松居直美

松居 直美（まつい なおみ、英:Naomi Matsui、1956年〈昭和31年〉11月22日 - ）は日本のオルガン奏者。

東京都渋谷区原宿出身。幼い頃から地元の教会に通っていたが、中学生の時に教会に設置されたオルガンの音色を聴いて「あれを弾いてみたい！」と思うようになり、教会で行われていたオルガンのレッスンに参加したことで、オルガン奏者への道を歩むこととなった。国立音楽大学オルガン科に進学し、吉田實に師事。1981年に同大学の大学院修了。在学中の1979年には武蔵野市国際オルガン・コンクールで優勝している。1982年からドイツのフライブルク音楽大学に留学し、1983年のブダペスト国際音楽コンクール、1985年のニュルンベルク国際オルガン・コンクールのそれぞれで第１位を獲得。1985年に帰国して演奏活動を始めた。1988年にロンドンのロイヤル・フェスティバル・ホールのリサイタルを皮切りに、海外での演奏活動も展開している。