生形圭一郎
生形 圭一郎(うぶかた けいいちろう)とは、1990年~2002年にかけて約70人を婦女暴行した、八戸工業大学第二高校の講師である。
婦女暴行未遂で高校講師を逮捕-岩手県警(2002年11月)[編集]
岩手県警二戸署は11月3日、女性暴行未遂の疑いで青森県八戸市南白山台、八戸工業大学第二高校講師・生形圭一郎容疑者(26)を逮捕した。
生形は11月2日午後9時ごろ、岩手県二戸市内で帰宅途中の女性会社員(19)に後ろから近づき、ナイフのようなものを突き付けて女性を乱暴しようとしたが、女性が抵抗したため逃げた。
女性が逃げた生形容疑者の車のナンバーの一部を覚えていたことなどから、生形を割り出した。
同校によると、生形は今年4月から講師として採用され、英語を教えていた。契約は1年間の予定だったという。
初公判開始(2003年1月)[編集]
小中学生を含め20人レイプ
婦女暴行未遂罪に問われた青森県八戸市南白山台3、元・八戸工業大学第二高校講師、生形圭一郎(26)に対する初公判が1月15日、盛岡地裁(卯木誠裁判長)で開かれ、生形は起訴事実を全面的に認めた。
検察側冒頭陳述によると、生形は2002年11月2日午後9時ごろ、県北地域の路上を歩いていた10代の女性の首にペーパーナイフを押し当てて脅し、資材置き場に連れ込んで暴行しようとした。
生形は、他の女性に対する婦女暴行・同未遂罪の計2件で追起訴されている。東京で大学生だったころから、小中学生らも含め二十数人の女性に同様の行為を繰り返していたことを自供している。
八戸の元高校講師を強姦で追起訴(2003年2月)[編集]
盛岡地検は女性暴行と窃盗の罪で八戸市南白山台三丁目、元・八戸工業大学第二高校講師、生形圭一郎(26)を盛岡地裁に追起訴した。 起訴状によると、生形被告は2002年7月28日夜、種市町内の路上で十代女性をペーパーナイフで脅し、同町内の山林に連れ込んで乱暴し、下着を盗んだ。
生形は、県内の別の十代女性3人に対する女性暴行、同未遂罪で起訴されている。
判決(2003年11月)[編集]
婦女暴行の元高校講師に懲役16年
岩手県などで女性に乱暴を繰り返したとして婦女暴行などの罪に問われた八戸市南白山台、元・八戸工業大学第二高校講師、生形圭一郎(27)の判決公判が11月12日、盛岡地裁であった。
卯木誠裁判長は「ゆがんだ欲望による自分勝手な動機に酌量の余地はない」と、懲役16年(求刑・同20年)の実刑を言い渡した。
判決によると、生形は2001年8月から2002年11月にかけて、岩手県二戸市や神奈川県内などで、14歳から23歳の通りがかりの女性9人に狙いを付け、首にナイフなどを押しつけた上で乱暴するなど、5件の婦女暴行と4件の未遂に及んだ。
裁判で生形は、大学生のころから逮捕までに、起訴事実を含め約70人の女性を襲ったことを認めた。