魍魎の匣
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魍魎の匣(もうりょうのはこ)は、京極夏彦 作のファンタジー小説。 喧嘩上等の集団・武丸率いる暴走族魍魎の抵抗戦記である。 ラッコの子供が主人公であるとある漫画とオレンジどもが反逆するアニメからインスパイアされたと思われる、 どんどんしまっちゃう事が出来る人としまいたいけどうまくしまっちゃえない人との心の交流とせめぎあいを題材としている。 物をコンパクトにまとめて収納する事に対する執念を克明に描いた佳作。 無駄に厚い。縦においてもちゃんと立つ。それくらいの厚さの札束があったらいいのに!
アニメ化もされているが、キャラクター原画の時点で全米が泣いた。 ところが、大方の予想通りとある筋の方々には大好評である。 </poem>
あらすじ[編集]
<poem> ある日女子中学生が友人と一緒に電車に乗って湖を見に行こうとしていた。 すると、あろうことかその友人は電車に轢かれ、瀕死の重傷を負ってしまう。 友人はそのまま病院に運ばれるが、その直後に謎の美女によって「はいはい、怪我した子はどんどんしまっちゃおうね~」という謎のおじさんが棲むという国道に程近い山に連れ去られてしまっちゃう。 それを見ていたヒグマの大将は、本当は全然関係ないので行き掛かり上やむを得ずしまわれちゃった箱の周りで用心棒をさせれらるハメになってしまっちゃう。 しかし、そこで突然友人はしまっちゃうどころかいなくなっちゃってしまっちゃい、 しまっちゃうおじさんの手下は死んじゃったおじさんになってしまっちゃう。
その頃東京のはずれの方では、あちらこちらにしまっちゃおうとして失敗した跡が残されていた。 ヒグマの大将はそれをおかしいと思い「なんでしまわれちゃうんだろう、しまっちゃうおじさんならもっとうまくやるはずだ。」 と、偽しまっちゃうおじさんの存在に気が付く。そして、その行き着く先にはかわいい女の子をどんどんしまっちゃおうとしても うまく行かないと悩む青年が、数々の失敗を繰り返していた。 ついに彼は本物のしまっちゃうおじさんに会いに行き、その方法を伝授してもらおうと試みる。 彼はなんでそんな事をしようと思ったのか?それは、彼がおばあちゃんのお葬式に乗った電車であるものを見てしまっちゃったかららしい。彼が見たものとは一体!? </poem>
登場人物[編集]
- しまっちゃうおじさん(美馬坂博士)
- 誰でも彼でもどんどんしまっちゃう。オリジナルでは壷であったが本作では箱である所がポイント。
- しまっちゃえないおじさん(久保竣公)
- かわいい女の子を連れてきてはしまっちゃおうとするけど、なかなか上手く行かなくて悩んでいる。一本腕斬っただけで死なれちゃ困る。
- ぼのぼの(関口巽)
- しまったり、しまえなかったりしている様子を汗をかきながら右往左往して見ている。御亀様。
- スナドリネコさん(中禅寺 秋彦)
- いろいろな事を知っている。実はしまっちゃうおじさんとは昔なじみだったりもする。ぼのぼのが右往左往しているをじぃっと見ているだけだが、最後の最後になるとおいしいところを持って行っちゃうんだなこれが。
- ヒグマの大将(木場 修太郎)
- しまっちゃうおじさんと仲良くしているうちにどんどん悪い事にひきずりこまれてしまう。しかし元々そういう事を解決する事は得意なので、結局みんなやっつくぁwせdrftgyふじこlp 。
- アライグマくん(榎木津 礼二郎)
- 基本的に賢い、しかしS。しかもドS。いっつもぼのぼのをいぢめている。また、思いつきで突拍子の無いこと(邪魔になったから自分の尻尾を切断するなど)をすることもある。でも実際はシマリスくんの尻尾を切断している。
- シマリスくん(益田 龍一)
- いぢめる?が口癖。アライグマくんにいじめられるとすごく拗ねる。でも影ではいろいろ努力している。わかったよ。いい奴だっていうのは。でも君なんでいるの?