火野レイ
火野レイ | |
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年齢 | 14〜16歳 |
身長 | 163〜164.8cm |
誕生日 | 4月17日 |
誕生石 | ダイヤモンド |
星座 | 牡羊座 |
血液型 | AB型 |
好きな色 | 赤、黒 |
好きな食べ物 | フグ |
苦手な食べ物 | 缶詰のアスパラ |
好きな教科 | 古文 |
苦手な教科 | 現代社会 |
趣味 | 占い |
特技 | 座禅 |
嫌いなもの | TV(こちらを参照) |
将来の夢 | 宮司(原作) 国際派キャリアウーマン(アニメ) |
火野 レイ(ひの レイ)は、武内直子作の漫画作品『美少女戦士セーラームーン』に登場する架空の人物。
アニメ版で声を演じた声優は富沢美智恵。実写版では北川景子が演じた。
人物[編集]
セーラーマーズに変身する。初登場は第10話「呪われたバス! 炎の戦士マーズ登場」。髪は黒髪ストレートのロングヘア。少し天然ボケな女の子。
普段は私立T.A女学院(麻布の近くにある東洋英和女学院がモデルとされる)に通う。祖父は自身の住む神社の宮司で、父親は政治家。母親は既に亡くなっており、キリスト教の墓地に埋葬されている。家が神社のため、家にいる時は巫女装束を身につけている。この神社の名称は火川神社だが、九字を切り護摩を焚く、神仏分離を免れた社のようである。フォボスとディモスという名前の鴉をこの神社で飼っている。麻布十番に実在する氷川神社がモデルとされている。
原作とアニメの相違[編集]
アニメと原作での性格の違いが他のキャラクターに比べて顕著である。うさぎの呼び名は原作では「うさぎちゃん」、アニメでは「うさぎ」
- 原作漫画の設定
- うさぎや美奈子達とは一線を引き、常に凛とした態度を保っている。そして男嫌い(正確には「男嫌い」では無く、信条的に「恋をしない」と決めており、男性に対して生理的嫌悪を抱くものでは無い。彼女がそう思うに至った経緯は原作番外編の「カサブランカ・メモリー」にて描かれている)。コミックス(新書刊)第13巻に収録された外伝「レイと美奈子の女子校バトル」では「男ってバカだと思ってる」、テレビは「うるさいし、くだらないし」と発言している(ただし「カルピスこども劇場とデビルマンはみてたけど」と記述されている)。なお、実写版もこの設定が用いられている。
- アニメの設定
- うさぎとの口論がお約束で、単独行動でもお馬鹿キャラ。プリンセスと従者というイメージが強い原作に比べると、よりうさぎと対等な立場。登場当初はタキシード仮面に対してうさぎと同様に好意の態度を示しており、他の好意を抱いた男性に対しても積極的にアプローチを仕掛ける等、男性に対して積極的な姿勢が顕著に見られる。また、アニメスタジオの見学シーンが登場するエピソード等ではアニヲタとしての言動を表していた。炎の戦士らしく情熱的な性格で、意地悪なことも言ったりするが、実は一番友達思いである。そのためピュアな心をカオリナイトに狙われたこともあった。
この原作とアニメ版との性格の違いは、原作者と制作側が対立した事項の一つという話もある。なお、実写版では原作同様に凛としている。ただし、うさぎに対して何か一言を言いながらお姉さん的に世話を焼く面や、人付き合いが上手ではないといった点は共通である。レイとまことは自称「不健全」である模様。
セーラーマーズ[編集]
マークは「♂」。火星を守護星に持つ炎と情熱の戦士。 セーラー戦士に変身後も戦闘にお札を用い、相手の動きを止める。決め台詞は「ハイヒールでおしおきよ!(原作)」「火星に代わって折檻よ!(アニメ)」「悪霊退散」など。イメージカラーは赤色。
第4部原作では火星のプリンセスの城としてフォボス、ディモスキャッスルという城を持っている。
- 備考
- 登場当初から戦闘担当的な描き方をされていて、セーラージュピターと並んで彼女の高い攻撃力を強調する戦闘シーンが多かったが、R以降は戦闘シーンにおいてもギャグ的色合いが多くなり、戦闘力の高さを生かした描き方がされなかったことが惜しまれる。
- セーラーマーズの特質は、主に中国名「火星」の五行「火」から着想されている。マーズ=ローマ神話のマルス、ギリシャ神話のアレスは一般に戦神とされるが、火星そのものや神話のマルス・アレスから取材されたと思われる性質は、二羽のカラスフォボス・ディモスを飼っていることと攻撃力の高さがある。「フレイムスナイパー」はマーズアロー(火の矢)を放つ技だが、SuperS以降の弓矢を思わせる紋章は、元来盾と槍から成る火星の紋章(惑星記号)に独自のアレンジを加えた創作である。一方「バーニングマンダラ」は明らかに変身前のレイの習合巫女の特質と曼荼羅より取材されている。
セーラーマーズの必殺技[編集]
- ファイヤー・ソウル(アニメ第一期より)
- 両手で印を結んで集中力を高め、両人差し指の先から火の玉を創造し、相手に放つ。放った火の玉は大きな火炎状となって相手を攻撃する。初期のセーラーチームの攻撃技の中では要となる技であり、他の戦士との合体技で頻繁に用いられる。
- ファイヤー・ソウル・バード(アニメ第二期)
- 念入れした退散札をファイヤーソウルで焼き、鳳凰の式神を創り出す。破壊力そのものは元技と変わらないが、相手の攻撃を避けるようにや飛ぶように相手にむかって行く。
- バーニング・マンダラー(原作漫画、アニメ、実写全てに登場。実写以外では第二期より)
- 火で描いた曼荼羅絵を構えた両手に集中させ、火のエネルギーリングにして攻撃。
- マーズ・フレイム・スナイパー(第四期より)
- 火のエネルギーで矢の状態から凝縮して攻撃。原作では実際の矢(破魔矢)を使っての攻撃。
- 蛇火炎(マーズ・スネイク・ファイヤー。原作第三期)
- プラネット・パワーで強化。炎の蛇を呼び出し、相手を絡めとり、焼き焦がす。
- 悪霊退散(原作漫画、アニメ、実写全てに登場。第一期以降)
- 原作では火炎を発生させて相手を焼き尽くす技だが。アニメでは退散札に念入れして相手に貼り付ける事で相手の動きを封じる技に変わっている。実写では大量の魔除けお札を一瞬で投げつけ、妖魔にダメージを与える。アニメ版と違って九字を唱えない。
- ペタンコお御札
- 精神統一の言葉を発し、「悪霊退散」の文字を記した札を相手の額に当て憑依りついた邪気や妖魔を退ける。また。カードのように投げつけたり、動こうとする人間を足止めしたりと用途は多数。原作番外編ではヴィーナスも無断拝借してやっていた。
- 妖魔退散(実写)
- 原作の悪霊退散と同じ技。高熱の炎の球を敵妖魔めがけて投げつけ、焼き尽くす。
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