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横浜横須賀道路(よこはまよこすかどうろ、Yokohama-Yokosuka Road)は、神奈川県横須賀市と同県横浜市保土ケ谷区を結ぶ国道16号の自動車専用道路(有料)である。地域高規格道路の計画路線に指定されている。なお、国道16号横浜新道(よこはましんどう)もここに併記する。
目次
概要[編集]
国道16号のバイパス道路として三浦半島を縦貫する道路で、東日本高速道路が管理する道路である。横横道路、あるいは横横とも呼ばれ、道路標示などでも「横浜横須賀道路」などと「横」の文字が強調されたり、「横横」などと略記される。
路線データ[編集]
路線データ
本線
- 起点 : 神奈川県横須賀市馬堀海岸四丁目(馬堀海岸IC)
- 終点 : 神奈川県横浜市保土ケ谷区狩場町(狩場IC)
- 距離 32.7km
- 規格 : 第1種第3級
- 設計速度 : 80km/h
- 車線 : 4車線(佐原IC - 馬堀海岸IC間は暫定2車線)
- 都市計画道路名:横浜国際港都建設計画道路1・3・2号国道16号バイパス線/逗子都市計画道路1・3・1号東京湾岸道路/横須賀都市計画道路1・3・1号東京湾岸道路
横浜新道
- 起点 : 神奈川県横浜市保土ケ谷区狩場町(狩場IC)
- 終点 : 神奈川県横浜市保土ケ谷区藤塚町(新保土ヶ谷IC)
- 距離 : 1.2km
- 規格 : 第1種第3級
- 設計速度 : 80km/h
- 車線 : 3+2車線
- 都市計画道路名:横浜国際港都建設計画道路1・3・2号国道16号バイパス線
金沢支線
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歴史[編集]
- 1970年
- 1973年4月10日 : 朝比奈IC - 衣笠IC間の工事開始[2]。
- 1974年
- 1979年
- 1981年
- 1982年
- 1983年8月16日 : 逗子IC - 衣笠IC間の工事開始[10]。
- 1984年
- 1985年3月29日 : 釜利谷JCT - 並木IC間の工事開始[13]。
- 1988年1月1日 : 横浜新道、第三京浜道路、横浜横須賀道路の3路線で、横浜プール導入[14]。
- 1990年
- 1991年
- 1997年3月27日 : 釜利谷支線から金沢支線へ名称変更され、金沢支線が暫定4車線で供用開始。
- 1999年 : 首都高速湾岸線の並木 - 杉田出入口間が開通し、金沢支線に接続。金沢支線全線が開通。
- 2002年 : 三浦縦貫道路と接続される。
- 2005年
- 2006年10月31日 : ETC早朝夜間割引を試行導入[20](実施の判断は年度ごとに行う)。
- 2009年
路線状況[編集]
新保土ヶ谷IC - 狩場IC間は、正式な道路通称名は横浜新道である。逗子ICで逗葉新道、横須賀ICで本町山中有料道路、衣笠ICで三浦縦貫道路に接続している。また馬堀海岸ICより先は東京湾を横断し房総半島に至る東京湾口道路(地域高規格道路三浦房総連絡道路)と接続する計画があるが現在は調査も行われていない。
道路施設[編集]
本線
- 円海山トンネル(上り330m、下り400m)
- 横浜第一トンネル(100m)
- 横浜第二トンネル(90m)
- 横浜第三トンネル(130m)
- 六浦トンネル(190m)
- 東逗子トンネル(350m)
- 大山トンネル(390m)
- 池田トンネル(660m)
- 吉井トンネル(350m)
金沢支線
- 能見堂トンネル(325m)
- 長浜トンネル(646m)
交通量[編集]
- 平日24時間交通量(平成17年度道路交通センサス)
交通量
- 新保土ヶ谷IC - 狩場IC : 129,912
- 狩場IC - 別所IC : 54,976
- 別所IC - 日野IC : 55,729
- 日野IC - 港南台IC : 48,270
- 港南台IC - 釜利谷JCT : 49,873
- 釜利谷JCT - 朝比奈IC : 42,215
- 朝比奈IC - 横浜市・横須賀市境 : 49,364
- 釜利谷JCT - 堀口能見台IC : 29,614
- 堀口能見台IC - 並木IC : 26,389
- 逗子IC - 横須賀IC : 47,096
- 横須賀IC - 衣笠IC : 33,799
- 衣笠IC - 佐原IC : 13,921
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地理[編集]
通過する自治体[編集]
インターチェンジなど[編集]
- IC番号欄の背景色が■である部分については道路が供用済みの区間を示している。また、施設名欄の背景色が■である部分は施設が供用されていない、または完成していないことを示す。
- 路線名の特記がないものは市道。
本線[編集]
- 馬堀海岸IC - 狩場ICの「本線」に、狩場IC - 新保土ヶ谷ICの「横浜新道」が含む。記述は、新保土ヶ谷IC → 馬堀海岸ICである。
IC番号 | 施設名 | 接続路線名 | 起点から (km) |
備考 | 所在地 |
---|---|---|---|---|---|
保土ヶ谷バイパス・東名 横浜町田・八王子方面 | |||||
新保土ヶ谷IC | 国道1号横浜新道 | 0.0 | 東京・小田原方面 | 横浜市 | |
1 | 狩場IC/JCT | 国道1号 首都高速神奈川3号狩場線 |
1.2 | ||
- | 六ッ川TB | - | 3.8 | ||
2 | 別所IC | 横浜市道汐見台平戸線 | 4.5 | 大型・特大車通行止 | |
3 | 日野IC | 県道21号横浜鎌倉線 | 8.9 | ||
4 | 港南台IC | 環状3号 | 10.3 | ||
4-1 | 釜利谷JCT | 金沢支線 | 12.6 | 首都高速湾岸線・東関東道方面 | |
横浜環状南線(圏央道) (2015年度開通予定) |
戸塚・横浜湘南道路・ 新湘南バイパス方面 | ||||
5 | 朝比奈IC | 県道23号原宿六ツ浦線 | 14.8 | ||
6 | 逗子IC | 県道24号横須賀逗子線 逗葉新道 |
20.3 | 逗子市 | |
7 | 横須賀IC | 本町山中有料道路 | 22.5 | 横須賀市 | |
- | 横須賀PA | - | 下り25.6 上り26.1 |
||
8 | 衣笠IC | 三浦縦貫道路 | 27.8 | ||
9 | 佐原IC | 県道27号横須賀葉山線 | 29.6 | 狩場方面出入口 | |
- | 佐原本線TB | - | |||
10 | 浦賀IC | 県道208号浦賀港線 | 32.8 | 狩場方面出入口 | |
11 | 馬堀海岸IC | 国道16号 | 33.9 | ||
東京湾口道路(計画中) |
- 距離は横浜新道新保土ヶ谷ICからの通し。
金沢支線[編集]
IC番号 | 施設名 | 接続路線名 | 起点から (km) |
備考 | 所在地 |
---|---|---|---|---|---|
横浜環状南線(圏央道)(2015年度開通予定) | |||||
4-1 | 釜利谷JCT | 横浜横須賀道路本線 | 0.0 | 横浜市 | |
- | 釜利谷TB | - | |||
- | 金沢自然公園IC | 0.5 | 金沢自然公園駐車場専用 一般道との接続なし | ||
4-2 | 堀口能見台IC | 国道16号方面 | 2.9 | 釜利谷方面出入口 | |
4-3 | 並木IC | 国道357号方面 | 4.2 | 釜利谷方面出入口 | |
首都高速(B)湾岸線 横浜公園・空港中央・東関東道方面 |
道路の位置関係[編集]
その他[編集]
通行料金[編集]
横浜横須賀道路は、2009年3月からETC割引が適用されるようになった。
以下のETC割引内容や料金は2014年7月現在。
ETC割引について 対応している割引制度
- 深夜割引、休日割引
平日
- 深夜割引:0時 - 4時 すべての車種:30%割引
土日祝
- 休日割引:終日 普通車、軽自動車等(二輪車)限定:30%割引
- (平成26年6月29日(日)までは50%割引だった)
割高な通行料金
- 神奈川県内では「横横は高い」というのが通説であった。たとえば第三京浜道路の玉川 - 保土ヶ谷の料金は260円(普通車)であるが、ほぼ同距離である横浜横須賀道路の狩場 - 朝比奈の料金は620円である。しかも、金沢支線は突出して割高である。港南台IC - 堀口能見台ICは4.9kmで410円(普通車)であり、1kmあたり83.7円である(2014年4月現在)。しかしながら、今ではETC割引制度があるので、割高感は薄れてきている。要出典
路線バス[編集]
脚注[編集]
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- ↑ 1970年(昭和45年)5月29日日本道路公団公告第26号「南横浜バイパス工事開始公告」
- ↑ 1973年(昭和48年)4月9日日本通路公団公告第26号「南横浜バイパス(二期)工事開始公告」
- ↑ 1974年(昭和49年)8月27日日本道路公団公告第64号「南横浜バイパス(一期)一部工事完了公告」
- ↑ 1979年(昭和54年)12月4日日本道路公団公告第76号「南横浜バイパス(一期)一部工事完了公告」
- ↑ 1979年(昭和54年)12月4日日本道路公団公告第77号「有料道路「横浜横須賀道路」の料金の額及び徴収期間の公告」
- ↑ 1981年(昭和56年)3月27日日本道路公団公告第99号「横浜横須賀道路(一期)一部工事完了公告」
- ↑ 1981年(昭和56年)3月28日日本道路公団公告第101号「有料道路「横浜横須賀道路」の料金の額及び徴収期間の公告」
- ↑ 1982年(昭和57年)4月6日日本道路公団公告第26号「一般有料道路「横浜横須賀道路(一期)」工事完了公告」
1982年(昭和57年)4月6日日本道路公団公告第27号「一般有料道路「横浜横須賀道路(二期)」一部工事完了公告」 - ↑ 1982年(昭和57年)4月7日日本道路公団公告第28号「有料道路「横浜横須賀道路」の料金の額の公告」
- ↑ 1983年(昭和58年)8月15日日本道路公団公告第40号「一般有料道路「横浜横須賀道路(二期)」工事開始公告」
- ↑ 1984年(昭和59年)4月25日日本道路公団公告第11号「有料道路「横浜横須賀道路(二期)」工事一部完了公告」
- ↑ 1984年(昭和59年)4月26日日本道路公団公告第12号「有料道路「横浜横須賀道路」の料金の額の公告」
- ↑ 1985年(昭和60年)3月29日日本道路公団公告第23号「有料道路「横浜横須賀道路(金沢支線)」工事開始公告」
- ↑ 1988年(昭和63年)1月1日日本道路公団公告第53号「有料道路「横浜新道」、「第三京浜道路」及び「横浜横須賀道路」の料金の額及び徴収期間の公告」
- ↑ 1990年(平成2年)3月27日日本道路公団公告第14号「有料道路「横浜横須賀道路(二期)」工事完了公告」
- ↑ 1990年(平成2年)3月27日日本道路公団公告第15号「有料道路「横浜横須賀道路」の料金の額及び徴収期間の変更公告」
- ↑ 1991年(平成3年)3月22日日本道路公団公告第12号「有料道路「横浜横須賀道路(金沢支線)」工事一部完了公告」
- ↑ 1991年(平成3年)3月25日日本道路公団公告第13号「有料道路「横浜横須賀道路」の料金の額及び徴収期間の変更公告」
- ↑ 2005年(平成17年)9月12日国土交通省告示第989号「土地収用法の規定に基づき事業の認定をした件」
- ↑ 2006年(平成18年)10月30日東日本高速道路株式会社「高速道路の料金の額及び徴収期間の変更公告」
- ↑ 2009年(平成21年)3月18日東日本高速道路株式会社「高速道路工事一部完了公告」
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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