よつばと!
この記事には作品の説明のため、物語の核心に触れる内容、いわゆるネタバレが記述されています。 それを踏まえた上で細心の注意を払って閲覧してください。免責事項もお読みください。 |
この「よつばと!」はまだ完結していない作品や番組に関する記事又は節です。ある程度ストーリー・番組内容がまとまってから編集するようにしてください。 |
よつばと!(yotsubat&) | |
---|---|
[[Image:|0250px|]] | |
ジャンル | コメディ・家族漫画 |
漫画: | |
作者 | あずまきよひこ |
作画 | |
出版社 | |
その他の出版社 | |
掲載誌 | 月刊コミック電撃大王 |
レーベル | |
発売日 | |
発表期間 | 2002年3月 - (連載中) |
巻数 | 7冊 |
話数 | |
その他 | |
■テンプレート使用方法 ■ノート |
ポータル |
日本の漫画作品 |
日本の漫画家 |
漫画原作者 |
漫画雑誌 |
カテゴリ |
漫画作品 |
漫画 - 漫画家 |
プロジェクト |
漫画作品 - 漫画家 |
『よつばと!』は、あずまきよひこによる漫画作品。『月刊コミック電撃大王』(メディアワークス)において2003年3月から連載されている。英語表記は『YOTSUBA&!』。単行本は、2007年9月現在、7巻まで刊行されており、累計450万部を突破している。
目次
概要[編集]
短編「Try! Try! Try!」(後述)を前身とし連載化されている。作者の前作『あずまんが大王』の4コマ漫画の形式とは異なり、ストーリー漫画の形式を採っている。但し、第4巻で1話だけ4コマ形式の回がある。
この作品は現在10ヶ国語に翻訳されている。文化庁が2006年に発表した日本のメディア芸術100選で『あずまんが大王』と共に選出され[1]、同年12月15日には、文化庁メディア芸術祭マンガ部門においても優秀賞を受賞した[2]。
宝島社「このマンガがすごい!」2008年度版オトコ編3位。
作者の前作『あずまんが大王』に登場した「ちよ父」「ねここねこ」「マジカルランド」が本作でも登場している。
ストーリー[編集]
夏休みの前日、とある町に強烈に元気な女の子「よつば」と、「とーちゃん」の親子が引っ越してきた。遠い海の向こうの島から来たらしい不思議な女の子で、毎日初めての事がたくさんある。その日から始まる、よつばに振り回される周りの人達の日常を描いたハートフル?コメディ。
登場人物[編集]
小岩井家[編集]
- 小岩井よつば(こいわい よつば)
- この作品の主人公。いつも元気で自由奔放な女の子。どんなことにでも全力で接し、様々な出来事に面白さや感動を見出す。年齢は5歳だが、本人は6歳だと勘違いしていた。身長107cm。
- 外国でとーちゃんに拾われたとのことだが詳細は不明。日本人離れした容姿で外国人の様な印象を受けるが、具体的な人種は不明。綾瀬家が暮らす町に引っ越す前は「(本人の言葉によれば「ひだり、ずーっとひだり、ちょっとみぎ」にある)ばーちゃんとじーちゃんの家」で暮らし、その前は「飛行機で行く、遠い島」に住んでいたらしい。この様な謎めいた経歴を持っているが、本人は自分の過去については気にしていない様である。
- その他の登場人物が総じて「リアル」な風貌に描かれる中で異彩を放つ緑色の髪をしており、髪型がクローバーの様に4方向に飛び出ている。飛び出た部分は寝る時もそのままで、雨や海水浴で濡れた時などでも乱れない。癒されたり怒られたり泣いたり病気になったりすると垂れ下がってしまう。
- 育った環境のせいか町の常識はあまり知らず、とーちゃんにも「変な子」と思われている。幼児らしく素直で信じ込みやすい性格で、周囲の大人が躾のために教えた嘘を信じて疑わない。敬語をあまり使わない口調で、一人称は「よつば」。台詞に漢字が殆ど使われないのも特徴。しかし意外とボキャブラリーは幅広く、時折やけに大人びた事を言うことがある。
- カラス除けやふくろうなど、目玉模様をもつ物が大の苦手。肉に執着心があり、特にタン塩が大好物。ペンギンや牛などの白と黒の動物が好き。
- 年齢の割に運動神経がよく、水泳が非常に得意。普段着はほぼラグラン袖のTシャツに半ズボンである。幼稚園や保育園には通っていない。
- とーちゃん(本名:小岩井〈こいわい〉、名前不明)
- よつばの父。ただし独身(結婚歴は不明)。身長175cm。年齢は不明。
- よつばのことは「海外で拾った」と言っており、血縁関係は不明。職業は翻訳家。何語を翻訳しているかは不明だが、作者曰く、マイナーな言語らしい。昔は世界各地を旅していたようである。なお、携帯電話は持っていない。
- 仕事柄いつも家におり、仕事が終わるとよつばと遊んであげている。ジャンボとは親友。夏の暑い間は家の中ではいつもランニングシャツにトランクス一丁、外出時はもっぱら無地のTシャツにジーンズ姿でいるなどだらしない面や、稚気に溢れすぎているなどの「常識的な大人」とは言い難い振る舞いテンプレート:疑問点も目立つが、よつばへの躾はきちんと行い、時には愛を持って拳を振るうなど総じて「(少なくともよつばにとっては最高に)良い父親」のようだ。
綾瀬家[編集]
小岩井家の隣に住んでいる家族で小岩井家が引っ越してきた日から両家は家族ぐるみの付き合いをしている。よつばはほぼ毎日の様に綾瀬家に遊びに行っている。
- 綾瀬あさぎ(あやせ あさぎ)
- 綾瀬三姉妹の長女。大学生。身長165cm。茶色のストレート・ロングヘアー。長身で小顔、痩せ型のスタイルで、ジャンボ曰く「すげえ美女」。男性にもモテるらしく、今のところフラれたことがないらしい。容姿は母親似。
- 意地悪な冗談をいう、ややドライな性格。
- よつばに対してはそれなりに面倒見のいい所を見せると同時に、よつばをまるめこむ名人である。
- 名前の「あさぎ」は色の「浅葱色」に由来している。
- 自転車はルイガノの小径車LGS-MV1に乗っている。
- 綾瀬風香(あやせ ふうか)
- 綾瀬三姉妹の次女。16歳。身長158cm。県立高校に通う高校2年生。学校内では「副会長」とも呼ばれているが、生徒会の副会長かどうかは不明。
- 家事を手伝ったり、御近所の方々にきちんと挨拶したり、綾瀬家の晩御飯の献立を決めていたりと、歳の割には非常にしっかりしている。しかし、天然ボケな面もあり、周囲と少しずれた行動や発言で周りが呆れてしまうことが多い。3姉妹の中ではややムキになりやすい幼稚な一面もある。
- よつばにとっては、面倒見のいいお姉さん。
- いつも妙なプリントのTシャツを着ていたり、よつばにまで指摘されるほど絵が下手だったりと、芸術的な才能はあまり持ち合わせていないらしい。
- 片想いの相手がいたがあえなく失恋。しかし結構モテるらしく、ラブレターを貰ったりナンパをされたりすることもある(実際に5巻の海に行った時ナンパされている描写がある)。
- 本人はポッチャリとした体型(特にウエスト周り)を気にしており、自室で簡単な筋トレをしているシーンが見られる。だが、その割にポテトチップス(特にコンソメ味)を食べている場面も多々見受けられる。
- 自分の名前は結構気に入っており、時々「風香ると書いて風香」と自慢げに他人に説明している。
- 「Try! Try! Try!」から引き継がれた登場人物中、唯一設定の殆どを継承しなかった。
- 綾瀬恵那(あやせ えな)
- 綾瀬三姉妹の三女。小学4年生。身長130cm。
- よつばと比較的年齢が近いためか、しばしば一緒に遊んでいる。おしとやかそうな外見とは裏腹に度胸が座っており、物怖じしない性格である。動物好きで、虫や両生類(カエルなど)も平気。チャレンジ精神も旺盛で、作中ではジャンボから魚の捌き方を教わっていた。自分の部屋のクーラーを普段から使わない等地球温暖化問題を初めとする環境問題に特別の関心を持っている。また、よつばの夢を壊さない事も大事らしく、みうらが「ダンボー」の正体をばらそうとすると普段の行動からは想像出来ない様な止め方をしたことがある。よつばに対しては保護者としての責任感が強いようである。容姿は父親似。
- 姉の風香に似ず、芸術方面の才能に恵まれている。
- 熊のぬいぐるみに「アン」と「ジュリエッタ」という名前を付けて大事にしている。
- よつばより年上であるが、よつばには「子供」と認識されている。
- 綾瀬家の母(本名不明)
- 三姉妹の母親。身長160cm。よつばを実の娘のように可愛がっている。そのためよつばもなついており、彼女の事を「かーちゃん」と呼んでいる。母の無いよつばにとって、精神的には母親のような存在らしい。本人もよつばを「4人目の娘」同然の扱いをしており、滅多なことでは怒らない。
- やや天然ボケなところもあるが、夫(三姉妹の父)の評によると若い頃はあさぎと似て少しドライな性格だったようである。手がふさがっている時に足でドアを開けたり、面倒な用事を風香に押し付けたりと、ややズボラな面も。テニスをやっているらしい。食べ物の恨みを根に持ちやすい性格。
- 綾瀬家の父(本名不明)
- 三姉妹の父親。
- 職業は不明だが、綾瀬家の家の規模から考えて、かなり高収入の職業であるように思われる。
- 存在感が薄いが、大抵のことには動じない性格で、いつも笑顔を絶やさない優しい父親。ロマンチストな性格の持ち主で、この性格は風香に受け継がれている。よつばには「おっちゃん」と呼ばれている。
その他の登場人物[編集]
- 早坂みうら(はやさか みうら)
- 恵那の友達で、ボーイッシュな女の子。身長121cm。話し方も男の子のようだが、一人称は「私」である。恵那の所へよく遊びに行き、そのついでによつばとも遊んでいる。いつもズボンを履いている。スカートを履いた描写があるのは一度だけである。
- 虫や両生類などは大の苦手で、カエルなどが近寄るだけでいつもの冷静な仮面が剥がれる。
- ぶっきらぼうなところがあるが、他人を思いやる心も持っている。頭の回転が速く、状況の飲み込みの速さは大人顔負け。そのためか、人をからかったり、ちょっぴりいじめたりと悪気の無い悪戯が好き。
- ジャンボ(本名:竹田隆〈たけだ たかし〉)
- とーちゃんの親友で、身長2m10cmの巨漢。とーちゃんのことを「コイ」と呼ぶ。子供の頃からの知り合いらしい。よつばの事は以前から知っている。
- 小岩井家に度々上がりこんではとーちゃんやよつばと遊んでおり、それが物語の発端となることがある。
- 実家は父親が店長をしている花屋「フラワージャンボ」で、本人も従業員として働いている。ざっくばらんな性格である。よつばや恵那をセミ捕りや魚釣りに連れて行ったりと面倒見がよい。涙もろい人情家だが、早合点し過ぎることもある。
- あさぎに惚れているが、恥ずかしがりのため一向に進展しない。4巻以降、明確な理由は不明だが、あさぎの話を一切しなくなっている。
- 釣りや星座などに詳しいことからアウトドア系の趣味の持ち主と思われるが、泳げない。
- 愛車はルノー・カングー。作者のあずまによると、この車はフランスでは花屋さんが良く使っている車とのこと。
- 父親の身長は息子のジャンボとは違い、ごく一般的な身長である。
- 虎子(とらこ、名字不明)
- あさぎの友達。性格はかなりクール。かなり痩身で、あさぎが(特に足の太さについて)対照的な風香と比較したことがある。いつもタバコを吸っており、煙で器用に「輪っか」を作れる。親のお古の車(フィアット・パンダ)を所有しており、トランクにDAHONの折り畳み自転車 を乗せている。最近は写真を勉強しており、フィルム一眼レフカメラを持ち歩いている。よつばにもらった「おみやげ」を車の中に置いている。
- やんだ(本名:安田〈やすだ〉、名前不明)
- とーちゃんとジャンボの後輩(何の後輩かは不明)にあたる青年。普通の会社員らしい。
- 1話目からその存在は確認できたが、とーちゃんとジャンボの会話の中で名前と彼等の友人らしいということ以外は何も分からない謎の登場人物であった。30話目にしてようやく登場。小岩井家を訪ねた折、警戒するよつばと子供染みた喧嘩をした。それ以降、よつばはやんだに対して敵対心を持っている。よつばとやんだは30話まで面識がなかったようである。
- ずぼらな性格で、暑いからとーちゃんの家の引越し作業の手伝いに行かなかったり、金が無いという理由で人の家でカップラーメンを食べたりする。その反面、わざわざ有給をとってまで、よつば達が行く牧場に着いてきたりもする。よつばに対してはいじめっ子的な立場に立つことが多いが、逆にとーちゃんやジャンボ相手の場合はいじられ役になる場合が殆どで、大概の場合2人に凹まされている。
- しまうー(本名:日渡〈ひわたり〉、名前不明)
- 風香の友達。あだ名の由来は、学校の自己紹介のときにかんで「よろしくお願いしまう」と言ってしまったから。よつばが風香を探して学校へ行った時に会っていたらしい。
- 大人しそうな外見の人物だが、文化祭で出すケーキ作り練習の際、わざわざプロが使用するコック帽を購入し持参したり、シュールな創作ダンスを踊ったりと微妙にずれたところがある。
- ダンボー
- 恵那とみうらが夏休みの自由研究で作った、ダンボールでできたロボット型スーツ。目の部分に電球が仕掛けられており、頭にあるスイッチをONにすることで光る。お金で動きジャンボジェットより速く飛べるという設定。もちろん実際には中に人が入って動かしている。よつばがダンボーにはじめてあった時、中に入って動かしていたのはみうら。解体して持ち運ぶ際は、頭部として使っている箱に全ての部品を収めることができる。
- ばーちゃんとじーちゃん
- よつばは現在の町に引越してくるまで、「ばーちゃんとじーちゃんの家」に住んでいた。
- よつばとは全く血縁関係は無いと思われるが、とーちゃんとの血縁関係も明かされていない。
時間軸[編集]
この作品はオムニバス的な形式をした漫画だが、他の漫画には見られない時間軸の設定がある。第1話の日付は夏休み前日ということになっており、基本的に1日1話の形で物語は進行している(時々、日付が数日間飛んでいたり、話が同じ日の午前と午後に分かれる事もある)。水曜日から始まる平年(連載開始の2003年がこの形式であった)を元にしており、連載開始から5年以上経った現在は作中では9月中旬になっている。しかし日付は細かく設定されているが年代はあくまで「現在」のため特に設定されていない。この様な形式をとっているため、伏線を張り後の話に繋げるパターンが多く、またキャラクター達の何気ない会話や行動も過去の出来事と関係したり伏線になる事が多い。これらを探して楽しむことが出来るのもこの作品の特徴である。なお、前作のあずまんが大王も同様の時間軸の設定があった。
例
- あさぎがアイスを食べる。→次の話に綾瀬家の母が自分のアイスを食べられたと文句を言う。
- 誰かがどこかへ遊びに行く計画をする。→次の話では出かける。
- よつばが描いた絵。→過去の出来事を元に描いている。また後の話の伏線になる事もある。
また、作中の夏休みが終わると同時に作品も終了すると考えた読者もいた[3]が、作者は『よつばと!』を描き始めた当時からゆっくり丁寧に描き続けると決めていたため、夏休みが終わっても続ける気でいるとウェブサイトなどで明かしていた。また、物語が夏から始まったことについて「夏が一番好きだからです」[4]と発言している。
各巻のキャッチコピー[編集]
キャッチコピーは帯にかかれるが、帯の意匠は作者ではなく出版デザイナーの里見英樹による。
- 1巻 - 「いつでも今日が、いちばん楽しい日。」
- 2巻 - 「ただ、ここにいるだけのしあわせ。」
- 3巻 - 「どこかで見た、どこにもない場所へ。」
- 4巻 - 「いつかおとなになるこども。と、かつてこどもだったおとな。かわらないまいにち。」
- 5巻 - 「おわらない夏のおわり。」
- 6巻 - 「今日も世界はひろがっていく。」
- 7巻 - 「こどもが走れば、おとなも走る。」
1巻のキャッチコピー「いつでも今日が、いちばん楽しい日。」は、作品全体のキャッチコピーでもある。
作品リスト[編集]
漫画[編集]
2007年10月現在、既刊7巻。
- 『よつばと!』
- 2003年8月27日発売。ISBN 4840224668 - 英語版 2005年6月1日発売 ISBN 1413903177
- 2004年4月27日発売。ISBN 4840226741 - 英語版 2005年8月1日発売 ISBN 1413903185
- 2004年11月27日発売。ISBN 4840228957 - 英語版 2005年10月3日発売 ISBN 1413903290
- 2005年8月27日発売。ISBN 484023163X - 英語版 2007年6月27日発売 ISBN 1413903452
- 2006年4月27日発売。ISBN 4840234418 - 英語版 2007年10月10日発売 ISBN 1413903495
- 2006年12月27日発売。ISBN 4840237026 - 英語版 2008年2月15日発売 ISBN 1413903669
- 2007年9月27日発売。ISBN 4840240531
- 2008年8月発売予定
単行本が発売されると約1ヶ月間の限定で、よつばスタジオWebサイト内に「よつばとおえかき」と題したお絵かき掲示板が設置されるのが恒例となっている。
CD[編集]
作者もHPで発言しているが、他の作品のようにアニメ化を前提としたイメージアルバムやドラマCDではなく、『よつばと!』の世界観に合わせた、よつばの生活風景をテーマにした交響曲である。
- 『よつばと♪』2005年4月2日発売。作曲:栗原正己、演奏:栗コーダーポップスオーケストラ。
- よつばの一日をテーマとしている。
- 『よつばと♪ 組曲 冬将軍』2006年11月22日発売。作曲:栗原正己、演奏:栗コーダーポップスオーケストラ。
- 本編ではまだ描かれていないよつばの冬をテーマとした交響曲で、冬の始まりから春の到来まで描いている。
よつばとえほんシリーズ[編集]
絵と文は作者のあずまきよひこによる。
- 『よつばとしろとくろのどうぶつ』2006年12月16日発売。ISBN 484023714X
フィギュア[編集]
- 電撃大王2004年6月号に創刊10周年記念としてよつばのアクションフィギュアが付属した。小さいながらも可動し、正しく「よつば」。原型は浅井真紀。[1]
- よつば立体化作戦シリーズ(全て海洋堂より)
- 『よつばと リボルテック』 - 2007年9月27日発売。よつばをモデルにした可動式フィギュア。2008年8月1日には虫取り網、虫かご、セミなどが付属した『DX 夏休みセット』が発売された。
- 『綾瀬風香 制服Ver.』 - 2007年11月1日発売。可動はしないが、上記よつばとリボルテックと同スケールとなっている。
- 『リボルテック ダンボー』 - 2007年12月1日発売。差し替え用パーツとして「中の人」であるみうらの頭部が付属する。Amazon.co.jpで通販に使われるダンボールのロゴが入った『アマゾンボックスバージョン』も同時に発売された。
- 『綾瀬風香Tシャツ版/AMWロゴ編』電撃大王2008年8月号の誌上通販で発売。
- 『綾瀬風香 水着Ver.』 - 2008年9月1日発売予定。
- 『綾瀬恵那 』 - 2008年9月1日発売予定。
- 『綾瀬風香 Tシャツ版 セブン-イレブンネット編』 - 2008年11月27日発売予定。
- 『リボルテック ダンボー セブン-イレブンネットBOX版』 - 2008年11月27日発売予定。
Try! Try! Try![編集]
『よつばと!』の前身である漫画。里見英樹が設立したデザイン会社・トライアスロンのウェブサイト(閉鎖)上で1998年に掲載され、2001年に描き下ろしを追加して『あずまんが2 あずまきよひこ作品集』に収録された。同書の目玉として企画されたが筆が進まず、ペット編、壁に落書き編、遮断機にぶら下がり編の短編3本に留まっている。略称は「ととと」。
主な登場人物[編集]
- 四葉
- とーちゃん
- 綾瀬あさぎ
- 綾瀬恵那
- 綾瀬風夏(あやせふうか)
「Try! Try! Try!」と『よつばと!』の相違[編集]
- 四葉ととーちゃんの姓は「Try! Try! Try!」では不明。
- 涙をこらえるなど、四葉が『よつばと!』ほど幼くない。
- 『よつばと!』では、よつばの4つの束ねた後ろ髪は短く同じ長さであるが、「Try! Try! Try!」では上の二房が長く、少したれている。
- 四葉は、『よつばと!』ではもっぱらひらがなで書かれるが、「Try! Try! Try!」では漢字が主。
- あさぎは、「Try! Try! Try!」では大学2年。『よつばと!』では年齢不詳。大学生ではあるらしい。
- 風夏 (『よつばと!』では風香が彼女の位置に当たる) は、名前の漢字が異なる (発音は同じ) 他、外見・性格共に全く面影を残していない。『よつばと!』の風香と異なり子供視点に立つことは無く、四葉のやんちゃをきつく叱る。とーちゃんに片思いしているようだが、作品内に2人が出くわす場面は一切無く、01年に追加された短編に、素直でない彼女の描写が僅かにあるのみである。外見は『あずまんが大王』の神楽に似ている。
- 恵那は、「Try! Try! Try!」では小学4年。『よつばと!』では年齢不詳(※2003年8月の作者による設定内に「小学4年生」と明記されている)。「Try! Try! Try!」の方が幼く表現されている。小学校高学年ではあるらしい。
脚注[編集]
- ↑ 文化庁メディア芸術祭10周年企画アンケート日本のメディア芸術100選 結果発表(文化庁メディア芸術プラザ)
- ↑ 2006年 文化庁メディア芸術祭 マンガ部門 優秀賞 よつばと! (文化庁メディア芸術プラザ)
- ↑ あずまきよひこ.com 2006年5月 - 5巻の最終話が夏休み終了直前で終わっており、また帯のキャッチコピーが「おわらない夏のおわり。」であり作中の夏休み終了とともに作品が終了するとも取れるものだったため。
- ↑ 瀧晴巳 (2008-02-06) 瀧晴巳 [ あずまきよひこスペシャルロングインタビュー「よつばと! ぼく」 ] ダ・ヴィンチ No.167 March 2008 2008-02-06 34頁
外部リンク[編集]
このページは Wikipedia日本語版由来のコンテンツを利用しています。もとの記事はよつばと!にあります。執筆者のリストは履歴をご覧ください。 Yourpediaと同じく、WikipediaはGFDLのライセンスで提供されています。 コンテンツを再利用する際には同じくGFDLのライセンスを採用してください。