飯森範親
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飯森 範親(いいもり のりちか、英:Norichika Iimori、1963年〈昭和38年〉5月17日[1] - )は、日本の指揮者。[2]
鎌倉市の出身。10歳の時にモーリス・ラヴェルの《ボレロ》を聴いて指揮者を志すようになり、高等学校時代には高階正光に指揮法を師事。桐朋学園大学に進学して小澤征爾、秋山和慶、尾高忠明、井上道義、[3]ジャン・フルネ[4]の各氏の薫陶を受けた。1985年に民主音楽協会の指揮者コンクールで本名徹次と2位を分け合った[5]。このコンクールで海外留学の助成金を獲得してベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の聴講生となり、1989年から2年間文化庁派遣芸術家在外研修員として、バイエルン国立歌劇場でヴォルフガング・サヴァリッシュの指導を受けた。1994年には東京交響楽団の専属指揮者となり、同年より1998年までモスクワ放送交響楽団の特別客演指揮者となった。1995年から2002年まで広島交響楽団の正指揮者を務め、1995年から大阪のザ・カレッジ・オペラ・ハウス管弦楽団の首席指揮者を兼ねた。2001年から同管弦楽団の首席指揮者となり、2002年には名誉指揮者の称号を贈られている。2000年からは、ポーランドのアルトゥール ルービンシュタイン・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者も務める。2001年から2007年までロイトリンゲンのヴュルテンブルク・フィルハーモニー管弦楽団の芸術総監督として活動。[6]2007年から山形交響楽団の音楽監督を務め、2019年には芸術総監督に昇格して2022年に同楽団から桂冠指揮者の称号を贈られた[7]。2014年から日本センチュリー交響楽団の首席指揮者を兼務。