陸軍士官学校
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陸軍士官学校(りくぐんしかんがっこう)は、明治期から昭和時代戦前の日本の陸軍将校の養成機関。
沿革[編集]
慶応4年(1868)7月、京都に、堂上・地下・諸官人などの子弟を軍幹部に養成する兵学校設立[1]。
明治2年(1869)、兵学所と改称された後、廃止され、同時に大阪兵学寮が開設された[2]。各藩から藩費学生を募集して、生徒とした[3]。
明治4年(1871)に東京に移転し、陸軍兵学寮と改称[1]。
明治5年(1872)、陸軍兵学寮概則と寮内条例が定められ、寮内にあった学校が陸軍士官学校・陸軍幼年学校・陸軍教導団の3組織に分けられた[1]。
明治7年(1874)、陸軍士官学校条例が制定され、陸軍士官学校は兵学寮から分離されて、陸軍省直轄の学校となった[1]。東京・市ヶ谷の旧尾張藩邸に校舎が建設され、生徒は各隊から募集し、第1期生として185名が入学した[1]。
付録[編集]
脚注[編集]
参考文献[編集]
- 小峰 (2010) 小峰和夫『満洲紳士録の研究』吉川弘文館、2010年、ISBN 978-4-642-03795-2