ペッパーランチ心斎橋店女性客拉致監禁強姦強盗事件
ペッパーランチ心斎橋店女性客拉致監禁強姦強盗事件とは、2007年、ペッパーランチ心斎橋店の店長・北山大輔と同僚・三宅正信が女性客を拉致監禁した上で強盗強姦した事件である。
事件概要[編集]
大阪府警は2007年5月16日、女性客を拉致監禁した上で強盗強姦を行ったとして、ペッパーランチ心斎橋店の店長・北山大輔と同僚・三宅正信の2名を強盗強姦と逮捕監禁致傷容疑で逮捕した。調べによれば2人は同年5月9日午前1時頃、同店で1人で食事をしていた20歳代の女性に対し、閉店作業を装い店舗のシャッターを閉めた上でスタンガン等を使い、「逃げたら殺す」などと脅した上で、意識混濁する程の大量の睡眠薬を飲ませ、被害者の携帯電話をチェック(ペッパーランチ入店直前に誰と連絡していたか履歴を確認)した後にGPS機能があるおそれがあったため携帯電話を破壊し、泉佐野市の貸しガレージに拉致監禁のうえ強姦し、約55,000円の現金を奪ったとされる。北山は女性を翌日以降も強姦する予定で、全裸で手足を縛った状態でガレージに監禁した。女性はその後午前9時半ごろ、監禁されていたガレージから全裸のまま自力で脱出して事件が発覚した。
北山は自分たちの身元を隠しておらず、最終的には女性を殺害する計画だったと考えられている。
一般報道されたのは発生から一週間後の5月16日。それまでに心斎橋店の設備が撤去されていた。社長自身は5月16日の記者会見で翌日に事件のことを知ったと発言した。ペッパーフードサービスのIRでは、会社が事件を知ったのは12日と記載されている。
また、この事件について記者会見が行われた翌日の5月17日には、株価が2万円のストップ安となった。
北山は元々ペッパーフードサービスの社員だったが、事件直前に独立し、問題の心斎橋店の運営を委託されていた。そのため事件発生の時点ではペッパーフードサービスとの雇用関係はなく、業務委託の関係だった。
2007年7月27日、大阪地裁で本件の初公判が開かれ、同年9月26日、北山に求刑の懲役10年を上回る懲役12年、三宅には求刑通り懲役10年の判決が下された。
この事件を受け、ペッパーランチ及びペッパーフードサービスのホームページが謝罪文に切り替わり、ニッポン放送でのラジオCMは自粛され、公共広告機構(現: ACジャパン)のCMに差し替えられた。また、ファミリーマートと提携し同5月末に販売を予定していた「ペッパーランチ弁当」は企画自体が白紙となった。事件後、ペッパーフードサービスは心斎橋店との営業委託契約を解消し、同店は閉店。また、役員報酬の20%カットの内部処分がIR情報で掲示された。日経レストランが5月31日から6月1日にかけ行ったインターネット調査では、事件の認知度は76.7%だった。また、この事件以降行動変化があったのは20.4%、その内訳で「夜、1人で飲食店に行くことを避けるようになった」と答えたのは55.3%だった。
なお、この事件に関して2009年6月に運営会社であるペッパーフードサービス側が「事件の影響で業務に著しい打撃を受けた」として、服役中の北山と三宅の2名に対し、約2760万円の損害賠償訴訟を起こしている。
疑問点[編集]
- 5月9日に発生した事件なのに初報道は5月16日。なぜこんなに時間が掛かったのか?
- 顔写真は店長である北山大輔の中学生時代→30日にやっと直近の写真、三宅正信容疑者は遅れて中学生時代の写真のみ。なぜか?
- 「囲っておくつもりだった」→「飼っておくつもりだった」とあるが顔バレしているのに、監禁して隠ぺいできる環境だったのか?
- 赤字店舗の店長に今年4月に就任した直後から、レイプ対象の女性を物色→店長の北山は6月に結婚予定、三宅も女性と同棲中なのに?
- 被害者は「現場には男が4人ほどいた」と証言しているが、その後の報道で2人のみの犯行になっているが不自然ではないか?
- 公判で明らかにされると思うが、警察が余罪無し共犯無しと断定した根拠は何か?またマスコミは疑問に思わないのか?
- 5月16日の報道直後から、起訴される5月30日までマスコミが続報をやめたのは何故か?(一部週刊誌のみで新聞・テレビはスルー)
- 上場企業の営業中の店内で店長による拉致事件であり、誰もが被害者になる可能性があった事件だが報道が少なすぎないか?
- 初期報道の直後からgoogle八分、キャッシュ削除、gooの検索キーワード除外、ペッパーランチのHPの閉鎖などネット対応ができたのはなぜか?
- ペッパーランチは12日に事件を知ったはずだが、16日の初報道時には店舗の外観からは看板などが撤去済みだった手際が良すぎないか?
- 北山が起こした過去のトラブルを無視して、誰が北山を店長へ推薦したのか?推薦者がペッパーの関係者なら他店にも危険が無いか?
- 北山が経営委託店の店長に就任するための費用は誰が出資しているのか?
- 「メルヘン」というイベントにて、司会の吉本興業の芸人がペッパーランチ心斎橋店の隣の千日前店でバイトをしていると発言。「拉致した女性は3人いた」とも発言している。5月25日23時~ALL NIGHT 大阪 心斎橋club triangleにて(情報源はmixi)
- 現時点では2人だけなのに「北山大輔ら2人」とテロップする報道有り
- ペッパーランチ社長のコメントばかりで犯人のコメント&供述報道は一切無し
- 2人の近所住民の証言が一切出てこない、ペッパーランチ周辺の一般人証言のみ
- 2人の学生時代の友人等の証言が一切出てこない、文集晒しや将来の夢晒しも無し
- 2人の家族もしくは親族の証言が一切出てこない
- 2人の移送、護送あたりの映像が一切出てこない
- 「事件発覚前に全裸の女性が・・・」という噂があるが触れられない
- その店の店長・店員が制服のまま自分の生活圏内で行うという大胆さは被害者を生かして社会に戻す意思が感じられない。手際のよさ、ガレージの確保などの点から余罪が数多くありうる超重大事件。
- 事件発生から今日までの約1週間の間に、店舗に手が加えられ、看板が塗りつぶされている 犯罪捜査における現場保存の原則からいえばありえない。
- 日本の警察活動を邪魔することで有名なマスコミがほとんど報道しない。NHK全国版はあった事実すら伝えない。ワイドショーもほとんどがスルー、民放はチラッとおざなりな放送だけ。
- 現場であるガレージへのリポーターの突撃もない。社長は一度だけ謝罪会見を開いたが、社長が日本人の場合なら、ありえないようなメディアの突っ込みの弱さ。なんだコリア?
- 警察が名前を把握している行方不明の共犯2人(~4人)は、何故発表されないか?
- 誘拐(実行中)でもないのに報道規制 前代未聞。
- ネットへの対応も、グーグル八分、帯域制限でのHP隠蔽と、無駄に手際が良い
- 事件発覚直後のラジオ放送では近所のひとが、別の日にシャッターの向こうで争う声を聞いている
事件詳細[編集]
大阪・ミナミのステーキチェーン店「ペッパーランチ」心斎橋店で、オーナー店長らが女性客を拉致し、強姦した事件で、大阪地検はこう留期限が切れる5月30日、店長の北山大輔容疑者(25)=泉佐野市新安松2=と店員の三宅正信容疑者(25)を逮捕監禁致傷と強盗強姦の罪で起訴した。
捜査の結果、ほかに共犯者も被害者もなかったという結論に達しており、捜査を終結した。南署によると、泉佐野市内の中学校で同級生だった2人は、同市内のゲームセンターで親しくなり、北山容疑者に誘われた三宅容疑者が同店で働くようになった。ランチタイムなど忙しい短時間帯には別のアルバイトもいたものの、店はほとんど2人でやっていた。
店には若い女性客が多かった。ムラムラしたという2人は「女をレイプしよう」と相談。これが4月初めのことだった。街を歩いている女性に車で近付き、そのまま拉致することを計画し、実際にその目的で浪速区内などを走っている。
しかし実際には難しかった。そこで考えついたのが、客の少ない深夜に自分の店で女性を襲うことだった。
「それなら逃げられないようにしやすい」と一方が言えば、片方は「できるかもしれん」と納得したというから「頭の中で現実と妄想がごっちゃになっているところがある」(捜査員)男たちだったようだ。スタンガンと睡眠薬、さらに革製の拘束具を携帯サイトで購入し、4月下旬には店内に常備し、標的の女性が現れるのを待った。
そして5月9日午前0時20分ごろ。この日は客が少なく、閉店するつもりで、3枚シャッターのうち2枚をすでに下ろしていた。そこへ入ってきたのが、20歳代前半の「かわいい」女性の1人客だった。もちろん当時、店内には客はいなかった。女性が食事を始めると、三宅容疑者が閉店準備を装い、残ったシャッターを閉めた。
北山容疑者が女性客の首筋にスタンガンを押し付けた。「騒ぐと殺すぞ」と脅し、睡眠薬を無理に飲ませ、こん睡状態になった女性を拘束具で緊縛した。おまけに56,000円入りの財布まで奪った。その後、三宅容疑者が泉佐野市内まで取りに帰った車で、女性を同市内の貸しガレージへと連れ去り、そこで女性を強姦している。そのうえ強姦後も緊縛したまま、女性をガレージ内に監禁しておいて、2人は仕事をするために店に戻った。
監禁したのは、店の者だと知られているので「捕まる。飼っておけばバレないと思った」からだとか。女性は近くに住むガレージ利用の人に助けを求め、脱出。泉佐野署に届け出た。同署から連絡を受けた南署の刑事が店に行き、2人に任意同行を求め、その後、同署で通常逮捕した。
当初、睡眠薬でもうろうとした状態だったうえに、アイマスクもされていた女性の証言が頼りないものだっただけに、ほかにも犯人や被害者がいたとの疑いもあったが、血液検査やポリグラフなどの証拠で、その線はいずれも否定された。
またペッパーランチを全国に展開する「ペッパーフードサービス」は事件の翌日にオーナー店長の北山容疑者と営業委託契約を解消した。