保線作業車
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保線作業車(ほせんさぎょうしゃ)とは、鉄道や軌道の線路の保守を行う自動車のことである。
概要[編集]
鉄道(軌道も含む)の線路は、重量のある列車が走行するうちに寸法の狂い、磨耗が生じる。これを放置しておくと乗り心地や走行安定が悪くなり、酷くなると脱線の原因になるため、定期的に保守を行い、規定の状態を維持することで安全性を保つ。この一連の流れを保線といいそれを行う車両のことを保線作業車という。鉄道等の保線専門に用いられるため、特種用途自動車のいわゆる「8ナンバー」である。ベース車両は1.5t~2tトラックのダブルキャブ(1ナンバー)が多い。
主な使用されている車種[編集]
- トヨタ・ダイナ
- 日産・アトラス
- いすゞ・エルフ(まれにフォワードを使用している業者もある。)
- 三菱・キャンター(まれにファイターを使用している業者もある。)
- 日野・デュトロ(まれにレンジャーを使用している業者もある。)
- 日産ディーゼル・コンドル