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ダウトをさがせ!とはTBS系列にて1992年4月9日から1993年9月23日まで放送されたクイズバラエティ番組である。毎週木曜日20:00~20:54(JST)に放送されていた。この番組はJNN系列局だけではなく、他系列局でも時差ネットで放送されていた。制作は毎日放送イースト

尚、2007年10月に『クイズ ダウトをさがせ!2007』(18:55~20:54)と特番の形で復活した。

※この項では1994年10月~1995年2月に同じ曜日・時間で放送された『ダウトをさがせII』及び引き続き放送された『ダウトをさがせЯ』についても言及する。

目次

番組概要[編集]

映像の矛盾点や印刷物の誤植、テーマに合致しない物を指摘するといった内容の問題が出題され、パネラーが解答するクイズ番組である。要するに間違い探しクイズである。

※ちなみに「ダウト」(doubt)とは「疑わしい、あやしい」という意味の英単語である。

補足[編集]

  • この番組は毎日放送が自信をもって制作していたようで、初回は2時間スペシャルだった。
  • 初期はカメレオンをリアルに再現したCGが番組のオープニングに登場していたが、中期頃から「ダウトビッチ・ギーモン」というカメレオンをデフォルメした番組イメージキャラクターが登場し、プレゼントの告知などを担当するようになった(「ダウトビッチ・ギーモン」という名は視聴者からの応募で名付けられた。ちなみに担当声優は島津冴子)。
    • 「ダウトビッチ・ギーモン」は番組のマスコットキャラクターとして『ダウトをさがせII』、『ダウトをさがせR』、『ダウトをさがせ!2007』でも使われた。

出演者[編集]

司会者[編集]

出題VTR出演[編集]

  • マイケル富岡(ダウトマン:択一式クイズの出題VTRレポーター)
  • 谷啓(初期・出題VTR出演:「○○はじめて物語」で、案内役の学者に扮する)
  • 大澄賢也(後期・出題VTR出演:ドラマ仕立ての出題VTRにおいて、毎回主役を務めた)
  • 荒井注(中期・出題VTR出演:出題VTRの中に隠れている。物などに変装している場合もあった。指摘すると"注ポイント"なる得点がもらえた)
  • 井手らっきょ(後期・出題VTR出演:大澄が出演するようになった頃に、荒井注からバトンタッチ。荒井と同様、出題VTRの中に隠れている。指摘すると"らっきょポイント"なる得点がもらえた)

レギュラー解答者[編集]

初期

善人チーム

悪人チーム

中期以降

主なゲスト解答者[編集]

ほか

ナレーション[編集]

ルール[編集]

基本ルール[編集]

  • 解答者は出題VTRを見て、その中に隠されている間違い(ダウト)を答える。正解すれば規定の得点を獲得できる(この基本ルールは後述の『ダウトをさがせII』にも共通する)。

初期ルール[編集]

  • 徳光をリーダーとする「善人チーム」対島田をリーダーとする「悪人チーム」の対抗戦(リーダーは基本的にクイズには参加せず、司会に専念)。
  • 全クイズ終了時に得点の多いチームが優勝。優勝賞品を獲得。
  • 各チームには5名ずつのパネラーがいる。しかし、そのうちの1名は相手チームのスパイである。
    • パネラーはオープニングダウト終了後にアシスタントから配られる封筒を1つ選ぶ。中にはトランプが1枚入っており、ジョーカーを引いた者がスパイとなる。誰がスパイであるかは本人以外わからない。
    • 最後のクイズが終了した時点でスパイの発表を行う。スパイは自分が獲得した得点を持って相手チームに移動する(スパイの得点がマイナスだった場合は得点の移動が逆になる)。スパイを交換した後の最終的な得点により、勝敗が決する。
    • 例えば1人で善人チームの半分近い得点を稼いだ城戸真亜子が実はスパイで、大差をつけられていた悪人チームが大逆転優勝したと言うケースがあった。
    • スパイとなったパネラーはそのまま相手チームのメンバーとなるので、善人チームからスパイで悪人チームに行き善人チームが優勝した場合、優勝商品はもらえない。逆に悪人チームのスパイは善人チームのメンバーとなるので優勝商品がもらえる。

番組の流れ[編集]

オープニングダウト→スパイ抽選→ダウトが複数ある問題(1個正解100点・お手つき2回で解答権を失う)→物の名前にダウト→ダウトが複数ある問題(1個正解200点・お手つき-100点)→スパイ発表→結果発表

中期ルール[編集]

  • パネラー6名(レギュラー4名とゲスト2名)による個人戦。
  • 一部クイズには、見つけると通常の倍の得点を獲得できる「ボーナスダウト」や、答えると全得点が没収(更に、冷却ガスが噴射される罰ゲーム)される誤答「爆弾」が設けられた。なお、「爆弾」は基本的に「まさか答えないであろう」という誤答に設定される。
    • 爆弾は「ダウト 1・2・3」(後述)の結果次第で獲得できる「ダウト消火器」によって1回だけ回避する事が可能。
  • 全クイズ終了時に最高得点を獲得したパネラーがトップ賞。『クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!』の「ゴールドプレート」を模したと思われる「ダウトゴールドプレート」などの商品を獲得できる。

番組の流れ[編集]

中期前半
オープニングダウト(ダウトが複数ある問題。1個正解100点(ボーナスダウトを指摘すれば200点)・お手つき2回で解答権を失う)→ダウトマンがやってきた→ダウト16(2問出題)→ダウトが複数ある問題(1個正解200点(ボーナスダウトを指摘すれば400点)・お手つき-100点。爆弾あり)
中期後半
ダウト ロバの耳→ダウト 1・2・3→ダウトマンがやってきた!→ダウト16(2問出題)→ダウトが複数ある問題(後に「ダウト・だるまさんがころんだ」)

後期ルール[編集]

  • 基本的に中期と同じ。ただしダウトを指摘する問題が大幅に減少し、「ボーナスダウト」・「爆弾」も廃された(冷気ガスを噴射する罰のみ、一部コーナーで続行)。
  • 3000点以上の得点を獲得してトップ賞だった場合は海外旅行を獲得(城戸真亜子とラサール石井が獲得した)。

番組の流れ[編集]

ダウト ロバの耳→ダウトマンがやってきた!→(カン違い)ダウトゾウの鼻→ダウト 5つのかくれんぼ→ダウト・だるまさんがころんだ

番組終了後[編集]

『ダウトをさがせ!』は20%を超える高視聴率を獲得し人気番組に成長していたが残念ながら視聴率が西高東低傾向であったこともあり、1993年のJリーグブームにあやかったドラマ『オレたちのオーレ!』(寺脇康文大鶴義丹主演)を制作するために打ち切られた。しかし、『オレたちのオーレ!』は大惨敗。次に明石家さんまをメインに据えた『明石家多国籍軍』を制作し、関西で20%を超える高視聴率を獲得するも半年で終了。『ダウトをさがせII』の登板となった。

ダウトをさがせII[編集]

ダウトをさがせII』とは1994年10月20日から1995年2月16日まで放送されたクイズバラエティ番組である。『ダウトをさがせ!』の続編であり、間違い探しを題材にした番組のコンセプトもそのまま受け継がれた。

番組概要とルール[編集]

  • 司会者は島田紳助と前任の徳光和夫に代わり渡辺正行が担当。
  • レギュラー解答者は和田アキ子、中居正広神田正輝
  • 5人(後期は2人1組の5ペア)による対戦。
  • 番組概要とルールは『ダウトをさがせ!』後期とほぼ同様。
  • 4000点以上の得点を獲得してトップ賞だった場合は海外旅行を獲得。

補足[編集]

  • 一度だけ「オールスター感謝祭チーム」として島田紳助が島崎和歌子と共に解答者となったことがある(このとき、和田アキ子が島田紳助の代わりに司会を務めた)。
  • 結局、4000点以上の得点を獲得した解答者は1人も出なかった。

企画変更への経緯[編集]

一部の出演者及びクイズを変えて放送したもののマンネリ化や迷走で視聴者に飽きられ、全盛期に向かう日本テレビの『マジカル頭脳パワー!!』に惨敗。1995年2月に『ダウトをさがせЯ』とタイトルと共に企画を大きく転換することとなった。

ダウトをさがせЯ[編集]

ダウトをさがせЯ』は1995年2月23日から6月29日まで『ダウトをさがせII』をリニューアルする形で始まったである。いままでとは異なり、クイズバラエティ番組ではなかった。

番組概要[編集]

  • 司会者は引き続き島田紳助と渡辺正行。
  • レギュラー審査員は和田アキ子と中居正広、4月からは国生さゆりも加わった。
  • 投稿者から送られてきた街にある珍しい場所や商品、おかしな通販グッズを紹介、面白ければ「ダウトキャッシャー」と呼ばれる賞金(小銭)が落ちてくる機械を使って賞金の金額を決め、投稿者にプレゼントした。
  • 5人の審査員(ダウトジャッジ)が0~3ポイントで判定し、評価が5ポイントを超えたら1ポイントにつき1秒分(3月までは5秒を引いた秒数)だけ小銭(百円玉。初回のみ一円玉~五百円玉を混合していたが、ダウトキャッシャーの狭い部分で毎回小銭が詰まるというトラブルがあり2回目以降は百円玉のみに変更された)が落ちてきて、受け皿に入った分だけ投稿者がもらえる。この時に小銭と共に大きな「ダ」と「R」が書かれた「ダウト金貨」が落ちてくると、賞金のほかにダイワフューチャーズ(当時の社名)から100グラムのゴールドバーが投稿者にプレゼントされた。
  • しかしながら宝島社の『VOW』や日本テレビの『投稿!特ホウ王国』の劣化コピーに終わる(視聴率も芳しくなかった)。そして、『ダウトをさがせЯ』の最終回で島田紳助が「2014年10月にお会いしましょう」と宣言し、番組はわずか5ヵ月後の同年6月で打ち切りとなり終了した。しかし、とはいったものの結局、2014年となる7年前である2007年10月に『クイズ ダウトをさがせ!2007』として特番として当時の発表より7年も早く復活することになった。

2011年に島田紳助は引退してしまった

補足[編集]

  • 賞金(小銭)が落ちてくる機械(「ダウトキャッシャー」)は『クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!』の「スーパージャックポットマシーン」を参考に考案したようである。
  • 「ダウトキャッシャー」は初回放送で小銭がつまってしまうというハプニングに見舞われ、その上、なぜか1円玉や10円玉ばかりがたくさん出てきてしまい、賞金が少ないイメージを視聴者に与えてしまうという幸先の悪いスタートであった(これらは後に改善された)。
  • 1995年春の『オールスター感謝祭』でこの番組の宣伝VTRが流れた際、紳助も渡辺も共に歯切れの悪いトークを展開していたことから、2人もあまり乗り気でなかったことが伺える。

クイズ ダウトをさがせ!2007[編集]

2007年10月12日の18:55~20:54(JST)にTBS系列で放送。毎日放送(MBS)とTBSの共同制作(スポンサードセールス及び番組配信はTBSが担当)。

番組概要[編集]

  • 司会者は島田紳助と前任の渡辺正行に代わり川田亜子(元・TBS、現・フリーアナウンサー)が担当。“ダウトをさがせ”シリーズの女性司会者起用は初。
  • 前述の通り当初は2014年10月に復活する予定であったが、予定より7年早く2007年10月に特番として一足早く復活することとなった。
  • 番組概要とルールは基本的に『ダウトをさがせ!』の初期と中期のクイズの大半を出題。「自己申告100m走にダウト」や「Googleを使った誤植問題」等新クイズを出題。番組の名物であった冷却ガスの罰ゲームは健在で、今までよりも威力が大きくなった。
  • 過去のシリーズとはタイトルロゴを一身。番組キャラクターであったギーモンではなく、別のカメレオンのキャラクターを使った。
  • 今回は初期の様にチーム対抗戦(5人1チーム)解答者は以下の通り

補足[編集]

  • レギュラー時代(~IIまでのクイズ番組)とはセットが微妙に異なり、得点板は電光表示板による表示からモニター画面による表示に変更。パネラー席配置はレギュラー時代の特番時と同じく、ひな壇状に下3人・上2人となる(レギュラー時代の通常放送時パネラー席は横1列に5人が並ぶセット)。
  • 番組はハイビジョン制作地上波デジタル放送のみ)で、番組制作ではイースト・毎日放送に加え、TBSが参加した(制作・著作に上から3段表示で「イースト」、「毎日放送」、「TBS」と表示された)。

『ダウトをさがせ!』の初期・中期に出題された主なクイズ[編集]

  • それぞれ、特別なコーナー名は無かった(但し、後述するマイケル富岡のコーナーを除く)
  • 全て流されるVTRを見て答えるクイズであった

ダウトが1つだけある問題[編集]

映画にダウト
映画などにおいてカット割りや編集の都合、スタッフのミスなどで連続したシーンなのにその前後で矛盾が生じることがある。その矛盾(ダウト)を指摘すれば正解。実際の作品においてそのような矛盾が発見されたものを出題VTRとして使用している。複数のダウトが存在する問題もあり、視聴者からの投稿を出題したものもあった。『ダウトをさがせII』の途中から1コーナーとして独立。
誤植ダウト
広告(チラシ)などの印刷物にある誤植(ダウト)を指摘すれば正解。映画同様に視聴者からの投稿を出題したこともあった(例:「衛生放送」→「衛星放送」が正しい。出題中のBGMはルロイ・アンダーソンの「タイプライター」が定番であった)。
名画にダウト
誰もが目にした事のある名画をCGで加工したものが出題VTRとして流れる。実物との相違点(ダウト)を指摘すれば正解。
例:ミレーの落穂拾いに描かれている人物が(本物より)多い など
写真にダウト
誰もが知っている場所や建造物などをCGで加工したものが出題VTRとして流れる。実物との相違点(ダウト)を指摘すれば正解。
例:東京タワーのカラーリングが実際と違う など。学校革命でやった事ある
ダウト16
ランダムに数枚ずつ開閉される16枚のパネルには、それぞれ項目が記載されているが、1枚だけ最初に提示したテーマに当てはまらない項目(ダウト)があるので、それを指摘すれば正解。
中期は、独立して1コーナーになった。正解すれば200点(司会陣の独断で300点になる場合も)。お手つきは解答権を失うが、6人全員お手つきをした場合は、解答権が復活。但し、2巡目も全員間違えたら問題を打ち切る。また、テーマに当てはまる不正解の項目の1つには、「爆弾」ルール(前述)も導入されている。
過去2回、問題の不備(実際にはダウトではない項目をダウトとしたこと。つまり、正解の無い問題を出題した)があったため、番組内でギーモンがお詫び・訂正をした事がある。

ダウトが複数(5~7個)ある問題[編集]

ある物事について紹介するVTRを見て、提示された事実や解説の誤りを指摘する。物事の歴史に関する内容や社会科的内容、外国の文化の紹介のVTRなど、知識・雑学が問われる内容が主であった。シリーズ化された企画としては、以下のようなものがある。

あなたも犯罪
普段の生活において、やりがちな行動が実は犯罪になる・・・という事を紹介する内容のVTRであるが、その中に実際は罪にならない行動であったり、またVTR中の解説の中に間違いがあったりするので、それらを指摘する。中期はVTR中の行動の中から犯罪とされるケースを指摘する。
昔話にダウト
かぐや姫やシンデレラなど、いわゆる昔話のあらすじを絵(アニメーション)とナレーションでまとめたVTRに隠されている間違いを指摘する。
○○はじめて物語
学者に扮した谷啓が案内役を担当。毎回あるものの起源時のエピソードをVTRで紹介。その中に隠された間違いを指摘する。
谷が自身のギャグ「ガチョーン!」を繰り出した後にエピソード紹介へ移るのが恒例。

『ダウトをさがせ!』及び『ダウトをさがせII』の主なコーナー[編集]

オープニングコーナー[編集]

オープニングダウト[編集]

  • 『ダウトをさがせ!』初期のオープニング
  • 解答者紹介を兼ねて、善人チームと悪人チームの代表1名ずつの対戦を5回戦(後に3回戦)行った
  • ダウトが1つだけある問題に早押しで答えていく

ダウト ロバの耳[編集]

  • 『ダウトをさがせ!』中期・後期のオープニング
  • 解答者全員が専用の解答者ステージに立った状態で、ダウトが1つだけある問題に挑戦
  • 分かった人はステージ中央のボタンを押して、ステージより離れた所にある解答ボックスに頭部を入れ、他の解答者に聞こえないように小声でマイクに向かって解答する(司会者及び勝ち抜けた人はイヤホンで解答を聞くことができる)。
  • 正解したら得点を獲得して、クイズから抜ける(獲得点数は当初一律200点だったが、後に抜けた順番に、500点、400点、300点、200点となった)。
  • 制限時間以内に抜けられずにステージに残った場合は、罰として冷却ガスが吹き付けられ、大量のゴムボールが上から降ってくる。
    • なお全解答者が正解した場合、司会者が解答者ステージで同様の罰を受ける。
    • 一度だけ、罰の大量のゴムボールが上から降ってくるためのボールが入っているボックスが故障したため、ゴムボールが落ちてこなかった事があった。
  • 最終回のみ、解答ボックスを使わずに直接口頭で答える。5問出題して、各問題で1名が得点獲得&クイズから抜けて、最後まで残った1名が罰を受ける(しかし、1問目に正解者が出なかったため罰を受けたのは2人だった。ちなみに罰を受けたのは中山秀征と飯星景子)。

ダウト大回転[編集]

  • 『ダウトをさがせII』のオープニング
  • 交互に切り替わる2枚の静止画に隠された1つの間違いを当てる早押しクイズ
  • 当初は5問出題され、正解すると200点
  • 後に早抜け方式となり2問出題。正解した順番に200~50点(300~50点)を獲得でき、制限時間が経過するか4人(組)正解した時点で終了
  • 初期のみ、全問出題終了したら全解答席に冷却ガスが吹き付けられ、大量のゴムボールが上から降ってくる。ただし、1問でも得点(正解)していた場合は先に透明なバリアが被せられ、ガス・ボールを防いでくれる(のちに不正解チーム単独でガスだけ出る仕様に変更された)。

マイケル富岡出演コーナー[編集]

物の名前にダウト![編集]

  • 『ダウトをさがせ!』初期のコーナー
  • 普段生活していて目にするが、正式名称をあまり知られていない物の名前や、専門的な道具の名前を紹介した5つのレポートの中に1つだけある嘘(ダウト)のレポートを当てる。
  • この問題のみ、司会(各チームキャプテン)共に答えを知らない。各チームでそれぞれ相談した後、持ち点500点を100点単位で賭ける。正解に賭けた点数分が、そのチームに加算される。

ダウトマンがやってきた![編集]

  • 『ダウトをさがせ!』中期以降、『ダウトをさがせII』のコーナー
  • 毎回ある職業にスポットを当て、その仕事内容を紹介した4つのレポートの中に1つだけある嘘(ダウト)のレポートを当てる。
  • まず解答前に、島田紳助(このクイズだけは正解は知らされていない)が、正解を予想。これによって獲得できる得点に変化が生じる。
    • 『ダウトをさがせ!』中期~後期では自信のある物から順番に得点を設定(100点~400点、後に200点~500点)。正解者が設定された得点を獲得。
    • 『ダウトをさがせII』では正解と思われるものを1つ予想。島田の予想と同じ選択肢を選んだ場合正解すれば400点獲得、不正解の場合は200点減点(それ以外の選択肢では、正解で200点獲得、不正解でも減点は無い)。
    • 解答者に沢山の得点を与えたい為に島田が自信があるものにわざと高い得点を設定してあげる事もよくあったが、それが裏目に出てしまったケースも多い。
  • 正解VTRの導入部分は紳助を見事だまして笑うパターンと紳助に当てられて悔しがるパターンの2パターンを収録しており、予想結果によって流れるパターンが変わった。
    • 『ダウトをさがせII』の頃、予想をことごとく外した島田紳助は罰ゲームとしてSMAPの曲の振り付けを覚えて披露した。しかし実際は、イントロと最後の部分だけ覚えてお茶を濁し(それ以外は他の人にやってもらい、後で合成した)、中居正広から「そんなの(SMAPの中でも運動神経の悪い)ゴローちゃん(稲垣吾郎)でもできるよ」とツッコミをいれられた。

VTRの矛盾点を探すクイズ[編集]

ダウト 1・2・3[編集]

  • 『ダウトをさがせ!』中期のコーナー
  • 短いVTRの中にCGや特殊技術等を駆使して作った矛盾点が3つ隠されている。
  • 解答者は早押しでそれらを指摘していき、正解であれば難易度に応じた得点(100点、200点、300点)を獲得。
  • 1人で3つ全て当てた場合は、パーフェクト賞として「ダウト消火器」を獲得。
    • ダウト消火器を獲得したのは、城戸真亜子と中山秀征の2人のみ。城戸は使わずに済んだが、中山は爆弾を運悪く引き当てて、消火器の恩恵を受けた。

ダウト・5つのかくれんぼ(ダウトかくれんぼ)[編集]

  • 『ダウトをさがせ!』中後期以降、「ダウトをさがせII」のコーナー
  • ドラマ仕立てのVTRの中にCGや特殊技術等を駆使して作った矛盾点が5つ(ダウトかくれんぼは、回によってダウトの数が変動)と、物に変装して紛れ込んだタレント(中期は荒井注、後期は井手らっきょ)が隠されている。
  • 解答者は早押しでそれらを指摘していき、正解であれば難易度に応じた得点(50~500点)を獲得。
    • 後期以降は、毎週大澄賢也が主演する、ドラマや映画などのパロディ作品が制作された。
    • 野々村真が背景にテレビ朝日のロケーションバスが映るというVTR編集上のミスを指摘し、特別に200点貰った事がある(TBSの番組なのにテレビ朝日の車が通ったのをスタッフも見つけられなかった為)。
    • 井手らっきょの代わりに松尾伴内が隠れた回もあった。この時は指摘された際の得点も「伴内ポイント」とされた。

その他のコーナー[編集]

カン違いダウト ゾウの鼻(ダウト・ゾウの鼻)[編集]

  • 『ダウトをさがせ!』後期のみ登場
  • ある物(これをAとする)のヒント5個とAに名前や見た目等が似ているもの(これをBとする)のヒント2個、計7個のヒントを混ぜて1個ずつ提示。
  • 解答者は「AをBと勘違いしている」及びBに関するヒント2個を全て当てる。
  • 後にシンプル化した「ダウト・ゾウの鼻」に変更。A・Bのヒントが1個ずつ双方5個まで提示され、解答もA・B両方を当てるだけになった。
  • 解答者は早押しで解答権を得たら、解答席の象の鼻の形をしたマイクで解答する(他の解答者には聞えない)。
  • 正解者は提示されたヒントの数に応じて1000~100点(提示されたヒントが少ない時程高得点)を獲得してクイズから抜ける。
    • 最後のヒントが提示されても正解出来なかった解答者には罰として冷気ガスが噴射される。
    • このコーナーで冷気ガスの噴射をもろに受けた江守徹は軽い凍傷になってしまい番組を休んだことがある。

ダウト・だるまさんがころんだ[編集]

『ダウトをさがせ!』中期の後半以降及び『ダウトをさがせII』において、ラストクイズとして行われた。

  • まず「赤い物」や「2つで1組の物」などのテーマが発表される。
  • 上からアナウンスされた内容がテーマに合うか合わないかを瞬時に判断し、「だるまさんがころんだ!」と言いきられる前に、両腕を使って大きく○か×かを表示する。
  • 全員が正解ならそのまま続行するが不正解者や遅れた者が居た場合は中断され、正解を確認する。
  • 解答者は1問でも遅れたり間違えたりしたら、その時点で失格となる。
  • 1問正解につき50点。20問連続正解でパーフェクトとなり、ボーナス点込みで1,500点獲得できる。
  • 「ダウトをさがせII」のペア戦では1人1問正解につき50点となり、2人とも正解すると100点が加算された。
  • 問題となる単語は実際にその場で読み上げているため、読み上げが噛んで出題が中断したことがある。

『ダウトをさがせII』のみ在ったコーナー[編集]

ダウト 一筆莫山[編集]

  • 当初『ダウト 山田太郎』として登場しテーマの漢字四文字の人名はマルチ画面で発表されたが、その後、毎回書道家の榊莫山が架空の漢字4文字の人名を毛筆で書いて発表する形式になり、このタイトルとなった。
    • もし発表された人名と同姓同名の視聴者が名乗り出れば、榊が書いた書をプレゼント(ただし名乗り出たのは「小西真美」「井上裕行」の2回だけ)。
  • 1人ずつ有名人の名前が仮名で出てくるので、それを漢字に直した際、発表した4文字が1文字も含まれていない場合は「ダウト!」と言い、いち早くボタンを押す。
  • 1人ずつ有名人の名前が出てくるたびに得点が50点ずつ積み上げられていき、正解であればその時点で積み上げられた得点を獲得。不正解であれば積み上げられた得点を減点される。
    • 解答があった時はその解答の正誤に関わらず、積み上げた得点は0にリセットされる。

ダウトをはずせ!(ダウトロシアンルーレット)[編集]

  • 6つの選択肢の中から、テーマに合わない1個やランキングの1位を選ばないように1人(組)1つずつ選んでいく。
  • テーマに合う選択肢であれば得点(200点)獲得。
  • テーマに合わない選択肢を選ぶとアウト。罰として冷気ガスが噴射される。
  • 「ダウトロシアンルーレット」になってからはアウトだと冷気ガスが噴射され、さらにマイナス200点。
    • 「ダウトをはずせ!」の頃は、5人(組)ともテーマに合う選択肢を選んだ場合は司会者が専用ステージで同様に冷気ガスを浴びる(これを「返り討ちタイム」と呼んでいた)。

ダウト モンタージュ[編集]

  • 『ダウトをさがせII』の末期に登場
  • ある有名人のモンタージュ写真の内、1箇所だけ他の有名人のパーツになっているので、そのパーツと誰のパーツなのかをあてる。
  • 時間が経つごとにヒントが出るVTRを見ながら、早押しで解答。
  • 不正解(お手つき)だと20点減点。正解すると最高400点獲得。時間がたつごとに得点は減少する。
    • 番組で唯一の50点以下の減点が採用されたクイズ。

ダウト三面記事[編集]

  • 『ダウトをさがせII』の途中から「ダウトマンがやってきた!」に代わって登場
  • 4つの三面記事の中から1つだけある嘘の記事を当てる。
  • まず解答前に、島田紳助(このクイズだけは正解は知らされていない)が、正解と思われるものを1つ予想。島田の予想と同じ選択肢を選んだ場合正解すれば500点獲得、不正解の場合は200点減点(それ以外の選択肢では、正解で200点獲得、不正解でも減点は無い)。
    • VTRにはMr.オクレが主演していた。また、当初はニュースキャスター役として小林完吾も出演していた。

フリフリダウト[編集]

  • 『ダウトをさがせII』の末期(ペア戦)に登場。
  • 最初に正解となるフレーズのジャンル(ことわざ、四字熟語、標語等)を発表。
  • 各ペアの代表者1人、計5人がそれぞれフレーズの一部に入ってる単語を、10秒間ずつジェスチャーで表現。但し1語はダウトの単語で正解には無関係。
  • ジェスチャーをしていない側の解答者はダウトの単語を除いた4語を組み合わせると出来るフレーズは何かを筆記で答える。正解なら得点を獲得してクイズから抜けられるが(まだ抜けていない人の為に、ジェスチャーをする側と交代する場合もある)、不正解ならそのままクイズに答え続ける。
  • 答えるチャンスは3回までで、早い段階で正解する程高得点。
    • 1回目(正解すると500点)→ダウトの人を含めた5人が順不同でジェスチャー。
    • 2回目(正解すると300点)→ダウトの人は省かれて、正解に関わる4人が順不同でジェスチャー。
    • 3回目(正解すると100点)→正解に関わる4人が、フレーズの順番通りにジェスチャー。

プレゼントダウト[編集]

  • 番組の最後(本編終了後)に、視聴者を対象に出題される。
  • ダウトが1つだけある問題を出題。クイズの答えを書いて葉書で応募し、正解者の中から抽選で数名が賞品をプレゼントされた。
  • 正解及び当選者は翌々週の放送で発表された。

『ダウトをさがせ!2007』のみ在ったコーナー[編集]

ダウト欧米か![編集]

  • タカアンドトシが出題役として登場。
  • ある言葉を読み上げ、それが日本語か欧米の言葉かを即座に判定して「ジャパン」か「欧米か」で人形に突っ込む形で答える。

ダウトIKKOマン[編集]

  • 出題役としてIKKOが登場。
  • 1問目は6枚の昔の写真の中で写真と名前があっていない人物、2問目は6人の歴史上の人物のうち今でも教科書に載っている自画像の人物を当てる。

カーリーの豪邸にダウト[編集]

  • 假屋崎省吾の豪邸内で本人がお気に入りの4つの品を紹介しこの内假屋崎が嘘の値段を言っている品を当てる。

自己申告100m走にダウト[編集]

ダウト○か![編集]

  • 一発逆転の最終問題。
  • 基本ルールはだるまさんが転んだと同じでタカが言ったものが丸いものか即座に判断する。
    • 「だるまさんが転んだ」とは違い、20問パーフェクトのみ得点が入る。

スタッフ[編集]

ダウトをさがせ!時代[編集]

  • 構成:岩立良作高橋秀樹水野しげゆき安達元一 / 詩村博史
  • リサーチ:T2ファージ
  • タイトルCG:河原敏文(ポリゴンピクチャーズ)〔初期~中期〕、マックレイ〔中期~最終回〕
  • キャラクターデザイン:西内としお〔中期~最終回〕
  • 音楽:中川俊郎
  • 技術:足立篤己
  • カメラ:大熊正浩
  • VE:大和田謙一
  • 音声:藤井勝彦
  • 照明:岩岡正
  • VTR:堀部潤〔初期~中期〕、竹若章〔中期~最終回〕
  • 効果:有馬克己
  • 編集:諏訪部和広
  • MA:森岡浩人〔初期~中期〕、菱山和良〔中期~最終回〕
  • 美術制作:栗田寛
  • 美術進行:飯尾次郎
  • 電飾:柴崎武人
  • メイク:石坂智子
  • 広報:森亜希子(MBS)〔中期~最終回〕
  • タイムキーパー:浜川久美
  • ディレクター
    • 初期~中期:兵藤豊、岩城信行、洪龍吉、今野徹、上西浩之、河合優、井上晃一
    • 中期~最終回:保田正明、井村秀樹、洪龍吉、今野徹、上西浩之、井上晃一、渡辺松太郎
  • アシスタントプロデューサー:長島房子
  • 演出:波多野健〔初期~中期〕、上西浩之〔中期~最終回〕
  • プロデューサー:渡辺高志(MBS)、山本三四郎、西滝順二
  • 技術協力:東通、アートプラザ1000、サラインターナショナル
  • 美術協力:ル・オブジェ・アール・スタジオ
  • 製作:毎日放送、イースト

ダウトをさがせ!II、R時代[編集]

  • 構成:岩立良作高橋秀樹水野しげゆき安達元一 / 詩村博史
  • リサーチ:T2ファージ
  • キャラクターデザイン:西内としお〔中期~最終回〕
  • TD:足立篤己
  • カメラ:大熊正浩
  • VE:大和田謙一
  • 音声:藤井勝彦
  • 照明:鋤野雅彦
  • VTR:堀部潤
  • 効果:漆谷千穂国
  • 編集:山本久之
  • MA:三好勝也
  • 美術デザイン:神崎竜
  • 美術進行:栗田寛
  • 小道具:鈴木喜勝
  • メイク:石坂智子
  • 広報:森亜希子(MBS)
  • タイムキーパー:浜川久美
  • ディレクター:田中将徳(MBS)、林京太、洪龍吉、井上晃一、渡邊松太郎
  • アシスタントプロデューサー:岡田公伸(MBS)
  • 演出:上西浩之
  • プロデューサー:浜田尊弘(MBS)、金子秀二、梅本満
  • 制作(チーフプロデューサー):渡辺高志(MBS)、山本三四郎
  • 技術協力:東通マックレイ、スパイラルビジョン、DELICIOUS、千代田ビデオ、インターナショナルクリエイティブ
  • 美術協力:ル・オブジェ・アール・スタジオ
  • 製作:毎日放送、イースト

ネット局[編集]

同時ネット局[編集]

時差ネット局[編集]

関連リンク[編集]

プレバト。2012年から木曜日夜19時からやっているMBS の番組

外部リンク[編集]

前後番組の変遷[編集]

TBS系(毎日放送製作) 木曜20時台(1992年4月~1993年9月)
前番組ダウトをさがせ!次番組
ご存知!平成一番人気オレたちのオーレ!
TBS系(毎日放送製作) 木曜20時台(1994年10月~1995年6月)
前番組ダウトをさがせII

ダウトをさがせЯ
次番組
明石家多国籍軍最大公約ショー