金平英彦
金平 英彦(かねひら ひでひこ)とは、JR阪和線で通学する女子高生を2年間にわたり触り続けた、JR西日本の執行役員・近畿統括本部神戸支社長である。2012年12月に殉職した。
JR西日本支社長を痴漢容疑で逮捕。電車内で女子高生に[編集]
電車内で女子高生の下半身を触ったとして、大阪府警天王寺署は2012年12月22日、大阪府迷惑防止条例違反(痴漢)容疑で、大阪市阿倍野区美章園、JR西日本近畿統括本部神戸支社長、金平英彦(56)を逮捕、送検した。
「身に覚えがない。腕があたったかもしれないが、痴漢はしていない」と容疑を否認している。
送検容疑は21日午前7時半ごろ、JR阪和線の美章園駅-天王寺駅間を走行中の電車内で、前に立っていた大阪府内の高校3年の女子生徒(17)の尻をスカートの上から触った。金平支社長は通勤途中だった。
女子高生が近くにいた男性会社員(24)に、「この人痴漢です」と助けを求め、男性が天王寺駅で走って逃げようとした金平を取り押さえた。府警によると、女子高生は約2年前から金平に同様の被害を繰り返し受けていた。
JR西日本は「事実であれば誠に遺憾であり、今後詳しい状況を確認の上、厳正に対処してまいりたい」とのコメントを出した。
JR西日本、痴漢容疑で逮捕、釈放の執行役員が自殺[編集]
2012年12月25日午後9時ごろ、大阪市東住吉区の長居公園にある公衆トイレで、同市阿倍野区に住むJR西日本の執行役員(神戸支社長)の男性(56)が首をつって死亡しているのを大阪府警東住吉署員が見つけた。トイレ内に遺書とみられる封書6通があり、同署は自殺とみて調べている。
執行役員はJR阪和線の電車内で女子高校生の下半身を服の上から触ったとして21日に府迷惑防止条例違反(痴漢)容疑で府警天王寺署に現行犯逮捕されたが、裁判所が検察側の勾留請求を認めなかったため23日に釈放され、任意での捜査が続いていた。執行役員は「身に覚えがない。右腕が当たったかもしれない」と容疑を否認していた。
東住吉署によると、執行役員は25日午前に自宅を出たまま帰宅しないとして、妻が捜索願を出していた。封書の表にはそれぞれ、家族や会社の名前が書かれていたという。