松村謙三(実業家)
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松村謙三(まつむら けんぞう)とは日本の実業家である。
略歴[編集]
1982年3月に成蹊大学法学部卒業後、元ソロモン・スミス・バーニー証券、リスクアービトラージ部門チーフトレーダーとして働く。
ジャーディン・フレミング証券株式会社、ソロモンスミスバーニー証券でリスクアービトラージ部門チーフトレーダーを経た後1997年8月13日にプリヴェチューリッヒ証券(現・KENZOインベストメント)を設立し、それを核に現在のプリヴェグループを形成した。
2003年8月に、子会社としてプリヴェチューリッヒ企業再生グループ株式会社(現・プリヴェ企業再生グループ)を設立・上場後この会社を中心に投資事業を行っている。
日産自動車から三河日産自動車 静岡日産自動車を買収。富士通から東証二部の神田通信工業を買収。東武鉄道から東武運輸2社を買収。SBIからエース証券を実質買収。タカラトミーからジャスダック上場企業を含む5社を買収。現在の企業グループを形成していった。
東証一部のキッツ(旧北澤バルブ)の創業家から美術館を買取り、松村謙三美術館として保有。絹谷幸二、奥谷博、藤田嗣治の一大コレクターとして知られる。昭和会展の審査委員、新人登竜門の「松村謙三賞」を創設。
松村謙三コレクションを上野の森美術館、東京芸術大学美術館、北海道立近代美術館、茨城県近代美術館、宇都宮美術館、奈良県立美術館、高知県立美術館、福岡市美術館、要出典笠間日動美術館[1]などの美術館に貸与している。