星座占い

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星座占い(せいざうらない)は、星占い(ほしうらない)ともいい、西洋占星術を簡略化した占いの一種。サン・サイン占星術(太陽星座占い)とも言う。ここでいう「星座」は占星術の「宮」(サイン)のことであり、現在の夜空の星座とは異なる概念である。

概要[編集]

誕生時に太陽が十二宮のどの宮(サイン)に位置したかにより、その人物の性格や相性、運命などを占う。

太陽暦であるグレゴリオ暦では、誕生日さえ判れば太陽の位置も判るため、簡便な占いとして、急速に普及。

また、星座占いの占い師の中には、月星座占い(誕生時にがどこの十二宮にあったかで占うもの。自分の「星座」とは必ずしも合致しない)を駆使し、ホロスコープ(天球図)を作り、さらに細かく占うという方法をとる者もある。

09年に宗教と国民生活に関するピュー・フォーラム(Pew Forum on Religion and Public Life)が行った世論調査によると、米国人の約4分の1が星座占いを信じているとされるなど、海外でも馴染み深い占いである。

日本のメディアにおける星座占い[編集]

今や、若者向け・主婦向け雑誌の多くにこの占いによる運勢判断コーナーが用意されているのみならず、『朝日新聞』のような全国紙にも、夕刊に「あすの運勢」(松村潔)が掲載されていた。

また朝に放送される民放情報番組の多くにもこの占いによる運勢判断コーナーがあったが、最近は番組のリニューアルや新番組化により占いコーナーを廃止する例も多く、現在ではテレビ朝日系グッド!モーニングフジテレビ系めざましテレビテレビ東京の子供向け情報番組の『おはスタ!』のみとなっている。また、テレビ東京系列の夕方の子供向けバラエティー番組『ピラメキーノ』でもこの占いによる運勢判断コーナーがある。TBSで放送されていた、朝の情報番組エクスプレスでは1つの星座を、前半・後半2つに分けた「24星座占い」があった。

星座占いの機械[編集]

喫茶店などのテーブル上には、星座占いの機械が置かれていることがある。硬貨を投入して、レバーを動かすと、占いの内容が印刷された用紙が排出される。

各星座の星座占い上の期間[編集]

なお、占いによっては期間が1日ほどずれる場合がある。

13星座占い[編集]

13星座占い も参照

1995年、英国のジャクリーン・ミットンが、一般的に普及している十二宮(12星座)に、へびつかい座を加えた13種類の星座を用いた、新たな占いを提案した。 この提案は、「古代の天球を12分して、その当時近くにあった星座にちなんで各宮の名前にした」という、占星術上の十二宮が生まれたいきさつにはこだわらず、現代天文学に基づき、実際の黄道上にある13個の星座を用いることで、新機軸を狙ったものである。

前述のように、一般的には十二宮による占いが広く普及しているものの、Yahoo!占いなど一部のサイトや一部の占い師は、この方式に基く占いも併せて提供している。

現在の星座の位置と各宮の位置とがズレているという批判があるが、これらの批判は占星術における宮(サイン)と夜空の「星座」を混同した結果に基づくものであるとして、占星術界においては却下されている。

正しい各13星座の期間は下記の通りであるが、この方式の場合、一部の占い師は日付を変えている場合があるので注意が必要とされる。

13星座占いにおける各星座の星座占い上の期間[編集]

なお、従来の12星座占いとの混同を防ぐため、追加されたへびつかい座を除いた各星座に「」をつけて表現される場合もある。

また、星座によって期間が大幅に違っているが、これは黄道を12等分した宮を用いた従来の12星座占いとは違い、黄道上での各星座の範囲をそのまま星座の期間としているためである。

関連項目[編集]