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[[横浜市]][[旭区 (横浜市)|旭区]]の行政機関が集中しており、隣接駅の[[二俣川駅]]周辺と共に横浜市における主要な生活拠点(旧:[[副都心]])に位置付けられている<ref>{{PDFlink|[http://www.city.yokohama.lg.jp/toshi/kikaku/cityplan/master/kaitei/kaitei/pdf/kaiteiplan.pdf 横浜市都市計画マスタープラン(全体構想)]}}平成25年3月発行。編集・発行、横浜市都市整備局企画部企画課。</ref><ref>[http://hamarepo.com/story.php?page_no=0&story_id=1279 上大岡が副都心に選ばれた理由、そして副都心の定義とは?](はまれぽ.com 2012年8月19日)</ref>。駅南口地区では横浜市が中心となり『ゆめはま2010計画』という位置付けで、[[マンション]]を中心とした29階建ての再開発ビルが建設された。ビルの商業テナント部分は「[[ココロット鶴ヶ峰]]」という名称で[[2007年]][[9月6日]]に開業、ビルの2階と駅舎部が直結する構造となっている。また、当駅は[[高梨乳業]]本社・横浜工場の最寄り駅でもある。 | [[横浜市]][[旭区 (横浜市)|旭区]]の行政機関が集中しており、隣接駅の[[二俣川駅]]周辺と共に横浜市における主要な生活拠点(旧:[[副都心]])に位置付けられている<ref>{{PDFlink|[http://www.city.yokohama.lg.jp/toshi/kikaku/cityplan/master/kaitei/kaitei/pdf/kaiteiplan.pdf 横浜市都市計画マスタープラン(全体構想)]}}平成25年3月発行。編集・発行、横浜市都市整備局企画部企画課。</ref><ref>[http://hamarepo.com/story.php?page_no=0&story_id=1279 上大岡が副都心に選ばれた理由、そして副都心の定義とは?](はまれぽ.com 2012年8月19日)</ref>。駅南口地区では横浜市が中心となり『ゆめはま2010計画』という位置付けで、[[マンション]]を中心とした29階建ての再開発ビルが建設された。ビルの商業テナント部分は「[[ココロット鶴ヶ峰]]」という名称で[[2007年]][[9月6日]]に開業、ビルの2階と駅舎部が直結する構造となっている。また、当駅は[[高梨乳業]]本社・横浜工場の最寄り駅でもある。 | ||
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+ | [[神奈川大学附属中・高等学校]]や[[神奈川県立保土ケ谷高等学校]]等の最寄り駅として指定されているため、通学の利用も多い。 | ||
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+ | 北口と南口を車両で往来する方法としては主に駅傍にある踏切を渡るしかなく、鉄道の往来が多くなると遮断時間が長くなり「[[開かずの踏切]]」となる。これを解消するため、[[連続立体交差事業]](地下化)の予定がある<ref name="鶴ヶ峰連立" />。 | ||
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− | + | バスターミナルは一般車両、およびタクシー等の進入は禁止されている。橋梁は歩道も整備されているので、国道16号方面から鶴ヶ峰駅への徒歩アクセスのひとつとなっている。 | |
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=== 鶴ヶ峰駅 === | === 鶴ヶ峰駅 === | ||
− | + | 駅から北西方向に約200m離れた「鶴ヶ峰バスターミナル」を発着する。下記では横浜市営バス・神奈川中央交通・神奈川中央交通東・相鉄バスをそれぞれ横浜市営・神奈中・神奈中東・相鉄と略して表記する。 | |
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− | + | ** [[神奈川中央交通中山営業所#鶴ヶ峰駅 - 若葉台中央 - 十日市場駅方面|5]]・[[神奈川中央交通東・大和営業所#鶴間駅 - 鶴ヶ峰駅 - 横浜駅方面|横04]]・[[神奈川中央交通中山営業所#横浜駅西口 - 梅の木 - 中山駅方面|横52]]・[[相鉄バス#旭9・旭10・旭11・旭12・旭13・旭14・旭15系統|旭10]]:[[横浜駅]]西口行(神奈中・神奈中東・相鉄) | |
− | + | ** [[神奈川中央交通中山営業所#鶴ヶ峰駅 - 中山車庫方面|峰03]]:[[神奈川中央交通中山営業所|中山車庫]]行(神奈中) | |
− | + | * 2番乗り場 | |
− | + | ** [[相鉄バス#旭1・旭2・旭6系統|旭1]]:[[二俣川駅]]南口行(相鉄) | |
− | + | ** [[相鉄バス#旭9・旭10・旭11・旭12・旭13・旭14・旭15系統|旭9]]:[[よこはま動物園ズーラシア|よこはま動物園]]行(相鉄) | |
− | + | * 3番乗り場 | |
− | + | ** 未使用 | |
− | + | * 4番乗り場 | |
− | + | ** 5・[[神奈川中央交通中山営業所#鶴ヶ峰駅 - 若葉台中央 - 十日市場駅方面|115]]:[[横浜若葉台団地|若葉台中央]]行(神奈中) | |
− | + | ** [[神奈川中央交通中山営業所#鶴ヶ峰駅 - 若葉台中央 - 十日市場駅方面|峰02]]:[[十日市場駅 (神奈川県)|十日市場駅]]行(神奈中) | |
− | + | ** [[神奈川中央交通東・大和営業所#鶴間駅 - 鶴ヶ峰駅 - 横浜駅方面|間01]]・横04:[[鶴間駅]]東口行(神奈中・神奈中東) | |
− | + | * 5番乗り場 | |
− | + | ** 横52・[[神奈川中央交通中山営業所#横浜駅西口 - 梅の木 - 中山駅方面|中53]]:[[中山駅 (神奈川県)|中山駅]]行(神奈中) | |
− | + | * 6番乗り場 | |
− | + | ** 5:今宿行(神奈中) | |
− | + | ** [[神奈川中央交通中山営業所#鶴ヶ峰駅 - グリーンヒル上白根方面|115]]:今宿ハイツ循環/グリーンヒル上白根行(神奈中) | |
− | + | * 7番乗り場 | |
− | + | ** [[相鉄バス#旭9・旭10・旭11・旭12・旭13・旭14・旭15系統|旭11・旭15]]:中山駅行/西ひかりが丘行(相鉄) | |
− | + | * 8番乗り場 | |
− | + | ** 旭10・[[相鉄バス#旭9・旭10・旭11・旭12・旭13・旭14・旭15系統|旭12]]:旭台行/よこはま動物園行(相鉄) | |
− | + | * 9番乗り場 | |
− | + | ** [[神奈川中央交通中山営業所#鶴ヶ峰駅 - よこはま動物園方面|5]]・旭10:よこはま動物園行/よこはま動物園北門行(神奈中・相鉄) | |
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− | + | * 旭1:二俣川駅南口行/鶴ヶ峰駅行 | |
− | + | * [[相鉄バス#旭75系統|旭75]]:くぬぎ台団地行/介護施設くぬぎ台行 | |
− | | | + | * [[相鉄バス#浜16・浜19系統|浜16]]:[[星川駅 (神奈川県)|星川駅]]行 |
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− | + | ==== 旧バスターミナル ==== | |
− | + | 鶴ヶ峰駅北口と旭区役所の中間地点(鎧橋の南側)に存在したバスターミナルで、利用客増加に伴う周辺道路の混雑と発着路線増加に伴い、[[1992年]]に現在のバス専用ターミナル(前述の鶴ヶ峰駅バス停)へ移転した。跡地は現在駐車場に整備されており、駐車場内に一部路線(鶴ヶ峰駅バス停行き)の鶴ヶ峰駅北口バス停として残されている。<ref>{{Cite web |title=鶴ヶ峰で発見! 駐車場の中にポツンとある謎のバス停、なぜこんなことになってしまった? - はまれぽ.com 神奈川県の地域情報サイト |url=http://hamarepo.com/story.php?story_id=3569 |website=はまれぽ.com |access-date=2023-03-24}}</ref> | |
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− | | | + | 当時、旧バスターミナルは相鉄バスのみの発着であり、横浜市営バスと神奈川中央交通は現在の鶴ヶ峰本町バス停を鶴ヶ峰バス停として使用していた。このバス停に至る上りのバスのみが旧[[国道16号]]を経由しているのは、バス専用ターミナルがなかった当時はこのバス停付近にある鶴ヶ峰交差点を利用して国道16号方面に折り返す必要があったことの名残りである。 |
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== 歴史 == | == 歴史 == | ||
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=== 駅名の由来 === | === 駅名の由来 === | ||
駅所在地の地名「'''鶴ヶ峰'''」から。なお、[[鎌倉時代]]の[[歴史書]]『[[吾妻鏡]]』に登場する「鶴峯」は、この地域のことである。 | 駅所在地の地名「'''鶴ヶ峰'''」から。なお、[[鎌倉時代]]の[[歴史書]]『[[吾妻鏡]]』に登場する「鶴峯」は、この地域のことである。 | ||
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+ | == 連続立体交差事業 == | ||
+ | 相模鉄道本線の鶴ヶ峰駅付近を中心に西谷駅から二俣川駅間にて、連続立体交差事業が2022年(令和4年)6月より進められている。事業主体は横浜市、事業名は「相模鉄道本線(鶴ヶ峰駅付近)連続立体交差事業」。事業完了は[[2033年]](令和15年)度を予定している。<ref name="YokohamaCity_TsurugamineSta._1" /> | ||
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+ | === 路線データ === | ||
+ | * 起点:横浜市保土ヶ谷区西谷四丁目(西谷駅周辺) | ||
+ | * 終点:横浜市旭区二俣川2丁目(二俣川駅周辺) | ||
+ | * 延長:約3,240m(うち、地下式 約2,130m) | ||
+ | * 構造形式:地下式、地表式 | ||
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+ | === 整備効果 === | ||
+ | * 鶴ヶ峰駅~二俣川駅間にある10ヵ所の「[[開かずの踏切]]」撤去 | ||
+ | * 地域の交通利便性向上 | ||
+ | * 慢性的な交通渋滞の解消 | ||
+ | * 緊急活動への影響削減 | ||
+ | * 踏切事故防止と定時性の確保 | ||
+ | * [[保土ケ谷二俣川線|保土ヶ谷二俣川線]]と[[神奈川県道40号横浜厚木線]](厚木街道)の接続事業化 | ||
== その他 == | == その他 == | ||
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− | + | ::: [[西谷駅]] (SO08) - '''鶴ヶ峰駅 (SO09)''' - [[二俣川駅]] (SO10) | |
− | + | * 当駅 - 二俣川駅間には、[[1960年]]まで[[二俣下川駅]]が存在していた。 | |
− | ::: [[西谷駅]] | + | |
− | 当駅 - 二俣川駅間には、[[1960年]]まで[[二俣下川駅]]が存在していた。 | + | |
== 脚注 == | == 脚注 == | ||
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== 関連項目 == | == 関連項目 == |
2023年4月2日 (日) 19:50時点における最新版
鶴ヶ峰駅(つるがみねえき)は、神奈川県横浜市旭区鶴ケ峰二丁目にある相模鉄道本線の駅である。駅番号はSO09。
目次
概要[編集]
開業初期より各駅停車のみが停車する駅であったが、近年では各駅停車に加えて快速、通勤特急、通勤急行の停車駅となっている。
当駅は様々なメディア、資料にて「鶴ヶ峰駅」(「ヶ」を小書きする)[1]と「鶴ケ峰駅」(「ケ」を小書きしない)[2]の2種類の表記が混在し、いわゆる表記揺れが生じている。なお、駅名看板や駅舎の表記は視認性やデザイン性を重視し、大文字の「ケ」を9割程度に縮小したものを使用している。
駅構造[編集]
南口の再開発とともに、駅舎のバリアフリー設備対応工事によりエレベーターと階段部にエスカレーターが設置され、同時に再開発ビルへの連絡通路と店舗設置部分の増設工事も施工された。
のりば[編集]
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 本線 | 下り | 大和・海老名・湘南台方面 |
2 | 上り | 横浜方面・JR線直通・新横浜 東急線直通 (西谷のりかえ)方面 |
利用状況[編集]
2021年度の1日平均乗降人員は47,661人である。他路線に接続のない相鉄単独駅の中では利用客数が最も多い。
近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員[4] |
1日平均 乗車人員[5] |
出典 |
---|---|---|---|
1980年(昭和55年) | 27,918 | ||
1981年(昭和56年) | 28,236 | ||
1982年(昭和57年) | 28,605 | ||
1983年(昭和58年) | 28,932 | ||
1984年(昭和59年) | 29,548 | ||
1985年(昭和60年) | 30,055 | ||
1986年(昭和61年) | 30,808 | ||
1987年(昭和62年) | 31,281 | ||
1988年(昭和63年) | 32,214 | ||
1989年(平成元年) | 32,110 | ||
1990年(平成 | 2年)32,096 | ||
1991年(平成 | 3年)32,333 | ||
1992年(平成 | 4年)32,107 | ||
1993年(平成 | 5年)32,452 | ||
1994年(平成 | 6年)32,110 | ||
1995年(平成 | 7年)31,706 | [6] | |
1996年(平成 | 8年)30,732 | ||
1997年(平成 | 9年)29,989 | ||
1998年(平成10年) | 29,626 | [* 1] | |
1999年(平成11年) | 57,580 | 29,759 | [* 2] |
2000年(平成12年) | 56,637 | 29,298 | [* 2] |
2001年(平成13年) | 56,096 | 28,931 | [* 3] |
2002年(平成14年) | 54,905 | 28,270 | [* 4] |
2003年(平成15年) | 53,986 | 27,764 | [* 5] |
2004年(平成16年) | 53,502 | 27,504 | [* 6] |
2005年(平成17年) | 53,946 | 27,665 | [* 7] |
2006年(平成18年) | 53,998 | 27,661 | [* 8] |
2007年(平成19年) | 55,206 | 28,311 | [* 9] |
2008年(平成20年) | 56,346 | 28,845 | [* 10] |
2009年(平成21年) | 56,463 | 28,855 | [* 11] |
2010年(平成22年) | 56,455 | 28,751 | [* 12] |
2011年(平成23年) | 55,747 | 28,349 | [* 13] |
2012年(平成24年) | 56,266 | 28,580 | [* 14] |
2013年(平成25年) | 57,067 | 28,990 | [* 15] |
2014年(平成26年) | 56,497 | 28,577 | [* 16] |
2015年(平成27年) | 57,367 | 29,011 | [* 17] |
2016年(平成28年) | 57,578 | 29,090 | [* 18] |
2017年(平成29年) | 57,607 | 29,070 | [* 19] |
2018年(平成30年) | 57,578 | 29,027 | [* 20] |
2019年(令和元年) | 57,068 | 28,819 | [* 21] |
2020年(令和 | 2年)45,320 | 22,815 | [* 22] |
2021年(令和 | 3年)47,661 | 23,989 |
駅周辺[編集]
横浜市旭区の行政機関が集中しており、隣接駅の二俣川駅周辺と共に横浜市における主要な生活拠点(旧:副都心)に位置付けられている[7][8]。駅南口地区では横浜市が中心となり『ゆめはま2010計画』という位置付けで、マンションを中心とした29階建ての再開発ビルが建設された。ビルの商業テナント部分は「ココロット鶴ヶ峰」という名称で2007年9月6日に開業、ビルの2階と駅舎部が直結する構造となっている。また、当駅は高梨乳業本社・横浜工場の最寄り駅でもある。
神奈川大学附属中・高等学校や神奈川県立保土ケ谷高等学校等の最寄り駅として指定されているため、通学の利用も多い。
北口と南口を車両で往来する方法としては主に駅傍にある踏切を渡るしかなく、鉄道の往来が多くなると遮断時間が長くなり「開かずの踏切」となる。これを解消するため、連続立体交差事業(地下化)の予定がある[9]。
- ココロット鶴ヶ峰
- 旭区役所
- 旭消防署
- 横浜市立旭図書館
- 横浜市水道局 旭・瀬谷サービスセンター
- 鶴ヶ峯駅前郵便局
- 横浜鶴ヶ峰郵便局
- みずほ銀行鶴ヶ峰支店
- 横浜銀行鶴ヶ峯支店
- 横浜信用金庫鶴ヶ峰支店
- 東京個別指導学院鶴ヶ峰教室
- 高梨乳業本社・横浜工場
- 西友鶴ヶ峰店
- 帷子川親水緑道
- 白根神社(白根)
- 鶴ヶ峰浄水場
- 国道16号
- 神奈川県道40号横浜厚木線
- よこはま動物園ズーラシア(北口バスターミナルから路線バス)
バス路線[編集]
最寄りの停留所は「鶴ヶ峰駅」(鶴ヶ峰バスターミナル)、「鶴ヶ峰駅北口」、「鶴ヶ峰駅南口」の3か所があり、横浜市交通局(横浜市営バス)・神奈川中央交通(一部は神奈川中央交通東)・相鉄バスが運行する下記の路線バスが乗り入れている。ほとんどのバス路線は国道16号と橋梁で結ばれているバスターミナルを経由、あるいは起終点としているが、相鉄バス浜16・旭75系統のみ「鶴ヶ峰駅南口」停留所が起終点となりバスターミナルには乗り入れない。相鉄バス旭1系統はバスターミナルを出ると、「鶴ヶ峰駅北口」停留所、「鶴ヶ峰駅南口」停留所の順に経由する(鶴ヶ峰駅行きはその逆の順番)。
バスターミナルは一般車両、およびタクシー等の進入は禁止されている。橋梁は歩道も整備されているので、国道16号方面から鶴ヶ峰駅への徒歩アクセスのひとつとなっている。
鶴ヶ峰駅[編集]
駅から北西方向に約200m離れた「鶴ヶ峰バスターミナル」を発着する。下記では横浜市営バス・神奈川中央交通・神奈川中央交通東・相鉄バスをそれぞれ横浜市営・神奈中・神奈中東・相鉄と略して表記する。
- 1番乗り場
- 2番乗り場
- 3番乗り場
- 未使用
- 4番乗り場
- 5番乗り場
- 6番乗り場
- 5:今宿行(神奈中)
- 115:今宿ハイツ循環/グリーンヒル上白根行(神奈中)
- 7番乗り場
- 旭11・旭15:中山駅行/西ひかりが丘行(相鉄)
- 8番乗り場
- 旭10・旭12:旭台行/よこはま動物園行(相鉄)
- 9番乗り場
- 5・旭10:よこはま動物園行/よこはま動物園北門行(神奈中・相鉄)
鶴ヶ峰駅北口[編集]
駅から約300mほど離れた場所を発着する。相鉄バスにより運行されている。
- 旭1:二俣川駅南口行/鶴ヶ峰駅行
鶴ヶ峰駅南口[編集]
相鉄バスにより運行されている。
旧バスターミナル[編集]
鶴ヶ峰駅北口と旭区役所の中間地点(鎧橋の南側)に存在したバスターミナルで、利用客増加に伴う周辺道路の混雑と発着路線増加に伴い、1992年に現在のバス専用ターミナル(前述の鶴ヶ峰駅バス停)へ移転した。跡地は現在駐車場に整備されており、駐車場内に一部路線(鶴ヶ峰駅バス停行き)の鶴ヶ峰駅北口バス停として残されている。[10]
当時、旧バスターミナルは相鉄バスのみの発着であり、横浜市営バスと神奈川中央交通は現在の鶴ヶ峰本町バス停を鶴ヶ峰バス停として使用していた。このバス停に至る上りのバスのみが旧国道16号を経由しているのは、バス専用ターミナルがなかった当時はこのバス停付近にある鶴ヶ峰交差点を利用して国道16号方面に折り返す必要があったことの名残りである。
歴史[編集]
- 1930年(昭和5年)10月25日 - 開業。
- 1962年(昭和37年)5月14日 - 橋上駅舎完成、15日より営業開始[11]。
- 1999年(平成11年)2月27日 - 快速の運転が開始され、当駅が停車駅となる。
- 2007年 (平成19年)9月6日 - 南口に再開発ビル「ココロット鶴ヶ峰」オープン。
- 2017年(平成29年)3月25日 - 同日開幕の全国都市緑化フェア「第33回 全国都市緑化よこはまフェア」の開催に合わせ、当駅がメイン会場の一つ「里山ガーデン」の最寄駅のひとつになることから公式テーマソングGReeeeNの「キミマツ」を列車接近メロディーに導入。閉幕の同年6月4日まで期間限定で使用される[12]。
- 2019年(令和元年)11月30日 - 相鉄・JR直通線開業等に伴うダイヤ改正より、新設される通勤特急と通勤急行の停車駅となる[13]。横浜駅発着のいずみ野線直通の全列車が当駅に停車する。
- 2021年(令和3年)
- 2022年(令和4年)
- 2033年(令和15年)度 - 連続立体交差事業完了(予定)[9]。
駅名の由来[編集]
駅所在地の地名「鶴ヶ峰」から。なお、鎌倉時代の歴史書『吾妻鏡』に登場する「鶴峯」は、この地域のことである。
連続立体交差事業[編集]
相模鉄道本線の鶴ヶ峰駅付近を中心に西谷駅から二俣川駅間にて、連続立体交差事業が2022年(令和4年)6月より進められている。事業主体は横浜市、事業名は「相模鉄道本線(鶴ヶ峰駅付近)連続立体交差事業」。事業完了は2033年(令和15年)度を予定している。[1]
路線データ[編集]
- 起点:横浜市保土ヶ谷区西谷四丁目(西谷駅周辺)
- 終点:横浜市旭区二俣川2丁目(二俣川駅周辺)
- 延長:約3,240m(うち、地下式 約2,130m)
- 構造形式:地下式、地表式
整備効果[編集]
- 鶴ヶ峰駅~二俣川駅間にある10ヵ所の「開かずの踏切」撤去
- 地域の交通利便性向上
- 慢性的な交通渋滞の解消
- 緊急活動への影響削減
- 踏切事故防止と定時性の確保
- 保土ヶ谷二俣川線と神奈川県道40号横浜厚木線(厚木街道)の接続事業化
その他[編集]
- 横浜市の副都心計画の中には当駅への急行停車計画も盛り込まれている。また開通を目指す神奈川東部方面線により、2018年には東日本旅客鉄道(JR東日本)横須賀線および湘南新宿ライン方面、また2019年4月に東京急行電鉄目黒線および東横線経由で副都心線方面への直通運転が予定されている。
- なお、横浜市交通局の横浜環状鉄道(横浜市営地下鉄グリーンライン)において鶴ヶ峰への延伸構想もあるが、隣の二俣川が有力視されている。ただし、神奈川東部方面線と方向的に重複するため、この構想は進展していない。
- 旭区発足40周年および旭ジャズまつり20周年記念として、2009年7月16日から数ヶ月間「A列車で行こう」を列車接近メロディとして試行導入していた[16]。その後2013年夏にもジャズの接近メロディが導入されている。
- 流れ星 (テレビドラマ)第一話の撮影でザ・プライス横の踏切が使われた。
隣の駅[編集]
脚注[編集]
- ↑ 1.0 1.1 (2020-3-23) (仮称)相模鉄道本線(鶴ヶ峰駅付近)連続立体交差事業 日本語 横浜市 2020-3-23 arch. 2020-5-19 2020-5-19
- ↑ () 相模鉄道 鶴ケ峰駅 日本語 相模鉄道 [ arch. ] 2020-5-19
- ↑ 横浜市統計書 - 横浜市
- ↑ レポート - 関東交通広告協議会
- ↑ 神奈川県県勢要覧 - 神奈川県
- ↑ 線区別駅別乗車人員(1日平均)の推移 - 26ページ
- ↑ 横浜市都市計画マスタープラン(全体構想)PDF 平成25年3月発行。編集・発行、横浜市都市整備局企画部企画課。
- ↑ 上大岡が副都心に選ばれた理由、そして副都心の定義とは?(はまれぽ.com 2012年8月19日)
- ↑ 9.0 9.1 9.2 (2022-01-25) 相模鉄道本線(鶴ヶ峰駅付近)連続立体交差事業の都市計画決定を行いました PDF 日本語 横浜市道路局建設課 arch. 2022-01-25 2022-01-25
- ↑ () 鶴ヶ峰で発見! 駐車場の中にポツンとある謎のバス停、なぜこんなことになってしまった? - はまれぽ.com 神奈川県の地域情報サイト [ arch. ]
- ↑ 『相鉄五十年史』1967年、102ページ
- ↑ 「第33回 全国都市緑化よこはまフェア」の公式テーマソングGReeeeNの「キミマツ」を列車接近メロディーに導入PDF (相鉄グループ 2017年3月23日)
- ↑ (2019-11-05) 直通運転開始により都心へのアクセスが向上 二俣川〜新宿最速44分 11月30日(土)相鉄線のダイヤ改正を実施 平日朝のラッシュ時間帯に通勤特急・通勤急行を導入 PDF 日本語 相模鉄道 arch. 2019-11-19 2019-11-30
- ↑ 14.0 14.1 (2021-10-18) 鶴ケ峰駅のホームドアの運用を開始します 日本語 相模鉄道 2021-10-18 arch. 2021-10-18 2021-10-18
- ↑ (2022-06-21) 相模鉄道本線(鶴ヶ峰駅付近)連続立体交差事業に着手します PDF 日本語 横浜市道路局建設課 arch. 2022-06-21 2022-06-21
- ↑ 「旭区誕生40周年、旭ジャズまつり20回開催を記念して相鉄線4駅で「JAZZ」駅メロディを試験導入」PDF 2009年7月17日、相模鉄道
- ↑ 平成12年 - 225ページ
- ↑ 2.0 2.1 平成13年PDF - 227ページ
- ↑ 平成14年PDF - 225ページ
- ↑ 平成15年PDF - 225ページ
- ↑ 平成16年PDF - 225ページ
- ↑ 平成17年PDF - 227ページ
- ↑ 平成18年PDF - 227ページ
- ↑ 平成19年PDF - 229ページ
- ↑ 平成20年PDF - 233ページ
- ↑ 平成21年PDF - 243ページ
- ↑ 平成22年PDF - 241ページ
- ↑ 平成23年PDF - 241ページ
- ↑ 平成24年PDF - 237ページ
- ↑ 平成25年PDF - 239ページ
- ↑ 平成26年PDF - 241ページ
- ↑ 平成27年PDF - 241ページ
- ↑ 平成28年PDF - 249ページ
- ↑ 平成29年PDF - 241ページ
- ↑ 平成30年PDF - 225ページ
- ↑ 令和元年PDF - 225ページ
- ↑ 令和2年PDF - 225ページ
- ↑ 令和3年PDF - 217ページ