板倉俊之

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板倉 俊之(いたくら としゆき、1978年1月30日 - )は、日本お笑い芸人俳優であり、インパルスのボケ担当である。

兵庫県宝塚市生まれ、埼玉県志木市出身。吉本興業所属。東京NSC4期生。私立獨協埼玉高等学校卒業。身長168cm、体重48kg。

略歴[編集]

  • 1998年、堤下敦とコンビを結成。コンビ結成以前はロバート秋山竜次馬場裕之と「ゼナイル」を組んでいた(当時はツッコミ[1])。
    • ゼナイルから脱退した理由は、板倉自身がボケをやりたくなったから。
    • 更に詳細な理由として、「当時のネタは秋山が大枠を考え、それを板倉が詳細なコントに落とし込んでいが、NSCの授業でネタ見せをするといつも講師から板倉が怒られていた。一番苦労している自分が一番怒られることに理不尽さを覚えた板倉は、『じゃあ俺もボケをやってやる!』と思いトリオを脱退した」と語っている。ただ、ケンカ別れではないため、脱退後もロバートとは良好な関係である[2]
    • ゼナイル脱退後、同じくコンビを解散していた山本博にコンビ結成を持ちかけたが、一足先に秋山が山本を誘っていたため、結成には至らなかった[3]
  • 2009年5月、交際していた女優の大谷允保と破局していたことが明らかとなる[4]
  • 2009年7月5日自身が執筆した本格ハードボイルド小説「トリガー」を出版。また同小説は、実業之日本社 より、漫画化(原作:板倉俊之、作画:武村勇治)された。
  • 2012年4月23日 自身2冊目となる小説「蟻地獄」を出版。

人物[編集]

  • コントはすべて板倉の作・演出でよく練られており、さまざまな職業、キャラクターを演じ分け、言葉遊びを用いることが多い。様々なキャラクターを演じ分ける「天才肌芸人」の1人である。また、自身の好きな漫画のキャラクターを演じるコントがある(コント「取り調べ」では『MONSTER』のヨハン・リーベルト、コント「カリスマ美容師によろしく」では『ブラックジャックによろしく』の斉藤英二郎を模倣している)。
  • ザ・イロモネア』に出演したときに自分の雰囲気を「スネ夫に似ている」とネタにしている。また、『アメリカの悪ガキ』と自身でネタにしていたこともある[5]
  • 好きな女優は菅野美穂で同学年で出身地が同じ埼玉県である。しかも東武東上線1本で行ける[6]。またハリウッドスターのブラッド・ピットのファンでもある。
  • 趣味はエアガン、漫画、TVゲーム、映画鑑賞など。
  • メタルギアシリーズのファンでもあり、MGS4の公式サイトにコメントを寄せている。
  • アーケードゲーム『機動戦士ガンダム 戦場の絆』にハマったのが高じて『絆体感TV 機動戦士ガンダム 第07板倉小隊』という冠番組まで持った。
  • ドラゴンボールのファンである。
  • ボクシングをやっていた時期があり、プロとしてメニューを受ける一歩手前までやり込んでいた。
  • 志木市立志木第二中学校卒業。中学校時代はサッカー部で、運動神経も良い。吉本の運動会では、マラソン2位、100m走も13秒67という好成績を残した。
  • 先輩芸人である品川庄司品川祐ロンドンブーツ1号2号田村淳にはよく飲みに連れてってもらう仲である。しかし2011年11月3日放送のアメトーーク!では先輩に飲みに誘われない芸人として出演し、悩みを吐露した。同期ではロバートと仲がいい。
  • はねるのトびら』『とんねるずのみなさんのおかげでした』の罰ゲームで石橋貴明に2度坊主にされたことがある。
  • 自身にとって天才だと思う人は漫画家の浦沢直樹で、理由はあらゆるジャンルの漫画をヒットさせているからとのこと[7]
  • 出身地は志木市となっているが富士見市出身であることを述べた[8]ことがあること、富士見市内の鶴瀬西小学校を転校していたことが発覚した[9]ことなどから詳細は不明である。
  • 学生時代、周りの友人達は彼女がいたが自分だけ出来なく、一度でも話をしたことがあるいろんな女子に電話で告白しまくったが結局できなかったとTVで地元の友人に暴露された。しかし、上記の女優と熱愛スクープが発覚して祝福していた[10]
  • 上記のようにエアガンが趣味であり、森の中でお金を払って遊べる場所でサバイバルゲームを一般の人と一緒に楽しんでおり「まさかあそこから板倉さんに撃たれるとは思いませんでしたよ」と言われたことがある[11]。その話を同じくエアガン好きの所ジョージに話したところ、所から10丁のエアガンが「板倉はバカです。板倉の遊び道具。早く大人になれ!お母さんは泣いてるぞ!ワンワン!!」と書かれた段ボール4箱に入れられて送られてきた。マンションの管理人からは「芸能人は大変だね。こんなもの送りつけられて。」と言われた[12]
  • 自称「言葉の魔術師」である。
  • BUMP OF CHICKENの大ファン。劇場での出囃子に「Sailing Day」を使用しているほか、単独ライブでは幕間やエンディングの曲にバンプのアルバム曲などを使用している。また、ラジオやテレビで好きな曲を紹介する際も、バンプの曲を紹介することが多い。本人の性格上ライブのノリについていけるか不安で、まだ一度も足を運んだことがないらしく、いつか観に行きたいとトークライブで語っていた。

芸風[編集]

  • コントでは様々なキャラを演じわけ、言葉遊びを用いる。爆笑問題太田光をモデルにしている。また、ピン芸ではことわざをいじくるという芸を持っている。
  • はねるのトびらのコーナー「カブラない披露宴」では、最近自画自賛ネタをしている。しかし回を進むうちに、規模が小さくなっていくのにツッコまれる。
  • 100本以上もコントのネタを作った。(キングオブコント2008より)

出演[編集]

コンビでの出演はインパルス (お笑いコンビ)#出演メディアを参照。

現在の出演作品[編集]

テレビ番組[編集]

レギュラー番組

過去の出演作品[編集]

テレビ番組[編集]

ドラマ[編集]

映画[編集]

その他[編集]

DVD[編集]

  • 板倉俊之 一人コントライブ「ドクソウ」(2009年10月7日)

CD[編集]

著書[編集]

小説
  • トリガー(2009年7月、リトルモア)
  • 蟻地獄(2012年4月、リトルモア)
その他

外部リンク[編集]

脚注[編集]

  1. 24時間TV』の企画で当時のライブのVTRを観たとき、ツッコミの酷さに恥ずかしがっていた。
  2. 2013年1月26日 『ブラマヨとゆかいな仲間たち』
  3. 2013年1月26日 『ブラマヨとゆかいな仲間たち』
  4. (2009年05月05日) 大谷允保、インパルス・板倉と破局していた MSN産経ニュース [ arch. ]
  5. さんまのまんま
  6. 2009年4月19日『はねるのトびら 回転SUSHI』で菅野と共演時に発言。
  7. 明石家さんちゃんねる
  8. 太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。
  9. 『さんま&くりぃむの第2回芸能界(秘)個人情報グランプリ』
  10. さんまのスーパーからくりテレビ
  11. 笑っていいとも!』2009年8月5日放送「テレフォンショッキング」にて
  12. ダウンタウンDX2010年5月27日放送分