LINE (アプリケーション)
LINE(ライン)とは、NAVER (NHN Japan)が提供している、携帯電話(スマートフォン・フィーチャーフォン)・パソコン向けのインターネット電話やテキストチャットなどのリアルタイムコミュニケーションを行うためのインスタントメッセンジャーである。App Storeでのカテゴリは「ソーシャルネットワーキング」となっており、テキストチャットのことはトークまたはメールと称している。
概要
LINEはスマートフォン・フィーチャーフォン・パソコンで利用できるアプリケーションで、スマートフォンではAndroid, iOS, Windows Phone を搭載した端末に提供されている。2012年6月6日付けのニュースリリースで、登録ユーザー数が世界で4000万人を突破したと発表した。
通話やチャットを行いたい相手同士でこのアプリケーションをインストールしておけば、通信キャリアや端末を問わず、相手とインターネット電話やチャットを行うことができる。複数人でのグループ通話にも対応している。フィーチャーフォンではテキストチャットの機能が利用でき、ボイスチャットは利用不可。通常の電話と異なりパケット通信を利用するインターネット電話であり、パケット通信料の定額サービスなどに加入していれば、電話代を課金されることなく無制限に電話をかけることができる。このアプリケーション自体が無料で提供されていることもあり、「無料通話」などと宣伝されている。しかしながらこれは前述のとおりパケット通信料が定額の場合の話であり、従量課金であれば莫大な通信料が請求される可能性もあるため注意が必要である。
テキストチャットはスタンプや絵文字が多種揃っている。
2012年5月23日、LINEを利用した所謂出会い系の非公認サービス(スマートフォンアプリ等)が増えているとして運営元が注意を呼びかけた。
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LINE悪用男、女子高生にも睡眠薬飲ませ乱暴
スマートフォンの無料通話アプリを通して知り合った少女(17)に睡眠薬を飲ませて乱暴したとして、被害届を受けた京都府警山科署に準強姦容疑で逮捕された滋賀県湖南市、無職井代昌人(32)が、大阪府箕面市に住む別の女子高生(16)にも同様の手口で乱暴したとして、同署は2012年7月3日、準強姦と昏睡強盗の両容疑で再逮捕した。
井代は2012年5月15日夜、箕面市内に止めた乗用車内で、女子高生に睡眠薬入りのジュースを飲ませて眠らせた後、車内で暴行し、携帯電話を奪った。井代は容疑を否認している。
2人は同アプリ「LINE(ライン)」を通して知り合った。女子高生は、同16日午前0時40分頃に自宅近くで車から降ろされた後に被害がわかったという。
ID
インスタントメッセンジャーとしてのIDは携帯電話の電話番号を利用しており、登録時に電話認証で電話番号の確認が行われる。携帯電話の電話帳を読み込むアプリケーションとなっていて、電話番号自体がIDとなっているため、携帯電話の電話帳に登録されている人とチャットすることができる。
パソコン版は、一度、携帯電話で登録してから利用可能。パソコンだけで単独で利用することはできない。
ボット
放射能情報・テキスト翻訳・天気予報などのボットサービスを搭載している。
関連項目
外部リンク
- LINE(ライン)-無料通話・無料メールアプリ
- LINE - App Store
- LINE - Google Play の Android アプリ