サキヨミLIVE
この項目では、フジテレビと関西テレビの共同制作による生放送バラエティ番組について説明しています。
NHKで放送された同名のコーナーがある番組については「未来観測 つながるテレビ@ヒューマン」をご覧ください。 |
サキヨミLIVE | |
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放送局 | 日本 |
ジャンル | 自称報道・情報・ワイドショー番組(実態はバラエティ番組) |
放送期間 | |
放送時間 | |
制作局 | フジテレビ・関西テレビ |
企画/PD | 塩田千尋(フジテレビ) 高島公美(関西テレビ) |
監督/総指揮 | |
演出 | |
原作 | |
脚本 | |
出演者 | 伊藤利尋 平井理央 ウエンツ瑛士ほか |
ナレーション | |
音声 | ステレオ放送 |
字幕 | |
データ放送 | |
オープニング | オリジナル・ラヴ「スターター」 |
エンディング | |
公式サイト | サキヨミ - フジテレビ |
特記事項: | |
『サキヨミLIVE』(-ライブ)は、フジテレビ系列(但し、テレビ大分とテレビ宮崎では未放送)で、2008年7月6日から2009年9月20日まで、毎週日曜日の22:00 - 23:11(JST)で生放送されていた情報番組を自称するバラエティ番組である。2008年9月21日までは、『サキヨミ』という番組タイトルだった。
前番組『新報道プレミアA』に続いて、フジテレビと関西テレビの共同制作となっているが、当番組もほとんどの分野をフジテレビが担っている。それなのに両社の共同制作名義となっているのは、かつて22:00 - 22:30がフジテレビ制作枠、22:30 - 23:00が関西テレビ制作枠と2分されていた名残である(後者は主にKINCHO一社提供番組などを放送)。
目次
概要[編集]
番組名の由来は、『将来に起こることを推測する』という意を持つ『先読み』から。番組が放送開始する前は、メインキャスターの山本モナが写ったポスターや番宣CMで『私は、私に、リベンジするの。』をキャッチフレーズにしていた。山本には不祥事で自称報道番組『筑紫哲也 NEWS23』を降板した前歴があり、再び報道色の強い番組に出演することで、過去と決別するという意味が込められており、大いに話題となった。初回視聴率は関東地区で8.5%を記録。やや低調な滑り出しとなったが、その数日後[1]に山本は再びスキャンダルを起こしてしまい、出演1回きりで一時降板を余儀なくされる。上記キャッチフレーズの『皮肉さ』や2回目の放送では、冒頭で伊藤が謝罪を行うなどで話題となり、皮肉にもこの回は10.8%と2桁を記録したが、その後は概ね8%前後と1桁に低迷していた。
2008年10月、番組改編へ[編集]
2008年10月5日から、番組改編によりタイトルを『サキヨミLIVE』に変更する[2]ほか、放送時間も22:00 - 23:11に縮小され、23:12 - 23:15に三菱自動車一社提供のミニ番組『すき!地球』が新設された。また、一時降板扱いだった山本は正式に降板した[3]。これ以降半年間、大島由香里が正式な総合司会となる。
2009年春改編[編集]
2009年4月5日から、番組がリニューアルされ、メインキャスターとして大島に替わって平井理央が就任する。同日から、番組の出演者席テーブルが可変型から固定型に代わり、オープニングCGやテロップも変わった。『あすカラット』が終了した代わりに『ものしる瑛士典』が開始された。なお、メインキャスターを卒業した大島は、取材リポートや『ものしる瑛士典』に出演する。
番組の終焉[編集]
10%前後の視聴率低迷が続いたため、同年9月20日で終了。10月からは『情報エンタメLIVE ジャーナる!』をスタートさせる予定。出演者は、総合司会の伊藤・平井は続投し、新たに三宅裕司[4]を加えてリニューアルする[5]。
出演者[編集]
総合司会(メインキャスター)[編集]
サキヨミルーキー[編集]
事実上、「若者代表」のコメンテーター。
サキヨミバイザー[編集]
毎週出演するコメンテーター(サキヨミスト)。
サキヨミスト[編集]
毎週、週替わりのゲストコメンテーター(サキヨミスト)が3〜4名登場する。
その他[編集]
- 大島由香里(フジテレビアナウンサー)
- ※大島アナは、2008年7月6日放送分ではサブキャスターとして出演、同年7月13日放送分からメインキャスターに昇格。2009年3月29日に総合司会を卒業後も、取材リポートや『ものしる瑛士典』で当番組に出演。結果的には番組立ち上げ当初に想定されていた役割に戻る形となった。
過去の出演者[編集]
放送時間の変遷[編集]
※ここでの表記は、すべて日本時間とする。
- 2008年7月6日 - 同年9月21日 日曜 22:00 - 23:14
- 2008年10月5日 - 現在 日曜 22:00 - 23:11
- 2008年8月24日は、放送時間を15分拡大し番組内で『北京オリンピック閉会式』の模様を放送。視聴率6.4%。
- 2008年9月28日は、F1放送の為、放送休止。
- 2008年10月12日は、花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜SP放送の為、放送休止[6]。
- 2008年10月19日は、エチカの鏡〜ココロにキクTV〜初回SP放送の為、22:30から放送。視聴率10.2%。
- 2009年3月22日は、黒部の太陽放送の為、放送休止。
- 2009年3月29日は、2009年世界フィギュアスケート選手権女子フリー放送の為、23:30から放送。視聴率8.4%。
- 2009年7月26日は、エチカの鏡〜ココロにキクTV〜75分SP放送の為、22:15から放送。視聴率10.1%。
- 2009年8月9日は、2009年バレーボール・ワールドグランプリの放送時間延長の為、22:50から放送。視聴率は18.8%。
- 2009年8月16日、8月23日は2009年バレーボール・ワールドグランプリの実況中継のため、2週連続で放送休止となった[7]。
- 2009年9月20日は、最終回で放送時間を15分拡大して放送。視聴率13.6%。
コーナー[編集]
- News 一刀両断
- ものしる瑛士典
- 放送翌日から1週間の予定を紹介し、その中で最も重要な予定に関してキーワードとなる内容を解説するコーナー。編集長のウエンツと編集部員の大島が担当。
- アスヨミ
- ?ハテナのアンテナ
過去に放送していたコーナー[編集]
- 今週のニッポン人 あしたはどっちだ!?
- 毎回あるテーマに対して、2択(賛成or反対 等)で視聴者から意見を得るコーナー。放送日の朝から、インターネット(パソコン・携帯)で投票を受けつけ、放送中はテレゴングも行われる。このスタイルは、前述の「News 一刀両断」にとって替わられた。
- あしたのニュース予報
- 放送翌日の朝刊の中で最も注目されるニュース(3本)を紹介するコーナー。
- SAKI-NAVI サキナビ
- 放送翌日から1週間の予定を紹介するコーナー。予定の中で注目する内容については、詳しく紹介も行う。
- あすカラット - ASU Carat -
- 放送翌日から1週間の予定を詳しく紹介するコーナー。ウエンツと大島が担当。
番組構成・タイムテーブル[編集]
2008年10月-[編集]
- 22:00- オープニング・ニュース・NEWS一刀両断
- 22:30頃- あすカラット
- 22:45頃- アスヨミ
- 23:09- 天気予報
- 23:11 番組終了
2008年7月-9月[編集]
- 22:00- オープニング
- 23:10頃- SAKI-NAVI サキナビ
- 23:12頃- 天気予報
- 23:14 番組終了
番組テーマ曲[編集]
スタッフ[編集]
- 構成:石井成和、山本喜浩、吉村幹彦、八木たかお
- 技術:上村克志、八柄哲、村脇昭一(共同テレビジョン)
- 照明:FLT
- 音響効果:星川秀一(第一音響)
- 編集:テレモーションマックス、スタジオヴェルト
- 美術:片岡浩美
- セットデザイン:棈木陽次
- 美術進行:服部孝志
- 大道具:豊田哲夫
- アクリル装飾:今井輝彦
- メイク:山田かつら
- 電飾:菅田重樹
- 電子タイトル:タイトルアート
- CG:北岡誠、佐藤康夫
- CGデザイン:三塚篤
- 手書きタイトル:湯浅信人
- 制作デスク:加用有香里
- タイムキーパー:上野和美
- アシスタントディレクター:山本志穂美、酒瀬川茂雄、坂本耕司、松永大佑、佐藤公亮、徳克敏
- フロアディレクター:藤木伸一郎
- ディレクター:尾形征輝、高田圭太、杉崎朋子、佐塚弘一、小林浩、川上康弘、小坂真夕子、坂本隆太、田中拓朗、白石智彰、佐藤洋一、恒石真人、野上千草、植田恵子
- アシスタントプロデューサー:熊田辰男(フジテレビ情報企画部)
- チーフディレクター:西村陽次郎(フジテレビ情報企画部)
- プロデューサー:塩田千尋(フジテレビ情報企画部)、高島公美(関西テレビ)
- 制作著作:フジテレビ、関西テレビ
- ※前番組『新報道プレミアA』では、フジサンケイグループの目玉マークが表示されていなかったが、当番組から表示が再開された。また、第3回放送(2008年7月20日)から、スタッフ名のエンドロールが表示されるようになった。
備考[編集]
2008年8月10日は『北京オリンピックスペシャル』と題し、番組の大部分は北京オリンピックについて取り上げた。『サキナビ』では、放送翌日からの1週間の出来事だけでなく、試合予定も紹介。なお、『今週のニッポン人』は休止となり、代わりに視聴者から北京オリンピックに関するメッセージを集める形となった。
関連項目[編集]
- ハッケン!!(スタッフ上の前番組。一部コメンテーターやテレゴングコーナーも同番組から受け継ぐ。なお、関西テレビなど一部地域は未放送)
- 新報道プレミアA(前番組。こちらは良質な報道番組・情報番組だった)
外部リンク[編集]
視聴率[編集]
上記のリニューアルを経ても、視聴率は10~12%前後と裏番組の影響で苦戦していた[8]。最高視聴率は前日に逮捕された女優酒井法子に関しての特集を放送した2009年8月9日の18.8%であった[9]。
脚注・出典[編集]
- ↑ 実際は第1回放送直後
- ↑ 番組ロゴは、変更前からもともと『LIVE』と書かれている。
- ↑ モナ、正式降板「サキヨミ」…事務所と合意 サンケイスポーツ 2008年10月4日
- ↑ 当番組終了まで、TBS系列の裏番組『走れ!ポストマン』(毎日放送制作)に出演していた。
- ↑ 中高年の不評を買いそうなフジ「サキヨミ」の10月改編(msnトピックス コラム:エンタメ ゲンダイネット、2009年9月12日分記事より)
- ↑ 後枠番組の『すき!地球』と『新堂本兄弟』も放送休止
- ↑ フジテレビ・関西テレビ共同制作日曜夜10時枠のワイドショーがスポーツ中継で放送休止となるのは2006年8月27日以来、3年振りである
- ↑ 2009年6月上旬までは1桁台となる日も多かった
- ↑ 関東地区、ビデオリサーチ調べ
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新報道プレミアA ※22:00 - 23:15 | すき!地球 【この番組からフジテレビの単独制作枠】 | |