氏賀Y太

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氏賀 Y太うじが わいた 10月9日)は漫画家血液型B型。既婚、子供あり。  

概要[編集]

もともとは「古葉美一」(こばびいち:セガからリリースされたアーケードゲームファンタジーゾーンの登場キャラクターに由来)名義でコミックゲーメストなどにゲームを題材にした漫画を執筆していたが、その後成年向け漫画に転向。当初は通常の成年向け漫画を「御堂ソラヲ」名義で、猟奇的な内容の漫画を「氏賀Y太」名義で執筆していたが、後に現在のペンネームに統一した。また、「氏賀湧太」名義で通常の成年向け漫画を描くこともある。

いわゆる、「エロ漫画家」であるが四肢切断など暴力的、加虐的な作風で知られる。彼の作品は最高に暴力的な漫画の一つと考える人もいる。作品が過激すぎる為に(というよりは現実で発生している事件から自身が批判されることをかわすため)、本人が自身の公式ホームページの観覧に対し注意を促しているほど。『真・現代猟奇伝』では、実際に起きた事件をモチーフにしたため物議を醸した。海外アーティストCDジャケットも手がけている。

近況[編集]

2006年以降、彼の作品を掲載していたフラミンゴや「夢雅」などのフリークス的作品を受け入れる漫画雑誌が相次いで休刊し、2007年現在は既刊単行本の再版以外で氏賀名義の殆ど商業誌上の活動はなく、美術出版社刊のコミック作画ハウツー本「激マン9」で「宇治川犬」名義で執筆するなど、ほぼ他名義の猟奇とは離れた表現の活動のみになっている。 同人誌では氏賀名義の成人向け漫画を執筆しているが、2007年には同人誌印刷所が相次いで成人向け漫画の自主規制を行い、過激な性描写・暴力描写のある同人誌の印刷を断るようになってきたこともあり、かつての作品から比較するとかなり大人しい内容になっている。(同人誌を共同制作した成人向け漫画家の嬉野めぐみがブログで従来印刷を請け負っていた印刷所に断られた旨を記述している。)

その他[編集]

  • ゲーメストとの関係はライターとしての起用から始まる。ゲーメストにライターとして参加した直後から「日本ポミネカシズム」などおよそゲームとは直接関係のなさそうな下品(だが面白い)企画を雑君保父とともに誌面で展開していた。
  • ライターとなる以前にゲーメストに何点か投稿が載っている。ゲーメストへの投稿で一番最初に載ったのが、沙羅曼蛇に登場するゴーレム(むき出しの脳に目玉と触手を生やしたグロテスクなボス)を裸身にまとった少女のイラストだった。天安門事件を元ネタにしたある意味笑えない内容の投稿もあった。氏賀としての才能がこの時期から散見されている事例である。
  • 同じくゲーメストの家庭用ゲーム記事のコーナーでマリオのコスプレ姿を披露したりしていた。
  • ゲーメストを発行していた新声社の直営店「マルゲ屋」の店員をしていた時期がある。
  • 雑君保父とともに発行した同人誌「元祖天才馬鹿本」での性格診断テストのようなページで「ホラーは下等である」との設問に「イエス」と答えた人に対して「嫌な奴」という呼称を用いている。
  • 「地走蟲兵衛(ちばしりちゅうべえ)」というペンネームも使用していた。このペンネームでゲーメスト誌上での新作ゲームの紹介や攻略記事を書いていたりもしたが、主な使用箇所は脱衣麻雀記事であった。特徴は「いようわしじゃ地走じゃ」で始まる書き出し。尚この名前は山田風太郎の小説「甲賀忍法帖」の地虫十兵衛の名前を変えたものと思われる。
  • ゲーメスト編集部に出入りを始めた頃『「ビッチ」と呼ばれて嫌がっている』と編集後記で書いていた。
  • 丸顔で大きめの鼻をしている。
  • 人前で絵が描けないと吐露していた。