SDガンダムフォースの登場人物
SDガンダムフォースの登場人物では、テレビアニメ『SDガンダムフォース』およびその派生作品に登場する架空の人物・キャラクターを列挙する。括弧内はデザインの元となった機体を紹介している。
目次
ガンダムフォース[編集]
メインメンバー[編集]
- シュウト
- 声 - 朴璐美 / 未来(二十七歳[1]):神谷浩史
- ネオトピアの郊外に住む十歳の男の子。元気一杯で真っ直ぐな性格の少年で発明が趣味。ダークアクシズ侵攻の場所に居合わせ、キャプテンに助けられた後、ソウルドライブを起動させてしまったことがきっかけとなり、彼のパートナーとなった。アウトドア的な生活でありながら家にいるときは専ら発明をしているときが多く、彼の使っている装備の大半は自分自身の発明である。他にもボイスチェンジャーやマグネローラー、さらにはキャプテンのバックパックを元に作った自分用のバックパックなどまで、様々なものを発明をしている。セーラに好意を見せており、彼女の作ったケーキが大好き。鶏の鶏冠のようなくせ毛が特徴で、ザコソルジャーからは「鶏冠虫」と呼ばれている。
- キャプテンと出会って以降は、ハロ長官に認められて次元防衛組織S.D.G.の特別隊員としてキャプテン達を応援する事に。武者頑駄無達に出会うたび頬を「ぷにぷに」させられている。
- 一人称は現在が「僕」、未来が「俺」。
- キャプテンガンダム(キャプテン:キャプテンガンダム/ ヘビーウェポン:キャプテンガンダム&ガンアーマー/ オプションV装備:キャプテンVガンダム、高機動型ガンダム、ガンダムGP01 / ハイパーキャプテン:ガンダムGP01、ガンダムGP01Fb+ガンダム5号機 / オプションZ装備:ガンダムGP01Fb+ガンダム5号機+ガンダムGP03D、スペリオルガンダム)
- 声 - 神谷浩史
- 分類は万能戦闘型モビルディフェンダー。全長:148.30cm、体重:131.34kg。パワー:1078do.(キャプテンガンダム時)、1478do.(ハイパーキャプテン時)
- ソウルドライブと呼ばれる特殊な機構を内蔵してる。最初の頃は無表情かつ理知的な思考をもつ融通の利かない性格で、あらゆる事象の確率を算出する等ロボットらしい面が目立っていたが、シュウトとの交流によって徐々に感情が芽生え、ゼロや爆熱丸の見せる豊かな感情表現に強い憧れを持つようになった。
- 時が経つにつれ、豊かな感情に憧れるようになり、後に表情を変える機能を追加されたが、使いこなしてるとは言い難い。
- 正確無比な射撃と、自身の損傷を省みない勇敢な戦い方が特徴。また、シュウトの応援とソウルドライブがシンクロすることで脅威的なパワーを発揮することができ、必殺の「キャプテンパンチ」を放つことが出来る。水中でも行動できるが、ビーム兵器が使えず、動作が鈍くなるため水中戦にはあまり向いていない。専用の換装リングを用いることで多数のオプション装備を使いこなすことも可能。通常はボディを非武装状態のモビルシチズン(ロボットの住民を指す言葉)モードに換装している。
- 普段はモビルシチズンとして活動するため、カモフラージュ機能として人の顔を模した口部がマスクの下に隠されており(通称オプションC)、それによって自分の身分を偽装している。
- コマンダーサザビーとの決戦に換装したヘビーウェポンキャプテンではライトライフルがヘビーマシンガンに、ライトシールドはヘビーシールドにパワーアップした上、モビルアーマー形態のガンビークルモードに変形することが可能。
- 後にバックパックはオプションVに換装することで、双刃の槍Vロッドを装備することができる。
- プロフェッサーガーベラとの戦いで致命的な損傷を受けたが、新たなボディを得て形式番号GP-01ハイパーキャプテンへと生まれ変わった。
- シュウトの応援がないとソウルドライブは発動できないが、最終決戦で元気丸と虚武羅丸の説得、仲間たちの応援により、自らの力でソウルドライブを発動させ、翼の形をした光を発生させた。
- ハイパーキャプテンはカトキハジメがデザインを手がけている。
- 武器 / ライトライフル・ライトシールド・ビームサーベル・グレネードランチャー・ヘビーマシンガン・ヘビーシールド・Vロッド
- 必殺技 / キャプテン:キャプテンパンチ。シュウトの応援とソウルドライブをシンクロさせ、エネルギーを拳に集中させて敵を殴りつける。 / ヘビーウェポンキャプテン:獅子の牙。ガンビーグルモードに変形し、周りからIフィールドを発生させて体当たりする。 / ハイパーキャプテン:ハイパーキャプテンパンチ。キャプテンパンチの強化版。 / Vアタック。ハイパーモードに切り換え、エネルギーをチャージし、Vアンテナから発射する。 / 三位一体:トリプルアタック。キャプテンのキャプテンパンチ、ゼロのヴァイオレットトルネード、爆熱丸の天驚剣を同時に放つ。
- 漫画版必殺技 / キャプテン:トルネードキャプテンパンチ。ゼロのヴァイオレットトルネードを利用してキャプテンパンチを放つゼロとの連携技。 / 百烈ハイパーキャプテンパンチ。ハイパーキャプテンパンチを連発する応用技。 / ハイパートルネードキャプテンパンチ。トルネードキャプテンパンチの強化版。さらに百烈ハイパーキャプテンパンチを放つ。
- 翼の騎士ゼロ(ゼロ:皇騎士ガンダム+流麗騎士ウイングガンダム、/ ゼロカスタム:神聖騎士ウイングガンダムゼロ)
- 声 - 斎賀みつき
- 分類は騎士ガンダム。身長:150.30cm、体重:127.36kg。パワー:1001do(ゼロ時)、3961do.(ゼロカスタム時)
- 精霊との契約の証であるヴァトラスソードとブリティスシールドを携える風系の魔法騎士。ソラジオラーマ世界の騎士の国ラクロアに仕え、王家とリリジマーナ姫に忠誠を誓う。ラクロア親衛隊最後の一人であり、ラクロア出身のガンダム唯一の生き残り。石化してしまったラクロアの人々を救う為、ネオトピア進行開始の二年前にリリジマーナ姫の次元移動魔法によってネオトピアに送り込まれた(このことがS.D.G.設立のきっかけともなった)。騎士としての誇りを忘れず、常に華麗で優雅な立振舞いを心がける性格で、美しいもの、特に女性への配慮を怠る事は無いが、女たらしと言われると怒る。「美しくない!!」が口癖。海を泳ぐことが出来ない。また、リリ姫が不機嫌な場合、体を張った芸を披露した。そのときの芸はリリ姫には受けたが、他のメンバーは呆然としていた。飛行能力は10メートルが限界だったが、フェンの羽根により飛行能力が10メートル以上に向上した。
- 同じソラディオラーマに存在する武者の国・天宮の爆熱丸とは美意識や価値観の違いから度々衝突しているが心の奥底では互いを認め合っている。また、姫や仲間の親衛隊達を救えずただ一人ラクロアから逃れたことに強く心を痛めていた。出会った当初は共闘を持ちかけるシュウトに対し「群れるのは好まない」と一匹狼を気取っていたが本人の仲間意識は非常に強い。
- 後にラクロアの第二位精霊である「光のフェザードラゴン」と協力し、これと融合することにより銀翼の騎士ゼロカスタムへとパワーアップする力を得、ダークアクシズによって犠牲となった全ての騎士ガンダムの仇を討つ。
- 武器 / ヴァトラスソード・ブリティスシールド・ツインバスターソード
- 必殺技 / ゼロ:ヴァイオレットトルネード。すみれ色の薔薇の花びらと共に竜巻を巻き起こす。 / ラクロアンクレセント。三日月状の風の刃を発生させ、相手を切り裂く。 / ゼロディスペルソード。無数の光の剣を発射させ敵を串刺しにする。 / ゼロカスタム:インフィニティウィンズ。魔力をツインバスターソードに集中させ、光の刃を発射させ、相手を真っ二つにする(又は貫く)超魔法。 / 三位一体:トリプルアタック。
- 武者頑駄無爆熱丸(むしゃがんだむばくねつまる)(爆熱丸:機巧武者シャイニングガンダム+號斗丸/ 爆心丸:號斗丸(必殺技形態)+闘神武者ゴッドガンダム)
- 声 - 千葉進歩
- 肩書きは炎の武人で、分類は武者頑駄無。身長:157.49cm、体重:134.64kg。パワー:1017do.(爆熱丸時)
- 天宮の武将・武里天丸に仕える若武者で騎馬王丸軍との合戦の最中、次元転送装置の暴走により愛馬・炎天號と共にネオトピアへとやってきた。師匠より譲り受けられた刀を用いた二刀流の使い手で、交差する炎の刃で敵を切り裂く「天驚剣」が必殺技。
- 基本的に直情的な熱血漢だが、義理人情に厚く礼儀正しい。当初は天宮に帰る事ばかりを願っていたが、キャプテン達の戦いぶりに感銘を受け、S.D.G.への協力を誓う。ゼロとは気が合わないのか仲が悪く、対決(喧嘩)することもしばしば。また、ゼロに馬鹿にされたり、ガンイーグルに「専門外」と見下した言動にカッとなるなど意外と激情家な面もある。幽霊が大の苦手で、幽霊を見た途端に泣き顔になってしまうため、ゼロから弱虫呼ばわりされたことがある。そして、非常に涙もろい。また、ゼロ同様海に泳げない(武者は基本的に泳ぐことが出来ない種族)。
- 後に天宮に帰還を果たした際、敵前逃亡の疑いを着せられてしまったが、爆心の鎧の装着に成功、強火剣嵐 爆心丸(ごうかけんらん ばくしんまる)となったことで主君の信頼を取り戻し、仲間達の協力もあり騎馬王丸の野望を阻止した。
- 出生の経緯は不明だが孤児であり、その身は剣術の師である覇王丸に孔雀丸とともに救われた。しかし、どういう経緯かその後浪々の身となり、そこを武里天丸に拾われ仕えるようになったようである。その際、主君と「乱れた世を正す」という誓いを果たしている。
- 武器 / 五聖剣ノ武・五聖剣ノ道
- 必殺技 / 爆熱丸:天驚剣<てんきょうけん>。五聖剣で円を描き、交差に斬りつけると同時に炎の刃を飛ばして相手を斬る。爆心丸でも似たような技を使えるが、その状態で技名を言ったことはない。 / 大回転天驚剣<だいかいてんてんきょうけん>。体を一回転させてから相手を斬る天驚剣のバリエーション。(ただしこの技はトールギス戦において思いつきで編み出した技で、一度のみ使用)。 / 爆心丸:爆界天昇<ばっかいてんしょう>エネルギーを体中に取り込み、周囲に大爆発を起こす奥義。 / 三位一体:トリプルアタック。
- 漫画版必殺技 / 大回転V天驚剣<だいかいてんVてんきょうけん>。五聖剣ノ武と道をキャプテンのVロッドに装着させ、刀身に炎を帯びさせ敵を薙ぎ払う応用技。
- 韓国の玩具では二丁の太音ヶ士磨雷威銃<タネガシマライフル>が付属しているが、本編で銃を使ったことはない。
サブメンバー[編集]
- ガンバイカー(ガンバイカー:コマンドガンダム+Gアーマー+ガンダムF90+メガライダー / ガンパンツァー:ガンダムEz-8)
- 声 - 柳沢栄治
- 分類は支援型モビルディフェンダー。見た目こそバイクだが、そのAIにはかつてキャプテンガンダムを指導した教官(元はコマンドガンダムであったことが裏設定として匂わされている[2])のAIが搭載されている。故にまるで現場指揮官のような振る舞いが多く、その威圧感にプライドの高いゼロも、直情的な爆熱丸もタジタジになっていた。しかし、効率的な戦闘を望むが故に融通のきかないところがあり、列車兄弟がガソリンタンク群に突っ込もうという時は彼らを見捨てようと考えるなど、冷徹な部分も垣間見せた。しかし、ガンダムフォースの効率だけではない姿勢を見てからは多少丸くなった傾向がある。この時の機体はキャプテンガンダムを目的地まで円滑に運ぶための姿でサイドカー(Gファイターの意匠がある)が取り付けられており、そこには特別隊員であるシュウトが乗ることができる。ガンイーグルに「時代遅れのバイク」と馬鹿にされたことがあり、このとき彼は非常に傷ついた。
- 後半はAIが移植され、人型のMS形態に変形できる戦車型支援用メカ(俗に言う可変型MS)であるガンパンツァーへとパワーアップした。ガンパンツァーになった際はその身長がキャプテン達の二倍から三倍ほどになり、車両型のMA形態時はキャプテン達ガンダムフォースの面々をコンテナに乗せることが出来るようになった。またコンテナではハイパーキャプテンの補給が行えるようになっている。口癖は「100万年早いわ!」と「わしには分かる」。武里天丸とは早いうちから意気投合をした。「G-ARMS」に登場しているガンパンツァーΖΖとは名前と重火器以外は全く別人である(ガンパンツァーΖΖの原型がΖΖガンダムであるため)。
- 歴戦の勇士といったような風格を漂わせているが、ダークアクシズ出現以前の活躍(すなわちコマンドガンダム時代)は不明であり、何故戦闘知識が豊富なのかについては明らかにされていない。
- 商標上の問題から、ガンバイカーの玩具は「キャプテンガンダム専用バイク」という名称で発売された。
- ガンイーグル(ガンイーグルν)
- 声 - 浪川大輔
- 分類は空戦型モビルディフェンダー。ガンダムフォースへ三度目に配属された。その飛行速度は計測できる最高の範囲でマッハ2.8以上。実際はもう少し出せるらしいが、本人が怖くなって途中で計測やめてしまったという経緯がある。まだ若いルーキーなためか、自信過剰になって失敗することもあるものの、基本的にその戦闘能力は高い。ゼロや爆熱丸だけでなく、あろうことか自分の教官であるガンバイカーにすら生意気な態度をとる(ガンバイカー曰く「訓練不足なため」)一方で、唯一キャプテンガンダムを尊敬の眼差しで見ており、彼にだけは敬語を使う。また、軟派に見えて根性があり、ネオトピアの決戦ではビグザムの放ったミサイルがネオトピアタワーにぶつかるのを阻止するため、ミサイルを押して方向を変えて衝突を防いだが、その直後にミサイルの爆発に巻き込まれ小破してしまう。さらに、その傷ついた身体でイエロードーガと交戦し、勝利している(ここのくだりは、本編においては明確に描かれていない)。オペレーターのジュリとは仲がいい。
- 唯一ガンダムフォースの戦闘要員の中でパワーアップをしなかったが、その必要性が無いほどの高い性能を持ち、特に彼の持つエアリアル・ビームライフルはキャプテンのライフル以上の高出力を放つ。グレネードランチャーからビームサーベルを取り出すこともできる。
- 背中に装備されているフィングライドユニットは、それ自体に武器の性能はなく、飛行ユニットである。武器はそのユニットに装備されているミサイルのみである。
- 最終決戦の折、キャプテンの代わりにガンチョッパーズ達の指揮にあたった。
- また、ビグザムのミサイルを押してネオトピアタワーの衝突を阻止するシーンは、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』でアムロ・レイの乗るνガンダムが地球に落下するアクシズを押し返すシーンのオマージュである。
- 武器 / エアリアルビームライフル・ビームサーベル・グレネードランチャー・ファンネル
- 必殺技 / エアリアル・スティンガー。フィングライドユニットのファンネルを下げ、体を回転させながら突撃すると同時に相手を斬りつける。
- ガンダイバー(リ・ガズィ/ ガンチョッパー:オリジナル)
- 声 - 01=中井和哉02=吉水孝宏 他は不明
- 分類は海戦型モビルディフェンダー。ガンダムフォースへ四度目に配属された。合計で七体が同時開発されており(それぞれの見分け方は肩などに記されたナンバーで分かる)、正に兄弟のようにお互いを思いやっている。言葉を七人で分けるか復唱する癖があり、主なセリフは最初に起動・着任した一号・二号が担当する。そのコンビネーションは巧みであり、必殺技は七人そろう事で放つことができる。キャプテンガンダムに似て命令に忠実、感情を表現することがあまり無いが、仲間の為に自らの身を呈してエネルギーを分けたりする健気な性格をしている。背中に装備されているバックハイドロユニットは海深く潜る際にはサブマリンフェイズに変形し、誰よりも素早く、深海深くまで潜水することが可能。
- 武器はシュノーケルから取り出される三叉の槍「シュノーケルビームトライデント」と両肩に内蔵されている魚雷。手はスクリューになったりする。
- 最終決戦ではカオ・リンに飛行ユニット「バックヘリユニット」を取り付けてもらい、ガンイーグル指揮の下、空戦型のガンチョッパーへとパワーアップした。
- 武器 / ビームトライデント・グレネードランチャー・ガトリングガン・ミサイルランチャー
- 必殺技 / マキシマムスパイラル。七人が輪になり、渦巻きを発生させる。 / レインボーボルテックスシュート。七人が六角形のような形に合体し、マキシマムスパイラル同様、渦巻きを発生させる。
- 炎天號(えんてんごう)(風雲再起)
- 声 - 伊藤健太郎
- 爆熱丸の愛馬。炎の武者にふさわしい炎の馬である。爆熱丸とともに次元を超えてネオトピアにやってきた。飼い主よりも知的な面を見せるところもあるが、基本的には忠実。阿修羅丸戦の時は爆熱丸の折れた部分の刀を守っていた。
- ダークアクシズへ反撃に転じる際、ネオトピアに置いていかれるが、天宮での決戦前に主人との再会を果たし、最終決戦まで爆心丸の足となった。漢字を理解しており、実は「火火ーン」と鳴いている。漫画版では第1巻しか登場していない。今の天宮ではこの炎天號と騎馬王丸の飛龍・角龍しか馬は居ないといわれ、その理由は騎馬王丸が斬馬王刀でこの三頭以外の馬を全て斬ってしまったからであるとザコザコアワーで推察されていた。
- ライミ
- 声 - 佐藤ゆうこ
- ダークアクシズのマグナムサイを改修して利用した戦艦、ガンダムサイに新たに搭載された女性型AI。彼女によってガンダムサイは極少数の人数で運用することができる。基本的に姿はないが、艦橋に浮かぶ舵輪のようなホログラフと艦の内部にある二本のアーム(マニピュレイターに似たようなメカハンド)がある意味彼女の姿である。
- 名前の由来は、「機動戦士ガンダム」に登場するミライ・ヤシマから。(“ミライ”のアナグラム)
ゲストメンバー[編集]
- リリジマーナ・ミヤ・ド・ラクロア
- 声 - 松来未祐
- ラクロア王国の王女で、唯一の王位継承者。通称リリ姫。非常に高い魔力の持ち主でドレスの埃を掃うものからフェザードラゴンの召喚まで多種多様な魔法を扱える。ラクロア滅亡の際、ゼロをネオトピアへ脱出させた後石化したが、ラクロアにやって来たS.D.G.によって救助され、石化を解かれた。
- 強気で我侭な性格だが、王位を継ぐべく帝王学を叩き込まれており、いかなる時でも堂々とした態度を崩さない。初めはS.D.G.を自分の配下のように見ていた節があったが、天地城での決戦では共に戦う仲間として戦場に立ち、魔法を駆使して大活躍を見せた。最初シュウトに対しては子供は嫌いと突っぱねていたが、後に淡い思いを抱くようになる。
- その際はガンダムフォースのメンバーとして半ば強引に加わっており、後日談でもシュウト達の所へゼロと共にメンバーとしてやってきた(このときゼロは彼女に対して「これだから姫は……」と呆れていた)。
- 「新機動戦記ガンダムW」のリリーナ・ドーリアンが元キャラクターであると思われる。
- 元気丸(げんきまる)(ゴッドガンダム)
- 声 - 小林由美子
- 子供武者。身長:66.919cm、体重:10.47kg。騎馬王丸を狙いダークアクシズ要塞内部にて仕掛けようとした所をS.D.G.と遭遇し、成り行きで行動を共にすることになり、シュウトには半ばガンダムフォースの一員とされてしまっている。
- 本名は元騎丸で、騎馬王丸の息子であり、自分と母親を見捨て、ダークアクシズと手を組み天宮を裏切った父親の騎馬王丸に復讐しようとしていた。
- 「井」の字を描くことで空間にゲートを開け、瞬間移動を行うことができる能力を持つ。やんちゃな性格の暴れん坊ではあるが、ザッパーザクや虚武羅丸を強引に自分の家来にしてしまった上、命をかけてでも守ろうとする器量を見せる事でザッパーザクを初め、グラップラーグフ、デストロイヤードム、ザコソルジャー、そして虚武羅丸から一目置かれる存在に。未来の天宮を導く存在として機動武者大神将に選ばれ、武里天丸と騎馬王丸の戦いを終結させた。
- 眉毛のように動く兜の角があるが、最終回においてそれらは本当に兜だということが発覚する。また、胸に筆で「元」と汚く描かれた前掛け(鎧)も自分の身分を隠すためのカモフラージュの一つであり、中には騎馬王丸と同じ色をした元気丸の頑玉が存在している。(大将軍になった際、「元」から「善」となったようである)
ネオトピア[編集]
S.D.G.人間キャラクター[編集]
- ハロ長官
- 声 - 吉水孝宏
- S.D.G.の最高責任者。ハロを象った仮面をしており、その素性は謎に包まれている。不屈の闘志をもった司令官で、物事をそう簡単に諦めることはせず、また部下達を見捨てはしない有能な人物。普段は一般市民として生活しているという話もあるが、詳しくは謎。その声や面影は誰かに似ているが、正体は最後まで明かされなかった。出撃する時は何故かガンペリーの上に乗って仁王立ちをする。また、生身での身体能力も高いようで、プリオやけい子を生身で助けにくることもある。
- 最終決戦では「機動武闘伝Gガンダム」の東方不敗マスター・アジアよろしく生身でジェネラルジオングに立ち向かった。
- ジュリ
- 声 - 夏樹リオ
- S.D.G.のオペレーター。彼女の勤めは、ガンイーグルとガンダイバーズの出撃時に(ウインクしながら)激励をすることが中心である。また、他のオペレーターより優秀でハロ長官からも慕われている。ハロ長官が留守の時には彼女が彼に代わって指揮を執ることもある。阿修羅丸との戦いで重傷を負った爆熱丸に私服姿でシュウトと一緒におにぎりを作ってあげた一方、シュウトの母親のけい子の言葉で焦ったところもあった。
- ガンイーグルとは仲がいい。漫画版の1巻ではあまり出番が無かったが、2巻以降から頻繁に出番が増えた。
- アリシア
- 声 - かかずゆみ
- ポニーテールが特徴のジュリの同僚。活躍は少ない。漫画版の1巻では出番が多かったが、2巻以降から出番が少なくなってしまった。
- カオ・リン
- 声 - 中嶋聡彦
- キャプテンガンダムを初めとしたS.D.G.のモビルディフェンダーを作った科学者。太極拳を得意とし、何故かカタコトな言葉を話す。そのため、いつも専用の通訳ボールが側についている。傍から見れば余計なアクションが多く見られるが、見掛けに寄らず高い技術力を持ち、キャプテン達の様々な面での改良は全て彼が請け負っている。
- ベル・ウッド
- 声 - 山岸功
- 次元転送装置を開発している天才少年。S.D.G.ラボのプロジェクトリーダー。面倒くさがりな性格だがやる時はやる。最初の頃は特別隊員のシュウトを特別隊員として認めておらず、即席と馬鹿にしていたが、後に和解した。爆熱丸の強引さによく振り回される。しかし、後半以降はなかなか仲間思いな面を見せ、行方不明となったガンダムフォースの面々をこれ以上迷子にさせないため、いつになく奮闘していた。
- 爆発に吹き飛ばされた際、「グランマ……」と思わずつぶやいており、年相応の一面も見られる。
- 名前の由来は「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」の地球連邦軍の隊名ロンド・ベルからという説がある。(“ベル”に“ウッド”を付け足してできたと思われる)又はSDガンダムフォースのCG監督である鈴木氏の名前から取ったという線もある。(ベル=鈴・ウッド=木)
S.D.G.モビルディフェンダー[編集]
- キャプテンガンダム
- 声 - 神谷浩史
- モビルディフェンダー達の隊長。
- ガンバイカー(ガンパンツァー)
- 声 - 柳沢栄治
- キャプテンガンダムの教官のAIを搭載したサポートメカ。
- ガンイーグル
- 声 - 浪川大輔
- モビルディフェンダーのルーキー。
- ガンダイバー(ガンチョッパー)
- 声 - 中井和哉など
- モビルディフェンダーの水中部隊。7機いる。
以上の詳細は上記のガンダムフォース参照。
- 隊員ジム(ジム・スナイパーII)
- 声 - 松本大、中井和哉
- S.D.G.の一般隊員。ブランベースの警備をしたり、石化の調査、エネルギーの注入などの仕事をしている。多少人間らしい言動をとることもあるが、基本的には感情に乏しい。虚武羅丸曰く「平和ボケな連中」。
- オペレータージム(ジム・コマンド)
- 声 - 松本大
- ジュリたちと共にオペレーターを務めている一般隊員。
- 隊員ボール(ボール)
- 隊員ジム同様、S.D.G.の一般隊員。
- カオ・リン通訳ボール(先行量産型ボール)
- 声 - 伊藤健太郎
- カオ・リンのカタコトな言葉を翻訳するボール。本編ではカオ・リンがカタコトながらもそれなりに理解できる言語を話すようになったため必要性がなくなったが、たまにカオ・リンの機転で出番をもらえることもある。(「私の出番も考えてくれているのです」とボールがベル・ウッドに対し発言していた)頭頂部にはカオ・リンの弁髪に似たものがついている。デ・スカールにおいては重要な役割を果たすことになる。
一般人間キャラクター[編集]
- マーガレット・ギャザームーン
- 声 - 佐久間レイ
- 未来都市ネオトピアの市長。主にマーガレット市長と呼ばれる。2年前に翼の騎士ゼロがネオトピアに現れたことをきっかけに、防衛組織の必要性を認め、S.D.G.を創設させた。絵がとても上手く、その人柄から市民に人気がある。ロボットと人間が共存して暮らす理想郷を作っていくことを目標に日々努力している。髪型が機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORYに登場するニナ・パープルトンに似ている(声優も共通している)。
- プリオ
- 声 - 野島裕史
- マーガレット市長の秘書。いつも同じ秘書であるレオナルドと一緒にいる。無口であまり喋ったところはない。レオナルドが洗脳から解かれた時には涙を流すほど彼とは仲が良い。
- けい子
- 声 - 久川綾
- シュウト・ナナの母親。教師をしており、その口ぶりからシュウトの担任でもある可能性がある。(しかし当然甘やかしてはいない)ロボット達と仲良くしているシュウトを微笑ましく思っているが、シュウトがガンダムフォースに所属していることを永らく知らなかった。シュウトが異世界に旅立つ時は、必ず帰ってくることを条件に、息子の旅立ちを夫・娘と共に見送った。
- マーク
- 声 - 吉水孝宏
- シュウト・ナナの父親。ミュージシャンをしており、いつも作曲活動に余念が無い。ここぞという時に姿を消すことが多い。炎など、漢字の描かれた独特なセンスのシャツを着ている。また、シュウト曰く将棋が好きで、よくシュウトと打っているという。このことから、全体的に和風の文化を好んでいるようだ。腕のミサンガがトレードマーク。ナナをあやすのが苦手。ハロ長官も腕にそれらしきミサンガをつけており、声優も共通しているため、ハロ長官とは同一人物であることが示唆されているが、明かされていない。
- セーラ
- 声 - 中川亜紀子
- シュウトの友人にして同級生。彼の家のお隣さんでもある。天然ボケでおっとりとしていて会話が成り立たないこともある。ネオトピア一のケーキ少女と言われ、マーガレット市長の誕生パーティで彼女のコーディネートしたケーキが採用されていた。後半からは髪型はポニーテールに変わり、少し話のテンポも速くなった。シュウトは一番彼女のケーキを楽しみにしていたが、劇中で一度も彼女のケーキを食べることは出来無かった。
- 名前の由来は、「機動戦士ガンダム」に登場するセイラ・マスからと思われる。
- ナナ
- 声 - 中川亜紀子
- シュウトの妹、まだ赤ん坊で言葉を話すことができない。いつも母親やシュウトにあやされているが、父親のマークだけにはどうも手に余る様子。未来ではマーガレット市長のように、スタイルの良い女性へと成長している。
- アヤカ
- 声 - 松来未祐
- コマンダーサザビーによるネオトピア侵攻の際、シュウトと出会いガンバイカーに保護された少女。
一般モビルシチズン[編集]
- レオナルド(寒冷地仕様ジム)
- 声 - 長嶝高士
- 市長付きモビルシチズン。外見はヒゲを生やしたジム。マーガレット市長を慕っており、サプライズパーティーなどを企画していた。また、暴走したモビルシチズンを止めるために身を乗り出して説得しようとしたりする勇気もあるが、彼もまた洗脳されてしまう。市長の寛大な人柄から「一生ついていく」と感動していた。
- プリオを並べると「レオナルド=ディカプリオ」になる。
- ジム(ジム、ワーカージム陸戦型ジム、パトロールジムジム改(デザートカラー))
- ネオトピアに住んでいるモビルシチズン。ワーカージムや、パトロールジムなどのバリエーションがいる。
- ボール(ボール、ワーカーボール先行量産型ボール、パトロールボール改修型ボール)
- ジム同様、ネオトピアに住んでいるモビルシチズン。ワーカーボールや、パトロールボールなどのバリエーションがいる。
- クレーンロボ(声:松本大)
- その名の通り、「クレーン」としか基本的に話さないロボット。顔らしきものがある。
- 白鳥号(声:松本大)
- ハクチョウのスワンボートのような形をした遊覧船。脚も存在するため陸上行動が可能。営業時間などのアナウンスもする。
- 市長像ロボ(声:佐久間レイ)
- その名の通り、観覧車がついている。また市長を模したため左手にはパレット型の移動用乗り場がある。市長と同じ声を出してネオトピア観光を補助する。
- 列車ロボット・兄(声:伊藤健太郎)/弟(声:山岸功)
- 貨物列車の兄弟。目らしきものがある。
- アニー(声:佐久間レイ)
- 調理場のアドバイザーで、セーラとともに市長のサプライズパーティに使うケーキを作っている。「あらあら」が口癖。
- グリポ(声:山岸功)/グリパパ(声:松本大)
- トンネル工事に使われているグリプスタイプの掘削ロボ。名前の由来は「機動戦士Ζガンダム」のコロニーレーザー、「グリプス2」から。
ラクロア[編集]
ラクロア親衛隊[編集]
- 翼の騎士ゼロ
- 声 - 斎賀みつき
- 風系の精霊術を使うラクロア最後の騎士ガンダム。詳細は上記のガンダムフォース参照。
- 氷刃の騎士ディード(騎士ガンダムデスサイズ)
- 声 - 伊藤健太郎
- 氷系の精霊術を使い、その人柄からメンバー皆から慕われていた騎士ガンダム。他のメンバーとともに溶鉱炉へと落とされたと思われていたが、実は裏切っていたことが発覚する。その後の詳細は後述の闇の騎士デスサイズにて。
- 紅蓮の騎士バトール(騎士ガンダムヘビーアームズ)
- 声 - 西脇保
- 熱砂の騎士ロック(騎士ガンダムサンドロック)
- 声 - 桐本琢也
- 青銅の騎士ナタク(騎士シェンロンガンダム)
- 声 - 近藤孝行
- 分類はみな騎士ガンダム。ゼロとリリ姫を逃がした後、ダークアクシズの軍勢4万を相手に最後まで戦い抜いたがディードの裏切りにより敗れ、ジェネラルジオングへの生贄にされてしまった。ジェネラルの間において、その亡骸(兜・武器)が確認され、リリ姫は驚愕を隠せなかった。リーダーはロック。しかし、ロックは皆に敬語を使っている。アニメでは身体が完全にマントで覆われていたため、全体像が不明確であったが、公式サイトやブックなどでそのデザインが公開されている。
- それぞれの名前の由来は、モデルとなった鎧闘神戦記キャラクターの名前をもじった者。唯一ナタクの由来はオリジナルで搭乗するパイロットが付けた機体のあだ名から。
- 彼らの武器は、バトールがガトリングボーガン、ロックがショーテル、ナタクがドラゴンハングとグレイブ。
- 性格も原作通りで、バトールは「無口で無愛想」、ロックは「真面目で柔和」、ナタクは「正義感の持ち主」という設定であるが、実際の本編ではそれぞれ一台詞しか喋っておらず、特定は出来ていない。
- 当初はクライマックスにおいて、戦線に加わるという構想もあったが、制作上の余裕がなく、お流れになってしまい、騎士ガンダムの生き残りはゼロのみということになった。
ラクロア王族[編集]
- リリジマーナ・ミヤ・ド・ラクロア
- 声 - 松来未祐
- ラクロア王国の王女。詳細は上記のガンダムフォース参照。
- ラクロア王
- 声 - 不明
- リリ姫の父親。舞台設定からその名前はレビルではないかと推測されているが、明らかにはされていない。最終回のみに登場し、長い旅から帰ってきたリリを優しく抱きしめた。
ラクロアの民[編集]
- ドア
- 声 - 杉本ゆう
- コア
- 声 - 葉月絵理乃
- ノア
- 声 - 的井香織
- バグバグによる石化から逃れ、精霊の卵を守っていた三つ子。トールギスに反抗する。ラクロア石化を解く方法を掴まないまま帰ってきてしまったゼロを最初は信用しなかった。実は既に石化していた身であったが、精霊の卵の加護によって石化進行を防いでおり、ゼロを救世主と認めた後は石に戻ってしまったが、終結後、白バグバグにより、元に戻った。
精霊[編集]
- フェン
- 声 - 的井香織
- 三つ子に託された精霊の卵から生まれた毛玉のような謎の精霊。気まぐれで我侭かつ、ゼロに似て女好きであり、気に食わない事があると火を噴いて暴れだす。成長することで数十倍の大きさとなった。
- その正体はラクロアの第二位精霊「光のフェザードラゴン」の幼態であり、グリフォントールギスとの戦いの際に覚醒、ゼロの実力と心を認め協力する。ただし、グリフォン・スティールドラゴンとはちがい、契約は一切していないのでその力を自在に発揮する事は出来ず、気まぐれ(と言うより精霊戦など自分が必要されると判断された場合)で現れることが多かった。
ラクロア反乱軍[編集]
氷刃の騎士ディードが二年前、プロフェッサー・ガーベラと手を組んだ事を発端にしておきた。首謀者はディードだが、自らの真の目的の為、表向きは以前反乱を起こし投獄されていたトールギスが首謀者という事になっている。
闇の騎士陣営[編集]
- 闇の騎士 デスサイズ(冥闘神デスサイズ)
- 声 - 伊藤健太郎
- 分類は騎士ガンダム。ダークアクシズ最高幹部の一人で、魔法で正体を隠す闇系魔法を使う仮面騎士。身長:151.40cm、体重:189.72kg。
- 次元転送装置をつかわずあらゆる次元を移動する事ができ、嵐の騎士トールギスを唆して反乱を起こさせ、ラクロアを滅亡へと導いた張本人であり、その正体は殺された筈のラクロア親衛隊の一人・氷刃の騎士ディードである。
- 第二位精霊「闇のスティールドラゴン」の封印を解き融合、トールギス・ゼロをはるかに上回る圧倒的な魔力を誇る。その真意は『人間と騎士ガンダムは結ばれる事が出来ない』という通説(種族が違うので子供が出来ないという事)により、リリ姫に叶わぬ思いを寄せており、人間となって彼女と結ばれるべくラクロアを裏切りダークアクシズについた。石化解除と最終目的到達の為、白バグバグとフェザードラゴンの奪取を目論み、トールギスと魔剣エピオンを利用してS.D.G.をラクロアの自分の下へおびき寄せる。一度はフェザードラゴンを捕らえ、スパイとして偽のリリ姫をS.D.G.に潜り込ませるも、偽のリリは改心して任務を放棄し、さらに真実を知ったトールギスによってフェザーを開放され、ゼロとフェザーの合体を許してしまった。最後はゼロカスタムと壮絶な空中戦を繰り広げるもスティールがゼロカスタムのフェザーに同調し、融合不全を起こして弱体化、ゼロカスタムの差に追いつけられず、逆上して特攻を仕掛けたがゼロカスタムのインフィニティウインズにより体を貫かれ、スティールドラゴンと分離し谷に墜落、行方不明となった。一人称は「私」だが、ゼロカスタムとの決着時に「オレ」に変わっている。第38話のザコザコアワーではゲストで登場したポーンリーオーに「ストーカー」呼ばわりされていた。
- なお、彼の出身地は卵こそラクロアだが、孵化したのはブリティス王国であるという記述がある。
- ディードが使っていた武具は、スティールドラゴン以外の精霊から貸し与えられた武器(ゼロら同様、元々契約していた精霊がそれとは違うため)である為、一見しての容姿が異なっている。
- 武器 / スティールデスシザーズ
精霊[編集]
- スティールドラゴン
- 声 - 無し
- 闇の精霊の長であるラクロア第二位の精霊。全ての文献からその名・存在が抹消され、英知の園に封印されていた。王家の調査団護衛として同行し存在を知ったデスサイズと契約を結び、ラクロア滅亡の動力源の一つとなる。契約する証としてデスサイズ『スティールデスシザーズ』(鋼鉄の死の鎌という意味)を貸し与えた。しかし、最後にはゼロカスタムのフェザードラゴンと同調してしまい、デスサイズと融合不全を起こしてしまう。ディードが敗れた後はどこかへ飛び立っていき、現在所在は不明。なお、デスサイズが被る仮面はこのスティールドラゴンの頭部を模している。
配下[編集]
- 狂戦士 エピオン(騎士エピオン)
- 声 - 楠大典
- ラクロア王家によって厳重に封印されていた魔剣・エピオンの真の姿。魔剣を手にした者の妬み、恨み、僻みなどの負の感情が高まった結果、それをエネルギーに魔剣が実体化する。
- 寄代となったトールギスの意識を反映し、騎士ガンダムらしい容姿になる。本編中ではトールギスが取り込まれてしまったためか、キャストはトールギスと同じである。魔剣エピオンの力である「切りつけたものを食らう」力は健在。というよりそれだけに固執しており、基本的に「食らう!」としか話さず、ほとんど理性はない。(しかしデスサイズの意図に沿ったような行動はとっていた)最期はゼロカスタムの超魔法の前に消滅、その際トールギスは開放された。
- リリ姫(黒)
- 声 - 松来未祐
- 闇の騎士デスサイズが青い薔薇「プリンセスローズ」に魔法をかけて作り出したリリ姫の偽者。外見は瓜二つだが、ドレスが黒いのが特徴で、性格も幾分大人しい。S.D.G.から白バグバグを奪い取るために送り込まれたが、キャプテンやシュウトたちと行動を共にするにつれて、自らの使命に疑問を持つようになる。デスサイズによって元のプリンセスローズに戻ってしまい、以降はもう人間の姿になれないことになってしまったが、最終回では他のプリンセスローズが咲き乱れているの元へと返される。花に戻っている間はずっとガンダムサイに飾られ大切にされていたようで、最終決戦では苦しむシュウトを心配そうに眺めていた。ファンの間からは本物のリリ姫と区別するため「黒リリ姫(通称黒リリ)」と呼ばれるが、公式の呼称ではない。偽のラクロア姫と記述しているものもある。
- リリジマーナ姫同様、「新機動戦記ガンダムW」のリリーナ・ドーリアンが元キャラクター。
嵐の騎士陣営[編集]
騎士[編集]
- 嵐の騎士 トールギス(雷迅将トールギス+神風騎士トールギス)
- 声 - 楠大典
- 分類はMS族。侵略したラクロアの支配を表向き任されている騎士でグリフォンと融合することによりグリフォントールギスにパワーアップする。身長:151.309cm、体重:139.96kg。
- ゼロと同じ風系の魔法騎士で過去に一度反乱に失敗していたが、ダークアクシズの侵攻に乗じて、ラクロアを守る四神獣の一体で第三位精霊である「風のグリフォン」を無理やり屈服させて結界を崩し、ラクロア滅亡の直接の原因をつくった。ラクロアの風土なのか、キザで嫌味な性格をしている。エリート気質が高く、ゼロを「弱者」と見下す部分もある。
- 騎士として優れた力を持っていたにもかかわらず、ガンダムではないという理由でラクロア親衛隊はおろか、ラクロア騎士団にすら入れなかったという経験から、ガンダムに対して激しいコンプレックスを持っている。コマンダーの指示でラクロアに迷い込んだキャプテン達と戦闘。激戦の末にダークホールに落とされた。次は配下のヴァイエイトとメリクリウスを引き連れネオトピアに来襲、しかし今度はグリフォンより高位のフェザードラゴンと合体したゼロカスタムによって彼等もろともミノフス境界へ追放される。そして遂にはデスサイズの策略に嵌まり、魔剣エピオンの力に取り込まれて狂戦士 エピオンへと変化してしまったが、倒され重症を負いながら分離した。最期は(デスサイズに己の無念を晴らすという目的から)フェザードラゴンを助けるために最後の魔法による自爆で結界を破壊したが、死亡は明示されていない。爆熱丸に一度は武士の情けをかけられたが、ガンダムフォースの仲間というところまでには至らなかった。ダークアクシズのザコソルジャーは彼のファンらしく「T様」と呼ばれている。最終回での大集合の際には、ただ一言「はっ! とうっ!」という台詞のためだけに演じている楠大典を呼んだのか、最終回には楠がトールギスとしてキャスティングされている。
- 武器 / ドーバーソード・アレストシールド・グリフォンランサー
- 必殺技 / トールギス:ドーバーソード十字斬り。呼んで字の如く、ドーバーソードを十字に振るい敵を斬りつける。 / トールギスモンスーン。暴風を発生させ、相手の動きを鈍くする。 / トールギスサンダー。ドーバーソードに電流を帯びさせ、溜めた電流を破壊光弾のように飛ばす / グリフォントールギス:ダークネス・グリフォンスレイヤー。鉄鋼鉤を伸ばし相手を斬りつける(又は串刺しにする)。
- 闇の魔導士 デスサイズ
- 声 - 伊藤健太郎
- トールギスの部下。その正体は名前の通り前述の闇の騎士デスサイズである。エネルギー体のような格好をしており、当初は非常に不気味なキャラクターとして君臨していた。エネルギーの体にうっすらと描かれていた紋様は、デスサイズが纏っているマントに描かれていた紋様と同じ。
精霊[編集]
- グリフォン
- 声 - 無し
- 嵐の騎士トールギスによってラクロア王家から奪われた四神獣の一体。名称から風の精霊の長と思われる。トールギスの台詞から、まっとうな手段と方法で契約を結んでいない事為に、精霊との合体戦では、精霊の格もさる事ながら、同調が不完全で多少のパワーアップ程度にしかならなかった(事実外伝ではトールギスの策略に落ちたことになっている)。現在はフェザードラゴンと融合した銀翼の騎士により、トールギスより開放されンンに戻り新たな再生を待つ。グリフォンは契約の証としてトールギスにグリフォンランサーを貸し与えた。
部下[編集]
- 轟雷の騎士 メリクリウス(爆水機メリクリウス)
- 声 - 野島裕史
- 分類はMS族。雷を自在に操る風系の魔法騎士である。身長:153.89cm、体重:142.14kg。ダークアクシズの侵攻以前に起こした反乱に失敗し、双子の兄弟であるヴァイエイトと共にラクロア地下深くのダークホールに封印されていた。デスサイズの策略により、魔剣エピオンにその身を食われてしまった。必殺技はプラネイト・サンダーエイジ。
- 暴風の騎士 ヴァイエイト(熾炎将ヴァイエイト)
- 声 - 陶山章央
- 分類はMS族。風を操る力をもつ風系の魔法騎士。身長:153.49cm、体重:137.39kg。本人は丁寧語で喋る。メリクリウスと共に封印されていたが、トールギスによって復活し、ネオトピアへと侵攻してきた。最後はメリクリウス共々、魔剣エピオンの餌食にされてしまった。必殺技はデュアル・ストームペイン。なお、どちらが兄か弟かについては詳細不明。
- ポーンリーオー(騎士リーオー)
- 声 - 長嶝高士、近藤孝行
- 魔力を帯びたダイス(サイコロ)から変化した兵士。鶏冠のついた隊長格と一般兵の2パターンがいる。剣やボーガンで武装する他、魔法の札を用いることで姿を隠すことが出来る。語尾に「ポーン」をつけて喋るのが特徴で、言動などはとてもコミカル。不安定な存在な為、一定のショックを受けると元のダイスに戻る。デスサイズの配下にもポーンリーオがおり、その場合はカラーリングが黒く、コメディタッチな面は無い。
天宮[編集]
武里天丸軍[編集]
かつては騎馬王丸軍と同盟関係にあったが、裏切りにあい敵対関係となる。天宮一の大国を治めていたという設定だが、登場した武将は主を除けば爆熱丸、金鶴、銀鶴の三人のみで、騎馬王丸軍に比べると圧倒的に少ない。
総大将[編集]
- 武里天丸(ぶりてんまる)(ジョンブルガンダム)
- 声 - 丸山詠二
- 分類は武者頑駄無。武里天丸軍の総大将で、見てくれはヨボヨボだが、かつては心清らかなものしか着られないという爆心の鎧を身にまとい、気力を激しく消耗する必殺技『爆界天昇』を使いながらも、一月も羽織っていたという伝説の武人でもある。その昔は天宮一の大国を治めていた稀代の武者であり、さらに片手で持つには巨大な武具、『太音ヶ士磨大丹頂』をも片手で背負っていた。
- しかし今では頑固な老人で、同盟を結んでいた騎馬王丸に裏切られたり、信じていた爆熱丸が敵前逃亡(実際は事故によってネオトピアに飛ばされていたのだが)したことによって少々人間不信気味になっている。だが老いた今でも正確な射撃の腕は衰えておらず、『太音ヶ士磨大丹頂』で騎馬王丸の居る天地城天守閣部分を一撃で命中、炎上させてしまった。
配下[編集]
- 武者頑駄無爆熱丸(むしゃがんだむばくねつまる)
- 声 - 千葉進歩
- 武里天丸軍の若武者。
- 炎天號(えんてんごう)
- 声 - 伊藤健太郎
- 爆熱丸の愛馬。
以上の詳細は上記のガンダムフォース参照。
- 金鶴(きんかく)、 銀鶴(ぎんかく)(ノブッシ)
- 声 - 保村真、仮屋昌伸
- 武里天丸の側近。太音ヶ士磨大丹頂を守る武者。武里天丸の身の回りで常に待機し、様々なお世話をしたり、主君を常に命がけで守ったりしている。普段太音ヶ士磨大丹頂を持っているので、生身で戦闘に参加することは無いが、太音ヶ士磨大丹頂を放つときは彼等が固定台の役割を果たす。西遊記の金角と銀角が名前のモチーフであると思われる。
- 野歩士(ノブッシ)(野武志璽武参、ノブッシ)
- 声 - 長嶝高士、岩尾万太郎、松本大、小村哲生
- 天宮に存在する武者頑駄無ではない武者。武里天・騎馬王の両軍に存在する(ただし、それぞれ軍によって鎧と兜、陣笠の色が違う。例えば、武里天丸軍の野歩士は鎧の色が灰色で目の色は緑、口や縁などは赤・青・緑の三色で、騎馬王丸軍は赤一色で目と陣笠の色は桃色)。「野武士」と表記されることがある。
協力者[編集]
- 完全善大将軍(かんぜんぜんだいしょうぐん)(ゴッドガンダム?)
- 声 - 小杉十郎太
- 突如ネオトピアに現れた大将軍。しかし今の天宮は戦乱の真っ只中であり、大将軍は存在せず、また過去にそういう名の大将軍は存在していない。その為当初・天宮関係は全員混乱していたが、大将軍故の力を使いその威厳を知らしめる。
- 好物はケーキでかなり洒落た性格の持ち主。扇子によって竜巻を起こしたり、障子型の次元移動技を使ったり、あらゆるものを見通すことができる白金の宝船に乗っていたり、天地を引っくり返して攻撃を相手に送り返す(この技を天地返しという)など、様々な意味で超越した力をもった武者頑駄無である。その正体は機動武者大神将に選ばれた元気丸の未来の姿で、最終回では井桁ゲートも使用しているが、あくまで自ら自分が元気丸であったことは一度として口にせず、大将軍としての威厳を保ち続けた。また、放送中、過去の己である元気丸と同じシーンに登場した事は一度も無い。
- 元気丸(げんきまる)
- 声 - 小林由美子
- 騎馬王丸を狙う子武者。詳細は上記のガンダムフォース参照。
騎馬王丸軍[編集]
総大将[編集]
- 騎馬王丸(きばおうまる)(轟天頑駄無+ゼウスガンダム)
- 声 - 田中正彦
- 長き戦によって混乱する天宮を力で統一し、戦乱を終らせる為ダークアクシズと手を組んだ、天宮きっての大武将。ダークアクシズ最高幹部の一人でもある。将棋が好きで、将棋を指せるものなら子供でも対等に話そうとする度量の広さをもつ。また、天地城には将棋に関する置物やオブジェクトが多く飾られている。その将棋の腕は卓越しており、彼の知略は戦場でも敵の脅威となっていた。好きな四字熟語は「天下掌握」で、劇中ではよくこの熟語を使っていた。プロフェッサーガーベラのことをあまり快く感じておらず、寧ろ反抗的な様子。一人称は「オレ」だが、稀に「ワシ」ということも。(アニメではほぼ46話のみ。漫画版では初登場時)
- 戦のためにはどんな犠牲も払おうとし、使えないものと見限ったものは切り捨てるという豪快さがあり、機動武者大神将が敵対するとわかると、すぐさま反撃体制にはいるなど、知将としての実力を大いに持つ。機動武者大神将の力を手に入れて大将軍になるため、その鍵となる元気丸を手に入れようと画策していた(元気丸は彼の息子だったが、本人はその事実を聞かされるまで知らなかった)。初戦ではダークアクシズに乗り込んできた爆熱丸と戦い、ミノフス境界では王将号を駆ってガンダムサイを小破させS.D.Gを天宮へと誘った。その後は天地城で武里天軍との決戦に臨み、遂には元気丸と共に武者大神将に乗り込むも拒絶されてしまった。最後は爆心丸と互いの道を賭け戦うも敗北、しかしその命は息子の元気丸に救われ、ダークアクシズとの最終決戦では自ら先導をきって自軍を率いて戦い、身を呈して元気丸を守っていた。戦後はラクロアへ武力支配以外の政治を学ぶため留学する。
- 彼の持つ愛刀の名前は「紫電凱(しでんがい)」といい、その刀の名は「機動戦士ガンダム」のカイ・シデンを髣髴させる。(むしろカイの名前のモチーフになった戦闘機そのものがモチーフとも言える)
- また、ガンダムサイの艦橋を一刀両断するシーンは「機動戦士ガンダム0083 STARDUSTMEMORY」でコウ・ウラキの乗るGP03Dがムサイの艦橋を一刀両断するシーンのパロディである。
- 武器:紫電凱・斬馬王刀
- 必殺技 / 猛雷天破斬<もうらいてんぱざん>。紫電凱から轟雷を放ち、相手を一掃する。 / 斬馬王刀雷撃波<ざんばおうとうらいげきは>。斬馬王刀から雷鳴を放つ。ガンダム画報2では斬馬王刀雷撃斬と記されているが、これは恐らくガンダムサイのブリッジを両断した技と思われる。
騎馬王衆[編集]
- 東方不敗 爆覇丸(とうほうふはい ばくはまる)(マスターガンダム、魔星頑駄無)
- 声 - 小村哲生
- 騎馬王丸の優秀な右腕にして、騎馬王衆の長。かつては荒武者として天宮に君臨していたが、常に戦いを生み出すという騎馬王丸の言葉にのって、彼の軍門に下り、最後まで騎馬王丸に忠誠を尽くした。腰に刀を携えているが、主に木槌を使って戦い、敵を圧倒していた。一人称は「わし」なので、騎馬王丸より年上であると思われているが、実際のところは明らかにされなかった。しかし武里天丸のように目に見えて老けているわけではない。
- 原型となる武者が武者號斗丸(爆熱丸と同モチーフ)の実叔父であることから、(名に爆の字、師の名前が覇王丸であったことも、憶測に火をつけた)爆熱丸とも何らかの接点があるという予想もあったが、公式発表は無く、互いに関係性を示すことはなかった。当初は騎馬王衆随一の強さを発揮し、爆熱丸とゼロを軽くあしらっており、実際設定上の戦闘力はハイパーキャプテンガンダムよりも高い。未熟さや愚かさが見える相手を「馬鹿武者」と呼ぶ癖がある。
- しかし、ガンダムフォースとの戦闘には敗北し、騎馬王丸軍の旗を折ったあげく、人質を逃がすという大失態を犯してしまった。(にも関わらず、虚武羅丸の失態を批判したため、騎馬王丸から厳罰を下されることを宣言された)
- 背中には原型通りマントらしきがあるが、原型と違いマントを展開はせず、恐らく騎馬王丸の羽同様鎧の一部であると思われる。
- 武器 / 大木槌
- 必殺技 / 酔舞・爆覇槌撃<すいぶ・ばくはついげき>。技の文字が描かれた六つのエネルギー弾を木槌で打ち出す豪快な技。
- 天剣絶刀 猛禽丸(てんけんぜっとう もうきんまる)(ガンダムへブンズソード、羅将天国途)
- 声 - 西脇保
- 四人の中で唯一飛行能力を有し、その素早さで相手を翻弄してしまう。腰に刀を携えながらも、よりリーチの長い青龍刀を好んで扱っている。必殺技は天の矢を打ち出す『猛禽絶刀破』だが、この技を出したのは劇中で一回だけだった(他の騎馬王衆は最低二回は使っている)。回転斬りをする度に舌巻きをする癖がある。ゼロの魔法に翻弄されることが多かった。出身地は(武器からして)影武羅無(エイブラム)を思わせる部分がある。
- 武器 / 青龍刀
- 必殺技 / 猛禽絶刀破<もうきんぜっとうは>。天の矢を羽根のように舞い上がらせ、敵に目掛けて打ち出す。
- 獅王争覇 機獣丸(ししおうそうは きじゅうまる))(グランドガンダム、羅将愚嵐怒)
- 声 - 野島裕史
- 特異な装備を駆使する武者頑駄無。他の騎馬王衆同様腰に刀を携えているが、両腕と肩に搭載された大砲を主に使っており、さらに手はクロー状となっているため、刀は基本的に持てない。
- 阿修羅丸同様、ダークアクシズにサイボーグ化されているように見えるが、実は機械の腕を握っているだけという情報もある(事実、ザコブッシはザコブッシアワーにて握って装備している)為、定かではない。鉄機武者(てっきむしゃ)ということも考えられる。(だが明確に鉄機武者という概念がSDガンダムフォースという作品単体には存在しない)
- いずれにせよ、腕以外にも砲身が存在するため、並の武者でないことは確かである。
- 武器 / 大砲
- 必殺技:機獣大乱射<きじゅうだいらんしゃ>。両肩、両腕に搭載されている大砲から弾丸を四方八方に乱射する。
- 笑倣江湖 破餓音丸(しょうほうこうこ はがねまる))(ウォルターガンダム、羅将宇折堕)
- 声 - 浪川大輔
- 刀を携えながらも、球体状の鎧を両手でもっており、それを閉じることによって自ら鉄球と化すことが可能。勿論鎧は強固であり、必殺技の『破餓音鎧突進』によって相手を粉砕する他、矢を軽々と弾き返したり、落下の衝撃を抑えるなどして防御面にも広く使用される。また、ジェネラルの間の溶鉱炉に落ちたときは彼の命を救った。無口で口数が少なく、名乗り以外でまともな台詞と取れるところはほぼ46話の「裏攻めの忍が堂々と表攻めをするとは!」のみ(流石に溶鉱炉に落ちた時は「熱ぃー!」と悲鳴を上げていたが)である。ザコブッシ曰く「鎧を閉じたら前が見えなくて戦いづらい」と指摘があったが、それにも関わらす、相手へ正確に体当たりすることができる。
- ガンダム口には牙が生えているが、バーサーカー・システムが作動してバーサーカーモードにはならない(口は開かない、というより元々開いているようになっている)。鎧は何着か持っているらしく、一度溶かされた鎧が最終決戦では新しく取り替えられていた。
- 必殺技 / 破餓音鎧突進<はがねがいとっしん>。鎧を閉じて相手に向かって突進し、粉砕する。
武者[編集]
- 阿修羅丸(あしゅらまる)(アシュラガンダム)
- 声 - 小西克幸
- 別名・騎馬王丸の一番刀と呼ばれる。元は爆熱丸と同門で孔雀丸という名だったが、五聖剣を巡った決闘をして敗北。その際に情けをかけられたため止めを刺されず、その事で屈辱を感じた結果、爆熱丸への復讐を誓った。
- 騎馬王丸の軍門に下った際に新たな腕を四本授かっており、合計で六本の腕をもつ。そのため、背中に背負ってある多彩な武器によって、あらゆる攻撃を放つことが可能。また、その姿は武蔵坊弁慶を髣髴させる。出身地は赤流火穏(アルビオン)を思わせる部分がある。
- 流儀は騎馬王無情流<きばおうむじょうりゅう>。一人称は「我」または、「俺」である。
- 1度は水を指されて退却するが、再び決闘を申し付け、突如現れた完全善大将軍の御前で爆熱丸との死闘を繰り広げた。最期は爆熱丸の奇策の前に破れ、天宮の未来を託し力尽きる。
- 漫画版では奥義で爆熱丸とゼロを圧倒したが、爆熱丸の奥義によって戦死した。
- 商品では騎馬王衆所属であるが、劇中では明確に描かれていない。要するに騎馬王衆の劣兵という可能性がある。
- 六本の腕は、ダークアクシズでサイボーグ手術を受けた結果得たものと書かれている情報媒体もあるが、本編でそのシーンは明確に描かれていない。だが敗れた際は追加された四本の腕が見事に切り落とされており、つまり例えるなら「半鉄機武者(はんてっきむしゃ)」であると推測される。
- 武器 / 鬼神大鋸刀・薙刀・槍・金棒・刺叉・刀
- 必殺技 / きつ突き。槍・薙刀・刺叉を啄木鳥のように乱れ突きする。 / 阿修羅電影斬<あしゅらでんえいざん>。全ての武器を装備し、兜の側面の二つの鬼面を出し、両腕を回転させ相手に突進すると同時に切り刻む。
虚武羅忍郡[編集]
- 虚武羅丸(こぶらまる)(虎武羅:武零斗頑駄無、大蛇の鎧装着時:コブラガンダム)
- 声 - 梁田清之
- 正式名称 虚武羅丸ノ黒。単独で九つの城を落としてきた事から、城落としの虚武羅丸として恐れられ、騎馬王丸の懐刀として重宝されている。ネオトピア侵攻時は阿修羅丸と共に潜入するも、目的の相違から別々に行動を取っていた。その姿を見たものはいないと言われたが、S.D.G.基地の攻略には惜しくも失敗し、その伝説は打ち砕かれた。普段は紫の大蛇の鎧を背負っている。
- ネオトピア侵攻失敗後は、騎馬王丸から元気丸の誘拐任務を請け負うが、ガンダムフォース達によって阻止され、結局任務は果たせなかった。この失態のせいもあって騎馬王丸より追放を言い渡されて背水の陣の状態に陥り、虚武羅忍郡最強の鎧である『黒の鎧』を無断で使用して特攻、武里天丸軍を追い詰めるも結局は敗れ、騎馬王丸軍の名を汚してしまう。最終的には失敗の責任をとって切腹しようとするが、元気丸によって止められ、おにぎりを渡されたことから彼に恩義を感じるようになる。以来騎馬王丸に捕まっていた元気丸へ脱出を促したり、ダークアクシズとの決戦で主君である元気丸をサポートをして活躍した。戦後は主君となった元気丸と共もに諸国を巡ることとなった。実質・元気丸最初の部下。ザコザコアワーの3人からは「コブちゃん」と呼ばれているが、本人はあまり気にしていない。(全くではなく、怒りを示す部分もある)天宮のことをよく知らないザコソルジャーからはよく質問されるため、呆れている。虚武羅丸ノ赤(後述)とは折り合いが悪い。
- 「やぁやぁ、遠からん者は音にも聞け! 近からん者はよって目にも見よ!(「遠い奴は声を聞け! 近い奴は顔を見ろ!」という意味)」が登場の際の決め口上。(元気丸もそれを見て後に真似している)
- 必殺技 / 虚武羅神速<こぶらしんそく>。高速で移動する。勢いが強いため、体当たりのようになることも。 / 鏡転同血<きょうてんどうち>。他者に変身し技も真似る虚武羅忍郡最終奥義。真似した技の頭には全て「鏡」がつく。忍びならではの追加効果も混ぜることが出来る。
- 虚武羅○(こぶらまる)(虚武羅丸参照)
- 声 - 梁田清之
- 虚武羅丸が大蛇の鎧に自分そっくりの分身を着せた影忍者。本人とは違い、命を持たないためか名前の部分が違うところと少し赤みを帯びている。
- 虚武羅丸ノ赤(虎武羅丸参照)
- 声 - 加瀬康之
- 天宮の残留した虚武羅忍郡のまとめ役。虚武羅忍群の名を汚したとして虚武羅丸ノ黒とは折り合いが悪い。爆心丸の奥義によって他のもの共に消滅した。
- 必殺技 / 突風の陣。虚武羅丸ノ青・虚武羅丸ノ黄・虚武羅丸ノ緑の連携忍法。 / 雷鳴の陣。腕から鎖を放ち、ヒートロッドの如し電流を流す。
- 虚武羅丸ノ青、虚武羅丸ノ黄、虚武羅丸ノ緑(虎武羅丸参照)
- 声 - 不明
- 虚武羅忍群の忍者達。それぞれ身体の色は名前の色に準じており、背負っている大蛇の鎧も同様である。武里天丸を追い詰めたが、爆心丸によって倒される。
- 必殺技は虚武羅丸ノ赤参照。
足軽[編集]
- ザコブッシ(武志、ブッシ)
- 声 - 松本大、野島裕史、神谷浩史
- ダークアクシズより派遣された自称精鋭部隊。武装にはザコソルジャー以上のバリエーションがある。しかしその力や知性は結局のところ五十歩百歩のようで、騎馬王丸軍が劣勢になってからは逃げるものが続出したりしていた。「ブッシ、ブッシ、ザコブッシ」という掛け声とともに現れ、その統率力にだけはある意味目を見張るものがある。漢字で書くと「雑魚歩士」。
- 彼らが装備している武器は雑魚短銃(ざこたんづつ)と雑魚刀(ざこがたな)・雑魚楯(ざこたて)。
ダークアクシズ[編集]
ジェネラルの間[編集]
- ジェネラル / ジェネラルジオング(ジオング、パーフェクトジオング)
- ダークアクシズの総統。劇中で初めて登場した時には完全な姿ではなく、自分の体を再生させる為に部下を使ってガンダミウム合金と呼ばれる金属を集めさせていた。
- 頭部にモノアイのような目が三つあり、それが連結して一つの目になったりする。また、手にも掌と甲の部分に目が付いている。
- 知性が無いように見えて実は残忍な策略家でもあり、キャプテンガンダムの力の源がシュウトであることを看破してシュウトを取り込んで捕らえたり、捕らえたシュウトにネオトピア崩壊の悪夢を見させたり、あげくには、幻影に苦しむシュウトの映像を自分の周りに投影し、敵の焦燥を大いに煽っていたりしていた。
- 終盤配下であるはずのプロフェッサーガーベラことマドナッグを取り込んで完全に復活、全次元を滅ぼそうとするが天宮に集結した仲間達の声援を受けて限界以上の力を発揮したS.D.Gの攻撃と希望を取り戻したシュウトの抵抗により頭部以外の体を破壊され、最後の逆襲を試みた頭部もザッパーザクたちの攻撃で撃破され消滅した。
- ジオングと同じく腕は独立して動きビーム(メガ粒子ビーム)を出せる。しかし、ジオングとは違い有線式ではなく無線で動く。他にも全身から戦線の角の一部を出して射出(ファンネルらしい)したり、最強の武器として口にあたる部分からデスレインと呼ばれる光線砲を放つ。また破壊能力はないが、トラクタービームという自分の体内に標的を取り込むという光線兵器も持っている。このトラクタービームを応用してなのか、次元のゲートを一時的に開く力をも有している。プロフェッサーガーベラ曰く、デスレインは1%の出力でも山を吹き飛ばし次元を破壊してしまうほどの威力であり、その衝撃でミノフス境界とラクロア、そしてネオトピアの空にも大穴を開けてしまった。漫画では「自分は人間の心の闇から生まれた」と言っていたが、アニメではその詳しい誕生起源も、具体的な目的も、組織結成の経緯も定かではない。
- その体内には巨大なソウルドライブのような核があるが、これがキャプテンやマドナッグのものとどういう繋がりが有るかは不明である。
最高幹部[編集]
- プロフェッサーガーベラ / GP04マドナッグ(マスクコマンダー / プロフェッサー:ガーベラ・テトラ+ノイエ・ジール / マドナッグ:ガンダムGP-04G+ガンダムMk-II(ティターンズ仕様))
- 声 - 大塚明夫
- ダークアクシズ幹部の一人で、最も総統ジェネラルに近い存在。役職は最高技術長官。物を作ることができないダークアクシズの中で唯一、物を作り出すことのできる存在。両腕に解体道具を装備しており、射出することも可能。基本的に冷静だが、有機体(人間)に対して異常なまでの憎悪を見せる。武器は胸から発射し相手の身動きを取れなくする「ステーブラ」。
- 真の姿は未来のネオトピアからやってきたキャプテンの後継機、GP04マドナッグである。未来のネオトピアで宇宙空間におけるワープ航法の実験のテストパイロットに選ばれたが、事故で時空の狭間に放り出されてしまう。そして気の遠くなる時間を彷徨ったあげく、ダークアクシズ要塞と出会い、自分がS.D.G.によって見捨てられたと言う情報を植え付けられ、体の色も白だったが黒になる。これをきっかけにジェネラルと共に自分を見捨てた世界の破滅を目論む。最初ジェネラルの手によってガンダムサイに侵入、ガーベラシステムでキャプテンを捕らえて仲間に勧誘するが拒絶されてしまい、キャプテンを大破寸前に追い込むが自身も外装を壊され真の姿を露わにした。その後は要塞と共に天宮に直接侵攻し、自身の正体を明かしつつハイパーキャプテンと激突する。マドナックの形態では形状の異なる銃を2つ使用する。一つは連射力に優れているビームマシンガン、一つは攻撃力に優れているロングビームライフルで、設定上連結機能を有するが、使用は無かった。他にもバックパックのサーベルラックから取り出されるビームサーベルもあるが、これもまた全く使用されなかった。
- 最期はキャプテンガンダムに説得されるも受け入れず、最後まで人間を憎んでジェネラルの溶鉱炉の中に入る。その結果、ジェネラルは完全に復活してしまう。
- 漫画版では最後はキャプテンを助けたがジェネラルジオングに撃たれ、溶鉱炉に落ちてしまった。途中から一人称が「オレ」に変わっている。
- ”マドナッグ”のネーミングは「GUNDAM」の綴りを逆読み(「MADNUG」)したところから。発音はマドロックと同じ。
- 性格、陰謀からはアナベル・ガトー(声優も共通している)を髣髴させる点がある。
- 武器 / 高速万能器具・ステーブラ・ビームマシンガン・ロングビームライフル・ビームサーベル
- 必殺技 / ダークネスVアタック。ハイパーキャプテン同様、ハイパーモードに切り換え、エネルギーをチャージし、Vアンテナから発射する。本編には使用せず、漫画版のみ使用。
- 闇の騎士デスサイズ
- 別項目参照
- 騎馬王丸
- 別項目参照
ネオトピア侵攻部隊[編集]
- コマンダーサザビー / ザコレッド(コマンダー:ギガコマンダーサザビー、ザコレッド:シャア・アズナブル専用ザクII+高機動型ザクII)
- 声 - 池田秀一
- ネオトピア侵攻部隊の最高指揮官(幹部ではない)。身長244.33cm、体重272.95kg。基本的に有能な指揮官であり、部下達に様々な兵器の支給、物資の補給を行なった。しかし無能な者には容赦なく、いつもザッパーザク達は失敗の罰を受けていた。また、ザッパーザクら三名を捨て駒にしたり、汚名返上しようとしたグレードーガを殺したり、自分の残忍さ(ダークアクシズに仲間は居ないことを証明するため)を現すために雑兵達を無益に破壊したりと、冷酷非道な一面も見せた。
- 武器はサザビーにとってお馴染みのファンネル、肩・腹部メガ粒子砲『ファイナルメガキャノン』や体中から発射される拡散メガ粒子砲・両腕に仕込まれているビームサーベルを装備している。
- ヘビーウェポンキャプテンガンダムと壮絶な戦いを繰り広げるも敗北。破壊される間際、自分にもソウルドライブがあることを明かし、ネオトピアの支配権を与えることを条件にキャプテンガンダムを仲間に引き入れようとした。しかし結局はキャプテンガンダムに拒絶され、最期はソウルドライブを打ち砕かれて消滅した。なお、コマンダーサザビーとして真の姿を現す前には、ザコレッドのボディを使い現場指揮をとっていた。また、こちらの姿とザコソルジャーの違いは、足元に高機動型ザクIIの強化バーニアのような物があること。言わずと知れたシャア・アズナブルのパロディと思われる台詞を多用した(声優も共通している)が、コマンダーサザビー自身はキャラクターとしてシャアとは別物で、近年よく見受けられる「池田秀一がシャアをやっていたことから当てられるキャスティング」としては、池田の熱演により、シャアとかなりかけ離れたイメージを持つキャラとなった。
- 武器 / ビームサーベル・各部拡散型メガ粒子砲・ファイナルメガキャノン・ファンネル
- 必殺技 / 飛行突撃モード。高速移動形態に切り替わり、周りにフィールドを発生させ相手に体当たりする。
ドーガ四天王[編集]
- グレードーガ(メッサードーガ)
- 声 - 中嶋聡彦
- ドーガ四天王のリーダー。翼にミサイルポッドを持つ。交戦的な性格かつ、横暴な口調で話す。ザコレッドをサポートしていたが、シュウトとソウルドライブ無しのキャプテンガンダムに半壊させられ、汚名返上をしようとしたところをコマンダーサザビーに「見苦しいぞ!!」と罵倒され、コマンダーのメガ粒子砲によって破壊される。
- ブルードーガ(メッサードーガ)
- 声 - 水島大宙
- ドーガ四天王の一人。四天王で唯一ミサイル装備を持たないが、代わりにビームライフルを所持している。相手を小馬鹿にしたような態度をとる嫌な性格をしている。さらに残虐な面もあり、石化させられたネオトピア市民を攻撃しようとしていた。爆熱丸によって倒される。
- パープルドーガ(メッサードーガ)
- 声 - 諏訪部順一
- ドーガ四天王の一人。翼に三連装ミサイルを持つ。丁寧な口調で話す、どことなくクールな性格。格好良い台詞を吐きながらゼロと戦いを繰り広げるも、最後は隙を突かれて無念にも倒されてしまう。
- イエロードーガ(メッサードーガ)
- 声 - 宮田幸季
- ドーガ四天王の一人。翼に大型ホーミングミサイルを持ち、専用武装としてガトリングシールドを装備している。女言葉を使うやかましい戦士。ガンバイカーを退け、キャプテンガンダムを追い詰めるが、傷を負いながらも駆けつけてきたガンイーグルと交戦する。しかし、彼だけは特に描写されずに倒されてしまった。また、彼だけは原型がそのままで、機体カラーもそのままである。
部隊長[編集]
彼等の頭についている指揮官の証たる角には、部隊ナンバーに合わせて黄色い線がついている。
- ザッパーザク(ブラッディザク)
- 声 - 柳沢栄治
- ネオトピア侵攻部隊の隊長の一人。角の線は一本。最初に攻めてきた部隊長でもある。粗暴で短気な性格をしており、怒ると所構わずマシンガンをぶっ放す癖がある。計画性に乏しく、何も考えずに破壊行動を行っている節があるが、ザコソルジャーの中では最も親しみのある指揮官だったようである。他の者達に比べて、特に人間や植物を酷く嫌っている描写が見られる。かつてのラクロア滅亡にも関わっている。
- 侵攻作戦失敗後はS.D.G.に捕縛され、ロボクリニックに入れられて改心し、清掃奉仕隊員となる。
- 以降は花とモップを愛する不思議なキャラへと変貌していくが、ザコソルジャー達の健闘によって、どこかしら荒っぽい性格は健在となった。実はこれらのことは自分達を侵攻作戦時に捨て駒にしたジェネラルに対して復讐を狙い、そのチャンスを窺うための演技であった。戦後は元気丸の下で天宮統治へと向かった。漫画版では最後まで清掃奉仕隊員を勤めた。
- 外伝において、昔はヒートホークのザクという名で、性格も真面目で優しかったが、指揮官選出戦の際、対戦相手の卑劣な手によって性格が豹変してしまったという設定がある。ザコソルジャーが彼に対する呼び方は原作では「ザッパーザク様」だが、漫画版ではただ単に「ザッパー様」と呼んでいる。
- 「ザッパー」は「撃ちまくり」、「殺し屋」の意。
- 武器はFZマシンガン・ヒートトマホーク・アーマーミサイル・ガトリングガン・頭部メガ粒子砲『ファイナル・メガキャノン』など多彩な装備をもつ。
- 必殺技 / ダークストリーム・ファイナルヘルカタストロフ。ザッパーザクのメガ粒子砲、グラップラーグフのアーマーミサイル、デストロイヤードムの拡散ビーム砲を同時に発射する三位一体技。
- グラップラーグフ(バウンティハンター・グフ+グフカスタム)
- 声 - 岩尾万太郎
- ネオトピア侵攻部隊の指揮官。角の線は二本。三人の中で最もクールな頭脳派であり、ザッパーザクとは犬猿の仲(だがデストロイヤードムが出てくるとたまに意気投合する)。残忍で狡猾な性格をしており、侵攻作戦が失敗して半ば戦意を失っていた(性格が丸まった)指揮官の中では、唯一悪役に徹していた。そのためしばしばガンダムサイの乗っ取りを謀っていたものの、仲間のやる気が無いため、作戦が失敗したり、そもそも実行できなかったりと、苦労していた印象が強い。元気丸のことはそれとなく認めているようだ。また、第3話でのキャプテンに斬りかかるシーンはグフのパイロット、ランバ・ラルやグフカスタムのパイロット、ノリス・パッカードを髣髴させる。前述の通り頭脳派な一面があるため、ザクレロゲート不調の原因を一発で見抜くなど、状況判断にも長けているようである。
- ザッパーザク同様ラクロア滅亡に関与しているだけでなく、他世界のガンダムに関する知識に富んでおり、あらゆる侵攻作戦に関わっているような描写が見られる。
- 左腕は付け替えることが可能で、カギヅメや通常アームになったりすることが可能。右腕にはヒートロッドが仕込まれているが、本編では使われることはなかった。また、その内部には強力なミサイルが一発搭載されている。最後はザッパーザクにそそのかされ、合体技を放ってしまい、親玉であるジェネラルへトドメを刺してしまう羽目になった。戦後はザッパーザクら同様天宮統治に向かった。
- 漫画版では第1巻しか登場しておらず、その後の消息は不明と言う扱いになっている。
- 「グラップラー」は「格闘士」の意。
- 武器 / ヒートサーベル・シールド・ヒートロッド鉤爪アーム・ミサイルアーム
- 必殺技 / ダークストリーム・ファイナルヘルカタストロフ。
- デストロイヤードム(ドム+ドムトローペン)
- 声 - 松本大
- ネオトピア侵攻部隊に属する指揮官の一人。角の線は三本。通称『ウェポンマスター』。グラップラーグフ曰く、三人の中では一番戦闘力が高い。しかし、逆に三人の中では最も知能が低く(場合によっては雑兵のザコソルジャーよりも)、作戦行動中にも何かと問題を起こしていた(というより、そういう概念が彼にはない)といい。筋金入りの武器マニアで、いつも引いて歩いているギャロップにはたくさんの武器が搭載されている。逆に武器がないと落ち着かなくなってパニックになってしまう、かなり重度の武器依存症。その性格や経緯から他の二人の指揮官からは敬遠されており、コマンダーが彼を呼ぶといった時は「勘弁して欲しい」と懇願していた。ゆえに随分と会っていなかったのか、二人を見た時に「おひさし~」と第一声を漏らしている。たまに口調がオカマらしくなるが、その気は無い。脚部にはローラーダッシュが施されてあり、これによる高速移動が可能。胸部は開閉可能で、中には拡散ビーム砲が内蔵されている。
- 後半は武器を全て取り上げられてしまったため、少しでもよい武器が手に入ると途端に自分の世界に入り込んでしまうことも少なくは無かった。基本的に無口だが、後半は何かにつけては喋っており、武器を見た途端大はしゃぎしたり、元気丸の帰還を喜んだりしている。「~ドム」と語尾につけるのが口癖。戦う時は「オペレーション○○」と戦闘スタイルに合わせて変わる。漫画版ではグフ同様第1巻しか登場していない。
- アニメ第5話では、キャプテンガンダムに踏み台にされるという有名なシーンが再現されている。
- 「デストロイヤー」は「破滅者」、「駆逐艦」の意。
- 韓国の玩具では武器にヒートサーベルがあるが、本編ではヒートサーベルを使ったことがない。
- 武器 / ジャイアントバズ・ビームバズーカ・シュツルムファウスト・チェーンソー・バトルハンマー・ロケット砲・ギャロップ
- 必殺技 / オペレーションジェノサイド。ギャロップのビーム砲と機関銃を起動させ、敵味方関係なく範囲を乱射する。 / ファイナルオペレーション。ギャロップに内蔵されている全武具を展開し一斉射撃する。 / オペレーションアタック。ギャロップからドリルを出し、相手に向かって突進する。 / ダークストリーム・ファイナルヘルカタストロフ
雑兵[編集]
- ザコソルジャー(ザクIIJ型)
- 声 - 千葉進歩、長嶝高士、西脇保、伊藤健太郎、松本大、神谷浩史
- ダークアクシズの雑兵。個人戦闘よりも団体戦闘を得意としている。性格にはそれなりに個性があり、高所恐怖症持ちやミーハーな性格をしたもの、はたまた悪役らしく残酷な性格をしたものまでいる。しかし基本はあまり変わらず、ドジで間抜けだが憎めないといった性格である。普通は使い捨て扱いだが、稀に直して貰えるらしい。「~ザコ」が口癖。
- 全SDガンダム作品を通して、外見が殆ど変わらない永遠のザコキャラ。
- ドーガボマー(メッサードーガ)
- ザコソルジャーよりも忠実で有能な雑兵。決戦時にしか使用されない。ザコソルジャーのように個性などはなく、正に完全な兵器として様々な活動を行う。空を飛ぶことが出来、戦闘能力はかなり優秀である。また、最終決戦ではザッパーザクたちを平気で攻撃していた。日本版ではほとんど喋らず(はっきりとした台詞は一度だけやられた際に叫んだ事があるだけ。)無口だが、漫画版や米国版だと悪役のような声でしっかり喋っている。
その他[編集]
- ザクレロゲート(ザクレロ)
- 声 - 長嶝高士
- 次元を移動することができる次元ゲート。意思がある。様々な次元を超えることができるが、時空までは超えることができない。ダークアクシズの呪縛を受けていたが、ダークアクシズの消滅によって解放される。次元転送の力によってジェネラルのデスレインをリフレクトし、破壊するキッカケを作った。息子のチョビレロにパパレロと呼ばれている。解放された後は元いた次元へと親子仲良く帰っていった。
- チョビレロ(ザクレロ+携帯電話)
- 声 - 若林直美
- ザクレロゲートを呼び出すことのできるザクレロモバイルの名前。ザクレロゲートことパパレロの子供。絆が途切れると呼ぶことができなくなってしまう。当初はただのアイテムかと思われていたが、父親同様意思があることが後に判明した。
- エルメチュ(エルメス+鼠)
- 声 - 石毛佐和
- ガンダムサイに住み着く鼠型メカ。ただの飾りのような存在かと思われたが、実は修理機能があることがザコザコリポートで判明する。「エルメチュー」と喋り、やたら一人ぼっちのキャラと仲良くなる傾向がある。
本編未登場キャラクター[編集]
- 覇王丸(はおうまる)
- 名前のみ登場する爆熱丸・阿修羅丸の師匠。戦争孤児であった二人を弟子につけ、他の門下とともに剣術の修行をさせた。五聖剣の「武」と「道」を所有していたが、後に弟子達の中で最も「心」を大事に心得ていた爆熱丸に託す。デザインは明らかになっていない。名前の由来は「機動武闘伝Gガンダム」のクーロンガンダムの別名ハオーガンダムから来ていると思われる。
- 母上(ははうえ)
- 元気丸の母・騎馬王丸の妻である。本名は不明。『あの女に残してきた小刀』という台詞から、元気丸の歳から見てダークアクシズ侵攻(少なくとも二年前)のかなり前に分かれた模様。けして本意ではなく、騎馬王丸が覇者になるがために仕方なく別れた事が伺えられる。その後騎馬王丸の子・元騎丸を生み他界。母の形見となった小刀は元騎丸(元気丸)の斧の柄にカモフラージュされた。
GBA版SDガンダムフォース[編集]
- ジャコソルジャー(量産型ザクⅡ+ザクマリナー+シャコ)
- 水陸両用ザコソルジャー。水中での性能はガンダイバーを上回るといわれる。一見ザリガニに見えるが、モチーフはシャコ。
- デンジャラスアッガイ(アッガイ)
- ザコソルジャーの増援。フレキシブルアームや右腕と両肩のミサイルを使ってきそうだが攻撃はスライディングを使ってくる。
漫画版・SDガンダムフォース[編集]
- ロードローラーロボ
- 内部に侵入者がいる時、前輪を取り外して排除する。
- 鳩時計ロボ
- 時計台の形をしたロボット。グラップラーグフは鳩の鳴き声を最大限まで上げ、破壊光線に改造されたが、一定時間経たないと発射しない。
- スフィンクスロボ
- スフィンクスの形をしたロボット。次元転送装置周辺でデストロイヤードムたちに問題を出したが、知力の全くないデストロイヤードムのいい加減な解答を出したため強制排除されかけた。洗脳時は口から熱風を噴射する(その温度はキャプテンの左腕が溶けたり、機能停止に陥るほどに達している)。
SDガンダムフォース外伝[編集]
- 孔雀丸(アシュラガンダム)
- コミック版「SDガンダムフォース外伝」にて、まだ騎馬王丸軍に下る前の阿修羅丸。この時の彼は爆熱丸とは友人関係だった。
- 剣の腕は爆熱丸より上で、試合で爆熱丸に負けたことは一度もない。五聖剣ノ武と道が爆熱丸に授かられた後、彼を抹殺して五聖剣を奪おうとした。爆熱丸が投げ渡した五聖剣ノ武を受け取り爆熱丸を斬ろうと試みるが、鞘から抜き出すことが出来なかった上、爆熱丸の「邪心のある者には抜けない」と言う言葉に憤慨し、「自分の物にならない五聖剣など必要ない!」と五聖剣ノ武を叩き折ろうとしたが、鞘に傷がついただけで叩き折ることが出来なかった。逆上した彼は爆熱丸の顔を目掛けて砂をかけ、目を潰して見えなくするという卑怯な行為に出たが、五聖剣の導くで回避された挙句爆熱丸の奥義に敗れる。
- 爆熱丸に敗れた後、止めを刺すように言うが、爆熱丸に武者の情けをかけられ止めを刺されなかったが、このことが彼が爆熱丸に対する屈辱と復讐心を持ち騎馬王丸の元に下る原因となった。
- 孤独のギャン(ギャン)
- コミック版「SDガンダムフォース外伝」にてネオトピア進行への指揮官選考戦の際にヒートホークのザク(後のザッパーザク)の対戦相手だった。勝つためなら手段を選ばず、力では勝てないとわかった途端に、「武器を使ってはいけない」というルールを無視して武装火器(シールドミサイル)を使いまくって勝とうとした外道(本人曰く「卑怯はダークアクシズの誉め言葉、ルールを破るためにある」)。相手を残酷な方法で抹殺しようとして、ヒートホークのザクが一人のザコソルジャー預けたマシンガンを奪い取って止めを刺そうとしたが、ザコソルジャーに拒絶され、彼を殺してしまう。(最終的には修復してもらえるが)その際にヒートホークのザクの怒りをかい、ルール無用の戦いに快感を覚えた彼によって倒された。昔は良い兄貴分のようだったらしいザッパーザクの性格が粗暴になった原因を作ったキャラクターである。
- 衣装と髪型のような部分がギャンのパイロットマ・クベに似ている(「その武器はいい武器だ」というセリフは、マ・クベのセリフ「それはいいものだ」のパロディである)。
- 「SDガンダムフォース 大決戦!次元海賊デ・スカール!!」に登場するギャンコマンダーとは無関係。
- キャンサー(キャンサー)
- コミック版「SDガンダムフォース外伝」にて、ブリティス王国の暗黒沼で伝説の猛将ヴァトラスの剣を守っていた。当初はブリティス王(恐らくキングガンダム2世)に会うためにお忍びでやってきたリリジマーナ姫と、当時ゼロのいなかったラクロア騎士団が剣を取りにきたが、紆余曲折あり、当時旅の騎士だったゼロが剣の主となり、役目を終えて消えていった。数千を超える時を生き続け、妖力を持っている。
- ブリティス王国やヴァトラスの剣などの設定は『SDガンダム外伝 円卓の騎士編』が元と思われる。
夢のタイムマシン~SDガンダムフォース「破壊大将軍あらわる!!」ザコ?[編集]
- 破壊大将軍 破壊丸(ガンダムマックスター)
- 声 - 橋本真也
- 東京都多摩市サンリオピューロランド内部アトラクション 『夢のタイムマシン~SDガンダムフォース「破壊大将軍あらわる!!」ザコ?』(2006年6月25日終了)に登場する特別キャラクター。騎馬王丸・武里天丸以外に存在する、大名クラスの武者頑駄無。ダークアクシズとは手を組まず、逆にダークアクシズのザクレロゲートの鍵・ザクレロモバイルを手に入れ、次元世界を征服しようする。無類の風呂好き。特殊空間「超銭湯空間」をつくり出して戦う。大将軍を勝手に名乗っているらしい。
- 東京都多摩市ピューロランド限定であり、本キャラを見るためには直接行くしか方法は無く、公開が終了した今その勇姿を拝むことは難しかった。その経緯から長らく幻の大将軍となっていたが、作品がDVD-BOXに収録されることが決定し、再び鑑賞できるようになった。
- ガンダムマックスターと同モチーフである武者真紅主とは全く無関係である。
- 鉄槌の騎士ダ・ジャーレ(S・K仕様トーラス)
- 声 - 江原正士
- 東京都多摩市サンリオピューロランド内部アトラクション 『夢のタイムマシン~SDガンダムフォース「破壊大将軍あらわる!!」ザコ?』(2006年6月25日終了)に登場する特別キャラクター。ラクロアの騎士。破壊丸をそそのかし、全世界統一をしようと企む野心家。次元を越えることのできるザクレロモバイルを狙っている。相手の姿を変えてしまう魔法攻撃を得意とする。その名の通りダジャレを言うが、苦しいものが多い。しかし様々なガンダムネタに引っ掛けているところがある。
- キャラクターデザインは一式まさと。
大決戦! 次元海賊デ・スカール!![編集]
オリジナルフォーム[編集]
今回のゲームのために造られたオリジナルのフォーム。それぞれ元デザインがあるようだが、詳しくは全てにおいて基本的に不明である。(元デザイン面影があるものはある) ガンダムXや閃光のハサウェイ等、SDガンダムフォースの元デザインの範疇には無いものに似ているものもあるが、以上の理由から可能性は薄い。ただしデ・スカールはテレビに設定準じていないので、∀ガンダムまでの作品である程度垣根が無視されている可能性はある。
キャプテンガンダム[編集]
- ガンナーフォーム
- 機動隊のような格好になったキャプテンガンダム。連射攻撃で敵を翻弄する。製作スタッフが最初に作ったというフォームで、使いやすいとの声が多い。
- 元デザインは不明。
- アサルトフォーム
- 特殊部隊の隊員のような格好になったキャプテンガンダム。ショットガンによる広範囲攻撃が得意。グレネードも撃てる。
- 元デザインは不明。
- アクセレイターフォーム
- 特殊装備をつけたキャプテンガンダム。ホバーによる高速移動をしながら高出力なレーザー砲が撃てる。
- 元デザインは不明。
- デストロイフォーム
- 重装備をつけたキャプテンガンダム。ミサイルを雨のように発射可能。
- 元デザインは不明。新機動戦記ガンダムWのガンダムヘビーアームズや、機動新世紀ガンダムXのガンダムレオパルドデストロイに装備の形が似ている。
- セイバーフォーム
- 近接用の装備をつけたキャプテンガンダム。唯一キャプテンガンダムが近接戦闘をする装備である。
- 元デザインは不明。
- アームバスターフォーム
- シークレットコードを入力することで一時的に装着できるシークレットフォーム。細いビーム攻撃が可能。
- 元デザインは不明だが、Sガンダムのバックパックに施されているテールスタビライザーに似ている部分がある。
翼の騎士ゼロ[編集]
- アクエリアスフォーム
- 水流の力を持ったフォーム。水の魔法を使う。
- 元デザインは不明。しかしSDガンダム GGENERATIONシリーズにはガンダムアクエリアスという同名のMSがおり、装備している武器もヒートロッドにどことなく似ている。
- サイクロンフォーム
- 両刃の剣とボウガンの機能をもった風のフォーム。光の矢を放つ。
- 元デザインは不明だが、胸部から肩へVの字に伸びるものがあり、機動戦士VガンダムのV2ガンダムという説がある。
- ルクシオンフォーム
- 金色の鎧を身にまとった光のフォーム。光の剣を放つ。
- 元デザインは不明だが、左肩の鎧が機動武闘伝Gガンダムのガンダムローズに似ており、それが元ネタである可能性がある。
- クロノスフォーム
- 次元騎士団の鎧を纏った闇のフォーム。次元の歪みの力で敵を攻撃する。
- 元デザインは不明だが、全体的なラインは機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイに登場するΞガンダム・ペーネロペーに似ている。
- パラディンフォーム
- 槍を使う雷のフォーム。雷撃で攻撃をし、その範囲は広い。
- 元デザインは不明。
- クロスブリティスフォーム
- シークレットコードを入力することで一時的に使えるシークレットフォーム。大きく発達し刃が施されたブリティスシールドで攻撃をする。フェニッシュ攻撃ではシールドからビームも出る。
- 元デザインは不明。
武者頑駄無 爆熱丸[編集]
- ビーストフォーム
- 野生の力を持った格闘戦フォーム。刀ではなく爪による連続攻撃で戦う。天驚剣を使う時のみ刀を使う。
- 元デザインは不明。
- シノビフォーム
- 忍者の姿をした隠密戦のフォーム。忍術や忍者道具を使う。忍者刀は必殺技発動時に装備する。天驚剣を使う時のみ刀を使う。
- 元デザインは不明。
- ベンケイフォーム
- 二本のナギナタを持った弁慶の姿をしたフォーム。ナギナタは連結可能。
- 元デザインは不明。
- タツジンフォーム
- 居合いの抜刀を持った剣豪の姿をしたフォーム。素早い居合い斬りで相手を瞬時に切り裂く。
- 元デザインは不明。
- カブキフォーム
- その名の通りカブキの姿をした特殊なフォーム。傘や筆で闘う。
- 元デザインは不明。
- ショウグンフォーム
- シークレットコードを入れることによって一時的に使えるシークレットフォーム。その名の通り爆熱丸が将軍の格好をしている。十慈将刀と完全善大将軍のような扇子を使って戦う。
- 元デザインは不明。名前の通り爆熱丸がもし将軍になったらというIF要素が組み込まれているようだ。
次元海賊デ・スカール[編集]
上記の敵の由来は、「機動戦士Vガンダム」のザンスカール帝国から。 ザコ敵のほとんどは倒されると自爆する。
敵ボス[編集]
- クチクチ(アビゴル、ゲンガオゾ(出展に関しては憶測が飛び交っており、他のものでもあると言われている))
- 声 - 柴田秀勝・楠見尚己
- ディメンション・ハイロウの頭脳とも呼ぶべき存在。花びらのような小さな姿で、知的な人格と横暴な人格が同居している。ディメンション・ハイロウに侵入してきたキャプテン達の前に度々現れる。倒した後にクチクチを一発攻撃することによって決着するが、放置すると復活してしまう。
- 様々な次元を吸い取ってきたことからガンダムとよく対峙してきたらしく、キャプテン達のことを知的な方は「ガンダムタイプ」、横暴な方は「ガンダムもどき」と呼ぶ。知的人格曰くどこの次元でも邪魔してきたのはいつもガンダムタイプらしい。時折独特の言語を使う。
- ジャミングユニット
- 各ステージの最終面に待ち構えていて、クチクチと融合することで巨大な姿に変貌する。
- ビト・ダ・エルレロ(エルメス+ザクレロ+ビグロ+ヴァルヴァロ)
- クチクチがネオトピアステージのジャミングユニットと融合した姿。その姿は宇宙世紀に登場したMAの集合体とも言える。
- 射出されたビットと突進、メガ粒子砲でガンダムフォースを圧倒する。正面はIフィールドに覆われているため正面からの攻撃が通用しないが、突進を回避すると壁に激突し気絶してIフィールドが少しの間消滅する。
- クリスタル・デ・リーブラ(リーブラ)
- クチクチがラクロアステージのジャミングユニットと融合した姿。
- 上空から降ってくるクリスタルカッターと前方から発射されるクリスタルクラッシャーでガンダムフォースを苦しめる。また、発射口から原作アニメと同じようにリーブラ砲を発射する。この光線によって周りのクリスタルクラッシャーは消滅する。
- ラダ・マ・ダラ(マンダラガンダム)
- クチクチが天宮ステージのジャミングユニットと天宮の怨念・妖怪と融合した姿。
- 多数の鐘を自由自在に操る他、干支の文字が書かれたエネルギー体を飛ばしたり、エネルギー体を数珠のように連結させて発射してくる。攻撃するのは本体ではなく鐘であり、鐘についている棘がなくなったときに攻撃を加えることが出来る。その鐘のうちどれかがクチクチが入っている。
デュエルフォース[編集]
ガンダムフォースと同じ姿をした不気味な敵。侵入者の抹殺だけを任務とする。 名前の由来は一対一の決闘でのみ対峙することから。倒される度に相手のデータを吸収し、強化することが出来る。初登場の時は真っ白であった。後に強化されてシャドーモードになれるようになる。
- デュエルキャプテン
- 声 - 神谷浩史
- デュエルフォースの一員で、キャプテンガンダムのコピー品。人格はなく、クチクチの命令に忠実に従う姿は正に心を持たないキャプテン。武器は両手ともガトリングガン、キャプテンパンチを使用することも可能。
- デュエルゼロ
- 声 - 斎賀みつき
- デュエルフォースの一員で、ゼロのコピー品。魔法を使った巧みな戦法が得意。人格が無いのでゼロのような美学は無い。武器はゲルググのナギナタのような剣と爪のついた盾。ヴァイオレット・トルネードを必殺技として使うことができる。
- デュエルマル
- 声 - 千葉進歩
- デュエルフォースの一員で、爆熱丸のコピー品。爆熱丸とは違って巨大な刀一つだけで戦う。無論人格はないので武者魂の欠片から持ち合わせていない。天驚剣を刀一本(バツ字に振る)で放つことができる。
- デュエルマスター
- 声 - 神谷浩史・斎賀みつき・千葉進歩
- デュエルフォースの力を結集させた兵士。融合させられているので、三体の力と必殺技を使うことができる。顔はデ・スカール独特の三つ目となっている。今までのデータを元にしたことで、ガンダムフォースの攻撃を受け付けない体をもつが、司令塔であるクチクチを倒されると消える。
最終ステージ[編集]
- ズル(ゾロ)
- 剣で攻撃してくる雑兵。
- ズルアッチ(ゾロアット)
- 棍棒で攻撃してくるズルの強化版。
- ズルディア(ゾリディア)
- ハルバートで攻撃してくるズルアッチの強化版。
- シャシャ(シャッコー)
- レイピアで攻撃してくる「次元海賊デ・スカールで、一番のテクニシャン」と呼ばれている剣士。
- クンティ(コンティオ)
- ショットクローで攻撃してくる「真紅の門番」と呼ばれている戦士。
- 「闇の風車」が得意技。
- チックヤージュ(サンドージュ)
- 口の針で攻撃してくる昆虫。
- 新型兵器の突然変異とも言われている(それらの説に根拠はなく、噂の域は出ていないようだ)。
- シャターン(シャイターン)
- 腕から発射されるビームで攻撃してくる戦士。
- ギーケング(ブルッケング)
- 両腕のタイヤを使って攻撃してくる「第二の処刑人」と呼ばれている戦士。
- ジャババ(ジャバコ)
- 鞭で攻撃してくる「第三の処刑人」と呼ばれている戦士。
- グ・ズーラ(ゴッゾーラ)
- グレイトソードで攻撃してくる「第一の処刑人」と呼ばれている剣豪。
- ダ・グーラ(ドッゴーラ)
- 瞬間移動しながら爪で攻撃してくる龍の戦士。
- 『ダ』は神の子を意味し究極の称号らしい。
ネオトピアステージ[編集]
凶暴化したネオトピアのロボット達が敵。原作からはザコソルジャーが登場。ドーガボマーは登場しない。
- ゲルググスナイパー(ゲルググ)
- 声 - 野島裕史
- ネオトピアステージに登場する敵で、ライフルで攻撃してくる。
- デストロイケンプファー(ケンプファー)
- 声 - 中嶋聡彦
- ネオトピアステージに登場する敵で、マシンガンを乱射する。
- ギャンコマンダー(ギャンM)
- 声 - 吉水孝宏
- ネオトピアステージに登場する。ビームランサーで攻撃したり楯で攻撃を防いだりする。楯にはミサイルの発射口らしき穴があるが、ミサイルは飛ばしてこない。モノアイは腹部にある。
- カーストゴッグ(ゴッグ)
- 声 - 伊藤健太郎
- 飛び跳ねながらこちらに向かってきて腹部からビームスパイクを出して攻撃する。腕は無い。
- ハイゴッグアサッシン(ハイゴッグ)
- 声 - 松本大
- めまぐるしい動きを使っての体当たりと両腕の爪を生かして攻撃する。オリジナルの敵としては唯一OPのムービーにも登場。
- アッグタンク(アッグ)
- 戦車型の敵で、背中に施されている大砲から発射されたホーミング機能を持ったミサイルで攻撃してくる。他にも腕に付いているレーザー砲(原型はドリルアーム)もあるが、戦闘に使用されることはなかった。
- ボルトアッグガイ(アッグガイ)
- 声 - 夏樹リオ
- 電流を帯びたヒートロッドを伸ばして攻撃してくる敵。
- バルーンゾック(ゾック+風船)
- ただ何もせずに浮いているだけの敵。攻撃した後に放出されるエナジーボール(ヒーリングボール)が多い。攻撃能力が無いと思われがちだが、じっくり近づいてきて、接近すると体を震わせ体当たりしてくる。
- 移動要塞ブラウブロ(ブラウ・ブロ)
- 腹部メガ粒子砲や拡散メガ粒子砲を使った攻撃を得意とするモビルアーマー。その代わりオールレンジ攻撃はしてこない。
- 耐久力が高く、ガード不能攻撃があり、ザコのスペックとしては破格的である。
- スピンアッザム(アッザム)
- 高速移動しながら攻撃をしてくる敵。よく見ると足の部分にはギロチンがついている。
ラクロアステージ[編集]
ラクロアの騎士やモンスター達が襲い掛かるステージ。原作からはポーンリーオーが登場。
- ポーンエアリーズ(エアリーズ)
- 声 - 長嶝高士
- 連射式ボーガンで攻撃してくるポーンリーオーのような兵士。背中のバックパックにはプロペラが施されている。
- マグア族 / マグア族長(マグア:マグアナック 族長:ラシード専用マグアナック 腕:アウダ専用マグアナック)
- 声 - 柳沢真由美・夏樹リオ
- 大勢でこちらに向かい長い腕を使った攻撃(スピンキック・ダブルラリアット)を仕掛けてくる住人。
- 重騎士ビルゴ(ビルゴII)
- 前方にバリアーを張り巨大な斧で攻撃してくる騎士。前方にバリアーが張られていても後方ががら空きなのが弱点。動きも遅いので周りこまれると対応できなきくなる。
- ナイトスコーピオ(スコーピオ)
- 声 - 神谷浩史
- 蛇のような声を上げながら切れ味のよさそうな剣で攻撃してくる百足のような体をした騎士。
- ビショップトーラス / メイジトーラス(ビショップ:S・K仕様トーラス メイジ:トーラス)
- 魔道士メリエイトの弟子たち。ビショップトーラスは「白い稲妻」、メイジトーラスは「黒い炎」という異名を持っている。
- ビショップトーラスが頭上から雷を落とすの魔法を放ち、メイジトーラスが足元を爆発させる魔法を放つ。
- サーペントゴーレム(サーペント)
- 声 - 松本大
- キャプテンたちが近づくと突然動き出して拳を使って攻撃してくる岩男。
- 大魔道士メリエイト(轟雷の騎士メリクリウス+暴風の騎士ヴァイエイト)
- 風の魔法と雷の魔法を使った攻撃を得意とする魔道士。
- 原作の二人との関連性は見えない。
- ミラートールギス(トールギスII)
- 声 - 伊藤健太郎
- 紅いドーバーソードの斬撃とその剣から発する衝撃波と雷の魔法で攻撃してくる鏡の騎士。原作に登場する嵐の騎士トールギスとの関連性は不明。
天宮ステージ[編集]
天宮の武者や怨霊が相手のステージ。原作からは野歩士とザコブッシが登場。
- サスライノブッシ(ノブッシ)
- 声 - 中嶋聡彦
- 天宮を旅している風来坊で、刀を抜いて攻撃してくる。
- 怪力丸(ランバーガンダム)
- 声 - 野島裕史
- 金棒を振り回して攻撃してくる剛力武者。
- スカル丸(スカルガンダム)
- 声 - 西脇保
- 須狩流忍法を所得した忍者集団「須狩忍軍」の一員で主に髑髏の仮面を被っている。そのため名前も本来「須狩」と書くのかもしれないが、ゲーム上ではこう記されている。
- 武器はクナイと2丁の鎌の二つで移動の術を使って瞬間移動する。
- カラクリ丸(ネーデルガンダム)
- 声 - 山岸功
- 普段は風車に成り済ましているが、キャプテンたちが近づくと起動し腹部に装着されている風車から起きる強風でで攻撃する鉄機武者(てっきむしゃ)のようなもの。
- 大筒ブッシ(ザコブッシ(赤い鎧と大筒装備))
- 声 - 吉水孝宏
- 背中に担いだ大筒を使って攻撃してくるザコブッシ。
- ファントマ蛾(ファントマ+蛾)
- 天宮の森に見られる昆虫でりん粉を飛ばして攻撃してくる。
- ぺスカ天狗(ペスカトーレ+天狗)
- 声 - 柳沢真由美
- 回転攻撃と電撃で攻撃してくる賑やかな性格の烏子天狗(からすこてんぐ)。
- 妖刀ミナレット(ミナレットガンダム)
- 高速で回転しながら体当たりをしてくる妖刀。
- 姿は機体が装備している「ミナレットシュミッター」そのものである。
- アラクノ落武者(アラクノガンダム)
- 声 - 山岸功
- 戦場で倒れた兵たちの魂が集まって蘇った姿。背中についている触手(タランチュラクロー)のようなもので攻撃してくる。
脚注[編集]
- ↑ ガンダム画報2より
- ↑ http://sdgf.b-ch.com/blog/sdgf/archives/1445