十勝毎日新聞
十勝毎日新聞(とかちまいにちしんぶん 通称:勝毎(かちまい))は日本の新聞。北海道十勝支庁中央部の帯広市に本社を置く十勝毎日新聞社が、帯広・十勝管内に向けて新聞(夕刊)を発行している。
概歴[編集]
1919年前身の帯広新聞社創立。1920年に現題号となる。新聞の統廃合令で1939年に北海タイムスと、更に1942年に北海道新聞に経営をまとめられる。1946年1月に週刊で復刊。1952年に日刊紙復帰。1995年10月より記事に記者名を併記する署名記事を原則化し、全国の新聞業界に影響を与えたとされる。他紙と違い紙面に社説が存在しない、農業関連の記事が多いのも大きな特徴である。
十勝地方では圧倒的なシェアを誇り、北海道新聞等他紙を寄せ付けない。全道で新聞購読者世帯のうち7割の市場占有率を持つ北海道新聞が、唯一トップシェアを逃しているのが十勝地方である。
夜間輪転機を自社では使わないため、読売新聞、朝日新聞、聖教新聞など他紙の委託印刷を実施している。
テレビCMは全国規模のCMコンクールでの入賞も多い。地元メディア、帯広シティーケーブルテレビ、エフエムおびひろ (コミュニティ放送局)、並びに函館地区で発行する地方新聞函館新聞を傘下にもつ他、北海道ホテル、十勝川第一ホテル、地ビールの十勝ビール、森林造成事業として十勝千年の森等も運営し、十勝有数の一大企業グループを形成している。十勝毎日新聞社が夏に主催する勝毎花火大会は全国有数の規模を誇り、北海道中から観光客が訪れる夏の風物詩となっている。
林豊洲により創業されて以来経営は林一族が行っている。十勝毎日新聞社グループは新聞のみならず観光などさまざまな企業活動をして十勝の経済に強い影響を持っている。
2004年、2005年に毎日新聞社などと合同で世界ラリー選手権の「ラリージャパン」を主催したが、毎日新聞社とは一切資本関係はない。また、信濃毎日新聞とも関係はない。
番組表[編集]
- 当日夕方から夜間と翌日分と合せた1日半の番組表を載せている。現在、帯広地域ではテレビ北海道の中継局がないために直接受信することは難しいが、帯広シティーケーブルテレビでの再配信が行われていることもあり、番組表を載せている。(但しチャンネル表示は「OCTV26」=即ち帯広シティーケーブルにおけるアナログ配信26チャンネルの意味で表示されている)