ペッパーフードサービス
株式会社ペッパーフードサービスは、同社が経営するステーキを中心としたレストランチェーンであるペッパーランチをはじめとした外食産業企業で、東京都墨田区に本社を構える。
ペッパーランチ心斎橋店女性客拉致監禁強姦強盗事件で一躍有名チェーン店となった。
目次
概説[編集]
東京・赤坂の山王ホテルから独立した一瀬邦夫が、1970年に向島に開店した「キッチンくに」として創業。1985年には法人化して、有限会社くにとなり、「ステーキくに」の店舗展開などを行う。1995年には会社を株式会社に組織変更して、現在の株式会社ペッパーフードサービスとなっている。
現在、主力店舗の「ペッパーランチ」のほか、「炭焼ステーキ・くに」・「こだわりとんかつ・かつき亭」なども運営している。 また、「ペッパーランチ」は海外展開も行っており、韓国、台湾、シンガポール、中国、インドネシア、オーストラリア、タイ、フィリピン、マレーシアなどにも進出している。
展開店舗ブランド[編集]
- ペッパーランチ
- 炭焼ステーキ・くに
- 炭焼ビーフハンバーグ&ステーキくに
- 太陽の家族くに ステーキ&ハンバーグ 満腹サラダバー
- こだわりとんかつ・かつき亭(とんかつ専門店)
- 92'S
- 東京634バーグ
- 牛たん仙台なとり
- アメリカンキッチン
沿革[編集]
- 1970年2月 - 「キッチンくに」を向島にて創業。
- 1985年10月 - 有限会社くにを設立
- 1987年11月 - 「ステーキくに」両国店を開店。
- 1994年7月 - 「ペッパーランチ」FC1号店、大船店を開店(通算1号店)。
- 1994年9月 - 「ペッパーランチ」直営1号店、浅草店を開店(通算2号店)。
- 1995年8月 - 有限会社くにを「株式会社ペッパーフードサービス」に組織変更。
- 1997年9月 - 「ステーキくに」吾妻橋店を業態変更し、とんかつ専門店「かつき亭」となった。
- 2000年5月 - ジェイアール東日本フードビジネス(ジェフビー)がFC契約。
- 2001年2月 - 日本フードサービス協会正会員となった。
- 2001年4月 - 日本フランチャイズチェーン協会正会員となった。
- 2003年3月 - 「ペッパーランチ」フードコート1号店を川越市に出店。
- 2003年11月 - ソウルに韓国1号店を開店。
- 2005年5月 - 台湾の台北に出店。
- 2005年6月 - 「ペッパーランチ」が農林水産大臣賞「新規業態開発部門」賞を受賞。
- 2005年7月 - シンガポールに1号店出店。
- 2005年11月30日 - 「キッチンくに」、一旦休業となった。
- 2005年12月 - 北京に中国1号店を開店。
- 2006年8月21日 - 東京証券取引所マザーズ市場への上場が承認される。
- 2006年9月21日 - 東京証券取引所マザーズ市場上場。
- 2007年5月17日 - 同社が経営するステーキチェーン店「ペッパーランチ心斎橋店」において不祥事(詳細節を参照)があり、事件が報じられると株価がストップ安となった。
- 2010年2月22日 - 第三者割当増資を行ったが、6420株中4422株を引き受ける予定であった投資事業有限責任組合から払い込みがなされず失権。その後、継続企業の前提に関する事項の注記がなされる事態となる。
- 2012年2月13日 - 2011年12月期決算で最終損益が黒字に転換。継続企業の前提に関する事項の注記を解消。
- 2012年7月11日 - 新株予約権の行使により、エスフーズが第二位株主となる。
主な不祥事・事件[編集]
ペッパーランチ心斎橋店女性客拉致監禁強姦強盗事件[編集]
2007年5月9日、同社が経営するステーキチェーン店「ペッパーランチ心斎橋店」において、同店の店長と店員が、店内に女性客が一人になったところで店のシャッターを閉め、用意していたスタンガンで女性客を脅し、睡眠薬を飲ませて眠らせて拉致し、大阪府南部の泉佐野市に用意していた車庫へ連れて行って監禁し、性的暴行を加える、という強姦拉致事件を起こした。強姦後店長と店員が店に出勤するため車庫を出ると、その隙に拉致された女性は自力で脱出した。事件発生から一週間後の16日に大阪府警が店長と店員を逮捕、同日の読売新聞のスクープで初めて明るみに出た。事件の現場となった心斎橋店はその後、この事件の影響により閉店した。
暴行事件[編集]
同社が経営するステーキチェーン店「ペッパーランチ」巣鴨店で同店の店長が2007年12月18日、アルバイト募集などを行う求人広告会社の男性社員を殴り、1週間の軽傷を負わせた疑いで2008年3月4日に逮捕される。 求人広告会社は店長が女性担当者に「付き合ってくれ」などと言い寄ったりしたため、強姦拉致事件の件があったことから担当を男性に代えていた。
食中毒事件[編集]
2009年9月5日の山口県による発表によると、同県防府市の山陽自動車道佐波川サービスエリアにある「ペッパーランチ」店舗において食事をした山口市と広島市、広島県尾道市在住の計4人が、病原性大腸菌O-157による食中毒を起こした(この他7都道府県でも同様の件が発生している)。 「角切りステーキ」をペッパーランチに納入していた大垣食肉供給センター協同組合での加工時に、すでにO-157に汚染されていたことが確認された。全店舗の一時閉鎖後、ステーキ類の調理方法を変更し、生での提供を中止するなどの対策をとった。 なおこの事件後、佐波川のペッパーランチ店舗は閉店となった。
かつてあった店舗[編集]
2012年3月の株主総会[編集]
3月23日にペッパーランチでおなじみのペッパーフードサービスの株主総会に行ってきました。雨が降りそうな中、会場のイースト21へ向かいました。イースト21はオフィスビルやホテルや商業施設からなる複合施設です。総会は10時からなのですが、9時半過ぎに到着。
会場に入る前に周りを見回して見ると総会にいそうな人たちが!!
開始30分前からご苦労様です。今日は2年ぶりの懇親会ですものね。気合が入るのもわかります。
ここの総会は1時間半以上総会&社長講話があった後、ようやく懇親会のスタートという形です。なのでプロ乞食の皆さんは総会が開始されて1時間くらいたってから集結してきます。
「師匠方は無駄な時間を過ごさないのですね。さすがです!!」
総会の内容は5期ぶりに最終益が黒字になって一安心という内容でしたが、債務超過ギリギリの危ない会社であることは間違いないです。
社長:「5期ぶりの黒字ですゴキブリじゃないですよ」と有頂天でつまらんネタを披露してた。5期も保有している株主は疲労というか死亡してるけどな。
質問も毎回、個人株主の面白発言を楽しみにしているのですが、一発目からいきなり来ました。
「社長はもっとプレゼンの練習して下さい。何回数字読み間違えてるんですか?レベルが低すぎる。報告書を棒読みしているだけなので簡素化しろ」と辛辣な意見からスタート。
だからここは飲食店のオヤジなんだって!!
「もうしわけありません」
という謝り方はどこの社長よりも素晴らしかったけどな。
さて、本題。
総会開始後1時間を過ぎるとワラワラとプロ乞食の皆さんが集まってきて会場はほぼ満員。2年ぶりのバイキングに師匠方のボルテージも高まっているようです。
総会終了後、社長の経営説明があってお待ちかねの懇親会へ。
「15分後に集合して下さい。」と、アナウンスがあったのにも関わらず、師匠方はポールポジションをGETするために場所取りに命をかけています!!
師匠!!スタートダッシュが肝心なんですね。
勉強させていただきました。
去年の総会は震災で自粛ムードから懇親会が中止されました。当日それを知った株主が手がつけられないくらいマジ切れしてる人いたし、中止でキレるくらいの人の集まりだとすれば場所取りをするのは当然だろうな。
そのくらい気合が入っていて、この懇親会にかける思いは大きいのだろう。乞食の欲望と欲望ががぶつかり合う、修羅場や地獄絵図を想像すると身震いがしてきた次第です。
そしてついに懇親会の幕が開きました!!みんなデザートの皿に猛ダッシュ!!ここは規定路線。
過去数回の総会でデザートは補充されないことをみんな知っています。デザートを確保するのが正解。年甲斐もなく、オッサンが群がっていました。
デザート台詳細[編集]
1列目の人はとりあえず皿に乗せまくる。2列目の人は壱列目の人が取っている脇からから手をねじ込んで取っている。3列目にも出遅れた人がスキがあれば突撃機会を狙っている。
2分弱でぺんぺん草も生えない状態になっていました。小学生くらいの女の子が悲しそうな目で見ていたのが印象的。
メインテーブルの様子[編集]
デザートに注目が集まったのでメインの料理テーブルの競争率は低め。乞食ウオッチの合間を縫って私もご相伴にあずかりました。ここのバイキング、味はいいんだよな。普通にうまいと思います。
並んでいるんですけど、割り込みが多いせいで列が進みません。2列目から隙あらば師匠達が飛び込んできます。順番を全く意識しないカオス状態でアジアの発展途上国かと思いました。
この師匠、並ばないんです。すべてタイミングを計って2列目からの飛び出しで食い物をGETしていきます。
サッカーであれば2列目からの飛び込みは評価されるのでしょうけど、この場面ではウザイしかいいようがありません。
自分だけ良ければそれでいいのか。よっぽど含み損溜まってるんだな。よっぽど2年ぶりの懇親会にかける気持ちが強いんだな。
この辺から呆れはじめてこの場にいるモチベーションが低下してきました。
料理がほとんどなくなった頃、社長の挨拶&乾杯の発声が始まりました[編集]
開始5分でなにもないし。。。
麺が残っているのにソースが壊滅。。。ほとんど無くなっていました。シチューと間違えてソースだけ強奪したバカチンが大量にいたようです。。。
そして乾杯と挨拶。社長は「食べててもいいので耳だけ傾けてください。」と言っていたのですが、箸を止めて社長の話を聞く人はほとんどおらず、社長:私の話を聞いてください!!と言う始末。。。
一番盛り上がるはずの乾杯の発声中。乾杯しているのは数人。ほとんどの人が無視。マシな人でグラスを持たず、「かんぱーい。モグモグ。」程度。さすがに乾杯の時くらい、社長を立てようよ。乞食はホント、自分のことしか考えてないな。社長には来年の懇親会のあり方を考えてほしい。
昨年、発見して凄いなーと思った手法。まだ実践していないんですが、私にはハードルが高い。食いながら皿に食い物を取り続けるマッチポンプ。これができると大幅に時間を短縮できますね。師匠達の中では結構メジャーのようで、前の年配の方もやられていました。序盤、主戦場であったデザート台はテーブル代わりに使われて、場末の居酒屋の様相です。
終盤になっても勝ち組の師匠方のテーブルは食糧が潤沢にありました。師匠は食いすぎたのであんな腹なのでしょうか?
ワゴンに乗って補充される料理が登場するのですが、食い足りない師匠達はカルガモのように料理についていっている所は愛らしいを通り越して気持ち悪くなりました。