秩父多摩甲斐国立公園
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秩父多摩甲斐国立公園(ちちぶたまかいこくりつこうえん、英語:Chichibu Tama Kai National Park)は、北奥千丈岳を最高峰とする奥秩父山塊を中心とする、埼玉県、山梨県、長野県、東京都に跨る国立公園。面積126,259ha。
日本百名山に数えられる金峰山、瑞牆山、大菩薩嶺、雲取山や、渓谷美で知られる西沢渓谷、東沢渓谷や御岳昇仙峡などがよく知られる。また三峰山(三峯神社)や御岳山(武蔵御嶽神社)でも有名。
概要[編集]
奥秩父山塊を中心とした埼玉、東京、山梨、長野の一都三県に跨る国立公園で、1950年(昭和25年)7月10日に国立公園に指定された。指定当初より秩父多摩国立公園の名称であったが、同公園の指定エリア126,259ヘクタール中の約37パーセント、46,834ヘクタールと最大の面積を占める山梨県の名称が冠されていないことから、名称変更の要望が山梨県により行われ、2000年(平成12年)8月10日に現在の秩父多摩甲斐国立公園に名称が変更された。
針葉樹を主体とする深い原生林と、西沢渓谷、御岳昇仙峡などの清流で知られ、大正から昭和にかけ活躍した登山家田部重治の著書により、緑の渓谷美としてその魅力を広く世に知らせた。
経緯[編集]
- 1950年7月10日 - 秩父多摩国立公園として、国立公園に指定される。
- 1955年3月30日 - 特別地域の指定及び主な利用計画が決定される。
- 2000年8月10日 - 秩父多摩国立公園から秩父多摩甲斐国立公園に名称が変更される。
ビジターセンター[編集]
利用者数は2008年(平成20年)[1]。
センター名 | 設置者 | 所在地 | 利用者数(人) |
---|---|---|---|
三峰ビジターセンター | 埼玉県 | 埼玉県秩父市三峰8-1 | 32,000 |
山のふるさと村ビジターセンター | 東京都 | 東京都西多摩郡奥多摩町川野1740 | 97,793 |
御岳ビジターセンター | 東京都青梅市御岳山38−5 | 63,751 | |
奥多摩ビジターセンター | 東京都西多摩郡奥多摩町氷川171−1 | 31,530 |
関連項目[編集]
脚注[編集]
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- ↑ 環境省自然ふれあい推進室"表II-9 国立公園内ビジターセンター等利用者数"自然公園等利用者数調(2013年3月18日閲覧。)
外部リンク[編集]
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