元町・中華街駅

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元町・中華街駅
元町・中華街駅

元町・中華街駅(もとまち・ちゅうかがいえき)は、神奈川県横浜市中区山下町にある、横浜高速鉄道みなとみらい線である。2004年2月1日にみなとみらい線の開通と同時に開業した。

正式には副名称を付けて元町・中華街(山下公園)駅(もとまち・ちゅうかがい〈やましたこうえん〉えき)と呼称するが、一般的には「元町・中華街駅」と呼ばれる。

当駅周辺地区(関内地区)は、横浜市における都心(ツインコア)の一つである「横浜都心」に指定されている[1]

駅構造[編集]

島式ホーム1面2線を有する地下駅である。元町口寄りは中村川の直下に位置している。伊東豊雄建築設計事務所が設計を行った。

2013年3月16日より相互直通先である東急東横線渋谷駅での東京メトロ副都心線方面との相互直通運転開始に伴い、特急・通勤特急・急行を現行の8両編成から10両編成に増強させるため有効長延伸工事が行われた。みなとみらい線も東横線を介して副都心線方面に直通する。

当駅の駅舎(東側改札口および元町口)上部には全国初の立体都市公園となるアメリカ山公園がある。

のりば[編集]

番線 路線 行先
1・2 みなとみらい線 横浜東急東横線 渋谷F副都心線 池袋方面

改札・出入口[編集]

改札は東西別々に2ヶ所あり、それぞれ以下の出入口とつながっている(出入口は全6ヶ所あり、番号付けがされている)。

西側改札口
山下公園口(1)
山下町口(2)
中華街口(3)
マリンタワー口(4)
東側改札口
元町口(5) - 「toks」を併設
アメリカ山公園口(6)

利用状況[編集]

2013年度の1日平均乗降人員60,394人である[2]。みなとみらい線の駅では横浜駅、みなとみらい駅に次ぐ第3位である。

開業以来の1日平均乗降・乗車人員推移は下表のとおりである。

年度別1日平均乗降・乗車人員[2]
年度 1日平均
乗降人員
1日平均
乗車人員[3]
[4] 2003年(平成15年)
2004年(平成16年) 45,113 21,490 [5]
2005年(平成17年) 47,321 23,004 [6]
2006年(平成18年) 49,634 24,226 [6]
2007年(平成19年) 51,998 25,518 [7]
2008年(平成20年) 53,529 26,174 [7]
2009年(平成21年) 54,904 26,769 [8]
2010年(平成22年) 53,815 26,196 [8]
2011年(平成23年) 54,172 26,565 [9]
2012年(平成24年) 56,112 27,499 [9]
2013年(平成25年) 60,394 29,541

駅周辺[編集]

元町商店街もしくは中華街を抜けてJR根岸線石川町駅までは10分程度である。

路線バス[編集]

「中華街入口」(朝陽門、出口1・2)/「山下町(タワー入口)」(出口3・4) - 横浜市営バス神奈川中央交通(11系統のみ)

  • 北方向乗り場
    • <2> 港南車庫前行(羽衣町・上大岡駅経由)
    • <858> 横浜駅前行(日本大通り駅県庁前・桜木町駅前・花咲橋経由)
    • <20> 山下ふ頭行(平日朝のみ)、桜木町駅行
    • <109> 横浜駅前行(日本大通り駅県庁前・桜木町駅前・みなとみらい大通経由)
    • <148> 急行 横浜駅前行(桜木町駅前経由)
    • <11> 桜木町駅前行
  • 南方向乗り場
    • <2> みなと赤十字病院
    • <8> 本牧車庫前行(みなと赤十字病院入口・本牧経由)
    • <20> 山手駅前行(港の見える丘公園前経由)
    • <58> 磯子車庫前行(みなと赤十字病院入口・本牧・根岸駅前・磯子駅前経由、平日8本のみみなと赤十字病院も経由)
    • <109> L8バース・流通センター循環
    • <148> 急行 本牧車庫前行(みなと赤十字病院入口・本牧経由)
    • <11> 保土ヶ谷駅東口行(港の見える丘公園前経由)

「元町入口」(出口5) - 横浜市営バス・神奈川中央交通(11系統のみ)

  • 北方向乗り場
    • <11> 桜木町駅前行(日本大通り駅県庁前経由)
    • <あかいくつ> 桜木町駅前行(大さん橋客船ターミナル経由)
    • <20> 山下ふ頭行(平日朝のみ)、桜木町駅行
  • 南方向乗り場
    • <11> 保土ヶ谷駅東口行(港の見える丘公園前経由)
    • <あかいくつ> 港の見える丘公園循環
    • <20> 山手駅前行(港の見える丘公園前経由)

駅名の由来[編集]

計画段階での仮称は、駅所在地の近くの地名を取った「元町駅」であった。しかし、横浜中華街関係者より『中華街』を加えて「元町中華街駅」にするように要望したが、これに対して元町商店街関係者が「中華街と一緒にするな」と反対するなど、水面下で元町商店街側と横浜中華街側で論争となっていた。結局、駅名は元町と中華街の間に「・」を使用した上で両方の名前を並記することになり、さらに観光地としての知名度が高い『山下公園』が副名称として加わった。

今後の予定[編集]

隣の駅[編集]

横浜高速鉄道
みなとみらい線
特急
みなとみらい駅 (MM03) - 元町・中華街駅 (MM06)
通勤特急・急行・各駅停車
日本大通り駅 (MM05) - 元町・中華街駅 (MM06)

脚注[編集]

  1. 横浜市都市計画マスタープラン(全体構想)平成25年3月発行。編集・発行、横浜市都市整備局企画部企画課。
  2. 2.0 2.1 横浜市統計書
  3. 神奈川県県勢要覧
  4. 2004年2月1日開業。
  5. 神奈川県県勢要覧(平成17年度)224ページ
  6. 6.0 6.1 神奈川県県勢要覧(平成19年度)226ページ
  7. 7.0 7.1 神奈川県県勢要覧(平成21年度)240ページ
  8. 8.0 8.1 神奈川県県勢要覧(平成23年度)238ページ
  9. 9.0 9.1 神奈川県県勢要覧(平成25年度)236ページ

関連項目[編集]

外部リンク[編集]