広野インターチェンジ
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広野インターチェンジ(ひろのインターチェンジ)は、福島県双葉郡広野町上北迫にある常磐自動車道のインターチェンジ(IC)である。
概要
- 事業費は約410億円。距離は、それまでに開通していたいわき四倉ICから13.8km北側である。
- 近隣には福島グリコ(2004年撤退)や東京電力広野火力発電所があり、また、常磐富岡ICよりも国道6号へのアクセスが良いことから、広野町より北上する通行者が多く利用しているようである。
また、常磐富岡ICについては2011年3月11日に発生した東日本大震災および福島第一原子力発電所事故による居住制限区域(事故発生当初は警戒区域)に指定されており、当IC - 常磐富岡IC間が長期間閉鎖されていた。なお、同区間については2012年2月に復旧工事を開始し、ならはPAまでの区間が2013年1月に再開する予定[1]としていたが、その後常磐富岡ICまで除染が完了したため、常磐富岡ICまで通しで工事を行うこととなり、再開予定は2013年度中の見込みとなった[2]。その後2014年2月22日に広野IC - 常磐富岡IC間の通行を再開した[3]。
歴史
- 1993年11月19日 : 施工命令
- 2002年3月23日 : いわき四倉IC-広野IC間開通
- 2004年4月14日 : 広野IC-常磐富岡IC間開通
- 2011年3月11日 : 東日本大震災による福島第一原発事故の発生により広野IC-常磐富岡IC間通行止
- 2014年2月22日 : 広野IC-常磐富岡IC間 通行再開
接続している道路
周辺
当ICは福島第一原子力発電所事故に関連する避難指示解除準備区域(2012年8月10日までは警戒区域)の境界線上に位置している。2011年4月21日までは福島第二原子力発電所の異常に関連する避難指示区域であったが、発電所の安全が確認されているとして、解除されている。
隣
脚注
- ↑ 来月から復旧・整備再開 警戒区域内の常磐道 - 福島民報、2012年1月27日
- ↑ 常磐自動車道広野ICから南相馬IC間の復旧・整備工事の実施について - NEXCO東日本プレスリリース、2012年8月31日
- ↑ 常磐自動車道 広野IC~常磐富岡IC間の再開通について 東日本高速道路株式会社 2014年1月21日付