熊本・免田町若妻全裸殺人事件
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熊本主婦殺人事件(くまもとしゅふさつじんじけん)とは、1979年、熊本県免田町(現あさぎり町)で21歳の若妻が殺害された事件。裁判で容疑者の男性は無実を主張するも死刑確定。2008年現在、第二次再審請求中。
事件の経過[編集]
1979年9月11日の午後2時頃、熊本県免田町(現あさぎり町)の道路ですれ違った主婦上田なつえさん(当時21歳)が近くの畑に連れ込まれて殺害され、全裸死体となって発見された。後に男性が殺人罪で逮捕、起訴される。
裁判[編集]
- 1982年6月14日、熊本地裁八代支部にて一審は無期懲役判決。
- 1983年3月17日、福岡高裁にて二審は死刑判決。
- 1990年4月13日、最高裁第3小法廷にて男性の上告棄却。死刑が確定する。
- 1997年3月26日、熊本高裁に再審請求。
- 2000年4月3日、再審棄却。
- 2003年6月9日、熊本高裁に第二次再審請求。
現在、福岡拘置所に拘留中。
謎[編集]
現場付近に血痕のついた草刈り鎌が落ちていたと報道されていたが、証拠申請されなかった。この草刈り鎌が事件に使われた凶器かどうかで、容疑者の自白に重大な疑問が残るとして弁護団は再審請求を行った。