オーキド・ユキナリ

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オーキド博士から転送)
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オーキド・ユキナリは、ゲームポケットモンスター』およびその関連作品に登場するに登場する架空の人物。一般的には「オーキド博士」(オーキドはかせ)の名前で知られている。アニメ及び映画での声優は石塚運昇

人物[編集]

カントー地方の「マサラタウン」にある「オーキド研究所」で暮らしている。基本的にはポケモンの研究に毎日を費やしている。

新人トレーナーにも気さくに話しかけ助言を与えるなど、親しみやすい人柄の持ち主。若い頃はポケモン図鑑完成を目指して旅をしていたが、体の老化による自分のトレーナーとしての限界を感じ始め、ポケモントレーナーを引退。以後、ポケモン専門の博士として生きていくことを決めた。

ポケモン界では名が通っており、尊敬する者も多い。ポケモンのタイプによる分類法を提唱したのもオーキド博士である。また孫の姉弟がおり、の方が『赤・緑』で主人公のライバルとなる。はナナミという名前で、ブリーダーとしてかなりの腕があるらしい。

ゲームでの設定[編集]

1作目『赤・緑・青・ピカチュウ』版では、主人公とライバルに、ヒトカゲゼニガメフシギダネのどれか一匹(ピカチュウバージョンでは主人公がピカチュウ、ライバルがイーブイ)をプレゼントしてポケモン図鑑の完成を任せている。 バグ技で対決出来る。アブも対決した。レベル60から70のポケモン使用して来る。名前がなぜか博士でなく先生になっている 2作目『金・銀・クリスタル』では主人公を見守るウツギ博士が尊敬する人物として登場し、主人公に対しても直接助言を与える。さらにラジオ番組にも出演している。かつて、新たな100種類が発見される以前に、学会にて『ポケモンは150種類いる』と発表した。

3作目『ルビー・サファイア・エメラルド』には直接登場しない。4作目『ダイヤモンド・パール』では主人公を見守るナナカマド博士の後輩格として、ゲーム内で特定の条件を満たすと主人公の前に姿を現すようになる。

なお、ゲームでは姓のみ登場してユキナリという名は現れないが、初期の『赤・緑』の攻略本においてフルネームが明かされている。

アニメでの設定[編集]

後述の「ユキナリ」との関係上、年齢が50-60歳であることが判明している。

アニメでは、毎年マサラタウンの子供が10歳になった日にポケモントレーナー修行の旅に出かける為、基本的には上記3匹のいずれか(サトシの場合はピカチュウだったがこれは特別)をプレゼントする。また、アニメでは研究所の外にポケモンの為の牧場があり、トレーナーから送られてきたポケモンを放し飼いにしている。

アニメ本編終了後には「オーキド博士のポケモン講座」というコーナーを持っていた。現在は「オーキド博士のポケモン大百科」というバージョンアップしたコーナーを持っている。ポケモン川柳研究家としても有名。またボタンの早押しが得意である(無印245話)

タマムシ大学出身で、ナナカマド博士はその頃からの先輩である。20歳のころ「携帯獣研究序説」という本を書いてポケモン学会の注目を浴びた。それが相まってか25歳の時はタマムシ大学携帯獣学部名誉教授になる。しかし30代になると中央から遠ざかり、故郷のマサラタウンに研究所を構える。主人公少年サトシライバルであるシゲルの実の祖父であるが、シゲルよりもサトシを構い気味の傾向にあり、初期のシゲルの派手な行動の原因になった。

ポケモン研究では主に「人とポケモンの共存」について研究している。ポケモン学会でもトップシークレットである強化ウイルス「ポケルス」についても知識があるようだ。

映画『劇場版ポケットモンスター セレビィ 時を超えた遭遇(であい)』には40年前の世界からタイムスリップしてきた少年「ユキナリ」(声:戸田恵子)が登場する。海外及びテレビ放映されたバージョンではオーキド博士が最後に自分が「ユキナリ」だとほのめかすシーンが追加されており、名前が同じである事と「ユキナリ」のスケッチブックがオーキド邸の書庫に保管されていた事から、「ユキナリ」がオーキド博士の少年時代であることは明確。本編内ではそれをはっきり示すシーンはなかった為都市伝説ではないかと噂されたが、映画のガイドブックなどにも掲載された公式設定である。しかし本編ではこのことについて触れることはまずなく、上記の通り極稀に仄めかすだけである。(だが無印の245話では「ワシは昔、早押しユキちゃんと呼ばれていた」と少しだけ下の名前について触れている)またこれがシゲルよりもサトシを構う原因だと言う意見もある。

ちなみに「戦慄のミラージュポケモン」ではトレーナーとしてカイリューを使用しバトルする姿がみられる。 また、小説版では兄が二人いることが示されている。

漫画版での設定[編集]

穴久保版の漫画では、マサラタウンの軍隊に出動要請できるほどの権限を持っている。また、「禿げているためにかつらを被っている」という設定が追加されている。

交友関係[編集]

ゲーム冒頭のメッセージに曰く、ポケモン博士として皆から慕われている。各地のポケモン研究者との親交は特に深い。特にシンオウ地方のナナカマド博士は直接の先輩である。また、四天王のキクコはオーキドとの過去の関係を匂わせている。

アニメ版では上記研究者の他にもマサラタウンの人々(赤・緑・青・ピカチュウの主人公またその母親も)研究員全般、四天王などを含むトレーナーの一部、赤・緑・青・ピカチュウでも登場する老人(オーキド博士が主人公に「お届けもの」を依頼する)、その他多数の友人がいる。

関連項目[編集]

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