美智子
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美智子（みちこ）は日本の人名。
解説[編集]
形式としては平安時代以来の女子の命名形式のひとつである「子で終わる名前」、「○子」に準拠し、近代の女子名に多い「音に良い意味を持つ漢字を当てた」形式に属すると判断できる。含意は用字である「美」と「智」から美しさと智恵を兼ね備えることを願う名前と考えられる。
流行[編集]
美智子の名は1959年（昭和34年）皇太子・明仁親王（今上天皇）の成婚の折のミッチー・ブームの影響もあってこの時期、女子の名として流行した。もっとも、これ以前から人気の高い名前であり、明治安田生命による「生まれ年別の名前調査」においては、1931年（昭和6年）から1947年（昭和22年）までと1952年（昭和27年）から明仁親王の成婚の1959年まで連続してベスト10に入っている。1960年以降は10位以内には入っていないものの、名が美智子である著名人は少なくなく、今上天皇の皇后の名前として報道で耳にする機会も多いことから一般的な女性の名前としての知名度は変わらず高い。
名が美智子である人物[編集]
- 美智子女王 - 元皇族
- 上皇后美智子 - 初めての民間出身の皇太子妃となり、その後、皇后、上皇后となった。
- 岡田美智子 - プロゴルフ選手
- 樺美智子 - 安保闘争で死亡した最初の大学生
- ミチコ・カクタニ - 文芸批評家
- 吉瀬美智子 - 女優
- コシノミチコ - ファッションデザイナー
- 根谷美智子 - 声優
- 羽田美智子 - 女優
- 林美智子 - 女優
- 横手美智子 - 脚本家
- 上原美智子 - Grimmこと上原卓の母。旧姓當山。
