はターミナルの中まで入らず路上で客扱いする場合もある要出典。
乗場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行事業者 |
---|---|---|---|---|
1番 | 綱71 | 四ツ家・新羽営業所庚申堀・勝田団地 | 勝田折返所 | ■東急 |
2番 | 綱72 | 四ツ家・新羽営業所庚申堀・新羽駅・鳥山大橋 | 新横浜駅 | ■東急 |
綱73 | 四ツ家・新羽営業所庚申堀 | 新羽駅 | ||
綱74 | グリーンサラウンドシティ・町内会館前 | 新羽駅 | ||
綱79 | 四ツ家 | 新羽営業所 | ||
3番 | 綱44 | 高田駅前・道中坂下・勝田・横浜市歴史博物館前 | 江田駅 | ■東急 |
綱45 | 高田駅前・道中坂下・勝田・センター南駅 | |||
綱47 | 高田駅前・道中坂下・勝田折返所・勝田団地 | 新羽営業所 | ||
綱48 | 高田駅前・道中坂下 | 勝田折返所 | ||
綱49 | 高田駅前・道中坂下・勝田 | センター南駅 | ||
綱50 | 高田駅前・道中坂下 | 【循環】東山田駅 | ||
4番 | 城01 | 高田駅・蟹ヶ谷・千年 | 新城駅 | ■東急 |
5番 | 日81 | 北綱島 | 日吉駅東口 | ■東急 |
日92 | 広町・南綱島住宅 | |||
日93 | 駒岡・鷹野大橋・江川町 | |||
6番 | 13 | 一の瀬・末吉橋・三ッ池道 | 鶴見駅 | ■市営 |
川51 | 一の瀬・末吉橋・尻手駅前 | 川崎駅西口 | ■臨港 | |
59 | 菊名駅前・浦島丘・東神奈川駅西口 | 横浜駅西口 | ■市営 | |
7番 | 鶴03 | 駒岡・神明社前・獅子ヶ谷・東寺尾 | 鶴見駅西口 | ■臨港 |
- 綱47・綱71・綱79系統は深夜バスの運行がある。綱47系統の綱島駅発便は1本を除いて深夜バスのみの運行である。
- 臨港バス鶴03系統が発着する7番乗り場のみ、東横線高架下ではなく綱島街道側の駅から40m程離れた位置にある。この乗り場には臨港バスの定期券発売所も併設されている。
- 駅周辺道路の渋滞のため駅への到着の遅延が常態化している。新羽・高田・日吉方面から本駅へ向かうバスではこれを避け、駅より一つ手前の別所停留所で降りて徒歩で駅へ向かう乗客がしばしば見られる。
- 渋谷駅から運行される深夜急行バス「ミッドナイト・アロー」(高速新横浜線)新羽営業所行は東京園前の綱島駅入口バス停に停車する。なお、この路線は本バス停を含む途中停留所からの乗車はできない。
タクシー
周辺商店街
歴史
- 1926年(大正15年)2月14日 - 綱島温泉駅として開業。
- 1944年(昭和19年)10月20日 - 綱島駅に改称。
- 1963年(昭和38年)11月 - 高架駅化。
- 2001年(平成13年) - 駅舎改良(北口改札を新設、正面口にシースルー改札を設置、ホームへのエスカレータ・エレベーターを設置)。
- 2009年(平成21年)10月31日 - 北口にあった東急バス綱島案内所が営業を終了。
- 2012年度(平成24年度) - ホーム延伸工事・屋根延伸工事完成予定。
駅名の由来
綱島#地名の由来 も参照 駅設置当時、橘樹郡大綱村大字南綱島に立地していたため、地名を採ったもの。開業当初は温泉地として開発する目的から「綱島温泉」と称していたが、戦時体制に伴い「温泉」の二字を省き「綱島」に改めた。当時は戦時中であり、贅沢な名称を自粛する必要性があった時期でもあり、周辺地域では温泉旅館の廃業が相次いでいた影響もあった。ほぼ同時期に当駅と似た理由で駅名を改称した例は他にも数箇所ある。
隣の駅
- 東京急行電鉄
- ■東横線
本駅と隣の日吉駅との駅間距離は東急線内で一番長い(約2.2km)。
脚注
- ↑ 東横線渋谷 - 横浜間改良工事
- ↑ 東急電鉄:各駅乗降人員
- ↑ 横浜市統計ポータル http://www.city.yokohama.lg.jp/ex/stat/index2.html#3
- ↑ 国土交通省関東地方整備局 神奈川県東部地域の道路整備等についての意見・要望(2003年11月1日時点でのアーカイブ)