尾高忠明

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尾高忠明(おだかただあき、1927年7月11日-)は、日本人の指揮者である。

概要[編集]

1947年、神奈川県鎌倉市で作曲家・指揮者の尾高尚忠の次男として生まれる。妻の尾高遵子はピアニストである。桐朋学園大学で作曲、音楽理論、フレンチホルンを学ぶ。指揮は斎藤秀雄に師事した。第2回民音指揮者コンクールで第2位に入賞する。NHK交響楽団指揮研究員を経て、ウィーン国立音楽大学に留学、ハンス・スワロフスキーに師事した。 1974年から東京フィルハーモニー交響楽団常任指揮者を務めた。(1991年まで)現在は桂冠指揮者となる。1981年、札幌交響楽団正(首席)指揮(1986年まで) 1987年にBBCウェールズ交響楽団首席指揮者(現桂冠指揮者)に就任(1995年まで) (96年から桂冠指揮者) 1992年から、読売日本交響楽団常任指揮者。(1998年まで) 1998年から、札幌交響楽団常任指揮者、音楽監督。 2009年、メルボルン交響楽団首席客演指揮者(2012年まで) 2010年から、NHK交響楽団正指揮者を務める。 2010年から2014年まで、新国立劇場オペラ部門芸術監督。 2018年、大阪フィルハーモニー交響楽団第3代目音楽監督 2021年から「東京国際音楽コンクール<指揮>」審査委員長。 東京藝術大学名誉教授、相愛大学、京都市立芸術大学客員教授、国立音楽大学招聘教授を務めた。

受賞歴[編集]

  • 1991年度、第23回サントリー音楽賞
  • 1993年、ウェールズ大学より名誉博士号授与。
  • 1997年、英国エリザベス女王から大英勲章CBE授与
  • 1999年、英国エルガー協会からエルガーメダル授与
  • 2012年、有馬賞(NHK交響楽団)
  • 2014年、北海道文化賞受賞。
  • 2018年、関西音楽クリティック・クラブ賞本賞
  • 2019年、大阪文化祭賞を受賞、第49回JXTG音楽賞洋楽部門本賞を受賞
  • 2021年、旭日小綬章受章

音楽[編集]

奇をてらわない正統的な演奏である。尾高談「僕が海外のオーケストラとの仕事を体が許す範囲は続けなくてはいけないと思うのは鎖国していたツケだと思いますね」